【メジャーセカンド】椛島アニータはトラブルメーカー?大吾との関係や過去の挫折とは? 

『メジャーセカンド』のハーフの女子選手アニータに焦点を当てます!野球漫画『メジャー』の続編として現在も連載中の『メジャーセカンド』は、個性的なキャラクターと彼らが織りなす人間模様も人気の理由となっています。この記事で特集する椛島アニータもそんな一人で、トラブルメーカーとして注目を集めました。これから、アニータの知られざる過去や主人公の大吾や千里との関係、そしてアニメの声優情報も合わせてお届けします。

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目次

  1. メジャーセカンドの椛島アニータとは?
  2. メジャーセカンドの椛島アニータはトラブルメーカー?過去も解説
  3. メジャーセカンドの椛島アニータと大吾との関係
  4. メジャーセカンドの椛島アニータの声優
  5. メジャーセカンドの椛島アニータに関する感想や評価
  6. メジャーセカンドの椛島アニータまとめ

メジャーセカンドの椛島アニータとは?

メジャーセカンドの作品情報

この記事では、風林中野球部に入部してきた女子選手で、トラブルメーカーとされる『メジャーセカンド』の椛島アニータを特集します。これから、彼女の性格をはじめ、過去の挫折や大吾や千里との関係、そしてアニメ『メジャーセカンド』の声優情報も紹介していきますが、まずはその前に『メジャーセカンド』の作品情報をお届けしましょう。最初に『メジャーセカンド』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

メジャーセカンドの概要

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『メジャーセカンド』(MAJOR 2nd)は、日本の漫画家・満田拓也による野球漫画で、小学館の「週刊少年サンデー」にて2015年15号から連載されています。『メジャーセカンド』の単行本の発行部数は、2019年10月までに650万部を突破しました。

この作品『メジャーセカンド』は、1994年から2010年まで同誌にて連載されていた『メジャー』(MAJOR)の続編という位置づけになります。『メジャーセカンド』の物語は、前作の主人公である茂野吾郎の息子・大吾の成長を中心に描かれています。また、メディア展開としては、テレビアニメ『メジャーセカンド』が制作され、1期・2期ともにNHK Eテレで放送されました。

メジャーセカンドのあらすじ

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父・吾郎の影響でプロ野球選手を夢見ていた茂野大吾は、小学4年生の時、意を決して三船ドルフィンズに入団します。しかし、彼には父のような才能はなく、周囲から期待外れと言われ、やがて野球を辞めてしまいます。その後、母の勧めでサッカーを始めますが、長続きせずゲームに興じる毎日を送っていました。現実を避けるようにやり過ごす大吾でしたが、野球を続けたいという強い思いもあり、心は揺れ動いていました。

椛島アニータのプロフィール

この記事で取り上げる『メジャーセカンド』の椛島アニータは、相楽太鳳や沢弥生の横浜リトル時代の後輩で、日本人の父とブラジル人の母を持つハーフの少女です。関西出身の父親の影響で関西弁を使います。大柄でどっしりした体つき、褐色の肌、明るい性格と、アニータは風林中の中で特別な存在感を放ちます。

『メジャーセカンド』のアニータは風林中野球部では捕手や外野手を務め、背番号2、右投右打で身長173cmです。徹底した実力重視で、他人を見下すことがありました。しかし、大吾から指摘されると、チームプレーヤーとしての意識を持つようになりました。強肩強打ですが、実戦経験がほとんどないためサウスポーの投手には苦労しています。ずっとキャッチャーをしてきたため、他のポジションには不慣れなようです。

アニータは野球に情熱を燃やす熱血女子ですが、おっちょこちょいな一面もあります。たとえば、大吾が「(プロテクターを)脱いで」と言うと、服を脱ぐと勘違いしてしまうようなこともありました。

椛島アニータの性格

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『メジャーセカンド』のアニータの性格を表すなら、「自己主張が強い」という言葉がピッタリでしょう。例えば、『メジャーセカンド』のヒロインで、先輩の佐倉睦子がエースとして不安だと感じると、同学年の藤井千里をピッチャーに変えるように提案したこともあります。

また、『メジャーセカンド』でのアニータは、はっきりした性格でもあり、少しでも気に入らないことがあるとそれをズバリ指摘したり、不快なことがあるとすぐに顔に出てしまいます。しかし、そのような性格ゆえに、本当に愛する野球に対しては他の誰よりも情熱を注ぐことができるのでしょう。

椛島アニータの野球の実力

大柄で力強い『メジャーセカンド』のアニータは、バッティングでは大飛球を放ちます。春の地区大会、清和中戦では、相手エースの卜部に2ストライクまで追い込まれますが、次の球をつまりながらもライトポール際まで運び、同点のホームランとなりました。

バットの根元に当たっても、ボールをスタンドまで飛ばすアニータのパワーは驚異的でした。続く打席でもフェンス直撃の2ベースを打ちました。横浜リトルで鍛えられただけのことはあります。『メジャーセカンド』では、アニータは長距離砲として期待されているのです。

