【MIX】立花走一郎は大山春夏のことが好き？野球の実力や家族構成を紹介

立花走一郎は、立花投馬に続くMIXのもう1人の主人公です。走一郎は大山春夏に初めて会ったときから、気のある素振りを見せています。走一郎は、春夏のことが好きなのでしょうか？本記事では、MIXの走一郎と春夏の関係や野球の実力、実の父親などについて解説します。

MIXは、ゲッサンで2012年から連載が始まった漫画です。作者はあだち充さんで、『タッチ』の約30年後の世界が描かれています。MIXは2024年1月時点でもまだ連載は続いており、単行本は21巻まで発売されています。MIXは2018年にテレビアニメ化が発表され、2019年の4月から第1期が放送されました。2023年には、テレビアニメの第2期が放送されています。

明青学園中等部の立花投馬は、義理の兄弟である立花走一郎と一緒に野球部に入っていました。しかし、2人は実力があるにも関わらず、監督の意向により活躍の場を奪われます。監督が辞めたことでようやく思い通りに野球ができるようになった2人は、一緒に明青学園の高等部へと進み、最強バッテリーとして数々の強豪校に立ち向かっていくのでした。

MIXの立花走一郎は、明青学園高等部の2年生です。物語が始まった当初は、まだ中学生でした。父親と母親、妹の音美との4人家族でしたが、幼い頃に父親が亡くなります。その後、母親が立花英介と再婚し、立花投馬と義兄弟になりました。中学・高校ともに野球部で、キャッチャーを担当しています。イケメンな上に頭も良く、テストでは常に上位の成績をおさめています。

大山春夏は、MIXのヒロインの1人です。九州から引っ越してきた春夏は、立花走一郎と同じ明青学園に入学します。走一郎は春夏が引っ越しの準備をしているときに偶然出会い、一目惚れしました。中学時代から女生徒に人気があった走一郎は、これまで何人もの女性とデートを重ねてきました。時には1日で、2人の女性とデートをすることもあったくらいです。しかし、春夏に出会ってからは、不特定多数の女性とデートすることはなくなりました。

走一郎は春夏のことを好きだと明確に口にはしていませんが、態度から春夏を意識していることがわかります。走一郎と春夏は野球部のブレーン担当として、一緒に偵察を行ったり野球部の戦略について話し合うことがあります。しかし、反りが合わず、喧嘩ばかりしています。ただ、喧嘩をしながらも徐々に距離を縮め、信頼感も出てきたようです。それでも恋愛関係に発展することはなく、今後どうなるかは不明です。

立花走一郎と音美は、実の兄妹です。走一郎は過保護ともいえるほど音美を大事にしていて、変な男が寄ってくることを心配しています。音美と走一郎は非常に仲の良い兄妹ですが、音美は走一郎よりも立花投馬を優先することが多いです。走一郎は音美の気持ちを知っているようで、何かというと投馬に音美を任せようとします。

立花走一郎と立花投馬は、親の再婚同士で一緒に住むことになった義兄弟です。生まれた年も誕生日も一緒であるため、周囲からは双子だと勘違いされることがあります。走一郎のほうが10分早く生まれているため、公式的には走一郎が兄です。投馬とは本当の兄弟以上に仲が良く、普段から憎まれ口を言い合っています。走一郎はもともとピッチャー志望でしたが、投馬とのじゃんけんに負けたことでキャッチャーへと転向します。

キャッチャーとなってからは、投馬のピッチャーとしての実力を誰よりも高く評価しています。走一郎は作中でピッチャー復帰を打診されたり、他校の選手からバッテリーを組もうと誘われたことがあります。しかし、走一郎は自分のバッテリーの相手は投馬だけだと決めていて、これらの話をすべて断りました。

