【怪獣8号】怪獣1号は最古の怪獣!強さ・能力やナンバーズ1の使用者を解説 

日本最古の大怪獣「怪獣1号」を特集します!怪獣1号とは、『SPY×FAMILY』と並ぶ「少年ジャンプ+」最大のヒット作、漫画『怪獣8号』に登場するキャラクターで、今や伝説の存在となっている怪獣です。この作品では怪獣の強さをはかる物差しとしてフォルティチュードという単位が使われていますが、1号の数値はいくつになるのでしょうか?これから、怪獣1号の強さや能力、そしてナンバーズ1の使用者について詳しく解説していきます。

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目次

  1. 怪獣8号とは?
  2. 怪獣1号は最古の怪獣!討伐したのは誰?
  3. 怪獣1号の強さ・能力
  4. ナンバーズ1の使用者
  5. 怪獣1号に関する感想や評価
  6. 怪獣1号まとめ

怪獣8号とは?

『SPY×FAMILY』と並ぶ「少年ジャンプ+」最大のヒット作とされる漫画『怪獣8号』のキャラクターの中から、最古の識別怪獣「怪獣1号」を特集します。これから、怪獣1号の強さ・能力やナンバーズ1の使用者などについて詳しく解説していきますが、まずはその前に『怪獣8号』の作品情報をお届けしましょう。最初に『怪獣8号』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

怪獣8号の概要

『怪獣8号』は、松本直也による日本のSFバトル漫画で、物語は世界有数の怪獣出現率を抱える日本を舞台に展開されます。集英社のウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」にて2020年7月3日より連載中の作品となっています。また、連載開始後、爆発的な人気を博し、2023年12月現在、国内累計発行部数は1200万部超を記録しました。

一方、「少年ジャンプ+」サイトでの作品更新は通常毎週金曜日ですが、「3話描いて1回休むくらいのペースで更新」したいという作者の意向に沿う形で、2020年8月28日からは更新スケジュールが変更されています。ちなみに、作品更新のない休載日には、怪獣のいる日常風景を描いたイラスト集「怪獣百景」が掲載されています。

概要のイメージ

「少年ジャンプ+」では、特に2016年以降、オリジナル作品を中心に人気を集め、次々とヒット作を生み出しています。こうした中で、漫画家・松本の3作目の連載作品となる『怪獣8号』は、2021年3月時点で『SPY×FAMILY』と肩を並べるまでに成長し、『少年ジャンプ+』最大のヒット作と評されるようになりました。

ちなみに、『怪獣8号』に登場する怪獣は、台風のように番号が付けられ、怪獣の強さは「フォルティチュード」という単位で表されています。このことは、怪獣たちが自然災害の象徴であることを暗に示していると言われています。第二次世界大戦中の空襲を象徴していた特撮怪獣映画『ゴジラ』とは異なり、2016年の『シン・ゴジラ』に代表される東日本大震災以降に発表された怪獣作品の系譜に位置づけられる作品となっています。

怪獣8号のあらすじ

あらすじのイメージ

生まれ育った町が怪獣たちによって破壊された幼い頃の経験を胸に、主人公・日比野カフカは幼馴染の亜白ミナと怪獣全滅を誓います。しかしその夢ははかなくも消え、32歳になった今も、怪獣の死体解体業、モンスタースイーパーとして働いていました。その後、防衛隊の年齢制限引き上げの情報を知り入隊を決意しますが、突然謎の生物の浸食を受け、「怪獣8号」に姿を変えられてしまいました。

怪獣8号 1/松本 直也 | 集英社 ― SHUEISHA ―

怪獣1号は最古の怪獣!討伐したのは誰?

怪獣1号は最古の怪獣

ここからは、この記事のメインテーマである『怪獣8号』に登場するキャラクター、怪獣1号の話題に移ります。まず最初は、怪獣1号のプロフィールからになります。怪獣1号は、最古の識別番号を持つ怪獣とされていますが、その起源についてはほとんど分かっていません。『怪獣8号』では、日本防衛隊長官の四ノ宮功が情報を引き出しているものの、そのほかの詳細は謎に包まれています。

この怪獣は連載開始時には既に討伐され、鳴海弦の第一部隊の兵器として利用されていました。ただし怪獣2号が1972年に討伐されたことから、1号はそれ以前に存在していたことは確かでしょう。しかも掘り返さなければならない程前の記録ということですから、相当前に出現し討伐された怪獣と考えられます。また、記録によると、怪獣1号は未来を予見し、回避不能な攻撃を仕掛ける怖るべき存在だったとのことです。

識別番号は、大怪獣に付与されるコードであり、出現の順番に番号が振られます。討伐後の怪獣は防衛隊で検査や実験が行われ、兵器化されることもあります。兵器化された怪獣たちはナンバーズと呼ばれ、防衛隊員が戦闘において使用します。

怪獣1号を討伐したのは誰?

