逃げ上手の若君のネタバレあらすじ!登場人物・キャラクターや史実との違いは?

逃げ上手の若君(逃げ若)のネタバレあらすじを、コミック5巻まで紹介します。逃げ上手の若君は鎌倉時代末期から南北朝時代を描いた歴史漫画で、主人公は北条時行という史実で実在した人物です。鎌倉幕府執権の北条氏の御曹司である北条時行が8歳のとき、鎌倉幕府は滅亡しました。時行は仲間たちと鎌倉幕府の再興を目指して戦います。ここでは、逃げ上手の若君(逃げ若)の第5巻までのネタバレあらすじと登場人物・キャラクターの紹介と、さらに史実との違いについてみていきます。

逃げ上手の若君のネタバレあらすじ!登場人物・キャラクターや史実との違いは?のイメージ

目次

  1. 逃げ上手の若君とは?
  2. 逃げ上手の若君の漫画あらすじネタバレ
  3. 逃げ上手の若君の登場人物・キャラクター一覧
  4. 逃げ上手の若君と史実に違いはある?
  5. 逃げ上手の若君のアニメ声優
  6. 逃げ上手の若君の用語をネタバレ解説
  7. 逃げ上手の若君に関する感想や評価
  8. 逃げ上手の若君のネタバレまとめ

逃げ上手の若君とは?

逃げ上手の若君(逃げ若)の概要

逃げ上手の若君(逃げ若)は松井優征による歴史漫画で、週刊少年ジャンプにて連載中です。鎌倉時代末期から南北朝時代が舞台で、史実で実在した人物である北条時行を主人公に、当時の世相や文化などが詳しく描かれています。連載は2021年1月から始まり、2023年11月時点でコミック第13巻が刊行されています。2024年にはテレビアニメ放送が決定しました。

逃げ上手の若君(逃げ若)は「駆け出す!史上最も逃げ上手の英雄」というキャッチコピーと、鎌倉幕府末期の執権北条高時の次男、時行や南北朝時代を描いたことに注目が集まりました。また、2022年には「全国書店員が選んだおすすめコミック」の第8位となり、さらに、同年6月には電子版も含めた累計発行部数が100万部を超えました。

逃げ上手の若君(逃げ若)の作者

逃げ上手の若君(逃げ若)の作者、松井優征はテレビアニメや劇場版が制作された漫画「暗殺教室」の作者です。松井優征は2001年に「ラビングデッド」という作品で才能を高く評価され、「天下一漫画賞」の審査員特別賞を受賞しました。2004年には「魔人探偵脳噛ネウロ」で「ジャンプ十二傑新人漫画賞」の準入選を果たし、この作品が漫画家としての本格的なデビュー作品となりました。

TVアニメ「逃げ上手の若君」公式サイト

逃げ上手の若君の漫画あらすじネタバレ

ここからは、「駆け出す!史上最も逃げ上手の英雄」というキャッチコピーで話題の漫画「逃げ上手の若君」(逃げ若)の、第5巻までのあらすじをネタバレで紹介していきます。

1巻あらすじネタバレ

逃げ上手の若君(逃げ若)第1巻のあらすじをネタバレで紹介します。北条時行は北条時政以来、代々鎌倉幕府の執権として武家を治めてきた北条氏の御曹司です。この頃の幕府は二度にわたる元寇などの影響もあり、勢いを失いつつありました。しかし、幕府の御家人衆は足利尊氏を筆頭に堅固な体制で幕府を支えています。足利尊氏は御家人の中でも特に武勇に優れており、血統も河内源氏を祖先に持つ名門の家柄です。

このような盤石な体制のもと、幕府は揺るぎないものと思われていました。幕府を治める執権、北条高時の次男として生まれた時行(ときゆき)はまだ少年ですが、賢く凛々しい若武者です。時行には一風変わった才能があります。それは、敵と面と向かって戦うことは苦手でも、逃げることにかけては天才的だというものです。周りは時行の変わった才能に呆れていますが、時行本人は北条家を継ぐのは兄だからと気楽に構えています。

