【薬屋のひとりごと】焼印シーンは何巻何話?壬氏が焼きごてをした意味やその後は?

「薬屋のひとりごと」で焼印のシーンが登場するのは何巻の何話なのでしょうか?「薬屋のひとりごと」は古代中国のような世界を舞台にした作品で、登場人物の1人に宦官の壬氏がいます。壬氏は宦官として大きな権力をもっているキャラクターですが、作中で自らに焼印をするシーンが描かれました。この記事では、「薬屋のひとりごと」の壬氏が焼きごてで焼印を入れた意味やそれが何話で描かれたかのほかに、焼印を入れたその後について紹介します。

【薬屋のひとりごと】焼印シーンは何巻何話?壬氏が焼きごてをした意味やその後は?のイメージ

目次

  1. 薬屋のひとりごととは?
  2. 薬屋のひとりごとの焼印シーンは何巻何話?焼きごての意味は?
  3. 薬屋のひとりごとの焼印シーンのその後
  4. 薬屋のひとりごとの焼印シーンに関する感想や評価
  5. 薬屋のひとりごとの焼印シーンまとめ

薬屋のひとりごととは?

はじめに

「薬屋のひとりごと」は2023年10月からアニメ化され、大きな話題を呼んだ作品です。この記事では、「薬屋のひとりごと」の主要キャラである壬氏が焼きごてで焼印を入れた理由や、そのシーンが何話で描かれたかなどについてくわしく紹介します。

薬屋のひとりごとの概要

Aboutと書かれたノート

「薬屋のひとりごと」は小説投稿サイト「小説家になろう」に連載されている作品で、作者は日向夏さんです。「小説家になろう」には2011年から連載されているほか、2014年からライトノベル版が刊行されています。「小説家になろう」からライトノベル版が登場した作品の多くはコミカライズもされていますが、本作ももちろんコミカライズされていて人気を博しています。

「薬屋のひとりごと」のコミカライズ版は、2017年6月から「月刊ビッグガンガン」に連載されているスクウェア・エニックス版と2017年9月から「サンデーGXコミックス」に連載されている小学館版の2種類あることが大きな特徴になります。「薬屋のひとりごと」は2023年11月時点でシリーズ累計発行部数2700万部を突破している人気作品です。

薬屋のひとりごとのあらすじ

あらすじと書かれたノート

医師である養父を手伝いながら薬師として働いていた猫猫でしたが、人さらいにあい後宮へ下女として売られてしまいます。目立たぬように働こうとしていた猫猫でしたが、皇子が衰弱するという事件の謎を解いたことから宦官の壬氏に目を付けられてしまいます。その後、玉葉妃の侍女となりさまざまな事件に巻き込まれ解決していくことになりました。

アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト

薬屋のひとりごとの焼印シーンは何巻何話?焼きごての意味は?

壬氏の焼印シーンは何巻何話?

「薬屋のひとりごと」で壬氏の焼印シーンが描かれたのは、小説の8巻です。それがアニメ版やコミカライズ版の何巻何話かというと、2024年1月現在で壬氏の焼印のシーンはアニメや2つのコミカライズ版ではまだ描かれていません。

壬氏が焼きごてをした意味

それでは、「薬屋のひとりごと」で壬氏が焼きごてで焼印を入れた意味にはどのようなものがあるのでしょうか?この焼印を入れるということは、単純にファッション的なものではない大きな理由があります。「薬屋のひとりごと」の世界では、体に焼印を入れることは奴隷になるということを意味しているとされています。「薬屋のひとりごと」には壬氏が入れたほかにも焼印に関するエピソードが描かれています。

そのエピソードとは、西都で起きた事件です。ある花嫁が花婿から焼印を押されそうになり、それを嫌がり自殺を偽装して逃げるというものです。焼印を入れられて奴隷にされるくらいなら、死んだことになってでも逃げた方がいいということで、それほどまで焼印には大きな意味がある世界観だということが描かれました。それほど重大な焼印を入れるという行為ですが、それには壬氏にとって大切な理由がありました。

「薬屋のひとりごと」の壬氏は後宮を取りまとめている宦官として描かれていましたが、実は彼は宦官ではありません。壬氏の正体は皇帝の弟である華瑞月です。宦官は後宮に勤めるために去勢された男性のことですが、壬氏は去勢をしないで薬で性欲を抑制しつつ後宮で宦官を装って仕事をしています。また、皇帝の弟という高い地位にあり、皇位継承権をもつ重要人物です。

皇帝の弟という高い身分のため好き放題できるかというと、そういうわけではありません。重要な立場にあるからこそ、自由に振舞えない部分が多くなっているとされています。その結果、壬氏は自分で結婚相手を自由に選べる立場にありませんでした。そのことが、壬氏自身が焼印を入れる決意をさせる理由になりました。壬氏は「薬屋のひとりごと」の主人公である猫猫に恋愛感情を抱いています。

しかし、下女である猫猫と皇位継承権をもつ壬氏では身分の差があまりにも大きすぎます。そこで、壬氏は焼印をいれて奴隷になることで皇位継承権を破棄することを選びました。もともと壬氏は皇帝になる自信がなかったとされていて、皇位継承権と猫猫では猫猫を選ぶことに躊躇することがありませんでした。それでは、壬氏は焼印を入れて誰の奴隷になったのでしょうか?

