【ダンまち】レオンはバルドル・クラスの団長！レベル7の強さやファンクラブも紹介

この記事では、『ダンまち』に登場する学区（海上学術機関特区）」の筆頭教師でバルドル・クラスの団長でもあるレオン・ヴァーデンベルクを特集します。これから、レオンの強さやファンクラブなどを紹介していきますが、まずはその前に『ダンまち』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ダンまち』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

『ダンまち』とは、大森藤ノの創作によるライトノベル作品 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の略称になります。本編のイラストはヤスダスズヒトが担当し、派生作品のイラストははいむらきよたか、ニリツ、かかげが手がけています。

『ダンまち』の単行本は、SBクリエイティブのGA文庫にて、2023年9月までに、本編19巻、派生作品24巻が出版されています。また、メディアミックス展開として、本編『ダンまち』をもとにした漫画、テレビアニメ、劇場版アニメ、ゲームなどの作品が作られています。

ダンジョンでモンスターと戦っていた新米冒険者、ベルは、中級の強さのミノタウロスの攻撃を受けます。窮地に陥ったベルは、ロキ・ファミリアのアイズに救われますが、礼を言うこともなくその場から逃げてしまいます。その時、ベルはアイズに一目ぼれしてしまいましたが、別のファミリアの幹部である彼女には見向きもされません。そこで、彼女を振り向かせるため、ベルは立派な冒険者になることを決意するのでした。

レオン・ヴァーデンベルクは、「学区（海上学術機関特区）」という特別な教育機関の筆頭教師で、バルドル・クラスのリーダーでもあるヒューマンの男性です。アプリゲーム『メモリア・フレーゼ』などで、ずっとその存在が話題になっていましたが、外伝『ソード・オラトリア』の13巻で、ついに姿を現すことになりました。その後、本編『ダンまち』にも19巻から登場しています。

レオンの見た目は、ライオンを連想させる長い髪と目が印象的で、身長180cmほどの気品のある雰囲気を持っています。外見は若いのですが、高レベル冒険者であり実際の年齢はわかっていません。高い能力を持ちながらも穏やかで、生徒達に対する優しさあふれる人物として知られています。フィンやアスフィなどオラリオの冒険者とも親しく、とても尊敬されています。

また、学区は巨大な空中艦に本部を置き、世界中を回って優れた人材を探し育てることを目的としています。学区を形成する十のファミリアの幹部達が、そのまま教師として活躍しています。学区では生徒に「ファミリア（派閥）に属している」という印象を与えないように、ファミリアのことを「クラス」と呼んでいます。

レオン・ヴァーデンベルクの強さですが、今のところ彼のステータスは明かされていません。知られていることは、『ダンまち』の物語が始まった時点でオッタルとともに世界で二人だけのレベル７の強さだったということです。その後、ロキ・ファミリアの三頭目、フィン、リヴェリア、ガレスがレベル７の仲間入りをしました。

フィンたちは、レオン・ヴァーデンベルクが実際にオッタルと対等に戦える力を持っていると考えていました。さらに本編『ダンまち』の18巻でオッタルが斬撃を繰り出した時、「レオンみたいにはいかないか」と語っており、レオンが空中で斬撃を飛ばす優れた技の使い手であるとの認識を示していました。

レオン・ヴァーデンベルクの二つ名は、「ナイト・オブ・ナイト」です。彼は、本作『ダンまち』に登場する以前から、様々なところでこの二つ名「ナイト・オブ・ナイト」と共に話題に上がっていた人物です。

「ナイト・オブ・ナイト」とは、どのような意味なのでしょうか？ナイト・オブ・ナイト（knight of night）を直訳すれば「夜の騎士」となります。レオン・ヴァーデンベルクは、「夜の騎士」（ナイト・オブ・ナイト）にふさわしい優雅な雰囲気を放っていました。

それでは、レオン・ヴァーデンベルクは、モンスターといった試練のないオラリオ外の冒険者なのにどのようにしてここまで強くなったのでしょうか？実は、レイカの経歴はよくわかっていません。オラリオ外ではアマゾネスを中心とした国家系ファミリア「カーリー・ファミリア」が、団員同士の殺し合いという方法で強い団員を育成していましたが、レオンがそうした残虐な方法で強くなったとは考えにくいでしょう。