また、足利尊氏に絶対的な信頼を寄せており、彼さえいれば安穏な暮らしが続くだろうなどと思っています。しかし、1333年、尊氏が幕府を裏切り、それに呼応するように上野国の御家人新田義貞が挙兵し、鎌倉へと押し寄せます。鎌倉幕府は滅亡し、北条氏は時行だけが生き残りました。時行は尊氏の裏切りと家族を失った絶望感から死ぬことを考えますが、時行の目の前に諏訪頼重という人物とその娘の雫が現れます。

未来を読むことができる頼重は信濃国の神官で、時行に「未来を変える力がある」と語りかけます。そして、鎌倉幕府と北条家の再興のために生き続けるよう諭された時行は、頼重に連れられて信濃国へと旅立ちました。信濃国では頼重の領地で暮らし、逃若党(ちょうじゃとう)の弧次郎、亜也子、そして雫という同年代の仲間たちと鎌倉奪還を目指して訓練を始めます。

2巻あらすじネタバレ

逃げ上手の若君(逃げ若)第2巻のあらすじをネタバレで紹介します。信濃国守護の小笠原貞宗は、信濃に突然現れて諏訪頼重の保護の下で暮らすことになった少年を不審に思います。北条家の生き残りではないかと考えた貞宗は諏訪大社で行われる弓術を競う「犬追物」に現れ、時行と弓の技術を競うことになりました。貞宗は弓術にかけては並び立つものがいないと言われる腕前です。

時行が勝利することは難しいと思われましたが、逃げながら後方から射ることで形勢を逆転することができ、勝利しました。その後も貞宗は北条家の残党狩りに執着し、後醍醐天皇から諏訪の領地を没収するという綸旨(命令文書)を賜ります。頼重は貞宗の屋敷にある綸旨を奪おうと考え、信濃の元武士の子である風間玄蕃を時行に紹介します。

時行は忍者のように変装や盗み、諜報活動が得意な玄蕃と協力して、貞宗の屋敷に忍び込みます。綸旨を盗むことはできましたが、逃げる途中、市河助房に追われ、窮地に陥ります。その時、玄蕃は時行を置いて自分だけ逃げようとしますが、時行が自分を命がけで庇ってくれたことに心を打たれました。玄蕃は得意の術を繰り出して、時行と共にその場から逃れました。この後、玄蕃は逃若党に入りました。

3巻あらすじネタバレ

逃げ上手の若君(逃げ若)第3巻のあらすじをネタバレで紹介します。逃若党を率いて諏訪北部の国境近くにある集落に偵察に来た時行は、二本の刀を操る男に襲撃されます。弧次郎と亜也子はすぐさま応戦し、すさまじい戦いが始まりました。時行はいつもの稽古とは全く違う動きを見せる弧次郎と亜也子を見て、二人に甘やかされていたことに気づき、恥ずかしくなります。

時行はいつかは自分も彼らのように強くなってみせると、決意を新たにします。戦いの最中、二刀使いの男が、雫の存在に気づきます。雫に世話になったことがあるという二刀使いは戦いを止めて、雫の前に膝をつき、非礼を詫びます。そして、吹雪という名であることを明かし、村が瘴奸(しょうかん)率いる征蟻党(せいぎとう)に襲われ、子どもたちだけが生き残ったと説明します。

村の惨状を知った時行は、残された子どもたちのためにも、吹雪に協力して征蟻党と戦うことになります。そこで、吹雪は時行に「鬼心仏刀」という技を伝授します。時行はこの技を駆使して、見事に征蟻党の頭である瘴奸に打ち勝つことができ、村を救うことができました。この後、吹雪は逃若党に入ることになりました。この頃、足利尊氏は、北条氏の残党による反乱を警戒し、弟の直義を鎌倉へ赴任させます。