風林中のデビュー戦で正捕手を務めたアニータですが、一方では未熟な点が顕在化しました。清和中戦では、最初のイニングで制球に苦しむ睦子にコーナーを要求し続け、結果的にカウントを悪化させてしまったばかりか、外野からの返球に備えておらず、タッチの遅れからランナーの得点を許してしまいました。アニータはプレー中に自分の未熟さを痛感し、悔しい経験をしました。

『メジャーセカンド』で描かれる前のリトルリーグ時代から、コーチに「常に試合の状況を把握し、周囲に気配りし、目を配ることがキャッチャーとして欠かせない」と言われていましたが、アニータはまだその能力を身につけきれていませんでした。リトルリーグでは捕手としてマスクをかぶっていたものの、レベルの高い中学の野球に移ってみると、まだ実力が足りなかったようです。

しかし、大吾がキャッチャーポジションに入ってプレーする姿を見て、アニータは捕手として必要なスキルを学び始めます。大吾のような指導者が身近にいることで、アニータは未熟ながらもキャッチャーとして、今後の『メジャーセカンド』の展開で大きく成長していくことが期待されています。

アニメ「メジャーセカンド」WEBサイト

メジャーセカンドの椛島アニータはトラブルメーカー?過去も解説

アニータはトラブルメーカー?

『メジャーセカンド』に登場するアニータは、典型的な直情径行タイプの人間で、思ったことをすぐ口に出し、行動に移す選手です。野球に熱い思いを持っているため、過去にはその熱さが時折トラブルのもとになることがありました。

『メジャーセカンド』で、アニータは、過去にブルペンで佐倉睦子の球を受けて、球速がそこまで速くないとわかると「なんでこんな球でピッチャー候補なんだ!?」と発言し、睦子を怒らせる事態になりました。それだけでなく、仁科の投球を見て「こんなもの試合に使えるかどうか、ボケ!」「イチから鍛え直さないとダメだ」と言い、仁科を激怒させてしまったこともあります。

トラブルメーカーのイメージ

春の地区予選前、ピッチャーが少ないことを知った『メジャーセカンド』のアニータは、キャプテンの大吾に相談せず、同級生の外野手だった藤井千里にピッチング練習をさせたことがありました。その結果、大吾から「キャプテンの方針に従わない人にキャッチャーは任せられない」と言われるなど、トラブルに発展したこともあります。

しかし、時間とともにこうした問題は少なくなっていきます。アニータが徐々に先輩たちを尊重したり、風林中の野球に馴染んでいき成長したためかもしれません。詳しくは後述しますが、特にキャプテンである大吾を認めるようになったことが大きな変化です。

アニータが入部時についた嘘

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野球部に入部した当日、佐倉睦子から「横浜リトルでは正捕手だった?」と過去について尋ねられたアニータは、「そうです。マスクをかぶって全国ベスト8まで進みました。クリーンアップも打ちました」と答えました。しかし、後で太鳳が調べると、これは事実ではなかったことが判明しました。横浜シニアは全国大会に出場しましたが、アニータは正捕手ではなかったのです。

アニータの過去の挫折

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『メジャーセカンド』のアニータは、過去に横浜リトルで5番キャッチャーとしてプレーしていたことがあります。しかし、6年生になった夏の大会で、監督から男子選手を起用することになったと言われ、控え捕手兼代打要員となりました。それに伴い、ユニフォームの背番号も控え選手を表す12番に変わりました。

過去のアニータは、体力もスピードも男子選手に負けないと思っていましたが、6年生になると男子選手たちは急激に成長し、アニータを上回るまでになっていました。『メジャーセカンド』では、アニータが試合に出れずにベンチを温める場面が多くなり、完全に燃え尽きることなくリトル野球を終えることになったのです。

アニータを救ったのは千里

そんなアニータを救ったのは『メジャーセカンド』に彼女の同級生として登場する藤井千里でした。千里は「風林中で野球をやろう」とアニータを誘いましたが、アニータは「野球は男のスポーツ。自分は男女別に分かれたスポーツをやる」と言って一旦は断りました。しかし、それでも千里は諦めず、「また一緒に野球をしたい」「男子とどこまで戦えるか、風林中で挑戦しよう!」とアニータを説得しました。

千里の熱心な説得によりアニータは考えを改め、中学で男子と戦う決意を固めます。そして、千里と共に風林中の野球部に入部しました。中学になると男女の体力差が顕著になり、女子が男子に勝つのは容易なことではありません。しかし、アニータの情熱と千里との友情があればきっと乗り越えていけるでしょう。

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メジャーセカンドの椛島アニータと大吾との関係

関係①大吾がキャプテンであることに反発していたアニータ

『メジャーセカンド』で、入部したばかりのアニータは、大吾をチームのキャプテンとして認めませんでした。しかし、大吾の態度やプレイを見ていくうちに、だんだんと考えが変わっていきました。アニータや千里たちが加わった時、大吾は仮のポジションを決めました。アニータはその大吾の姿勢に不満を持ち、すぐに正捕手を決めるよう迫りました。

