【薬屋のひとりごと】壬氏のアニメ声優を調査！なぜドラマCD版から変更になった？

壬氏とは、「薬屋のひとりごと」に登場するキャラクターです。彼は同作品の主人公格であり、猫猫とともに後宮内の様々な事件に向かっていきます。薬屋のひとりごとはテレビアニメ化されましたが、壬氏の声優キャストがドラマCD版の櫻井孝宏から大塚剛央に変更されて話題になりました。この記事では、薬屋のひとりごとの壬氏の声優キャスト二人について紹介しながら、キャスト変更の理由を考察するため、参考にしてください。

薬屋のひとりごとは、原作ライトノベルが大ヒットしてテレビアニメ化された中華風ミステリー作品です。ラブコメの要素もあり、多くのファンを魅了してきました。また、コミカライズ版が二種類存在する珍しい作品でもあり、「色々比較して楽しめる」と高評価されているのです。アニメ版も評価も高いとのことで、今後も多くの新規ファンの獲得が期待されています。この章では、薬屋のひとりごとの作品情報を取り上げていきます。

薬屋のひとりごとは、日向夏原作のライトノベルです。2023年12月現在、「小説家になろう」に連載中で、評価が高かったことを受けて商業作品化されました。しのとうこのイラストを加えた単行本は、14巻まで刊行中です。薬屋のひとりごとは、同名のコミカライズ（ねこクラゲ作画）と「猫猫の後宮謎解き手帳」（倉田三ノ路作画の二種類の漫画版があります。また、2023年10月より、テレビアニメ版の放映がスタートしました。

薬屋のひとりごとの主人公の猫猫（マオマオ）は、花街で義父とともに薬師をしていましたが、薬草を摘みに行った先で誘拐されてしまい後宮の下女として売り飛ばされました。諦めた彼女は、無難に二年間の任期明けを迎えるべく控えめに生活していたのです。しかし、後宮内で皇子の怪死事件が起き、そのことを知った猫猫は、呪いなどではなくれっきとした原因があることを突きとめ、真実を知ってもらうべく後宮内に手紙を出しました。

薬屋のひとりごとに登場する壬氏（じんし）とは、後宮で強い権限を持つ宦官です。彼の年齢は明らかにされていませんが、17歳の猫猫（物語開始時）よりも若干年上ではないかと推察されました。壬氏は、容姿端麗であり、「天女のような顔」や「甘井蜂蜜のような声」などと形容され、後宮内でも多くの女性を魅了しているのです。その一方で、誰にも気を許さないような壁のようなものもあり、彼の正体が誰なのか注目されています。

壬氏は非常に洞察力に優れた人物であり、猫猫が後宮内で使用されていたおしろいが毒であるという手紙を書いた人物であることを早々に見抜きました。その後、猫猫を使える人物として利用しますが、次第に彼女に惹かれていきます。一方の猫猫は、壬氏のことを蛞蝓を見るかのような目で見ることが多く、当初は嫌っていましたが、彼の素顔を知ることで次第に態度も軟化していき、やがて彼のある秘密にも気づく日がきたのです。

壬氏の後宮における仕事とは、主に同所で起きた事件や問題を調査して解決することです。後宮内では様々な事件が起きており、彼はその解決のために薬学や医学の知識が豊富で、好奇心旺盛な猫猫を利用することにしました。二人は、やがてバディのような関係になっていきます。また、壬氏には、帝に対して謀反を企てている者や勢力を一掃し、帝の世が末永く続くことを目的に動いていることも判明していて、謎が深まりました。

冒頭でも触れましたが、薬屋のひとりごとのテレビアニメ版では、壬氏の声優キャストがドラマCD版の壬氏役櫻井孝宏から大塚剛央に変更されました。大塚剛央演じる壬氏は、彼の少年性が強調されているという感想が見られ、高評価されているとのことです。この章では、大塚剛央のプロフィールと主な出演作品、演じたキャラクターを紹介します。