4巻あらすじネタバレ

逃げ上手の若君(逃げ若)第4巻のあらすじをネタバレで紹介します。小笠原貞宗の上役にあたる信濃国司、清原信濃守が年貢の取り立てなどの鎌倉幕府時代の掟を破棄し、悪政を行うようになります。苦しい暮らしにあえぐ人々のため、北信濃地域では、諏訪神党の保科弥三郎が挙兵します。諏訪頼重からの依頼で、時行と逃若党が保科に戦いを諦めさせるために、会いに行くことになりました。

清原に対してあまりにも少ない戦力の保科側の武士たちは、死ぬことを誇りに思っており、死に様を見て欲しいとまで言います。時行は保科に戦いをやめさせることは無理だと感じます。戦闘が始まり、一日が過ぎる頃、生き残ったことに苛立つ保科は時行と問答になります。保科は、武士の誇りを守るために潔く死ぬことで、その武士は後々の世まで賞賛されると言います。

時行は、誰かが名誉ある死を選んだとしても、そのことに興味を持つ人はほとんどいないと言います。そして、生き残ることで虐げられている人々に勇気や希望を与えることができると語りました。時行との会話が功を奏し、保科は撤退を決意しました。

5巻あらすじネタバレ

逃げ上手の若君(逃げ若)第5巻のあらすじをネタバレで紹介します。時行は、諏訪では小泉長寿丸という偽りの名前で暮らしています。北条の生き残りを探している小笠原貞宗は、時行がそうではないかと疑っており、時行を屋敷に呼びつけました。貞宗は時行の本名、父親の名、身分について話せと言います。時行は父親は小泉吾郎三郎で、諏訪大社の衛士長だと答え、父親は火事で死亡したと答えました。

時行は親を残して一人で逃げたことを誰にも知られたくなくて、諏訪大社に逃げ込んだと言います。この事は実際に小泉家で起こった出来事で、火事で小泉親子が死亡したことを知っている領民もいます。貞宗はさらに厳しい追及を行いますが、時行は動揺することなく、すべての質問に堂々と答えていきます。混乱した貞宗は最終手段として、市河助房に時行の心臓の音を聞かせながら、貞宗は時行の表情を読むために目の前に座ります。

そして、お前は北条か?という質問を投げかけます。すると、そのタイミングで亜也子が賑やかに楽器を奏でて踊り始めます。市河と貞宗は亜也子の鮮やかな踊りに気が散ってしまい、追及を諦めました。この後、これ以上は危険だと考えた頼重は、時行を逃若党と共に京都に行かせることにします。旅の途中で、叔父の北条泰家と出会った時行は、彼と共に京都に到着しました。

京都には後醍醐天皇と組む足利尊氏がおり、頼重としては時行に敵の大きさ、強さを思い知らせるという目的がありました。また、尊氏側の武将で、後に強敵となる佐々木道誉の娘である魅摩と出会います。京都では尊氏暗殺を計画するなど、鎌倉奪還へ向けた戦いが始まっていきます。ここまで、逃げ上手の若君(逃げ若)の第5巻までのあらすじを、ネタバレで紹介しました。

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逃げ上手の若君の登場人物・キャラクター一覧

登場人物①北条時行

逃げ上手の若君(逃げ若)の登場人物、キャラクター紹介①、主人公の北条時行は実在した人物です。物語は時行が8歳の時から始まります。鎌倉時代に幕府を取り仕切った執権、北条氏の出身で、14代目執権高時の次男です。足利尊氏によって幕府が滅ぼされ、一族をすべて失いました。諏訪頼重の招きで信濃国でかくまわれ、小泉長寿丸という偽名で暮らします。

北条時行は武術などは苦手ですが、逃げること、隠れることに特別な才能を持っており、怖いから逃げるのではなく、逃げること自体に興奮する性格です。本来は大らかで優しい、友人を大切にする普通の少年です。諏訪頼重の保護の下、若い武者たちで結成された逃若党を率いて鎌倉幕府の再興を目指していきます。

登場人物②諏訪頼重

登場人物、キャラクター紹介②、諏訪頼重は実在した人物です。信濃国諏訪の領主で、諏訪大社の神官です。物語では現人神として崇拝される人物で、おぼろげながら未来を視る能力を持っています。また、武士の集団「諏訪神党」を率いています。興奮すると体から後光が射し、奇妙な振る舞いをするため、時行には「インチキ霊媒師」などと言われます。時行の未来を予言し、鎌倉再興を目指す時行に協力します。

