【ダンまち】ロイマンはギルドの豚と呼ばれるエルフ！ベルとの関係や声優は？

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）』には、ロイマン・マルディールというギルドの豚と呼ばれる有能エルフが登場します。ロイマンは能力そのものは有能ですが、作中ではその判断が色々と裏目に出ることが多いキャラです。では、ここからダンまちのロイマンについて、プロフィールをはじめ二大派閥やベルとの関係、アニメ声優などの情報を交えて紹介していきます。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』は大森藤ノ先生（著者）、ヤスダスズヒト先生（イラスト）によるライトノベル作品です。略称は「ダンまち」。メディアミックスとして、2013年に本編が漫画化されています。コミカライズ版の本編は『ヤングガンガン』にて2013年16号より連載を開始されました。

ここでは『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）』の簡単なあらすじを紹介します。舞台は「迷宮（ダンジョン）」と通称される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市「迷宮都市オラリオ」です。駆け出しの冒険者であるベル・クラネルは、ヘスティア・ファミリアに所属する唯一の冒険者でした。

いつも単独でダンジョンに挑んでいたベルでしたが、ある日、上層で戦っていたベルの前に、能力の高さが通常のモンスターの領域を超えているミノタウロスが現れます。その後ミノタウロスに襲われ成す術もなく追い詰められたベル。するとそこに女性冒険者アイズ・ヴァレンシュタインが現れ、助けてくれました。これをきっかけにアイズに一目惚れしたベルは、彼女に釣り合うような立派な冒険者になることを決心します。

ダンまちのロイマン・マルディールは、ギルドの最高権力者であるギルド長です。種族はエルフ。年齢は不明ですが、一世紀以上に渡ってギルドに勤めていることから、高齢であることがうかがえます。圧倒的な神威でモンスターの地上への進出を抑え込んでいるギルドの主神ウラノスからギルド長に任命されているだけあって非常に有能です。

ロイマン・マルディールはオラリオにいるすべてのエルフからは忌み嫌われ、ギルド職員の多くにも反感を持たれています。その原因はロイマンの性格の悪さにあり、彼はヒューマンをはじめとする他種族はおろか、同族のエルフに対しても傲岸不遜で、また隠れて汚職にも手を染めています。さらには権力に弱いタイプであるため、神や王族、ハイエルフまでには強気には出れません。

エルフと言えば、容姿端麗でスラリとした見た者が多いですが、ロイマンの場合はでっぷりと太った見た目をしています。そのため周囲からは「ギルドの豚」と呼ばれています。そもそもロイマンが太っているのは、カジノなどの豪遊を好み、不摂生な生活を送っていることが原因です。ただ、彼が放蕩三昧な生活を送るのは、周囲に言うことを聞かない神々や冒険者たちばかりを相手にしているゆえのストレスの反動なのではとも言われています。

それでは早速、ダンまちのロイマン・マルディールと二大派閥やベルとの関係を紹介します。まずはじめにロイマンと二大派閥の関係から見ていきましょう。

現在のオラリオの二大派閥であるロキ・ファミリアとフレイヤ・ファミリアは、ロイマンにとって厄介な存在となっています。ロイマンはオラリオだけでなく世界にとっても「悲願」となっている『三大冒険者依頼』を達成させなければならないという責任感が非常に強いです。以前、ゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアは『三大冒険者依頼』を受けましたが、これに失敗しています。

そして、両ファミリアは失脚したため、現在はロキ・ファミリアとフレイア・ファミリアが『三大冒険者依頼』を達成しなければならなくなりました。理想を言えばこの二大派閥が手を取り合って『三大冒険者依頼』に挑むべきなのでしょうが、この二大派閥の仲はあまり良くなく、さらに最大派閥であることをいいことにギルドの意向を無視しています。

そのような二大派閥に対して、ロイマンは厳しい処罰を下すことができません。ただ、その反動かロイマンは二大派閥に対して内心忸怩たる思いを溜め込んでいるようです。

ロイマンはわずか1か月半でレベル2にランクアップし、その後も次々とランクアップを続けているとして主人公のベル・クラネルを高く評価しています。そのとんでもない速度でランクアップを続けるベルの成長速度の秘密を探るべく、ロイマンはベルの担当アドバイザーであるエイナに彼のことを探らせ、それを報告するよう指示を出しました。

2024年1月現在、ダンまちのアニメは第4期まで放送されています。ダンまちのアニメの監督は山川吉樹氏（第1期）と橘秀樹氏（第2 - 4期）、シリーズ構成は白根秀樹氏と大森藤ノ氏（第4期）、キャラクターデザインは木本茂樹氏、アニメーション制作はJ.C.STAFFがそれぞれ担当しています。では、ここからダンまちのアニメにてロイマン・マルディールの声を務めたアニメ声優について詳しく見ていきましょう。

ダンまちのアニメにてロイマン・マルディールの声を務めたのは、声優事務所「ラクーンドッグ」に所属し、声優として活動している杉崎亮さんです。杉崎亮さんは1979年8月11日生まれ、新潟県出身の声優で、2000年代より声優活動を開始しています。プロ・フィット声優養成所卒業。趣味にドライブ、特技にギターの弾き語りを挙げています。

• 2009年～：神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS（ゴリアーデ・ドゥナン・ムオンダ役）
• 2014年～：ブラック・ブレット（ブリック・ナイゲル役）
• 2015年～：GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり（マルクス役）
• 2017年～：ようこそ実力至上主義の教室へ（真嶋智也役）
• 2018年～：転生したらスライムだった件（ドルド役）
• 2018年～：とある魔術の禁書目録III（ベラッギ役）
• 2018年～：ゴールデンカムイ（ヘンケ役）
• 2019年～：Dr.STONE（サガン役）

• 2019年～：アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜（スノーダン役）
• 2020年～：とある科学の超電磁砲T（博士役）
• 2021年～：境界戦機（シン・ハオラン役）
• 2022年～：天才王子の赤字国家再生術（カールマン役）
• 2022年～：魔法使い黎明期（ウルス役）
• 2022年～：オーバーロードIV（マクシミリアン・オレイオ・ラギエ役）
• 2023年～：最強陰陽師の異世界転生記（入道役）
• 2023年～：七つの魔剣が支配する（マルコ役）

ここまでギルドの豚と呼ばれる有能エルフ、ロイマン・マルディールについて、二大派閥やベルとの関係、アニメ声優などの情報を交えて紹介しました。では、最後にネット上の感想や評価を見ていきましょう。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）』のロイマン・マルティールの能力に関する声があがっています。こちらではダンまちのロイマンが「有能」と好評です。また、「胃薬ないと生きていけないキャラ」とのことですが、これはロイマンが苦労人だと思われているということでしょうか？

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）』のロイマン・マルティールの声に関する声があがっています。こちらではダンまちのロイマンの声を「イケボ」と高評価されているようです。やはりギルドの豚と呼ばれていることから、あまり良い声ではないイメージを持たれるのでしょうか？

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）』のロイマン・マルティールの声優に関する声があがっています。こちらではダンまちのロイマンの声優・杉崎亮さんに注目されているようです。前述ではロイマンの声が「イケボ」と好評でした。これを機にロイマンの声優・杉崎亮さんをチェックしてみるとよいかもしれません。

本記事では『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）』のロイマン・マルディールについて、二大派閥やベルとの関係、アニメ声優などの情報を交えて紹介しました。ダンまちの漫画やアニメを見る際は本記事のまとめを参考にしつつ、ギルドの豚と呼ばれる有能エルフ、ロイマン・マルディールの活躍に注目していただければ幸いです。