【薬屋のひとりごと】園遊会の犯人は?里樹妃が狙われた理由や事件の真相をネタバレ

薬屋のひとりごとの園遊会で毒を盛った犯人をネタバレしながら解説していきます。人攫いに遭遇して後宮に売られた主人公の猫猫が、毒と薬の知識を活かして謎を解決する物語が描かれている薬屋のひとりごと。本記事では、薬屋のひとりごとの作品概要とあらすじや、園遊会で玉葉妃に毒を盛った犯人をネタバレしながら解説していきます。また、里樹妃と風明の関係や、阿多妃の悲しい過去もネタバレしながらまとめていきます。

【薬屋のひとりごと】園遊会の犯人は?里樹妃が狙われた理由や事件の真相をネタバレのイメージ

目次

  1. 薬屋のひとりごとの園遊会とは?
  2. 薬屋のひとりごとの園遊会の犯人をネタバレ
  3. 薬屋のひとりごとの園遊会で里樹妃が狙われた理由
  4. 薬屋のひとりごとの園遊会の毒殺が失敗したその後
  5. 薬屋のひとりごとの園遊会の犯人に関する感想や評価
  6. 薬屋のひとりごとの園遊会の犯人まとめ

薬屋のひとりごとの園遊会とは?

本記事では、薬屋のひとりごとの園遊会で毒を盛った犯人をネタバレしながら解説していきます。園遊会では、毒殺未遂事件が起きており、阿多妃と風明の意外な過去が明らかになりました。玉葉妃の食事に毒が盛られていた理由や、事件のその後もネタバレしながらまとめていきます。

薬屋のひとりごとの作品情報

薬屋のひとりごとの概要

「園遊会で毒を盛った犯人は?」「阿多妃と風明の過去は?」という疑問を見る前に、まずは「薬屋のひとりごと」の基本情報を紹介していきます。薬屋のひとりごとは、「小説家になろう」で連載されていた小説が原作で、2024年10月時点で書籍版の14巻が刊行されています。2017年からは「月刊ビッグガンガン」「月刊サンデーGX」で漫画が連載されており、「ねこクラゲ」「倉田三ノ路」が作画を担当しています。

薬屋のひとりごとのあらすじ

薬屋のひとりごとの主人公は猫猫です。猫猫は花街で養父と薬屋をしていましたが、薬草を採取中に人攫いに遭遇し、下級女官として後宮に売られてしまいます。また、目立たないように行動していましたが、上級妃の玉葉妃に気に入られて毒味役になりました。園遊会の事件後には、関係者という理由で後宮を解雇されていますが、壬氏の計らいで外廷勤務に復帰しています。

園遊会とは?

薬屋のひとりごとの園遊会は、年に2回開催されている宮中行事です。皇帝と4人の上級妃が出席しており、舞いや料理を楽しんでいました。料理は普段と同様に毒味してから出されていましたが、毒に気付いた猫猫が「これ毒です」と言ったことで大騒動になっています。現実世界の日本では、天皇と皇后が主催する社交会が園遊会と呼ばれています。

アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト

薬屋のひとりごとの園遊会の犯人をネタバレ

ここからは、薬屋のひとりごとの園遊会で毒を盛った犯人をネタバレしながら解説していきます。上級妃は命を狙われることが多いため、園遊会は玉葉妃を狙った毒殺未遂事件と思われていましたが、後に意外な真実が明らかになりました。玉葉妃の食事に毒が盛られた理由や、里樹妃と侍女の関係をネタバレしながらまとめていきます。

ネタバレ①園遊会で盛られた毒とは?

薬屋のひとりごとでは、皇帝と上級妃が出席する園遊会が開催されています。猫猫は下級女官として後宮に入りましたが、玉葉妃に気に入られて侍女になり、毒味役として園遊会に出席しています。裏では、それぞれの上級妃の侍女たちが喧嘩をしていますが、会は滞りなく進行し、昼食の時間になりました。この時に玉葉妃の昼食を毒味していた猫猫が、スープに毒が混入していることに気付いています。

ネタバレ②園遊会の犯人は阿多妃の侍女頭である風明

猫猫が毒に気付いたことで園遊会は中断されましたが、幸いにも死者は出ませんでした。また、毒を盛った犯人が分からない状況でしたが、後に女官が水死体で見つかり、女官が毒を盛った犯人と推測されています。そんな中、猫猫は壬氏の命令で柘榴宮の手伝いをすることになり、柘榴宮のとある人物が犯人であることに気付きました。

薬屋のひとりごとの柘榴宮は、上級妃の阿多妃が住んでいる場所です。猫猫は柘榴宮の手伝いに行くことになり、働き者の侍女頭の風明に感心していました。ですが、風明が腕に包帯を巻いていることに違和感を感じ、毒を入れた犯人は風明であることを突き止めています。風明は外部と連絡を取って毒を手に入れており、連絡用の木簡を燃やした時に火傷を負っていました。