登場人物③雫

登場人物、キャラクター紹介③、オリジナルキャラクターの雫は諏訪頼重の娘です。人外の者を感じる能力の持ち主で、巫女のような存在です。実務の他に多少の未来予知などもでき、父の頼重の右腕として能力を発揮します。時行をかくまうため、彼の妹のように振る舞いますが、彼に好意を寄せている様子です。父の奇行にはあきれており、そのことに対するフォローをしないため、頼重から小言を言われます。

登場人物④弧次郎

登場人物、キャラクター紹介④、オリジナルキャラクターの弧次郎は逃若党のメンバーです。時行とは主従関係ですが、同年齢ということもあり、友人同士となります。刀使いは大人顔負けの腕前です。出身は諏訪神党に連なる祢津一族ですが、幕府の御家人に乱暴された母から生まれたため、一族の厄介者扱いを受けてきました。その中で、居心地の良い場所を与えてくれた頼重と、友人として接してくれる時行に感謝しています。

登場人物⑤亜也子

登場人物、キャラクター紹介⑤、オリジナルキャラクターの亜也子は逃若党のメンバーです。父は望月重信という諏訪でも有力な武将です。時行とは同じ年齢ですが、体が大きく、大人の男性も驚くような腕力の持ち主です。明るく社交的な性格で仲間を鼓舞します。主君である時行に対して好意を寄せています。

登場人物⑥風間玄蕃

登場人物、キャラクター紹介⑥、オリジナルキャラクターの風間玄蕃は逃若党のメンバーです。元は有名な盗人です。父親は武士とは思えない奇妙な戦い方で追放され、病死しました。「金以外信じるな」という父の遺言があり、金への執着が強く、逃若党に勧誘されたときも報酬として大金を要求します。当初は時行のことを信じませんでしたが、時行の大らかな人柄に興味を持ち、出世払いで領地を貰う条件で逃若党に入りました。

登場人物⑦吹雪

登場人物、キャラクター紹介⑦、オリジナルキャラクターの吹雪は逃若党のメンバーです。凄腕の二刀使いで、優秀な軍師でもあります。凶悪な賊と戦っていたときに時行と出会い、彼の誘いで逃若党に入りました。高一族に連なる武家の生まれで、厳しい父の指導に耐え切れず家を出ました。優れた主君に仕えることを望んでおり、時行の下で思う存分戦うことに喜びを感じています。

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逃げ上手の若君と史実に違いはある?

ここまで、逃げ上手の若君(逃げ若)のコミック第5巻までのネタバレあらすじと、登場人物・キャラクターの紹介をしてきました。逃げ上手の若君(逃げ若)は史実に基づいて物語が展開していきますが、オリジナルキャラクターが登場するなど、史実とは違う要素も含まれています。ここでは、登場人物の他にも史実とは違う部分について紹介します。

史実の北条時行とは?

本のイメージ画像

逃げ上手の若君(逃げ若)の主人公、北条時行は史実で実在した人物です。物語では鎌倉幕府の滅亡後、生き残った時行が鎌倉奪還を目指して戦います。史実の北条時行についてみていくと、史実の時行は幕府の14代執権、北条高時の次男として生まれました。鎌倉幕府は1333年に足利尊氏と新田義貞によって滅ぼされ、8歳で一族を失いました。1335年、10歳で鎌倉幕府の残党を集めて「中先代の乱」を起こし、鎌倉を奪還します。

しかし、20日後には再び尊氏に奪い返されてしまいます。1337年に杉本城の戦いで再び鎌倉を奪還しますが、和泉国(大阪府)で起こった石津の戦いで足利氏執事の高師直に敗れます。その後、武蔵野合戦で勝利し、鎌倉を奪還しますが短い期間で終わり、逃走を余儀なくされます。この翌年、1353年に足利氏によって捕まり、館蔵龍ノ口(神奈川県藤沢市龍口)で処刑され、28歳で生涯を終えました。

