【こち亀】麻里愛（マリア）はかわいい男の娘！性別が変更された回やアニメ声優は？

こちらの記事では、週刊少年ジャンプで連載されていた『こち亀』に登場する、かわいい美人キャラクター・麻里愛（マリア）の情報を紹介していきます。詳しくは麻里愛のプロフィールや性別、アニメで声を演じた声優について紹介しています。また、『こち亀の麻里愛（マリア）の性別が変更された回や経緯』の項目では、麻里愛の性別が男性から女性に変更された理由や、該当シーンについて紹介しています。

現在の麻里愛の性別が、女性なのか男性なのか気になっている人は、そちらの項目をチェックしてみてください。まずは、下記の項目で麻里愛が登場するこち亀の作品概要と物語のあらすじを紹介しています。こち亀の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

麻里愛（マリア）が活躍する作品『こちら葛飾区亀有公園前派出所（こち亀）』は、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定された長寿漫画です。現在は完結しており、全201巻で発売されています。こち亀の作者は秋本治先生で、週刊少年ジャンプにて1976年から2016年の40年にわたり連載されていました。

アニメやドラマも制作されており、漫画ファンだけではなく、幅広い層から知名度を得ています。2016年に行われたこち亀40周年企画にて、最終回を公表したときには、多くの反響がありました。こち亀の主人公・両津勘吉の出生地・浅草にある浅草神社やJR亀有駅北口商店街には、こち亀の活躍を讃える石像や石碑が建てられています。

葛飾区亀有公園前派出所で働く警官・両津勘吉は、破天荒な性格によって、街の物を壊したり、同僚たちの仕事を増やす困った人物として知られています。しかし、人情に厚く、人が困っている時には手を差し伸べたり、悪巧みが失敗しても懲りない姿によって、人々から愛されています。両さんは、どこかで起る事件に今日も巻き込まれ、人々の笑顔を作り出します。

麻里愛（マリア）は、こち亀の主人公・両津勘吉のことが大好きなかわいい美人キャラクターです。一見すると、かわいい女性キャラクターのように見えますが、本当の性別は男性です。初めてこち亀に登場したときには、その場にいる誰もが女性だと思ったほどのかわいい見た目をしています。

こち亀の漫画の中では何度か性別が変更される回が登場しています。しかし、その後の回では、変更された性別は男性に戻っており、両さんの態度や身体能力も女性に変更された前の状態に戻っています。見た目はかわいい麻里愛ですが、キックボクシングのチャンピオンだった過去を持っており、その強さは折り紙つきです。男性の両さんでさえも本気の麻里愛には敵わず、こち亀の中でもトップクラスの強さを持つキャラクターです。

かわいい女性の見た目をしている麻里愛（マリア）ですが、実際の性別は男性です。こち亀の作中では「女性だったら結婚したかった」という言葉をかけられるほどのかわいい魅力を持っています。こち亀の漫画では、そのような麻里愛が性別変更し、本物の女性となる回があります。

その回とは、魔法使いの花山里香によって性別を変更してもらった「ザコックローチ⁈の巻」と、「ニュー麻里愛誕生⁉の巻」の回です。「ザコックローチ⁈の巻」では、父親がのことが大好きな女性警官・磯鷲早矢が、父親の声に似ている両さんに好意を抱いたことから、危機感を持った麻里愛が性転換に乗り出します。

この回では、身体的な特徴だけではなく、感性や戸籍も女性に変更されました。そのため、風呂に入らなかったり、不潔な行動を当たり前にする両さんに不快感を持ち、麻里愛は両さんではなく、イケメン御曹司である中川に恋心を寄せることになります。しかし、女性化したのは該当の回のみだけで、その後は普段のように男性の身体に戻り、両さんへの想いも復活しています。

麻里愛（マリア）の性別が変更された回は、漫画の75巻収録の「ザコックローチ⁈!の巻」と、111巻の「ニュー麻里愛誕生⁉の巻」です。アニメではその回が放送されていないため、麻里愛の女性化シーンは登場していません。

こち亀の漫画に麻里愛（マリア）が初登場したのは、67巻収録の「新任警官 麻里愛登場♡の巻」です。この回では、両さんが乗っていた自転車と衝突しかけた際に、麻里愛が両さんに一目惚れしました。その後、亀有公園前派出所に勤務することになった麻里愛が、両さんにアタックします。