誰?のイメージ

怪獣2号よりもはるか前に出現し、討伐された怪獣1号ですが、それではいったい誰が討伐したのでしょうか?怪獣1号は、1972年に討伐された怪獣2号よりもかなり早い時期に現れ討伐されましたが、その討伐者が誰だったのかは未だに判明していません。

この怪獣の討伐者に関する情報は一切明かされていないのです。怪獣1号は、現在、識別怪獣兵器・ナンバーズ1として防衛隊第一部隊隊長の鳴海弦が戦闘において使用しています。怪獣1号を使用する際、鳴海の目には十字架のような模様が浮かび上がります。鳴海は、ナンバーズ1の未来予知能力を使うことで、防衛隊トップの実績を築いてきたのです。

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怪獣1号の強さ・能力

怪獣1号の能力は未来視

頭脳・神経のイメージ

防衛隊のレポートにより、怪獣1号は未来を予知し、敵に回避不能な攻撃を加える能力を持っていることがわかっています。これは、敵にとっては結果的に予期せぬ攻撃を受ける状況を生むことになります。この未来視の仕組みは、生物が動くときに脳から発信される信号を視覚的にとらえることで、敵の本体が動くよりも前に情報を察知できるというものです。

未来視を使うことで相手の動きを先読みし、回避不可能な攻撃を仕掛けることが可能となりました。これは、鳴海がナンバーズ1として活用した能力です。当然、怪獣1号はこの能力を有していたと考えられますが、その能力がかなり強力だったことから、その意味でも誰が討伐したのかは気になるところです。

怪獣1号の強さやフォルティチュード

日本における初代の大怪獣は、コードネームが最初に与えられた怪獣1号です。漫画『怪獣8号』では、特に強力な怪獣や討伐が難しい怪獣を特定するために、討伐長がこのコードネームを付けることになっています。コードネームは順番に振られるため、怪獣1号は最初に発見された討伐困難個体となります。また、怪獣1号の命運については、既に防衛隊によって討伐されたため、死亡したとみなされています。

「大怪獣」と呼ばれる怪獣は、フォルティチュードが8.0を越える個体のことを指します。この「フォルティチュード」とは、怪獣の強さを示す尺度であり、数値が高いほど怪獣のパワーも高いということになります。漫画『怪獣8号』に登場する怪獣は、このフォルティチュードによって区分され、8.0以上の場合、討伐には複数の隊長を要する「大怪獣」に分類されます。

怪獣は、フォルティチュードに応じて「大怪獣」「本怪獣」「余怪獣」の3つに分けらます。大怪獣はフォルティチュード8.0以上で、複数の隊長が協力して討伐するレベルの個体であり、個別に識別番号が付けられています。また、次の「本怪獣」は、フォルティチュードが6.0以上で、1人の隊長で討伐可能なレベルの個体です。一方、「余怪獣」はフォルティチュードが6.0以下で、隊員たちで討伐可能なレベルの怪獣を指します。

一般的には、怪獣は「本怪獣」と「余怪獣」の2つのカテゴリに分けられていますが、まれにフォルティチュード8.0を越える「大怪獣」が出現します。漫画『怪獣8号』では、これまでに15体の怪獣が「大怪獣」に分類されています。ちなみに、物語の主人公、日比野カフカが変身した怪獣8号は、フォルティチュードが9.8となっています。

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ナンバーズ1の使用者

ナンバーズとは?

