2024年01月22日公開
2024年01月22日更新
【思い出のマーニー】久子はマーニーの幼馴染!杏奈に語った関係や過去をネタバレ
スタジオジブリ制作による映画「思い出のマーニー」の久子の正体はマーニーの幼馴染です。物語の終盤に登場する久子は、マーニーの絵を描いている主人公の杏奈と出会います。久子は子どもの頃、マーニーとよく遊んでおり、杏奈にマーニーの過去を教える人物となります。ここでは、思い出のマーニーの久子が杏奈に語ったマーニーとの関係や過去をネタバレで紹介します。また、久子の声を担当した黒木瞳についても紹介します。
思い出のマーニーの久子はマーニーの幼馴染
思い出のマーニーの作品情報
思い出のマーニー
— AMO (@marvel2019dc) January 14, 2023
名作ぅぅ
久々すぎてめちゃくちゃ良かった…
孤独な(描写がきついけど良い)杏奈と謎の美少女マーニーの出会いと友情…明かされる秘密…ラスト杏奈がおばさんのこと"母です"って紹介するの感動…
作画監督が安藤雅司&美術監督が種田陽平は最強すぎる…絵がとても美しかった…ブラボー pic.twitter.com/0e4vtH7xlW
思い出のマーニーは、2014年に公開されたスタジオジブリ制作による長編アニメーション映画です。監督は米林宏昌で、「第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞」にノミネートされた作品です。思い出のマーニーは、作者ジョーン・G・ロビンソンによるイギリスの児童文学作品「When Marnie Was There」が原作です。日本語版は岩波少年文庫より、上・下巻が刊行されています。
思い出のマーニーの概要
2、3冊目。「思い出のマーニー」
— 佑衣 (@_Silence_Glaive) September 26, 2023
ジブリの映画がきっかけで原作を読んでみようと思いました。
風景描写が素敵だと感じました。東京を離れたくなりました。#日芸図書館#読了 pic.twitter.com/8vEjBYmHXv
思い出のマーニーの映画版の米林宏昌監督は、2010年に公開された「借りぐらしのアリエッティ」の監督を務めています。思い出のマーニーは原作ではイギリスのノーフォーク州の海辺の村が舞台ですが、ジブリによる映画版では現代の北海道の湿地を舞台にしています。モデルとなったのは釧路湿原や根室、藻散布沼(厚岸)などです。主人公は日本人で、杏奈という少女に変更されましたが、マーニーは金髪で青い瞳をしています。
思い出のマーニーのあらすじ
【思い出のマーニー】を観た!#ジブリ映画
— 風鈴🎐 (@f_stone_ema1133) January 16, 2024
周囲から心を閉ざした杏奈が夏休みの間、田舎で療養することなる。
杏奈は不思議な夢を見る
マーニーていう少女と出会い、友情を育んでいく...
そんな私も10歳の時、似たような夢を見た。
以下は私が見た夢の話です📝 pic.twitter.com/jofWRiVTxE
12歳の佐々木杏奈は幼い頃に祖父母と両親を失い、里親の佐々木頼子の元で暮らしていますが、頼子に対して心を閉ざしています。夏休みになり、喘息の杏奈は海辺の町で療養することになりました。ある日、古い洋館に既視感を覚えた杏奈は、その屋敷が「湿っ地屋敷」と呼ばれ、元は外国人の別荘だったことを知ります。その後、杏奈はその屋敷を訪れる夢を見るようになり、さらに、実際に金髪に青い目の少女と出会います。
久子の正体やプロフィール
久子さんは、原作小説ではギリーおばさんといいます。元々絵描きの女性で、杏奈との共通点をつくることで、2人の関係を強くする意図があったようです。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) January 13, 2023
声優は黒木瞳さんが担当しています。#思い出のマーニー pic.twitter.com/tKNPRGfi14
スタジオジブリによるアニメ映画、思い出のマーニーに登場する久子の正体についてみていきます。久子は、杏奈が見つけた湿っ地屋敷の絵を描いていた年配の女性です。物語の終盤に久子の正体が、物語の重要なキャラクターであるマーニーの友人だったことが明らかになります。そして、杏奈はマーニーの孫であることもわかりました。久子は子どもの頃によく遊んだマーニーの生涯を杏奈に語る重要なキャラクターです。
思い出のマーニーの久子が杏奈に語ったことや過去
ネタバレ①久子が杏奈に語ったことや過去
#映画のお金持ちキャラ
— つめこみ (@tsumekomi2) September 1, 2023
『思い出のマーニー』
お金はある。でも愛がない😢 pic.twitter.com/qDromH8mfQ
