2023年12月26日公開
2023年12月26日更新
【逃げ上手の若君】吹雪は裏切り者の二刀流刀使い?正体や父親との壮絶な過去は?
漫画『逃げ上手の若君(逃げ若)』に登場する二刀流の刀使い、吹雪を秘密を解明します!『暗殺教室』などで知られる松井優征が描く歴史漫画『逃げ上手の若君』には、様々な武術に秀でた達人が登場しますが、際立った才能を持ちながら謎の多いキャラクターがこの記事で特集する吹雪です。これから、彼の正体・強さや父親との壮絶な過去、そして最大の謎である裏切り・寝返りの理由について詳しく解説していきます。
目次
逃げ上手の若君の吹雪とは?
逃げ上手の若君(逃げ若)の作品情報
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— TVアニメ『逃げ上手の若君』 (@nigewaka_anime) December 16, 2023
#逃げ上手の若君
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この記事では、『逃げ上手の若君(逃げ若)』の第16話に登場する、北条時行率いる逃若党での最強実力者、吹雪を特集します。これから、彼の強さや父親との壮絶な過去、そして裏切り・寝返りの真実について解説していきますが、まずはその前に『逃げ上手の若君』の作品情報をお届けしましょう。最初に『逃げ上手の若君』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。
逃げ上手の若君(逃げ若)の概要
『逃げ上手の若君(逃げ若)』は、『暗殺教室』などで知られる松井優征による漫画作品で、鎌倉時代末期を舞台に武家の少年・北条時行の人生を描いています。連載は「週刊少年ジャンプ」2021年8号からスタートし、同年7月には単行本第1巻が出版されました。原作漫画は、2023年11月2日に、単行本第13巻をもって完結し、2024年にはテレビアニメの放送が予定されています。
逃げ上手の若君(逃げ若)のあらすじ
時は1333年、鎌倉幕府末期のことです。北条時行は、お家の跡継ぎでありながら武士の心得がなく、武芸の修練から逃げ回っていました。やがて足利高氏の謀反が勃発すると、鎌倉幕府は終焉を迎え、時行は全てを失います。信濃国の神官・諏訪頼重に保護された彼は、2年後に英雄となるという頼重の予言を聞かされます。逃げ隠れの術に長けた時行は、過酷な運命を「逃げ」で切り抜けていくのでした。
吹雪のプロフィール
TVアニメ『逃げ上手の若君』第1弾PV https://t.co/9PbFCz5eR6 @YouTubeより
— ソメヤド (@iPad63080870) December 16, 2023
戸谷吹雪!!! pic.twitter.com/HFy8eSZshY
ここからは、この記事のメインテーマである『逃げ上手の若君(逃げ若)』の吹雪の話題に移ります。吹雪は、片目を覆い隠すほど長い髪を持つ青年です。二刀使いとして武芸に優れた才能を示し、同時に軍略にも長けた人物として知られています。人々の才能を見抜き、教えることを天職としているようです。
また、冷徹な知略家でありながら、情に厚く、子供たちの頼みごとを断れない性格をしています。その一方で、異常なほどの食いしん坊で、空腹になると戦場でも力が抜けてしまい、戦うことができなくなることもしばしばありました。
逃げ上手の若君の吹雪は裏切り者?正体や過去を解説
吹雪は二刀流刀使い?強さを解説
次に、『逃げ上手の若君』の吹雪の強さや正体・過去について解説します。諏訪領における小笠原貞宗の不穏な動きを察知した諏訪大社は、時行率いる逃若党を中山庄へ向かわせます。しかし、到着と同時に時行は襲撃を受け、そこに姿を現したのが吹雪でした。彼の正体は、二刀流の刀使いだったのです。吹雪は、抗戦する弧次郎や亜矢子を寄せ付けない強さを見せます。
三人の戦いの最中、吹雪の正体が諏訪大社の遣いであることに気づいた雫が戦いを止めさせます。二刀使いは宮本武蔵や新田義貞などが有名ですが、吹雪も二刀使いとして一目置かれる強さを持っていました。吹雪の強さや正体を目の当たりにした時行は、彼から剣術を学びたいとすら思いました。
