【刃牙】花山薫は失明して死亡？宮本武蔵との激戦の結果やその後をネタバレ

本記事では、「バキの花山薫は失明後に死亡？」「その後と最後は？」という疑問をまとめていきます。花山薫はメインキャラクターの1人で、見た目と言動がかっこいいという意見が挙がっています。花山薫の戦闘能力や、宮本武蔵との戦いをネタバレしながら解説していきます。

「花山薫は失明後に死亡？」「その後と最後は？」という疑問を見る前に、まずは「バキシリーズ」の基本情報を紹介していきます。バキシリーズは、1991年から1999年まで連載されていた「グラップラー刃牙」が始まりで、2023年に「刃牙らへん」の連載がスタートしました。作者の板垣恵介は北海道出身で、過去に陸上自衛隊の精鋭部隊である第一空挺団に所属していました。

バキシリーズの主人公は範馬刃牙です。普段の範馬刃牙は平凡な高校生ですが、地下闘技場では無敗のチャンピオンとして君臨しています。また、父親は「地上最強の生物」と呼ばれており、第3部で「地上最強の親子喧嘩」が始まりました。第4部では、伝説の剣豪である宮本武蔵が復活しており、格闘家たちが宮本武蔵と死闘を繰り広げています。

花山薫はメインキャラクターの1人で、白スーツと縁無し眼鏡が特徴的な人物です。過去に初代組長の父親が死亡しており、15歳で花山組二代目組長に就任しました。未成年ながらバーボンウイスキーを愛飲しており、行きつけの大衆食堂ではオムライスを注文しています。また、範馬刃牙と死闘を繰り広げ、戦いの後に友情が生まれました。

バキシリーズの花山薫のモデルは、実在したヤクザの「花形敬」と言われています。花形敬は安藤組の大幹部で、「大江戸の鬼」という異名を付けられていました。銃で撃たれた時には、全治4か月の診断を受けていますが、病院を抜け出して料理屋で焼肉3人前を平らげたと言われています。1963年に敵対組織との抗争が起きており、花形敬は脇腹を刺されて死亡しました。

花山薫は無口な性格をしており、感情を表に出すことが少ないです。また、190センチで166キロという巨漢のため、一般人から見れば恐怖の対象ですが、普段は穏やかで面倒見が良い性格をしています。癌で寝たきりの母親を見舞う優しい様子を見せていましたが、母親は花山薫と範馬刃牙が戦った後に死亡しました。

ここからは、「バキの花山薫は失明後に死亡？」という疑問を考察していきます。花山薫は超人的な戦闘能力を持つキャラクターですが、宮本武蔵との戦いでは苦戦を強いられました。花山薫のその後と最後をネタバレしながらまとめていきます。

宮本武蔵は江戸時代初期に存在していた剣豪で、第4部の刃牙道でクローンが作られました。地上最強の親子喧嘩を目撃した格闘家たちは、欠伸が出るほどの退屈な日常を送っていたため、宮本武蔵の復活に胸を躍らせています。また、宮本武蔵には現代の常識が通用しないため、帯刀した状態で街に繰り出し、複数人の警察官を惨殺する事件を起こしました。

惨殺された警察官の中には、警視総監の同期が含まれていました。そのため、警視総監は花山薫に「宮本武蔵の確保」を頼みましたが、警察と敵対するヤクザの花山薫は頼みを断っています。その後、警視総監の「宮本武蔵に斬られた大塚は俺の同期」「俺の手で仇を討つ」という言葉に心を動かされ、花山薫は宮本武蔵と戦うことを決めました。

花山薫は歌舞伎町のど真ん中で宮本武蔵と戦っています。宮本武蔵は過去に約3トンの猛牛を斬り伏せているため、何度斬っても倒れない花山薫に驚きました。また、花山薫は超人的な握力を使って宮本武蔵を追い詰め、頭を掴んでアイアンクローで勝負を決めようとします。周囲の人々は花山薫の勝利を確信しましたが、宮本武蔵は爆薬を使って攻撃を逃れようとしました。