春の全軟地区大会が近づいても、「無理をする必要はない」と一向に緊張感のない大吾の姿勢に、アニータは落胆します。そして、こんなのんびりした人がキャプテンを務めていてはチームは勝てないと考えるようになりました。アニータは太鳳や沢に相談し、「大吾がなんでキャプテンなのか?」「キャプテンは沢先輩や相楽先輩でもおかしくない」と言ったり、「あの人がキャプテンでいいの?」とまで言ってしまいました。

『メジャーセカンド』のアニータは、リトル時代に野球で挫折したことから、何はともあれ中学の野球部では早く結果を出したかったようです。当時の彼女には強い焦燥感があり、大吾のやり方が生ぬるく感じられたのかもしれません。

関係②大吾を認めるようになるアニータ

アニータの評価とは異なり、『メジャーセカンド』の主人公・大吾はチームを最優先に考えていました。無理をする必要はないと口では言いつつも、勝利を求めていたのです。試合前には相手チームを視察し、準備を怠りませんでした。初戦でアニータが負傷し、急遽マスクを被らねばならなくなった睦子に適切なアドバイスを送り、ピンチを切り抜けました。

試合中に、アニータは、明らかに猛練習したと分かる大吾のバットスイングを目にして感心しました。大吾のこうしたプレーとキャプテンとしての姿勢を改めて見て、アニータはこれまでの大吾への評価が間違っていたと反省します。チーム全体のことを考え続けていた大吾の姿勢に賞賛の念を抱くようになりました。

その後、『メジャーセカンド』において大吾と太鳳の関係がぎくしゃくしたときも、アニータは大吾を支えました。アニータが大吾を認めるようになったことは、『メジャーセカンド』でのアニータ自身の成長の証でもあります。アニータは今後もチームの核として活躍し続けることでしょう。

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メジャーセカンドの椛島アニータの声優

村川梨衣のプロフィール

ここで、アニメ『メジャーセカンド』の椛島アニータ役の声優を紹介しましょう。アニメ『メジャーセカンド』でアニータを演じた声優は、1990年6月1日生まれ・東京都出身の声優・村川梨衣です。村川は、現在、ステイラックに所属し、声優のほかに歌手としても活動しています。ちなみに契約レーベルは日本コロンビアです。

村川梨衣は、幼少時代にテレビアニメ『HUNTER×HUNTER』を観て声優を志したそうです。高校卒業後、声優をめざして総合学園ヒューマンアカデミーパフォーミングアーツカレッジに進学しました。そして2011年5月21日、テレビアニメ『FAIRY TAIL』のココ役で声優デビューを果たしました。

村川梨衣の主な出演作品や演じたキャラ

次に、アニメ『メジャーセカンド』で椛島アニータを演じた声優・村川梨衣の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。(『メジャーセカンド』での出演は除きます)。

  • のんのんびより(一条蛍)
  • Re:ゼロから始める異世界生活(ラム)
  • ヒナまつり(アンズ)
  • ダンまち -クロス・イストリア- (ティオナ・ヒリュテ)
  • 月がきれい(西尾千夏)
  • トリニティセブン(倉田ユイ)
  • ご注文はうさぎですか?(メグ)
  • エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~(エスカメーリエ)
  • Re:CREATORS(煌樹まみか)
  • ワールドウィッチーズ UNITED FRONT(管野直枝)

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メジャーセカンドの椛島アニータに関する感想や評価

ここまで『メジャーセカンド』の椛島アニータ特集をお届けしてきましたが、最後に『メジャーセカンド』の椛島アニータに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、漫画『メジャーセカンド』に関するポジティブな感想ですが、なかでもアニータがかっこよくて好きなのだそうです。アニータを評して「じゃじゃ馬辛口暴言王」と表現していました。言いえて妙ではないでしょうか?

はっきりとモノを言う性格のアニータは、ともすればトラブルを引き起こすこともあります。しかし、このツイートでは、先輩に対してピシっと指摘したアニータにエールを送っていました。

最後に紹介するのは、アニータの過去についてのツイートです。過去の出来事がトラウマになっているアニータに理解を示した上で、物語の今後の展開に期待を寄せていました。

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メジャーセカンドの椛島アニータまとめ

この記事では、「メジャーセカンドの椛島アニータはトラブルメーカー?」と題して、『メジャーセカンド』に登場するアニータに焦点を当て、大吾や千里との関係や過去の挫折、そしてアニメの声優情報まで紹介してきました。

まとめのイメージ

『メジャーセカンド』のアニータの野球人生は、必ずしも順風満帆だったわけではなく、過去、横浜リトル時代に挫折を味わったことがあります。6年生の時、キャッチャーのポジションを男子選手に取られ、控え選手となってしまいます。そんなアニータを救ったのが、藤井千里でした。野球をやめようとするアニータを説得し、一緒に風林中野球部に入ることにしたのです。

野球部に入部後、アニータはキャプテンの大吾とぶつかります。しかし、最終的には大吾の主将としての資質や実力を認め、彼を支えていく存在となっていきました。

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