逃げ上手の若君で吹雪君の必殺技の初披露シーンが忍者と極道で極道側が使う極道技巧を披露するシーンを思い起こすな#WJ02 #逃げ若 pic.twitter.com/WWizFAiOXM
— ヤギ魚 (@yagiuo1227) December 11, 2022
吹雪の正体は、攻撃の強さだけでなく策略にも長けた人物でした。時行たちとの戦いでは、たいまつで周囲を取り囲み、敵が多数いるように見せかけて、時行たちの警戒心を煽りました。実際に取り囲んでいたのは、親を敵に殺された子どもたちでした。吹雪は、罠の作り方など知識も豊富ですが、一方では親を亡くした子供たちの士気を高め成長させる師匠としての正体も合わせ持っていたようです。
また、彼は、中国発祥の兵法にも通じていました。そのため、今回の敵である征蟻党の大将が兵法を学んでいることを見抜いています。今後の戦いでは、征蟻党の大将のように戦法を学んだ敵も現れることでしょう。吹雪のような人物が時行たちの仲間になれば、逃若党の軍師にまで昇り詰めるのも夢ではないでしょう。
吹雪は足利学校の出身
『逃げ上手の若君』
— 平野レミゼラブル@キネマ荘 (@28kawashima) November 7, 2022
天狗衆を輩出している「足利学校」は上杉家の預かり。
高師直は今後「天狗衆」は自分が直接運用することを考えている。
これ、観応の擾乱に繋がっていく布石では?(管轄争いで深まる上杉一族と高一族の確執)#逃げ若 #逃げ上手の若君 pic.twitter.com/nVHnRqduRC
『逃げ上手の若君』の吹雪の過去ですが、彼は足利学校の出身者でした。足利学校は上杉憲顕が率いる人造武士の実験場であり、足利の戦力を養成する場ともなっています。そこで、吹雪は脱走するまでの間、足利のために刀を振るっていました。後に、征蟻党幹部の腐乱も実は足利学校の出身者だったことが明らかになりました。
しかし、こうした腐乱の正体を知っても、時行は意に介しませんでした。敵である足利学校の出身であることは、吹雪のこれまでの功績を損なうものではなく、むしろこれからも彼に協力してほしいと考え、時行は吹雪を受け入れました。優れた才能や強さを持っていても下級武士というだけで使い捨てにされていた時代にあって、時行の言葉は吹雪の心に強く響きます。時行に対する忠誠心を新たにする吹雪でした。
吹雪は高師冬になった?裏切り・寝返りの理由を考察
ここからは、『逃げ上手の若君(逃げ若)』の吹雪の裏切り・寝返りの理由を考察していきます。まず、吹雪の裏切り・寝返りとはどのようなことなのでしょうか?
吹雪は自身の才能や強さを生かせる場所を見つけました。時行を支え、天下を取り戻すのです。ところが彼には深刻な空腹という問題をかかえていました。食事への執着は異常で、吹雪は力士並みの食事量を求めますが叶えられず、時行の元を離れて足利側に寝返ったのです。この裏切り・寝返りは未来を見る能力のある諏訪頼重ですら予測できず、彼は自身の敗北を悟りました。
次に、吹雪の裏切りと寝返りのエピソードを具体的に見ていきましょう。最初は、吹雪が暗殺の標的である尊氏と出くわすシーンからです。なぜ時行の側で活動していた吹雪が裏切りや寝返りをすることになったのでしょうか?それを解くカギは、京都での時行の郎党による尊氏暗殺事件にありました。時行は、名将の楠木正成と出会った際、偶然にも尊氏が楠木邸を訪れる日時を知ってしまったのです。
時行の郎党たちは協力して計画を進め、尊氏を側近たちから引き離し孤立させることに成功しました。しかし、暗殺計画を実行に移すと、尊氏は敏捷に反応し神力で時行たちを圧倒しました。彼のオーラは時行の目には化け物のように映りました。また、一方の吹雪には後光を放つ仏のような存在に見えたのです。暗殺は失敗に終わり、吹雪の裏切りと寝返りはここで最初の局面を迎えました。
今週の『逃げ上手の若君』
— Day (@Daybreak_again) April 18, 2023
第106話「父子1335」
名前読めないのは理解不能の鬼って事か、そして雪吹くんの高師冬ルート。
関東で上杉と政争して負けた(暗殺)イメージしかないが、諏訪の孫殿も居たので正気取り戻すのその辺かしら?