頭を掴まれた宮本武蔵は窮地に立たされていましたが、爆薬を使って視界を奪い、花山薫の腹を刀で斬りました。花山薫は腹にサラシを巻いていましたが、大量の血液を失ってしまいます。その後、範馬刃牙が現場に駆けつけましたが、顔と左目、背中を斬られた花山薫は倒れてしまいました。そのため、「花山薫は死亡した」という説が浮上しましたが、宮本武蔵戦では死亡していないことが分かっています。

宮本武蔵は花山薫を何度も斬りつけ、最後に止めを刺そうとしましたが、範馬刃牙が宮本武蔵を制止しました。また、警視総監の指示で救急車が駆けつけ、花山薫は病院で一命を取り留めています。その後、花山薫はバスタブ1杯分の血液を失っていたことが分かり、現場は血の海に化していました。普通の医者では命が危ない状態でしたが、手術は名医の鎬紅葉が行っています。

宮本武蔵はクローン技術で復活しており、格闘家たちは強者の復活に胸を躍らせていました。そんな中、範馬刃牙は戦いに乗り気ではなく、早々に宮本武蔵に敗北しています。ですが、花山薫を殺そうとしたことに激怒し、宮本武蔵に「この世から葬り去る」と宣言しました。その後、範馬刃牙と宮本武蔵の最終決戦が行われ、宮本武蔵は徳川寒子の能力であの世へ去っています。

前述したように、花山薫は宮本武蔵との戦いで左目を斬られているため、「左目を失明した」という説が浮上しています。2024年1月時点では、失明が確定した描写はありませんが、左目は光を失った白い状態になっています。そのため、失明した可能性がありますが、力士の鯱鉾との戦いで圧倒的な強さを見せていました。

花山薫は攻撃を耐えて反撃するスタイルのため、基本的には攻撃を避けません。宮本武蔵戦で左目を失明した可能性がありますが、戦闘能力には影響が無いと予想されています。また、刀を持つ宮本武蔵に敗れているため、素手での戦いでは作中最強クラスの強さを誇っています。

「花山薫は最後に死亡した？」という疑問ですが、花山薫は2024年1月時点で死亡していません。宮本武蔵には刀で斬られ、スペックには銃で撃たれていますが、何事も無かったように復活しています。そのため、バキシリーズが完結するまで花山薫は死亡しないという予想がされています。

宮本武蔵との戦いでは、メインキャラクターの烈海王が死亡しています。烈海王は高い人気を誇るキャラクターのため、死亡を意外に感じた読者が多いです。また、花山薫が死亡すると読者が減る可能性があるため、最後まで死亡しないという意見が挙がっています。

「失明後に死亡？」「その後と最後は？」という疑問を見た後は、バキシリーズで描かれた花山薫のキスシーンを紹介していきます。花山薫は男らしさを体現しているかっこいいキャラクターですが、キスシーンは笑えるという意見が挙がっています。花山薫のかっこいい名言も紹介していきます。

花山薫は人気キャラクターで、外伝の主人公として描かれています。外伝では、学生時代の花山薫が描かれており、同級生の杉村冴梨から告白を受けました。花山薫は「男と女が付き合うってことが、どういうことか知っているか？」と言い、普通の恋人になりたい杉村冴梨は戸惑ってしまいます。

杉村冴梨は花山薫の言葉を聞いても諦めなかったため、花山薫は杉村冴梨の肩を掴んでキスをしました。この時に凄まじい吸引力で杉村冴梨の口が腫れ上がり、杉村冴梨は花山薫の恋人になることを諦めています。花山薫は「一般人とヤクザは付き合えない」と考えていたため、自ら嫌われる行動を取りました。

スペックとの戦いで誕生した花山薫の名言です。スペックは「無呼吸連打」を得意にしているキャラクターで、花山薫は一方的に攻撃を受けてしまいます。ですが、攻撃を受けても膝を突かず、一撃でスペックを悶絶させる強さを見せました。

花山薫は強く生まれたことを自覚しているため、「強者が鍛えることは卑怯」と考えています。そのため、格闘技や筋力トレーニングを行うことはなく、生まれながらのパワーとタフネスだけで敵と戦っています。他のキャラクターは修行を行っているため、純粋な肉体強度は最強と予想されています。