ナンバーズ(または識別怪獣兵器)とは、コードネームを持つ怪獣を武器化したものです。これは防衛隊の中で、隊長や副隊長などごく一部の人々しか使用できない兵器となります。怪獣1号は既に討伐されており、今では「ナンバーズ1」として兵器として運用されています。別名「RTー0001」とも呼ばれています。

このナンバーズ1は、主に怪獣1号の眼に基づいて開発されました。怪獣1号は最初にコードネームが与えられただけでなく、日本最古のナンバーズとして知られており、初めて兵器として導入された大怪獣でもあります。

ナンバーズ1の使用者は鳴海弦

ナンバーズ1の操作を任されたのは、第一部隊のリーダーである鳴海弦です。彼は怪獣との戦闘における日本最強の戦士と称される若き隊員です。通常は隊長室に居を構えていますが、典型的なオタク趣味で、部屋はゲームやプラモデルで散らかり、だらしない生活を送っています。

また、大量のネット通販での買い物により金欠になり、部下に金をねだることもあります。自分の活躍をSNSで自画自賛し、ミナの功績のように扱われているのを見ると嫉妬するなど陰険な一面も持っています。品格面では欠点が目立ちますが、隊長としての実力は本物で、戦場での圧倒的な戦果がすべての欠点を覆い隠しています。任務においては冷徹な一面を見せ、部下には結果と実力のみを要求します。

鳴海は、戦闘時には銃剣型の特殊武器「GS-3305」を扱い、眼には、怪獣1号の網膜から作られた識別怪獣兵器が埋め込まれています。この装置は生物の脳から出る信号を視覚化し、相手の動きを予測する能力、いわゆる未来視の機能を有しています。すでに専用の銃剣を所有していますが、ナンバーズ1の専用武器を複数保有しています。ちなみに網膜に基づくナンバーズ1は、目に装着して使用するコンタクト式の武器です。

ナンバーズは、元怪獣の能力を引き継ぐような形で開発されています。そのため、怪獣1号が持っていた未来視の能力をナンバーズ1が受け継ぎ、ナンバーズ1を使用することで同じような未来を見る能力を得ることができたのです。この能力の原理は相手の体内の電気信号を読み取り、動きを予測するものです。

ただし、この電気信号は、意志に基づく脳の「こうしよう」という命令に対応しています。つまり、意志のない非生物には有効ではありません。非生物や全自動で動く物体に対しては、未来視を使っても動きを今後の動きを予測することはできないといった弱点を抱えていました。

ところが、鳴海は、並外れた能力によってこの弱点を克服しました。鳴海の能力により、非生物の動きまで予測できるようになり、文字通り「未来視」の能力を完成させたのです。電気信号だけでなく、全身のセンサーからの情報、温度変化や地形など、周囲のすべてを把握し、次に起こる出来事を予知することができるようになりました。この未来視によって、鳴海は難敵の怪獣11号を打ち倒しました。

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怪獣1号に関する感想や評価

ここまで『怪獣8号』の怪獣1号特集をお届けしてきましたが、最後に怪獣1号に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、怪獣1号に関する疑問を呟くツイートです。実は怪獣1号に関する感想で最も多かったのが、「未来視を持つ怪獣1号をどうやってたおしたのか?」というものでした。確かに相手の行動を予測して攻撃する怪獣1号に対して、ナンバーズのなかった時代にはなす術なしのように思われます。今後、作中で明かされることはあるのでしょうか?

続いて紹介するツイートは、先ほどのツイートを受ける形の内容となっています。未来視を持つ怪獣1号を倒すことができるのは、もはや化け物の域に入っている存在と言えるかもしれません。

最後に紹介するのは、怪獣1号のデザインについての感想です。怪獣1号の姿はとてもかっこいいデザインが採用されています。こちらのツイートの投稿者も1号を倒した相手のことで頭がいっぱいのようでした。

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怪獣1号まとめ

この記事では、「『怪獣8号』の怪獣1号は最古の怪獣!」と題して、その強さや能力、そしてナンバーズ1の使用者について解説してきました。

まとめのイメージ

漫画『怪獣8号』では、怪獣の強さを測る尺度として、フォルティチュードという単位が採用されています。このフォルティチュードが6.0以上の場合、討伐が特に困難な個体「大怪獣」と呼ばれ、特別管理対象となります。実は、怪獣1号のフォルティチュードの数値については明らかになっていません。ただし、史上初の大怪獣ということですから、フォルティチュード6.0以上の強さであることは間違いないでしょう。

また、怪獣1号は未来視という能力を持っていました。これは、未来を予知することで、敵に回避不能な攻撃を加える能力です。怪獣1号はすでに討伐されてしまいましたが、現在は第一部隊のリーダー・鳴海弦が兵器・ナンバーズ1として戦闘で使っています。私生活ではだらしない鳴門ですが、この兵器や銃剣型の特殊武器「GS-3305」を駆使して、戦場では目覚ましい活躍を繰り広げました。

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