なお高師春、高師夏、高師秋、高師冬の春夏秋冬は全員実在する。 pic.twitter.com/fCdHPSvnYs
続いて紹介する吹雪の裏切り・寝返りエピソードは、尊氏の後光を受けて高師冬となるシーンです。原作漫画では第106話「父子1335」になります。戦場に現れた尊氏の強力な後光は、「現人神」とされる諏訪大社の当主、諏訪頼重の神力をも凌駕し、戦場を混乱に陥れました。時行の郎党たちは尊氏に降伏するか彼に仕える道を選ぶこととなりました。神力の影響で人知を超える出来事が起こったのです。
戦場で尊氏を見た頼重は敗北を悟りました。一万人の軍勢とともに吹雪も尊氏に降伏します。彼は尊氏の後光に触れ、「時行を支えて天下を取り戻す」という使命が失われていくのを感じました。尊氏に近い高師直は、吹雪の様子を見て、尊氏の力への渇望があると推測します。彼は吹雪の才能を高く評価し、「高師冬(こうの ・もろふゆ)」に改名させた上で足利のために利用することを決めました。
吹雪の過去
ここからは、謎に包まれた『逃げ上手の若君』の吹雪の過去を探っていきます。幼いころの彼は、どのような環境で過ごしていたのでしょうか?
過去①父親から期待されていた吹雪
『逃げ上手の若君』第86話
— 装鉄城 (@rZVdzXGF3Op2U8G) June 15, 2023
⇒ https://t.co/9taulZzmiE #逃げ上手の若君 感想記事UP。今回はやはり何といっても今川範満による「騎馬武者の正しい活用方法」、騎馬武者は縦横無尽に機動戦を展開し、そして徒歩の世話役がいて初めて機能する。
この高い見識は大河ドラマでも必要でしょう。 pic.twitter.com/vgTpsUhAjX
『逃げ上手の若君(逃げ若)』86話では、吹雪が時行の郎党になる前の過去が描かれています。彼の優れた武術の腕前は、時行の側近たちの中でも際立っていました。吹雪自身はこれを、「足利学校で学んだ成果」と表現しています。
一方、彼の父親は足利の下級武士でした。出世の見込みが薄いと感じていた彼は、優れた才能を持つ吹雪に賭けます。そして息子に厳しい鍛錬を課しました。吹雪は昼間は学校に通い、夜は父親による過酷な鍛錬に耐える日々を送っていました。
過去②吹雪は父親を殺害する
吹雪の衣服の下には、激しい「修練の跡」が刻まれていました。弧次郎はこれを見て、「訓練ではなく、服従させるために痛めつけた痕だろう」と悟り、その激しさに息を呑みました。現代では児童虐待で刑事事件となる問題ですが、鎌倉から室町時代にかけて、子供の権利は著しく制限されていました。助け舟を出せる人など、そもそもいなかったでしょう。
なお高一族には師冬の他に師春(師直の叔父)、師夏(師直の実子)、師秋(師冬の兄弟)もちゃんと(?)いる
— 平野レミゼラブル@キネマ荘 (@28kawashima) April 16, 2023
ちょっと面白がってネーミングしてただろ!!