昔はオラリオに住んでいたという可能性もなくはないですが、そうであるなら最初からバルドルの眷属として学区に関わっていたことになります。学区は世界を巡りながら各地の紛争に介入し、解決しているということでしたから、レオンの強さはそうした経験の賜物なのかもしれません。しかし、レオンが強くなった理由は今のところよくわかっていないのです。

ちなみに、レオンはかつてゼウス・ファミリアやヘラファミリアの「海の覇王（リヴァイアサン）討伐に参加していたこともあり、当時は今と違って荒くれ者だったと言われています。

レオン・ヴァーデンベルクは、「筆頭教師」の名にふさわしい節度と誠実さを持ち合わせていました。高慢にならず教師としての正しい態度を持って生徒達を教え導こうとする姿勢から、学区内だけでなく世界的に多くの人気を得ています。「L.F.C.（レオン先生ファンクラブ）」という非公式の団体まで存在するほどでした。

ところで、「L.F.C.」の今の会長はレフィーヤの昔の友達であるアリサです。アリサは学区の教師になるために、今も生徒の筆頭で準教師のような立場の監督生として学区に所属しています。さらにレオンは指導者としてもとても優秀で、授業は理解しやすいと生徒から好評です。とても親切に生徒のために尽力することから、一部の生徒から「騎士なのに小姓（ウルトラ・ペイジ）」というあだ名がついてしまいました。

レオン・ヴァーデンベルクとエルフの少女、レフィーヤの関係は、いわゆる師弟関係にあたります。レオンは、レフィーヤが学区にいた時の先生でした。レオンは、レフィーヤに気をかけ相談にも我がことのように答えていました。そんなレオンをレフィーヤも師として敬愛していました。

後にレオンがレフィーヤに再会した時、彼女はフィルヴィスの死をきっかけに自責の念に駆られて精神的に追い詰められていました。レオンは、そんなレフィーヤの問題をあえて指摘することはしませんでした。他の生徒たちとの交流を通じて、彼女が自然に問題に気づくように、大所高所に立って見守っていたのです。

レオン・ヴァーデンベルクと『ダンまち』の主人公、ベル・クラネルはどのような関係にあったのでしょうか？ベルは、ヘルメス・ファミリアの主神ヘルメスの画策で学区に所属することになります。その時、学区の筆頭教師だったレオンは、生徒として迎えたベルを高く評価していました。レオンのベルに対する思いは、いつかベルと共に冒険をしたいという彼の言葉によく表れています。

ここまで『ダンまち』のレオン・ヴァーデンベルク特集をお届けしてきましたが、最後にレオンに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

レオン・ヴァーデンベルクが初登場を果たした『ダンまち』の外伝13巻を読んだ方の感想です。レオンの素性や強さのレベルが気になるということです。この記事でも取り上げた二つ名、「ナイト・オブ・ナイト」を挙げて、騎士すぎると評していました。

やはり、謎の部分が多いレオンについては、まずその素性が気になります。こちらの方は、人類史上最強と謳われたゼウスあるいはヘラの眷属ではないか？と想像しているようでした。

こちらの方は、レオンの強さが気になるようです。オッタルとの比較については、フィンやアスフィなどのオラリオの冒険者たちが、レオンがオッタルと互角に渡り合える能力の持ち主だと見なしていましたし、オッタル自身もレオンの斬撃の技術を認めているようでした。

この記事では、「ダンまちのレオンはバルドル・クラスの団長！」と題して、謎の多い人物レオン・ヴァーデンベルクを取り上げ、彼のプロフィールや強さを解説し、学区やファンクラブについても紹介してきました。

『ダンまち』のレオン・ヴァーデンベルクは、学区の筆頭教師であり、オッタルとともに世界で二人だけというレベル7の強さを誇っています。フィンなどオラリオの冒険者たちが、レオンがオッタルと互角に渡り合える能力の持ち主だと見なしており、当のオッタルもレオンの斬撃の技術を認めていました。また強いだけでなく、節度と誠実さをもって生徒たちを教え導く姿勢に魅了される人々は多く、ファンクラブが設立されました。