• 名前：大塚剛央（おおつか たけお）
• 生年月日：1992年10月19日
• 出身地：東京都
• 身長/体重/血液型：非公表/非公表/非公表
• 所属事務所：アイムエンタープライズ
• 趣味：ゲーム
• 特技：サッカー
• 開設中のSNS（2023年12月現在）：X（旧Twitter）

• 【推しの子】：アクア役
• もののがたり：岐兵馬役
• 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です：リオン・フォウ・バルトファルト役
• 風が強く吹いている：蔵原走（カケル）役
• NOBLESSE-ノブレス-：タキオ役
• AIの遺電子：須堂光役

大塚剛央は、2016年に声優デビューしました。2018年頃からネームドキャラクターを演じる機会が増え、2023年に放映された「【推しの子】」のアクア役で一躍注目された期待の若手声優の一人です。

薬屋のひとりごとの原作ライトノベルには、特典としてドラマCDが付いたバージョンがあります。ドラマCDは、作品世界の広がりを生む効果を見せて、高い評価を得ました。ドラマCD版で壬氏を演じたキャストは、人気声優の櫻井孝宏です。この章では、櫻井孝宏のプロフィールと主な出演作品、演じたキャラクターを紹介しながら、なぜ壬氏の声優キャストが彼から大塚剛央に変更されたのか、その理由を考察していきます

• 名前：櫻井孝宏（さくらい たかひろ）
• 生年月日：1974年6月13日
• 出身地：愛知県岡崎市
• 身長/体重/血液型：177cm/非公表/A型
• 趣味：イラスト

• ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない：岸辺露伴役
• 金色のガッシュベル!!：高嶺清麿役
• おそ松さん：松野おそ松役
• コードギアス反逆のルルーシュ：枢木スザク役
• 呪術廻戦：夏油傑役
• からくりサーカス：阿紫花英良役

櫻井孝宏は、1996年に声優デビューしました。テノールの声質を活かした演技スキルで、どこか陰のあるキャラクターを演じる機会が多く、瞬く間に人気声優の仲間入りを果たしました。主人公からメインキャラクターまで沢山の役柄を演じており、さらには作品ジャンルを問わない存在感を発揮しており、男性声優のアイコン的な存在として人気と知名度を得てきたのです。

薬屋のひとりごとの壬氏の声優キャストは、櫻井孝宏から大塚剛央に変更されました。猫猫役の悠木碧がドラマCD版から続投しているので、様々な憶測を呼んだとのことです。キャスト変更の明確な理由は、明かされていません。しかし、櫻井孝宏は2022年に不祥事（不倫、既婚隠し交際）が明るみに出て、2023年3月に所属事務所との契約を終了しました。降板したレギュラー番組やキャラクターもあり、壬氏もそうだと噂されたのです。

この章では、薬屋のひとりごとの壬氏役のアニメ声優に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。壬氏役の声優は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、薬屋のひとりごとの大ファンだと思われる方のツイートです。同作品に登場する壬氏をトップクラスに残念な美青年枠と捉えており、大塚剛央はイメージにピッタリで最高だと高評価していました。

こちらは、アニメや声優のファンだと思われる方のツイートです。薬屋のひとりごとのテレビアニメ版を観て、ストーリーが面白いことと、壬氏役の声優が推しの子のアクア役でもある大塚剛央だと知って驚いたとつぶやいています。

こちらは、薬屋のひとりごとを熱心に見ていると思われる方のツイートです。テレビアニメ版を観て、壬氏役の大塚剛央の演技について、全く甘みがなくなる時があって凄いと高評価していました。

この記事では、薬屋のひとりごとの壬氏役のアニメ声優キャストについて特集してきました。櫻井孝宏から大塚剛央に変更された際に、残念がったファンが多いとのことですが、アニメ版を観た人は大塚剛央の演技を高評価しています。大塚剛央の演技に注目して、薬屋のひとりごとのアニメを観てください。