ここからは、思い出のマーニーの久子が杏奈に語った内容や過去についてネタバレで紹介します。久子は杏奈が描いた少女、マーニーの絵を見て、子どもの頃によく遊んだ子に似ていると言いました。久子は自分が知っているマーニーの生い立ちや過去などを、杏奈に話すことになりました。久子とマーニーは子どもの頃によく遊んだ友人で、マーニーが住む湿っ地(しめっち)屋敷にも遊びに行ったことがあります。
久子は自分が描いた湿っ地屋敷の絵をマーニーに贈ったこともあるということです。マーニーの生い立ちについては、外国人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフで、外見の特徴は金髪と青い瞳です。マーニーの父親の出身国については明らかになっていませんが、原作がイギリスの作品なので、イギリス人だと考えられています。マーニーの家は裕福だったようですが、両親はマーニーを愛情深く育てなかったということです。
『思い出のマーニー』での久子さんの言葉。
— おもち (@d_jtl) May 9, 2022
「いつも一生懸命生きていたわ。幸せになろうと、笑顔で前を見ていた。」
人生は、幸せな時より苦しい時の方が多いのかも知れません。
でも、幸せを求めて努力出来る人は、マーニーのようにきっと最後まで"笑顔"を忘れないと思います。
#スタジオジブリ pic.twitter.com/GYHQl6TYY3
アニメ映画版では、母親はマーニーの世話を使用人に任せっきりだったり、父親ではない男性と出かけたりしています。これらのシーンから、マーニーは母親の愛情を受けずに育ったことがわかります。成長したマーニーは日本人の男性と結婚し、娘(絵美里)が生まれますが、夫は病気で死亡します。マーニーは夫の死後、体調を崩したこともあり、絵美里を全寮制の学校に預けました。
この事で絵美里はマーニーを恨むようになり、マーニーの元から出ていきます。絵美里は結婚して杏奈を授かりますが、夫と一緒に交通事故で死亡します。マーニーは絵美里との親子関係を立て直すことができないまま、死別ということになってしまいました。マーニーは両親を失った孫娘、杏奈を育てていましたが、たった一年余りで病気となり、死亡したということです。
魔法の輪の外側にだって愛は溢れている
— Daichi (@DaichiQ9JK0Rx0S) January 13, 2023
マーニーとの出会いで杏奈は成長して感情を再び表に出せるようになり、彩香とも友達になり養母の頼子の愛情に感謝する。
マーニーとの思い出は、淋しい思いをさせた杏奈に眠っていた生きる力を呼び覚ましてくれた#金曜ロードショー #思い出のマーニー pic.twitter.com/SAjg29vxGy
久子の語りは終わり、杏奈は自宅に戻ることになり、養母の頼子が迎えにきます。頼子は、杏奈を引き取るときに杏奈がずっと握りしめていたという一枚の写真を渡します。それは湿っ地屋敷の写真で、裏には「私の大好きな家、マーニー」と書いてありました。マーニーが自分の祖母だったことを知ると、杏奈は涙があふれてくるのでした。
杏奈はマーニーと交流したことで、祖母からの愛情を感じることができ、心が安定していきます。また、杏奈は久子に、頼子のことを「母です」と紹介しています。このように、杏奈はマーニーとの交流や久子との出会いによって、閉じていた心を解き放つことができるようになりました。
ネタバレ②久子と杏奈には共通点がある?
鉛筆で描いていたマーニーに、杏奈は色をつけました。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) January 13, 2023
この絵は、美術監督の種田陽平さんが描きました。#思い出のマーニー pic.twitter.com/vDUl5AwUIN
杏奈にマーニーの過去を語った久子の正体はマーニーの幼馴染で、子どものころはよく遊んだ仲でした。そのマーニーの孫である杏奈と久子の二人に共通しているのは、絵を描くことです。久子はマーニーに湿っ地屋敷の絵を贈るなど、当時から絵を描いていました。杏奈は原作小説では絵を描くキャラクターではありません。
しかし、アニメ映画版では、マーニーの友人だった久子と杏奈に共通点がある設定にすることで、杏奈と久子のつながりを強調できると考えたということです。ここまで、思い出のマーニーの久子の正体と、杏奈に語ったマーニーの過去、久子と杏奈の共通点をネタバレで紹介しました。
思い出のマーニーの久子の声優
黒木瞳のプロフィール
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— 『家政夫のミタゾノ』ドラマ公式アカウント (@mitazono_desu) December 10, 2023
#家政夫のミタゾノ
最終回はTVerで無料配信中!