「失明後に死亡？」「その後と最後は？」という疑問を見た後は、バキシリーズで描かれた花山薫の戦績を紹介していきます。花山薫は小細工を使わない戦いを好んでいるため、戦いが派手で面白いという意見が挙がっています。花山薫の強さと能力もネタバレしながら解説していきます。

トミー・カービンはグラップラー刃牙に登場したキャラクターで、ボクシング24戦24勝のチャンピオンです。世界タイトルへの挑戦が決まっていましたが、矢島から10万ドルで花山薫の退治を引き受けました。花山薫は一撃でトミー・カービンを気絶させ、両腕の骨を無理やり折っています。

ユリー・チャコフスキーはモンゴル系ロシア人で、ボクシング世界Jr.ウェルター級のチャンピオンです。ヘヴィ級に匹敵するパワーとスピードを持っており、範馬刃牙を圧倒する強さを見せました。また、ヘヴィ級ランキング戦に出場する予定でしたが、会場で花山薫の襲撃を受けて腕を破壊されています。

範馬刃牙は本作の主人公で、地下闘技場のチャンピオンです。花山薫は範馬刃牙と戦っていますが、最初の戦いは警察の介入で中止されました。ゲームセンターで行われた2戦目では、全力のパンチで範馬刃牙を吹き飛ばしています。その後、範馬刃牙のカウンターで拳が破壊され、両者がダウンしましたが、最終的には花山薫が敗北を認めました。

範馬勇次郎は範馬刃牙の父親で、「地上最強の生物」と呼ばれているキャラクターです。花山薫は範馬刃牙との戦いで重傷を負っていましたが、帰り道で範馬勇次郎と遭遇しています。挑発を受けた花山薫は攻撃を仕掛けましたが、カウンターの投げ技を受けてしまいます。また、両腕を折られて戦闘不能に陥りました。

範馬刃牙は範馬勇次郎と戦うことを決め、友人であるユリーと花山薫がスパーリングの相手になっています。花山薫はユリーの後に戦っており、腹部にパンチを受けてダウンしました。その後、2人がかりで範馬刃牙と戦っていますが、範馬刃牙は2人と互角に渡り合う強さを見せています。

稲城文之信は日本拳法の達人で、日本刀を正拳突きで折るパンチ力を持っています。最大トーナメントの1回戦で花山薫と戦っており、高い運動神経を活かした攻撃で花山薫を苦戦させました。関節技で花山薫の腕を破壊しようとしましたが、左足と背骨を折られて敗北しています。

愚地克巳は愚地独歩の養子で、「空手界の最終兵器」の異名を持つキャラクターです。幼少期は実父と共にサーカスで働いており、生まれながらに超人的な身体能力を持っています。最大トーナメントの2回戦で花山薫と戦っており、胴廻し蹴りでダウンを奪う強さを見せました。花山薫は握撃で愚地克巳の足を破壊しましたが、最終的にはマッハ突きを受けて敗北しています。

アレクサンダー・ガーレンは世界最強のレスリング選手で、徳川光成の推薦枠で最大トーナメントに参加しました。本来はマイケルに勝利した柴千春が次に進む予定でしたが、重傷を負っていたことでガーレンが代役になっています。また、柴千春を天井に突き刺し、花山薫をスープレックスでダウンさせる強さを見せました。

スペックはアメリカの死刑囚で、スキンヘッドと全身のタトゥーが特徴的なキャラクターです。無呼吸運動を5分間持続できる身体能力を持っており、水深200メートルの刑務所から脱獄しました。無呼吸連打で花山薫を圧倒していましたが、花山薫の全力の一撃で悶絶しています。また、拳銃で花山薫の口を撃ちましたが、足と喉を引き千切られて敗北しました。

ピクルはコロラド州の岩塩層に閉じ込められていた原人で、名前には塩漬けの意味があります。徳川光成の手引きで地下闘技場の戦士と戦うことになり、烈海王を倒した後に右足と左肩を食べました。花山薫は路上でピクルと対峙していますが、範馬刃牙が介入したことで戦いには発展していません。

花山薫は退屈な日々を過ごしていた時に範馬勇次郎と戦っています。全力のパンチを範馬勇次郎に浴びせましたが、カウンターの張り手で吹き飛ばされました。そのため、花山薫と範馬勇次郎の間には、大きな力の差があることが分かります。その後、宮本武蔵や力士とも戦っています。