逃げ上手の若君と史実の違い

逃げ上手の若君(逃げ若)と史実の違いについてみていきます。史実を基にした物語で、北条氏の生き残りである時行が鎌倉幕府奪還を目指して戦うところは史実と同じです。漫画でも時行は鎌倉奪還を目指しますが、少年漫画らしいオリジナルな魅力が描かれています。物語の展開もオリジナルキャラクターである逃若党のメンバーたちと時行の冒険が豊富に描かれています。

また、史実で実在した諏訪頼重は、漫画では未来を視る能力があるという設定です。頼重の娘の雫はオリジナルキャラクターで、人ではない者の存在を感じることができる能力を持っています。このように、逃げ上手の若君(逃げ若)は史実に基づいた物語ですが、ファンタジー要素も取り入れた作品となっています。

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逃げ上手の若君のアニメ声優

ここまで、逃げ上手の若君(逃げ若)のコミック第5巻までのネタバレあらすじと、登場人物・キャラクターの紹介、史実との違いについてみてきました。ここからは、2024年にテレビアニメ放送が予定されている逃げ上手の若君(逃げ若)の、主な登場人物の声優を紹介していきます。

北条時行役/結川あさき

北条時行役の声優、結川あさきは2月15日生まれ、東京都出身、アイムエンタープライズに所属する声優です、日本ナレーション演技研究所出身です。フットサルが得意で、趣味はゲームや音楽です。日本漢字能力検定の準1級の資格を持っています。アイムエンタープライズには2022年4月に入所し、翌年、テレビアニメ化が発表された「逃げ上手の若君」(2024年放送予定)の主人公北条時行役に抜擢されました。

結川あさきの主な出演作とキャラクターを紹介します。2024年5月10日公開予定の劇場版アニメ「トラペジウム」東ゆう(主人公)、2024年4月放送開始「となりの妖怪さん」杉本睦実(主人公)。これまでに出演した作品とキャラクターは、「勇者が死んだ!」シャノン・ペトラルカ、「シャングリラ・フロンティア」陽務瑠美、NPC店員など、ボイスコミック「暗号学園のいろは」夕方多タ、「ドリトライ」大神星。

諏訪頼重役/中村悠一

諏訪頼重役の声優、中村悠一は1980年2月20日生まれ、香川県出身、インテンションに所属する声優、ナレーター、YouTuberです。代々木アニメーション出身、2020年に「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のブローノ・ブチャラティ役でアメリカの「Crunchyrollアニメアワード」の最優秀声優賞(日本語部門)を獲得しています。また、2020年からYouTubeチャンネル「わしゃがなTV」、2021年から「中村悠一」を配信しています。

中村悠一の主な出演作とキャラクターを紹介します。「呪術廻戦」五条悟、「ハイキュー!!」黒尾鉄朗、「ワールドトリガー」迅悠一、「機動戦士ガンダム00」グラハム・エーカー、「ブルーロック」士道龍聖、「SHAMAN KING」マルコ、「マクロスF」早乙女アルト、「僕のヒーローアカデミア」ホークス、「CLANNAD」岡崎朋也、「魔法科高校の劣等生」司波達也、「Dr.STONE」獅子王司、「葬送のフリーレン」ザイン。

雫役/矢野妃菜喜

雫役の声優、矢野妃菜喜は1997年3月5日生まれ、兵庫県出身、ソニーミュージックアーティスツに所属する声優、女優、歌手です。アイドルグループ「momonaki」「私立恵比寿中学」の元メンバーです。声優としては2017年から活動を開始し、2年後にオーディションに合格し、Netflixのオリジナルアニメ「キャノン・バスターズ」のS.A.M役を演じました。2022年に「声優アワード」の新人女優賞を獲得しています。

矢野妃菜喜の主な出演作とキャラクターを紹介します。「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」高咲侑、「ウマ娘 プリティーダービー」キタサンブラック、「ワンダーエッグ・プライオリティ」沢木桃恵、「SELECTION PROJECT」美山鈴音、「絆のアリル」ハル、2024年4月から放送予定「変人のサラダボウル」サラ・ダ・オディン、同年春に放送開始予定「この世界は不完全すぎる」二コラ。