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麗子先生とミタゾノさん実優ちゃん🫶🏻
美味しいご飯やお酒など色んなお話で盛り上がる皆さんでした🍑
最終回はTVerでご覧ください👀https://t.co/8b72iYvbvb#松岡昌宏#桜田ひより#黒木瞳 pic.twitter.com/J7cCvLaSgW
思い出のマーニーの久子の声優、黒木瞳は1960年10月5日生まれ、福岡県出身、ポエムカンパニーリミテッドに所属する女優、歌手、映画監督です。経歴は、福岡県立八女高校の演劇部部長を務め、高校卒業後に宝塚歌劇団に入団し、月組のトップ娘役となりました。宝塚退団後は芸能界に進出し、女優として活動を始めます。2016年には映画「嫌な女」で初めて映画監督を務め、同作品のテレビドラマ版では主人公を演じました。
黒木瞳の主な出演作品や演じたキャラ
映画『失楽園』を、観た。
— ®⚽✈️🎥🐈📚♦️וקמטים♦️🏆🏆⭐®️ (@footballsex) February 27, 2022
黒木瞳、美しい。
いずれかの立場を、誰しも経験するので、何か感じる。
後悔しないのが、ベターな選択。#映画#映画ログ pic.twitter.com/hJ6Ee50zlM
黒木瞳の女優としての活動をみていくと、映画では「化身」八島霧子、「失楽園」松原凛子、「金融腐蝕列島〔呪縛〕」佐藤弘子、「学校の怪談3」久保田真知子、「SADA〜戯作・阿部定の生涯」阿部定 、「仄暗い水の底から」松原淑美、「20世紀少年」遠藤貴理子。テレビドラマでは「白い巨塔」花森ケイ子、「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」宮沢朋美、「GTO」桜井良子、「過保護のカホコ」根本泉、「家政夫のミタゾノ」桃山麗子。
思い出のマーニーの久子に関する感想や評価
思い出のマーニー
— アングラブラザー (@Shioshi8) April 3, 2020
とても感動しました。久子さんの「あの人さみしいひとだったけど、いつも一生懸命生きていたわ。幸せになろうと、笑顔で前を見ていた」
今の私達、現代の私達にとって大切なことだなと感じました。
どんな状況でも笑顔で前を向く、人に優しくすること。#思い出のマーニー#名言
思い出のマーニーは物語の終盤、マーニーの友人だった久子が、彼女の孫である杏奈に過去を語ります。その際、久子がマーニーについて語ったセリフが、現代の私たちには大切なことだと感じたという感想です。
思い出のマーニー、最後の久子さんの話で謎が全て解けてうるっときました
— ねこまじょ (@NekoMajo19) April 30, 2020
思い出のマーニーの終盤、久子は杏奈が知らないマーニーの過去を話します。この久子のシーンで、謎だった事柄がすべて解けたことに泣きそうになったという感想です。
「思い出のマーニー」久子さんの語る話あたりからもうボロボロ泣けてくる。最後の写真とかもなぁ見事で。
— konitan@兵庫・西宮 (@KonitanJP) April 3, 2020
思い出のマーニーの久子がマーニーの過去を語るシーンと最後の写真のシーンについての感想です。久子が語るシーンはすごく泣けるという感想です。また、物語の最後に、杏奈が幼いころに握りしめていたという写真を渡され、涙を流すシーンがあり、そのシーンも見事だということです。
マーニーがおばあちゃんであることを
— 🌱𓂃 ぱせり (@ruka_poteri) January 13, 2023
こんなにも喜んでいて。
マーニーからの愛も伝わったんだね。
久子さんもマーニーの孫に会えて嬉しいだろうなぁ。私も嬉しい。
思い出のマーニーの杏奈は、マーニーが祖母であることにとても喜びます。母親を亡くした杏奈を必死で育てようとしたマーニーの愛情が伝わったことが感じられるということです。また、久子も友人だったマーニーの孫に会えたことは嬉しいだろうという感想です。
思い出のマーニーの久子まとめ
彩香が見つけてきた久子の絵は、美術の吉田昇さんが描いたものです。#思い出のマーニー pic.twitter.com/LShSOevz5X
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) January 13, 2023
思い出のマーニーの久子の正体は、マーニーの友人でした。久子は物語の終盤、マーニーの孫である杏奈に大切なことを語る重要なキャラクターでした。久子によると、マーニーは両親から愛されず、娘の絵美里との親子関係でも悩んでいたということでした。養母に心を閉ざしていた杏奈は、久子の語りや少女の頃のマーニーとの交流によって、心の成長を遂げることができました。
久子は、杏奈の心を解きほぐす重要な存在だったということです。ここでは、思い出のマーニーの久子の声を担当した黒木瞳についても紹介しました。ここまで、思い出のマーニーの久子の正体と、久子が杏奈に語った内容をネタバレで紹介しました。