【ダンまち】ヒュアキントスはアポロン・ファミリアの美青年団長！強さやレベルは？

本記事では、ダンまちに登場したヒュアキントスのレベルと強さを紹介していきます。ヒュアキントスはアポロンに心酔しており、ベルには憎悪の感情を向けていました。ヒュアキントスのその後と元ネタもネタバレしながらまとめていきます。

ヒュアキントスのその後と元ネタを知る前に、まずは「ダンまち」の基本情報を紹介していきます。ダンまちは2013年から刊行されている小説で、2023年12月時点で19巻が刊行されています。元々は小説投稿サイトに投稿されていましたが、GA文庫大賞の大賞を受賞して書籍化が決定しました。作者の大森藤ノは、「本編はベルと周囲の者の成長譚で、外伝で世界観を深堀りしている」と話しています。

ダンまちの主人公はベル・クラネルです。ベルは紅眼白髪が特徴的なヒューマンの少年で、女性との出会いを求めて冒険者になりました。また、祖父から冒険者の英雄譚を聞いていたため、英雄に対して強い憧れを抱いています。アイズ・ヴァレンシュタインは本編のヒロインで、外伝「ソード・オラトリア」では主人公の立ち位置になっています。

ダンまちのヒュアキントスは、アポロン・ファミリアの団長を務めているキャラクターです。種族はヒューマンで、神々から「太陽の光寵童」という二つ名を与えられています。整った容姿を持つ美青年で、普段は冷静沈着な性格をしていますが、気に食わない相手を痛めつけることを好む残忍な裏の顔があります。また、アポロンに心酔しているため、アポロンの寵愛を受けるベルを憎悪していることが分かりました。

アポロン・ファミリアのヒュアキントスの元ネタは、ギリシャ神話に登場する美少年です。美少年のヒュアキントスは、円盤投げの遊戯でアポロンの円盤を拾おうとしましたが、地面に跳ね返った円盤が頭部に当たって死亡しました。死後は英雄として祀られており、頭部から流れる血からヒアシンスが咲いています。

ダンまちのアポロンは、アポロン・ファミリアの主神を務めているキャラクターです。美男美女を好んでおり、気に入った者を手に入れるためなら、地の果てまで追いかけることで知られています。天界にいた頃には、ヘスティアに心を奪われて求愛していますが、ヘスティアからは速攻で断られています。また、他愛で知られるフレイヤとの関係は険悪です。

アポロン・ファミリアのヒュアキントスは、主神のアポロンに心酔しています。アポロンの望みを叶えるためなら手段を選ばない姿が描かれており、寵愛を向けられたベルを憎悪していました。そのため、アポロンに対して独占欲を持っていることが分かります。アポロン・ファミリアには、ダフネやカサンドラ、ルアンなどのキャラクターが所属していました。

ここからは、ダンまちに登場したヒュアキントスのレベルと強さをネタバレしながら解説していきます。アポロン・ファミリアは物語序盤の敵で、ヘスティア・ファミリアとの戦いが描かれました。ヒュアキントスの活躍とその後も解説していきます。

ダンまちのヒュアキントスは、剣と魔法の両方を得意にしている魔法剣士です。「太陽のフランベルジュ」という名称の剣を装備していましたが、戦争遊戯のベルとの戦いで刀身を折られました。また、一度討伐したことがあるモンスターとの戦いで補正がかかる「狩人」というアビリティを持っています。

アポロン・ファミリアは探索系のファミリアで、最終到達階層は20階層です。ロキ・ファミリアやフレイヤ・ファミリアと比べると弱いですが、100名以上の団員を抱える中堅派閥として知られています。ヒュアキントスはアポロン・ファミリアの団長を務めているため、中堅冒険者の中ではトップクラスの強さを持っています。