特に師夏はもう意図的じゃねーか。師直、お前!!!!#逃げ若 #逃げ上手の若君 pic.twitter.com/0C4QQmpoi5
自分の昇進・出世しか頭にない父親による過酷な虐待に耐え切れなくなった吹雪は、とうとう父親を殺してしまいました。当時、父を殺すことは大きな罪であり、その事実は隠さねばならなかったでしょう。家柄を失った吹雪は、どの領主からも無碍な扱いをされることになりました。
その後も「天下を支えたい」という吹雪の願いは叶わず、彼は様々な所を彷徨い続けました。そして、大人たちを全滅させられたあの村で、ついに吹雪は時行と出会うのです。しかしその後、吹雪は時行から離れる選択をしました。
逃げ上手の若君の吹雪の名シーンをネタバレ
吹雪の名シーン①初登場
弧次郎と亜矢子による白熱した対戦が繰り広げられる『逃げ上手の若君』第16話で、吹雪は初登場を果たします。二刀を使い、時行が驚くほどの速さで攻撃する、吹雪の強さを見せつけた鮮烈のデビューでした。
【逃げ上手の若君 アニメ化情報】ジャンプフェスタにて第1弾PV解禁! 弧次郎・風間玄蕃・吹雪・足利高氏らのキャラデザも発表!!【PV画像あり】 https://t.co/Kwbn2e1ktv #逃げ上手の若君 #逃げ若 pic.twitter.com/Ykbwy8Pfo0
— Fate雑記(士凛特化)+あるふぁ (@takakimura01) December 16, 2023
敵でないことが分かった後、吹雪は仕える主を探していると告げました。時行はその実力に感心し、仲間に加わってくれることを期待していました。吹雪の加入は鎌倉幕府奪還にとって重要な原動力になります。また、吹雪は軍議でも驚くほどの洞察力を見せ、戦略を立てる能力も持っています。まるで、中国の春秋戦国時代を舞台にした漫画『キングダム』の李牧のようでした。
吹雪の名シーン②中山庄の戦い
『逃げ上手の若君』では、中山庄での戦闘が始まりました。吹雪自身の戦闘シーンは登場しませんが、彼の作戦が日の目を見ました。地面を凍らせたり落とし穴を仕掛けたり、諏訪神党の援軍を戦場に巧みに配置するなど、緻密な策略で味方を導いていきました。戦略がうまくいかない場合に備え、次々と戦術を練り上げるその姿勢に感嘆に値するでしょう。
吹雪くん、望月殿についていって良かったね!君の主君、だいぶ指示が雑で無茶振り仕掛けてくる結果論兵法信者だから学んだことを早速活かせるよ!!#逃げ若 #逃げ上手の若君 pic.twitter.com/VjPLt11biZ
— 平野レミゼラブル@キネマ荘 (@28kawashima) November 13, 2022
弧次郎と亜矢子が敵の大将と戦う中、鎧武者との戦いを経験し、戦場での豊富な経験を持つ吹雪は、二人の戦い方に疑問を呈します。また、時行には、逃げの才能を活かす技「鬼神仏刀」を教えていますが、その詳細は未だ明らかになっていません。吹雪は一騎打ちでしか使用できないと述べていますが、他の戦術と組み合わせることも考えているようです。彼は個人の才能を生かして育てる能力にも優れているようです。
逃げ上手の若君の吹雪の声優
戸谷菊之介のプロフィール
ここで、アニメ『逃げ上手の若君(逃げ若)』の吹雪役の声優、戸谷菊之介(とや・きくのすけ)を紹介します。戸谷菊之介は、1998年11月30日生まれの男性声優で、現在はソニー・ミュージックアーティスツに所属し活動しています。
アニメ『チェンソーマン』にてデンジを演じさせていただきます!
— 戸谷菊之介 (@Kikunosuke_Toya) August 5, 2022
憧れのチェンソーマンになれるなんて…
最高じゃあないっすか……
藤本タツキ先生の描く素晴らしい世界観をそのままに、大切に演じます!