花山薫は格闘技経験が無く、「鍛えることは卑怯」と考えています。ですが、反撃の機会を逃さない様子が描かれているため、天性の勝負勘を持っていることが分かります。また、何度も死亡してもおかしくない状況に陥っているため、勝負勘で生き残ってきたキャラクターです。

花山薫は宮本武蔵の刀で斬られ、スペックには銃で撃たれています。そのため、何度も死亡してもおかしくない状態になっていますが、何事も無かったかのように復活しています。また、両手を広げたファイティングポーズが特徴的で、基本的には相手の攻撃を避けないため、超人的なタフネスさが強さの1つになっています。

花山薫は超人的な握力を持っており、握力計が振り切れる様子が描かれていました。また、52枚のトランプを指先で引き千切ることができるため、戦闘では人間の肉を引き千切っていました。花山薫の握力は約6トンと予想されています。

握力と体重とスピードを掛けると破壊力になるため、花山薫は振りかぶって殴る単純な技を持っています。また、超人的な握力を持つため、腕や首を内部から破壊する「握撃」という技も使用しています。基本的には攻撃を受けてから反撃していますが、胴廻し回転蹴りを使用する身軽な姿も描かれていました。

「失明後に死亡？」「その後と最後は？」という疑問を見た後は、バキのアニメで花山薫の声を演じている声優を紹介していきます。バキは2001年と2018年にアニメが放送されており、新アニメで花山薫の声優が変更されました。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

2001年のバキで花山薫の声を演じているのは、声優の中田雅之です。中田雅之は奈良県出身で、1990年代から声優活動を行っていましたが、2007年に引退を発表しています。「ぷろだくしょんバオバブ」「ヴィーヴ」に所属しており、「機動戦士Vガンダム」「ブラックジャック」「ヒカルの碁」などの作品にも出演していました。

2018年版のバキで花山薫の声を演じているのは、声優の江口拓也です。江口拓也は茨城県出身で、2008年から声優活動を行っています。生年月日は1987年5月22日で、所属事務所は「81プロデュース」です。学生時代に聞いたラジオが声優になったきっかけで、新聞奨学生として日本工学院専門学校に通っていました。ファンからは、「えぐたん」「えぐー」という愛称で呼ばれています。

声優の江口拓也は、「SPY×FAMILY」「転生したらスライムだった件」「宇宙戦艦ティラミス」「デッドマウント・デスプレイ」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビューして4年ほどは端役を演じており、「機動戦士ガンダムAGE」「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の出演で知名度を上げました。2023年の声優アワードでは、主演声優賞とMVSを受賞しています。

「失明後に死亡？」「その後と最後は？」という疑問を見た後は、バキシリーズに登場した花山薫に関する感想をまとめていきます。花山薫は圧倒的な人気を誇るキャラクターのため、読者から様々な感想が挙がっています。本記事で紹介した花山薫の死亡やその後に関する感想をまとめていきます。

花山薫は素手での戦いを好んでいるキャラクターで、基本的には相手の攻撃を避けません。また、一般人には危害を加えないため、「ステゴロ最強の花山薫がかっこいい」「花山薫は男の中の男」という感想が挙がっています。

本記事で紹介したように、花山薫は宮本武蔵に左目を斬られており、以降は左目が白く描かれています。失明が確定した描写は無いため、「花山薫の失明が気になる」という感想が挙がっています。また、死亡してもおかしくない状態だったため、「刀で斬られても死亡しない花山薫は超人」という感想も挙がっています。

バキシリーズでは、メインキャラクターの烈海王が死亡しているため、花山薫も何らかの理由で死亡する可能性があります。花山薫は読者人気が高いキャラクターのため、「死亡しなくてよかった」「最後まで死亡してほしくない」という意見が挙がっています。

本記事では、「花山薫は失明後に死亡？」「その後と最後は？」という疑問をまとめていきました。花山薫は失明した可能性がありますが、腕力と握力でゴリ押す戦いを得意にしているため、戦闘能力は変わらないと予想されています。また、活躍シーンが減っているため、花山薫をメインにしたストーリーを読みたいという意見が挙がっています。バキシリーズを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。