【怪獣8号】怪獣6号の強さ・能力と正体は？討伐後のナンバーズ6の使用者は？

「怪獣の王」のごとく、堂々とした出で立ちと凄まじい破壊力を持つ怪獣6号。討伐に当たった防衛隊員の多くが犠牲となり、かつてない甚大な被害をもたらしました。果たして、怪獣6号の正体は何か、防衛隊を苦戦させた強さや能力はどのようなものでしょうか。以下では、「怪獣8号」から怪獣6号の正体や強さ、能力、ナンバーズ6の使用者についてまとめました。

怪獣が存在する架空の日本を舞台にした「怪獣8号」の漫画。2020年に「少年ジャンプ＋」で連載が開始された松本直也先生の人気作です。単行本は2023年12月時点で計11巻が刊行、2024年4月にはテレビアニメが放送予定です。

幼い頃、怪獣の襲来によって住んでいた町を失った日比野カフカ。成人後は、討伐された怪獣の解体業者となり、鬱屈した日々を送っていました。ある日、小型の怪獣を身体に取りこんだカフカは、怪獣8号に変身できる能力を手に入れます。日本防衛隊の入隊年齢の引き上げを受け、一度は諦めた夢に再び挑んだカフカ。採用後は怪獣兵器として、群発災害を引き起こす凶悪な怪獣の討伐に身を投じます。

本編の10年前に討伐されたものの、その時の甚大な被害が今も語り継がれている怪獣6号。その後も大怪獣は出現したものの、怪獣6号が起こした災害には及びません。多くの防衛隊員の命を奪った怪獣6号の強さは、どのくらいでしょうか。以下では、「怪獣8号」から怪獣6号の正体や群発災害、怪獣6号を討伐した部隊を紹介します。その他、怪獣6号の強さや能力もまとめました。

「怪獣8号」にて登場した怪獣の中で、歴代最強クラスと評された怪獣6号。その正体は、本編の10年前に神奈川県小田原市に出現した大怪獣です。見た目はゴジラを彷彿させ、複数の尻尾や鋭い目、強烈な凍結ビームで日本防衛隊に大打撃を与えました。

これまでに起きた群発災害にて、もっとも甚大な被害と犠牲者を出した怪獣6号。大怪獣だけでなく、周囲には他の怪獣が複数体おり、怪獣側の戦力はかなり高かったと推測されます。怪獣6号が起こした群発災害は「歴史上最強クラス」「絶望の象徴」とも呼ばれ、被害の大きさがうかがえるでしょう。

神奈川県小田原で行われた怪獣6号の討伐には、規模の大きさから防衛隊の第1・第2部隊が合同で挑むことになりました。しかし、大怪獣の中でも圧倒的な強さを誇る怪獣6号の討伐は難航し、任務失敗も頭をよぎる中、何とか討伐に成功しました。しかし、防衛隊員200名と、四ノ宮ヒカリを含めた隊長3名が犠牲となり、歴代最悪な討伐となったでしょう。

歴史に残る大災害を引き起こした怪獣6号。多数の犠牲者を出しながら討伐された6号は、識別怪獣兵器として日本防衛隊に回収されました。しかし、あまりの強さから使用者への負担も大きく、適合者が見つからないために長らく封印されていました。討伐後もその強さが衰えることはありません。以下では、「怪獣8号」から、怪獣6号の強さや能力について考察しました。

他の怪獣を統率し、戦力として扱う能力を持つ怪獣6号。小田原に出現した際にも、本獣クラスの怪獣を複数従えており、日本防衛隊の甚大な被害につながりました。また、統率能力は怪獣10号でも確認され、大怪獣クラスに備わっている能力と推測されます。

怪獣といえば灼熱のビームで周囲を焼き尽くす能力が想定されるも、怪獣6号の場合は周囲を凍らせる能力を発揮しました。広範囲にわたって凍結させる能力は、敵の攻撃を阻んだり、戦いを有利に進めるために有効な手段です。また、怪獣6号の凍結能力から着想を得て、凍結弾が開発されたとも言われています。

怪獣の強さはフォルティチュードで表記され、地震のマグニチュードに相当する概念とされています。数値が高いほど怪獣の強さが増し、8.0以上の個体は大怪獣に分類され、識別番号がふられます。怪獣6号のフォルティチュードは9.6で、これまでに出現した怪獣の中でもっとも高い数値です。