立花走一郎の実の父親である澤井圭一は、青明学園高等部の野球部OBです。立花投馬の父親である英介や、大山監督の後輩に当たります。澤井は1年生にして背番号1を任されたピッチャーで、甲子園出場を期待されていました。しかし、試合中に靭帯断裂という大怪我を負い、その後はマウンドに戻ることはありませんでした。

澤井は怪我をしてからもマネージャーとして野球部を支えましたが、内心では忸怩たる思いがあったようです。澤井は自分が野球部のピッチャーであったことを、妻や子供たちにも隠していました。幼い走一郎がキャッチボールをしていても、父親の澤井は相手をしませんでした。志半ばで野球を断念したことを、心のどこかでずっと引きずっていたのでしょう。

立花走一郎は、前述したようにピッチャーからキャッチャーへと転向しました。もともと優秀な頭脳を持っていたため、すぐにキャッチャーとしての才能を開花させます。走一郎は試合の組み立て方や打者の分析が得意で、明青学園野球部の勝利に貢献しています。投馬が投げるボールは走一郎にしか捕れないことからも、走一郎のキャッチャーの実力が相当なものであることがわかります。

MIXの立花走一郎は冷静な性格で、投馬のことも軽くいなすことが多いです。ただ、時にはムキになり、年相応な姿を見せることもあります。投馬が単純な性格であるのに対し、走一郎はあれこれと難しく考えてしまうところがあります。また、他人の気持ちや行動を読むことが得意で、そういった特性がキャッチャーというポジションにも活かされています。

MIXのアニメでは、内田雄馬さんが立花走一郎を演じました。内田雄馬さんは、1992年9月21日生まれの声優です。血液型はA型で、出身地は東京都です。アニメの『サクラ大戦』をきっかけに声優を志望し、声優養成所である日本ナレーション演技研究所に入学しました。

内田雄馬さんは養成所在籍中に声優デビューを果たし、その後アイムエンタープライズの所属となりました。内田雄馬さんは2017年に第11回声優アワード新人男優賞を受賞し、2019年3月9日に第13回声優アワード主演男優賞を受賞しました。2022年にはアイムエンタープライズを退所し、2023年からはインテンションの所属となっています。

内田雄馬さんは、『ガンダムビルドファイターズトライ』のコウサカ・ユウマ、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のアイン・ダルトン、『ダイヤのA』の奥村光舟などを演じています。その他、『アイドルマスター SideM』の桜庭薫や『りゅうおうのおしごと！』の九頭竜八一、『呪術廻戦』の伏黒恵なども担当しました。

近年に内田雄馬さんが出演した作品や演じたキャラには、『デリシャスパーティ♡プリキュア』の品田拓海（ブラックペッパー）、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のムコーダ、『るろうに剣心-命じ剣客浪漫譚-（2023）』の四乃森蒼紫などがあります。

MIXの立花走一郎には、「かっこいい」というコメントが多く上がっています。主人公の立花投馬もかっこいいと人気ですが、走一郎の人気も負けていません。キャッチャーをしている姿や低い声、冷静なところなどがかっこいいと人気です。

MIXの立花走一郎には、大山春夏との関係が好きだという声が上がっています。走一郎と春夏は作中で少しずつ距離を縮めていますが、恋人関係には程遠いといえるでしょう。2人の恋を応援しているファンにとっては、遅々として進まない恋愛模様がもどかしく感じることもあるようです。

MIXの立花走一郎には、「シスコン」という感想が寄せられています。走一郎は妹の立花音美を大事にしており、その様子がシスコンに見えるという声が多く見られました。走一郎がシスコンであることはファンから高評価で、「シスコンなところが好き」というコメントも上がっています。

MIXの立花走一郎と大山春夏との関係や、野球の実力などをまとめました。走一郎は同級生の春夏のことが好きですが、2人の関係はなかなか進展しません。走一郎と春夏が付き合うかどうかは、今後の展開次第だといえるでしょう。走一郎と春夏の関係にも注目しつつ、MIXの続きを楽しみに待ちましょう。