ヒュアキントスはレベル3の冒険者でしたが、戦争遊戯後にレベル4にランクアップしました。戦争遊戯では格下のベルに敗れているため、弱い印象のキャラクターになっています。ですが、冒険者はレベルを1上げるだけでも苦戦しているため、レベル4のヒュアキントスは実力者の部類に入ります。また、アロ・ゼフュロスという魔法を使用していました。

ヒュアキントスは美しい容姿を持つキャラクターですが、アポロンの眷属になる前は病で醜い顔をしていました。アポロンは「美しい」と言って眷属に迎え入れたため、ヒュアキントスはアポロンに対して狂信的な感情を抱くようになります。そのため、アポロンの寵愛がベルに向けられたことに憎悪し、酒場でベルを甚振ろうとしました。

酒場の騒動は仕組まれたもので、アポロンはベルを手に入れるための「戦争遊戯」の大義名分を手に入れました。また、眷属総出でベルたちを襲撃したため、ヘスティア・ファミリアは戦争遊戯の参加を余儀なくされます。予想では格上のアポロン・ファミリアが圧勝すると思われていましたが、ロキ・ファミリアの幹部の修行でベルが成長し、リューの参戦でヘスティア・ファミリアが優位に立っています。

戦争遊戯の終盤では、ヒュアキントスとベルの一騎打ちが描かれています。ヒュアキントスは満身創痍のベルに止めを刺そうとしましたが、カウンターの左ストレートを顔面に受けて敗北しました。また、アポロンは天界に強制送還される予定でしたが、ベルの優しさで地上に留まることを許されています。

強さと元ネタ、その後を知った後は、ダンまちのアニメでヒュアキントスの声を演じている声優を紹介していきます。ダンまちは2015年からアニメが放送されており、アニメ1期では「デ・ジ・キャラットにょ」「リトルバスターズ！」などの作品に携わっている山川吉樹が監督を務めました。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

ダンまちのアニメでヒュアキントスの声を演じているのは、声優のKENNです。KENNは東京都出身で、2004年から声優活動を行っています。生年月日は1982年3月24日で、所属事務所は「Zynchro」です。高校中退後に音楽系の通信制高校に編入し、バンドグループのメンバーで芸能デビューしました。プライベートでは、ゲームやダーツを趣味にしています。

声優のKENNは、「テラフォーマーズ」「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」「宇宙兄弟」「ベイビーステップ」などのアニメでキャラクターの声を演じています。デビュー1年目に「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」の主人公に抜擢されており、声優と俳優、音楽の仕事をバランス良く行っています。また、学生時代からゲーム好きで、「サクラ大戦」が声優の存在を知った作品と話しています。

強さと元ネタ、その後を知った後は、ダンまちに登場したヒュアキントスに関する感想をまとめていきます。アポロン・ファミリアとヘスティア・ファミリアの戦いは面白いと言われているため、ヒュアキントスに対して様々な感想が挙がっています。

ヒュアキントスは整った容姿を持つイケメンキャラクターのため、「ヒュアキントスはかっこいい」という感想が挙がっています。また、残忍で狡猾な一面があるため、「ヒュアキントスは残念イケメン」という感想も挙がっています。

普段のヒュアキントスは冷静沈着な性格をしていますが、他者を痛めつけることを好む残忍な一面があるため、「ヒュアキントスはクズ」という感想が挙がっています。また、「アポロン・ファミリアに入れられていたダフネとカサンドラが可哀想」という感想も挙がっています。

本記事で紹介したように、ダンまちではイケメン声優のKENNがヒュアキントスの声を演じています。アニメ視聴者からは、「ヒュアキントスを演じたKENNの声がかっこいい」「KENNの見た目がかっこいい」という感想が挙がっています。

本記事では、ダンまちに登場したヒュアキントスの強さと元ネタを紹介していきました。ヒュアキントスは整った容姿を持つイケメンですが、勝つために手段を選ばないクズキャラクターのため、見た目と性格のギャップが凄いと言われています。ヒュアキントスが登場したダンまちを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。