ネタバレ③風明は里樹妃のスープに毒を入れていた

薬屋のひとりごとの風明は、阿多妃の侍女頭を務めている人物です。東宮妃時代からの古株で、実家は養蜂業を営んでいます。園遊会では、玉葉妃のスープに毒が入れられていたため、当初は「何者かが玉葉妃の命を狙った」と思われていました。ですが、園遊会の犯人の風明は、玉葉妃ではなく里樹妃の命を狙っていたことが分かりました。

ネタバレ④里樹妃の侍女が玉葉妃と皿を入れ替えた

薬屋のひとりごとの里樹妃は、金剛宮に住んでいる上級妃です。元々は先帝の上級妃でしたが、先帝が亡くなったことで出家し、現帝の上級妃になりました。人前では気丈に振舞っていますが、実は小心者な性格をしているため、小動物のように怯える姿が描かれています。風明は里樹妃の命を狙っていましたが、里樹妃の侍女が料理を入れ替えていたため、「犯人は玉葉妃を狙った」と勘違いされていました。

里樹妃は上級妃の1人ですが、「外聞もなく出家した恥さらし」と思われているため、自身の侍女から虐めを受けています。また、魚介にアレルギーがあるため、毒味役が里樹妃と玉葉妃の料理を入れ替えていました。風明は料理が入れ替わっていることを知らなかったため、玉葉妃の毒味役の猫猫が毒に気付いています。

木のブロックにクエスチョンマークが描かれている画像

里樹妃の毒味役は、軽い気持ちで料理を入れ替えていますが、猫猫から「アレルギーは最悪死に至る」と聞いて顔を真っ青にしています。そのため、騒動後は心を入れ替え、里樹妃に尽くすようになりました。また、虐めが外部に発覚したことで侍女頭はクビになり、毒味役が里樹妃の侍女頭になっています。

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薬屋のひとりごとの園遊会で里樹妃が狙われた理由

「園遊会の事件の犯人は?」「玉葉妃に毒が盛られた理由は?」という疑問を見た後は、薬屋のひとりごとの里樹妃が狙われた理由を解説していきます。風明は阿多妃を慕う侍女で、とある思惑を抱えていたことが明らかになりました。里樹妃の過去もネタバレしながらまとめていきます。

ネタバレ①風明が里樹妃を狙った理由は罪の隠蔽?

阿多妃は過去に皇帝の子供を出産しています。ですが、子供はすでに亡くなっており、阿多妃は子供を産めない体になりました。また、子供は病で亡くなったと思われていましたが、風明が食べさせていた「蜂蜜」が原因であることが判明します。阿多妃と皇帝は真相を知らないため、風明は真相を闇に葬るために里樹妃を殺そうとしました。

阿多妃と皇后は同時期に妊娠しており、猫猫の養父が2人の医官をしていました。養父は出産間近になった阿多妃の傍にいましたが、無理やり皇后の所に連れていかれます。そのため、苦しんだ阿多妃は子供を産めない体になり、子供は後に命を落としました。また、責任を追及された養父は足の骨を抜かれ、後宮から追放されています。

ネタバレ②里樹妃から蜂蜜で死にかけた話を聞いた風明

1歳未満の乳幼児は腸内環境が整っていないため、蜂蜜を食べると「乳児ボツリヌス症」を発症する可能性があります。出産を終えた阿多妃は体調を崩していたため、侍女頭の風明が代わりに子供の面倒を見ていました。また、「元気に育つ」と考えて子供に蜂蜜を食べさせていましたが、子供は病を発症して亡くなっています。

里樹妃は阿多妃を母親のように慕っており、柘榴宮を度々訪れていました。風明は「里樹妃が赤ん坊の時に蜂蜜を食べて死にかけた」と聞いた時に、「阿多妃の子供を殺したのは蜂蜜」と気付いています。他の人間は真相に気付いていなかったため、園遊会で里樹妃を殺そうとしましたが、料理が入れ替わっていたことで里樹妃は死を逃れました。

ネタバレ③風明は実家から蜂蜜を取り寄せている

薬屋のひとりごとの世界では、蜂蜜は高級品です。風明の実家は養蜂業を営んでおり、柘榴宮に蜂蜜を取り寄せていました。また、里樹妃が「赤ん坊の時に死にかけた話」を阿多妃にすることは時間の問題だったため、風明は里樹妃が柘榴宮に来ないように注意しています。里樹妃は先帝の上級妃のため、風明は真相を知る者がいなくなったと安心しましたが、先帝が亡くなったことで問題が生じてしまいます。

里樹妃は先帝の上級妃のため、本来は先帝の死と同時に後宮を去る予定でした。ですが、現帝と阿多妃の意向で出家が決まり、現帝の上級妃として扱われることになります。そのため、風明は阿多妃の子供の死の真相がバレると考え、園遊会で里樹妃を殺害しようとしました。

ネタバレ④風明は阿多妃を守ろうとしていた?