過去に甚大な被害をもたらした大怪獣として語り継がれている怪獣6号。作中では、当時を知る隊員のセリフにて言及されるも、その詳細はいまだ不明とされています。そのため、怪獣6号の技といえば、他怪獣の統率と凍結させる能力のみに留まっています。しかし、他の大怪獣と似たような技を使っていた可能性も想定されるでしょう。

多数の犠牲者を出しながら、日本防衛隊に討伐された怪獣6号。後にナンバーズ6に武器化され、防衛隊の戦力として期待されました。しかし、あまりにも力が強すぎるため適任者が現れず、封印を余儀なくされます。しかし、ようやく適任者が現れたことで、ナンバーズ6は日の目を見ることができました。以下では、「怪獣8号」から、怪獣6号の討伐後のナンバーズ6の使用者について紹介します。

10年前に討伐され、日本防衛隊によって武器化された怪獣6号。ナンバーズ6（FN-0006）と命名され、さっそく適任者の選考が行われます。隊長クラスの実力者だけが使用を許されるナンバーズ。大怪獣を倒せるほどの力を発揮できるバフのようなものでしょう。しかし、力の増大は身体への負担も大きく、圧倒的な強さから討伐に繰り出される機会も多いことから、除隊を待たず命を落とす使用者が少なくありません。

また、大怪獣の中でも上位の強さを誇るナンバーズ6は、他のナンバーズよりも使用者への負担が大きいことから、適任者が見つかりませんでした。そのため、ナンバーズ6は封印を余儀なくされ、防衛隊も適任者の育成に乗り出します。長らく適任者が現れず、封印され続けていたナンバーズ6。10年後、適性試験に合格した市川レノがナンバーズ6の使用者に選ばれ、ようやく実用化されました。

ナンバーズ6の使用者に選ばれた石川レノは、第3部隊・斑鳩小隊の隊員であり、主人公・日比野カフカの同期です。入隊間もない頃は力も弱く、解放戦力も8%だった市川レノ。しかし、飲み込みの早さや驚異的な成長スピードで解放戦力51%まで引き上げました。まだまだ実力不足であったものの、今後の成長を見込まれてナンバーズ6の適任試験を受け、使用者第1号になりました。

以下では、武器・ナンバーズ6の使用者がようやく決まった、「怪獣8号」の怪獣6号に関する感想や評価を紹介します。

多数の犠牲者を出して討伐された怪獣6号。現在は兵器・ナンバーズ6となったものの、適任者が現れないという新たな問題に直面しました。後に市川レノが使用者に選ばれるも、それまでの道のりは厳しく、レノへの負担を心配する声も寄せられています。また、歴代最悪な被害をもたらした怪獣6号は、ナンバーズ6としてどのような兵器になるのか、レノの活躍と共に気になるでしょう。

怪獣6号ことナンバーズ6に長らく適任者が現れなかった理由は、使用者への負担の大きさが原因と言われています。作中では試験に合格した市川レノに決まったものの、まだまだナンバーズを制御できず、危うい一面もあります。その様子から怪獣6号の強さを読み取ることもでき、使用者が力を制御できない点が恐ろしいとも評されています。また、使用者への負担も大きく、レノの死を予感する意見も見られます。

これまでに登場した怪獣の中で、ゴジラを彷彿させるキャラデザや他の怪獣を率いる姿が注目された怪獣6号。過去に討伐された怪獣から断片的な情報しかなく、その強さや能力はいまだ謎に包まれています。一方、現代パートではナンバーズ6として登場し、新たな注目を集めています。怪獣らしいビジュアルが良いとの声が上がる中、市川レノが使用者に選ばれたことで今後の活躍が期待されています。

「怪獣8号」から怪獣6号の正体や強さ、ナンバーズ6の使用者などをまとめました。10年前に討伐された大怪獣でありながら、歴代最強と評された怪獣6号。その強さはナンバーズとなっても健在であり、使用者を拒むように強い負荷を与えています。しかし、市川レノが使用者となったことで、新たな動きが見え始めました。怪獣6号を武器化したナンバーズ6の威力や使用者・レノの活躍に注目が集まっています。