弧次郎役/日野まり

弧次郎役の声優、日野まりは5月22日生まれ、北海道出身、シグマ・セブンに所属する声優です。北海道根室高校では演劇部で活動し、卒業した後、声優養成所で学びました。声優としてのデビューは2010年です。ピアノが得意で、資格は英検準2級を取得しています。趣味はカラオケと、乾燥機の中を眺めることだということです。

日野まりの主な出演作とキャラクターを紹介します。「魔都精兵のスレイブ」駿河朱々、「七つの魔剣が支配する」リネット=コーンウォリス、「ハナビちゃんは遅れがち」イッカククン、「カードファイト!! ヴァンガード overDress」ユリカ、「とある魔術の禁書目録III」リメエア、「ほしの島のにゃんこ」マオ、「妖怪学園Y 〜Nとの遭遇〜」桂馬アユム、霧隠ラント(7歳)など、「フルーツバスケット」草摩紫呉(幼少期)。

亜也子役/鈴代紗弓

亜也子役の声優、鈴代紗弓は1998年2月4日生まれ、神奈川県出身、アーツビジョンに所属する声優です。高校時代に日本ナレーション演技研究所に入所し、オーディションに合格してアーツビジョンに入所しました。声優デビューはゲーム「アルテイルクロニクル」で、テレビアニメは2017年に「ラブライブ!サンシャイン!!」の女子生徒役でデビューしました。2020年に「声優アワード」の新人女優賞を獲得しています。

鈴代紗弓の主な出演作とキャラクターを紹介します。「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」白銀圭、「ハイスコアガール」大野晶、「荒野のコトブキ飛行隊」キリエ、「86-エイティシックス-」クレナ・ククミラ、「失格紋の最強賢者」ルリイ=アーベントロート、「ぼっち・ざ・ろっく!」伊地知虹夏、「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」サトノクラウン、「精霊幻想記」クリスティーナ=ベルトラム。

風間玄蕃役/悠木碧

風間玄蕃役の声優、悠木碧は1992年3月27日生まれ、千葉県出身、青二プロダクションに所属する声優、歌手、女優です。4歳の時に芸能界に入り、子役として様々なドラマや映画に出演しました。2008年から声優としての活動を開始し、2012年に歌手デビューし、翌年、竹達彩奈とpetit miladyというユニットを結成し、CDデビューを果たしました。

悠木碧の主な出演作とキャラクターを紹介します。「魔法少女まどか☆マギカ」鹿目まどか、「幼女戦記」ターニャ・デグレチャフ、「七つの大罪」ディアンヌ、「薬屋のひとりごと」猫猫、「ソードアート・オンライン」ユウキ(紺野木綿季)、「僕のヒーローアカデミア」蛙吹梅雨、「戦姫絶唱シンフォギア」立花響、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」比企谷小町、「ワンパンマン」戦慄のタツマキ。

吹雪役/戸谷菊之介

吹雪役の声優、戸谷菊之介は1998年11月30日生まれ、ソニー・ミュージックアーティスツに所属する声優です。2歳から7歳までタイで育ち、当時は音楽に興味を持っていました。高校時代に芝居に興味を持ち、卒業後に声優の仕事にも魅力を感じるようになりました。ソニー・ミュージックアーティスツのオーディションで特別賞を獲得したことで本格的に声優に打ち込むことになりました。

戸谷菊之介の主な出演作とキャラクターを紹介します。「チェンソーマン」デンジ、「UniteUp!」清瀬明良、「柚木さんちの四兄弟。」柚木尊、「七つの大罪 黙示録の四騎士」ドニー、吹き替えアニメ「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!」ミケランジェロ。俳優としてはテレビドラマ「バンカケ〜警視庁自動車警ら隊」酒巻圭太役で出演。2022年にどん兵衛のCM「どんぎつねシーズン2 秋祭篇」に出演しています。