アニメでは、42話の「熱愛！両さんとマリア」で初登場しました。内容は漫画とほとんど一緒となっていますが、麻里愛と両さんの出会いのシーンが、ナンパされていた麻里愛を両さんが助けるという展開に差し替えられています。

麻里愛（マリア）の家族は、父親と母親、そして双子の妹です。父親は植木流翻堕拳という拳法の師範で、多くの門下生を抱えています。母親は、料理研究家をする傍ら夫から武道を習い、強さも持ちあわせています。そして麻里愛とそっくりな双子の妹は、香港で活動している有名女優です。麻里愛と同様に武術に秀でており、武器を使った武術であれば、麻里愛と互角以上に戦える強さの持ち主です。

こち亀の物語の中で、麻里愛（マリア）にキックボクシングのチャンピオンだった過去があると明かされました。しかも、両さんが当時の麻里愛のファンだったことも判明しています。キックボクシングの活動時には、麻里竜二と名乗っており、50戦して1度も負けない最強の選手として知られていました。しかし、本名である「愛」という名前や、美しい容姿が災いし、「女性より美人」という陰口をたたかれるようになってしまいます。

そのような周囲の反応に心を痛めた麻里愛は、次第にキックボクシングから遠ざかってしまいます。また、麻里愛が両さんのことを好きになったきっかけは、両さんが当時のコーチをしてくれていた人物にそっくりだったからです。きっかけは当時のコーチとそっくりだったことですが、両さんを好きになった後は、両さん自身の魅力に惹かれていきました。

麻里愛（マリア）は、両さんに自らアプローチをするほど両さんのことが大好きです。寮で同じ部屋になった時は、料理や洗濯などを甲斐甲斐しく行い、その様子は夫婦のようでした。作中で女性化したのも、恋のライバルである磯鷲早矢に両さんをとられないようにするためです。しかし、身体だけではなく、感性も女性化したことで、不潔な生活を送る両さんに愛想を尽かせてしまいました。

こちらの項目では、こち亀のアニメで麻里愛（マリア）の声を担当した、声優の麻生かほ里さんについて紹介します。麻生かほ里さんは、こち亀の麻里愛の声優以外では、『アラジン』のジャスミンの声優や、『パワーパフガールズ』のブロッサムの声優も務めています。声優活動の他には、舞台女優として活躍しており、2023年にも3本以上の舞台公演を行いました。

• 麻里愛（こちら葛飾区亀有公園前派出所）
• ジャスミン（アラジン）
• ブロッサム（パワーパフガールズ）
• ティカル（ソニックシリーズ）
• プラム・スパニエル（サクラ大戦）
• 森谷りりか（ナースエンジェルりりかSOS）
• 蘭（修羅の刻）
• リーナ（どきどきポヤッチオ）

麻里愛（マリア）は、こち亀のキャラクターの中でも「かわいい」という声が多く寄せられている人物です。性別は男性ですが、それをものともせず、「麻里愛のコスプレがしたい」というファンのコメントが寄せられるほどです。

こち亀は、全巻201巻という長寿作品です。そのため、登場キャラクターも数え切れないほど登場しています。そのようなこち亀の登場キャラクターの中で「特に麻里愛が好き」という声が少なくありません。見た目が美人で性格もよく、両さんに強さも備えています。そのようなハイスペック苦キャラなうえ、普段は両さん一筋というところも、好感を持たれている由縁でしょう。

「男だから」という理由で麻里愛をふった両さんですが、その後も麻里愛が女性らしく振る舞う姿を「かわいい」と褒めている姿が描かれています。好きな人からのその言葉に喜ぶ麻里愛の姿や、男性だと判明してもこれまで通りに振る舞う両さんの関係を見た読者からは「結婚してほしい」という声があがっています。

以上、こち亀に登場する麻里愛（マリア）のプロフィールや声優、両津との関係について紹介してきました。麻里愛は、こち亀の作中でも屈指の美人キャラクターですが、その正体は男性という男の娘キャラクターです。男性の時は、キックボクシングのチャンピオンとして活躍していました。

麻里愛は、両さんのことが大好きで、恋のライバルが出現したことによって、魔法を使って女性の身体になったことがあります。麻里愛が女性になった時のエピソードは、漫画の75巻「ザコックローチ⁈!の巻」と、111巻「ニュー麻里愛誕生⁉の巻」の回で読むことができます。マリアの活躍が気になる人は、そちらを手に取ってみてはいかがでしょうか？