阿多妃は慈悲深い性格をしており、自身の身の回りの世話をしている下女の名前を覚えています。また、子供が亡くなった時には「天命」と言って受け入れていましたが、夜には1人で涙を流していました。子供の死の責任は風明にありますが、侍女頭を雇っている阿多妃にも責任が及ぶ可能性があったため、風明は阿多妃を守るためにも真実を隠していました。

阿多妃は子供を亡くしたと言われていますが、実際には皇后の子供が亡くなり、阿多妃の子供と入れ替えられた説があります。壬氏は皇后の息子で現帝の弟という設定になっていますが、本当は阿多妃の子供である可能性があります。猫猫は阿多妃と壬氏の容姿が似ていることに気付きましたが、「真実を知ってもいいことはない」と考えました。

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薬屋のひとりごとの園遊会の毒殺が失敗したその後

「園遊会の犯人は?」「玉葉妃に毒が盛られた理由は?」という疑問を見た後は、薬屋のひとりごとの園遊会のその後を解説していきます。園遊会の事件は大騒動になっていますが、猫猫の推理で意外な結末を迎えました。上級妃である阿多妃の考えも考察していきます。

その後①下女は自殺を志願した?

園遊会は中断され、後に水死している下女が発見されています。そのため、「園遊会の犯人は下女」と考えられましたが、真犯人は侍女頭の風明でした。下女が身を投げた城壁は、猫猫の身長の約4倍の高さがあるため、猫猫は「犯人は下女ではない」と考えています。その後、猫猫は柘榴宮の手伝いをすることになり、風明の火傷を知って事件の真相に気付きました。

風明は里樹妃の毒殺に失敗しており、下女は風明の犯行を見ていました。下女は阿多妃を強く慕っていたため、「風明の犯行が明らかになれば、阿多妃の責任になる」と考えます。そのため、自分が犯人と偽って事件を終結させようとしましたが、猫猫には真相を見抜かれました。また、壬氏は「木簡が不気味に燃え上がった騒動」を聞いていたため、猫猫を柘榴宮に潜入させています。

その後②二つの動機を一つにして自首した?

風明が犯人であることは壬氏に気付かれていたため、阿多妃の責任が追及されるのは時間の問題でした。そのため、猫猫は「2つの動機を1つにしませんか?」と提案し、風明は「子供を産めない阿多妃が上級妃から外されることを恐れ、里樹妃を殺そうとした」という動機を自白しています。その後、風明は処刑されており、皇帝の意向で阿多妃は上級妃から外されました。

その後③阿多は皇帝と友達に戻りたかった?

阿多妃は聡明な上級妃として知られていますが、本当は「上級妃になりたくない」と考えていました。また、「お情けの上級妃を譲りたい」「皇帝と友の関係に戻りたい」とも考えていたため、騒動後に上級妃から外れています。里樹妃は南の太守の老人と政略結婚させられそうになっていましたが、阿多妃の力で上級妃に戻ったことが分かりました。

阿多妃は上級妃から外れ、入れ替わりで楼蘭妃が柘榴宮に入っています。楼蘭妃の母親は先帝の上級妃で、猫猫は下女に変装していた楼蘭妃と出会いました。阿多妃は後宮の近くに住んでおり、別のエピソードで再登場しています。

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薬屋のひとりごとの園遊会の犯人に関する感想や評価

机の上に原稿用紙と鉛筆が置かれている画像

「玉葉妃に毒が盛られた理由は?」「里樹妃が狙われた理由は?」という疑問を見た後は、薬屋のひとりごとの園遊会に関する感想をまとめていきます。薬屋のひとりごとは、猫猫の謎解きが面白いと言われているため、園遊会に対して様々な感想が挙がっています。園遊会の犯人である風明に関する感想をまとめていきます。

感想:薬屋のひとりごとの風明は怖い!

薬屋のひとりごとの風明は、穏やかな性格をしている人物ですが、猫猫の推理を聞いている時には狂気的な表情を見せていました。そのため、「風明の顔が怖い」「風明は裏表が凄い」という感想が挙がっています。また、下女が身代わりになって命を落としているため、「薬屋のひとりごとの世界は命が軽い」という感想も挙がっています。

感想:阿多妃と風明の過去が切ない!

風明は阿多妃を慕っており、子供が元気に育つように蜂蜜を食べさせていました。また、阿多妃の子供は生きている可能性があるため、「阿多妃と風明の過去が切ない」「壬氏が阿多妃の子供として生きられないことが切ない」という感想が挙がっています。

感想:里樹妃が不幸すぎる!

薬屋のひとりごとの里樹妃は、「侍女に虐められる」「風明に殺されかける」「老人と政略結婚させられそうになる」という不幸を経験しています。そのため、「里樹妃の人生が不幸すぎて可哀想」という感想が挙がっています。

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薬屋のひとりごとの園遊会の犯人まとめ

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本記事では、薬屋のひとりごとの園遊会の犯人と真相を解説していきました。風明は阿多妃に強い忠誠心を持つため、過去を悔いて事件を起こしたことが分かりました。また、阿多妃を守るために処刑を受け入れたため、園遊会の事件は切ないという意見が挙がっています。薬屋のひとりごとを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。

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