逃げ上手の若君の用語をネタバレ解説

用語①南北朝鬼ごっこ

逃げ上手の若君(逃げ若)に登場する用語、南北朝鬼ごっことは、北条時行と彼を狙う敵の攻防を、鬼ごっこに当てはめた言葉です。作中では、敵が鬼のような姿に覚醒したとき、「南北朝鬼ごっこ」か、または鬼の特徴を言葉にした「〇〇鬼」という言葉が大きく現れる演出がされています。例えば、小笠原貞宗はの鬼名は「千里眼鬼」、市河助房は「順風耳鬼」、清原信濃守は「火車鬼」となっています。

用語②神力

逃げ上手の若君(逃げ若)に登場する用語、神力(しんりき)は、人の能力にはない超常な力のことです。諏訪大社の神官を務める諏訪頼重は神力を持つ者で、娘の雫にも神力があるということです。頼重には未来を視る能力があり、時行の未来を「2年後の10歳で天を揺るがす英雄となる」と予知しています。また、自然現象として現実でも起こる諏訪湖の御神渡り(おみわたり)が作中で神力として描かれています。

御神渡りとは、冬の凍結した諏訪湖の水面に亀裂が入る現象のことです。冬の諏訪湖では、夜間と昼間の温度差によって氷が膨張と収縮を繰り返し、その結果、氷が割れてせり上がり、湖に亀裂ができます。その亀裂が道のように見えることから、昔の人々はこの現象を「神様がお渡りになった跡」と伝えてきたということです。物語では、頼重が凍った諏訪湖に手を触れると、湖に亀裂ができるシーンが第3巻の25話で描かれています。

また、頼重は諏訪大社の郎党を集めた諏訪神党を束ねており、明神様と呼ばれています。ただ、神力は文明が発展し、人のパワーが強力になると弱っていくということです。頼重によると、足利尊氏の圧倒的なカリスマ性も神力で、今では彼一人に神力が集中しており、尊氏が天下人になれば日本人の発展が滞ってしまうということです。

逃げ上手の若君に関する感想や評価

逃げ上手の若君(逃げ若)について、歴史ファンの方や北条家にゆかりの深い方々にもとても楽しめる内容だと思う、という感想です。アニメ化や映画化を期待しているということです。アニメ化については2024年にテレビアニメ放送が決定しています。

逃げ上手の若君(逃げ若)は、堅苦しくない歴史漫画で、歴史の描き方が巧みで面白いという感想です。特に主人公の北条時行については、物語の「ザ・主人公」みたいな人物が史実にいたことに驚いたということです。また、物語で時行が敵のボスと戦う際、名前が出る演出が大好きだということです。逃げ上手の若君は3DGCモデリング、単行本の装丁、筆書、水墨画、着物柄などを外注しており、多くのクリエイターが関わっています。

逃げ上手の若君(逃げ若)は鎌倉時代末期から南北朝時代が描かれた歴史漫画です。当時の歴史に詳しくなくても面白い作品で、おすすめだという感想です。また、アクションシーンが多くあり、アニメ化された場合、見映えが良いと思うということです。

逃げ上手の若君のネタバレまとめ

逃げ上手の若君(逃げ若)のあらすじをコミック5巻までネタバレで紹介しました。主人公北条時行は鎌倉幕府の再興を目指して戦いを始めます。歴史漫画といっても史実とは違う要素が取り入れられています。時行は逃若党の同年代の若者との冒険の様子が物語の多くを占めており、面白く楽しめる作品だということでした。逃げ上手の若君(逃げ若)は2024年にテレビアニメ放送が決定しており、声優キャストも決定しています。

逃げ上手の若君(逃げ若)の感想でもアニメ化が期待されていました。また、歴史の描き方が面白く、アクションシーンも多くあり、アニメ化された場合、見映えするだろうという感想がありました。ここまで、逃げ上手の若君(逃げ若)のネタバレあらすじの紹介と、登場人物・キャラクター、声優の紹介と用語や史実との違いについてのまとめでした。

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