壬氏は焼きごてで焼印を入れるときに、皇帝と玉葉妃と猫猫を立ち会わせています。そこで壬氏は玉葉妃の印をかたどった焼印を入れます。つまり、玉葉妃とその夫である皇帝には逆らいませんという意思表示になっていました。猫猫が呼ばれたのは焼印を入れた壬氏の手当てをする医師のような役割のほかに、壬氏の強い意志を見せるという理由があったとされています。

ちなみに、下女として働く猫猫ですが焼印を入れたとはいえ皇帝の弟である壬氏と結婚は可能なのでしょうか?「薬屋のひとりごと」の主人公である猫猫は羅の一族のお嬢様であることが明かされています。そのため身分的には釣り合っているとされています。では壬氏は焼印を入れる必要はなかったのでしょうか?

壬氏が皇位継承権を持っていたとしても猫猫と結婚できる可能性がありましたが、そのままでは猫猫は受け入れないとされています。その理由は、壬氏が高い身分のままでは権力争いに巻き込まれる可能性が高く猫猫が嫌がるのではないかというものです。壬氏のほうも猫猫以外の女性に興味がないほか、2人での結婚生活を望んでいたため、皇位継承権が邪魔になっているようです。

このように、壬氏が皇位継承権を破棄することで2人の関係が進展していきます。そういう意味で、壬氏が焼印を入れたのは大きな成果があったとされます。

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薬屋のひとりごとの焼印シーンのその後

猫猫の壬氏へのキス

「薬屋のひとりごと」で壬氏が焼きごてで焼印を入れたその後について紹介します。「薬屋のひとりごと」の序盤では、猫猫は壬氏に惹かれるどころかむしろ避けようとしていました。しかし、「薬屋のひとりごと」の物語が進展するにつれて距離が縮まっていきます。壬氏が焼印を入れたり、そのほかさまざまな行動を見ているうちに猫猫は彼をある人物と重ねるようになっていきます。

その人物とは猫猫が尊敬する養父の羅門です。羅門は他人のことばかり優先して、当たり前のように自分を犠牲にする人物でした。猫猫はその部分が羅門と壬氏が重なっていると感じるようになります。その後、壬氏は猫猫に喝を入れるよう依頼するシーンがあります。そこで猫猫は壬氏の頬を叩き、「痛いの痛いの飛んでいけ」といいながら彼の頬にキスをしました。

猫猫と壬氏の恋愛の行方はどうなる?

ハート形の鍵

猫猫と壬氏のその後の恋愛行方ですが、2024年現在でまだ決着はついていません。しかし、小説版で猫猫が夜伽を覚悟して壬氏のもとに向かうシーンが描かれました。つまり、猫猫は夜伽に誘われても断らないというほど関係が進展しています。

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薬屋のひとりごとの焼印シーンに関する感想や評価

「薬屋のひとりごと」の壬氏が焼印を入れるシーンで、アニメ化されている「魔道祖師」の藍湛とかぶっていると感じる方がいました。

「薬屋のひとりごと」の壬氏がはじめて登場した時点では、軽薄なイケメンキャラという印象をもった方が多いようです。しかし、一途に猫猫のことだけを思い、そのために焼印を入れるほどの決意を見せて印象が変わったという方がいます。

「薬屋のひとりごと」で焼印を入れた壬氏がすごいと感じる方がいる一方で、その行動がすごすぎてうまく消化できないという方もいます。

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薬屋のひとりごとの焼印シーンまとめ

まとめと書かれた黒板

「薬屋のひとりごと」の壬氏が焼印を入れたシーンについてくわしく紹介しました。「薬屋のひとりごと」の世界観では、焼印を入れるということは奴隷のような立場になることを意味する重い行為です。その行為を猫猫と結婚するためにおこなった壬氏は、その後猫猫との距離を縮めていきます。壬氏と猫猫の関係はまだ決着がついていません。

焼印を入れるほどの意思を示した壬氏と、壬氏を受け入れるようになっていく猫猫が今後どうなっていくのかに注目をして「薬屋のひとりごと」を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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