よろしくお願いします!!!#チェンソーマン ‼ #チェンソーマン !! pic.twitter.com/5vHcjtnJTa
戸谷の経歴を簡単に紹介しますと、2017年10月、現在の所属事務所であるソニー・ミュージックアーティスツが主催するオーディション「第6回アニストテレス」で特別賞を受賞しました。2019年には俳優私塾「Team BareboAt」に第1期生として入塾し、主催者で声優の緒方恵美の指導を受けました。2020年ゲーム『我的起源』で声優デビューを飾り、2022年のアニメ『チェンソーマン』では初主演を務めました。
戸谷菊之介の主な出演作品や演じたキャラ
次に、アニメ『逃げ上手の若君(逃げ若)』で吹雪を演じる声優・戸谷菊之介の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。
デンジはやはりこの生活に飽きてきたんだろう。先週ポロッとこぼした「チェンソーマンになりたい」という本音と、燃えている家の前で手を振るポチタに笑顔のピースで返すデンジ。
— ぶぶぶ (@Chaliceveil) December 19, 2023
平和で普通な飽きた日常の象徴であるアパートを、ポチタとデンジ(チェンソーマン)で自らぶち壊すという比喩。 pic.twitter.com/cFiwpaNddI
- チェンソーマン(デンジ)
- UniteUp!(清瀬明良)
- 柚木さんちの四兄弟。(柚木尊)
- 七つの大罪 黙示録の四騎士(ドニー)
- ウインドボーイズ!(清嶋桜晴)
- 束縛彼氏(新藤暁)
逃げ上手の若君の吹雪に関する感想や評価
ここまで『逃げ上手の若君(逃げ若)』の吹雪特集をお届けしてきましたが、最後に『逃げ上手の若君』の吹雪に関する感想や評価をTwitterより紹介します。
逃げ上手の若君 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)
— 染島@NFTレビュアー/NFTパワポ絵師/メタバース書店員 (@somejima_sb_lab) December 21, 2021
新しい仲間、吹雪がすごく暗殺教室のカルマ君だ…松井先生はそこら辺も意図的に描いてそう🤔
そして彼から授かった時行の必殺技がすごくぴったり。「王様ランキング」のボッジみたいな戦闘スタイルである。#読了https://t.co/MpedLjzmRj
『逃げ上手の若君』の吹雪が、同じ作者の『暗殺教室』のカルマ(赤羽業)に似ているという感想です。徹底した個人主義を貫く生徒の業(カルマ)と知略に長けた吹雪の間に何らかの共通点を感じたのでしょう。
逃げ上手の若君、吹雪はいずれどこかで寝返りそうな気はしてたけど、寝返った先できちんと歴史上の人物の名前が与えられるのすごくショックだな。彼は最初からこういう役割で、名前もそも伏線だったんだなと腑に落ちてしまった。
— きうり@『イタコに首ったけ!』カクヨム公開中 (@q_ridaisensei) April 17, 2023
吹雪は、寝返った後、高師直により「高師冬」という名が与えられます。この「高師冬」は、高師直のいとこであり、のちに守護大名になりました。歴史上の人物に基づき、吹雪の役割や後の名前が伏線としてあらかじめ用意されていたのかもしれません。
#wj02 逃げ上手の若君
— 真黒コスモス@ジャンプ読み (@axelmagro) December 11, 2022
助太刀の吹雪。タイミングよく駆けつけたところにもちゃんと理屈がつけてあるのが真面目でイイ。しかもただ衝動的に駆けつけただけじゃなくて援軍ちゃんと連れてきてたり自在の騎乗の要である紐を狙ったり、そして〆は二刀剣。知略と二刀流、吹雪の武器最大活用であった。
吹雪の助太刀ぶりについての感想です。彼が駆けつけるタイミングや行動には、きちんとした戦略上の裏付けが備わっていたのでしょう。二刀流で戦う武術と知略の組み合わせが、吹雪のキャラクターとしての魅力を一層際立たせているのかもしれません。
逃げ上手の若君の吹雪まとめ
この記事では、『逃げ上手の若君(逃げ若)』に登場するキャラクター、二刀流刀使いの吹雪にスポットを当て、彼の正体・強さや壮絶な過去、そして裏切り・寝返りの理由などについて考察してきました。
『逃げ上手の若君』の吹雪は、武術に優れた才能を示すと共に、知略にも長けた人物として知られています。彼の正体は、足利氏の戦力養成所である足利学校出身の二刀使いであり、北条時行に忠誠を誓い逃若党に入党します。ところが、時行の元では彼の異常な食欲を満たすことはできず、時行を裏切り足利側に寝返りました。その後は、尊氏に近い高師直により「高師冬」という名が与えられ、足利氏に仕えることとなりました。