2023年11月20日公開
2023年11月20日更新
【薬屋のひとりごと】そこそこの蛙とは何?猫猫のセリフの意味や登場回は何話?
この記事では、「薬屋のひとりごと」のそこそこの蛙シーンを特集します。同作品は謎解きミステリーライトノベルとして知られていますが、主人公の猫猫と壬氏の人間ドラマも面白い魅力としてファンを惹きつけていました。薬屋のひとりごとに出てきたそこそこの蛙の意味とは何か、原作小説や漫画版の何話で見ることができるのか、壬氏が凹んでしまった理由などを紹介するため、参考にしてください。
目次
薬屋のひとりごととは?
薬屋のひとりごと
— アラふぃふのゲームとか趣味の部屋 (@zonzon10) October 30, 2023
日向夏
主婦の友社 ヒーロー文庫
小説の一巻目です。 元々はなろうのラノベ。
なろう系にしては密度が濃いですわ(^_^;)
ミステリ系コメディです。 ミステリと言っても本格ではないですけど…(^_^;)
オレがなろう系で小説版(書籍)にまで手を出すってことは…(^-^) pic.twitter.com/7XOYoq9JIa
「薬屋のひとりごと」は、現在最もヒットしているライトノベルの一つです。異世界ファンタジーものが主流のラノベ界において、中華風の世界を舞台に繰り広げられる謎解きミステリーはファンの目に新鮮に映り、人気を拡大してきました。この記事では、薬屋のひとりごとの主人公の猫猫が言ったセリフ「そこそこの蛙」の意味を考察します。そこそこの蛙シーンが何話で見られるのか、壬氏が傷ついた理由などを紹介していきます。
薬屋のひとりごとの概要
薬屋のひとりごと
— あき⏰🐣🦄 幸せの*•.❥🐰🍀 ̖́ (@aki_yattemiru) October 27, 2023
日向夏
「小説家になろう」から生まれた大人気タイトル『薬屋のひとりごと』が、待望のコミカライズ!
中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)が、持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、御子たちが皆短命であるという噂を調べ始める物語が始まるにゃん😸💊✨… pic.twitter.com/gOTr7LkWNz
薬屋のひとりごとの原作小説は、日向夏が「小説家になろう」に発表したものに加筆修正を加え、しのとうこのイラストを加えた単行本が、2023年11月現在ヒーロー文庫より14巻まで刊行されています。物語は継続中で、完結していません。また、ねこクラゲ作画の同名漫画と、倉田三ノ路作画の「猫猫の後宮謎解き手帳」と2種類のコミカライズ版が展開されていることでも知られ、全シリーズの累計発行部数は2400万部を突破しました。
薬屋のひとりごとは、さらなるメディアミックスが展開され、2023年10月22日よりテレビアニメ版が放映中です。アニメ版は、TVerの見逃し配信やAmazon Prime Videoなどの有料動画配信サービスで観ることもできます。また、TOHO animetionの公式YouTubeチャンネルでミニアニメ「猫猫のひとりごと」も配信中で、ファンを中心に人気と支持を集めていました。
薬屋のひとりごとのあらすじ
第5話🍀🍀 猫猫の治癒術や薬の精製にはいつも驚かされる!宦官の手のあまりのただれさにも全く臆することなく冷静に判断し行動する彼女に脱帽✨ そしてそばかすはまさかそれがお化粧だったとは...!高貴な壬氏さえ顔を赤らめるほどの彼女の''素"の美しさにこちらも酔いしれた🌸🌸
— アニオタ社会人 (@UrgGQth6xj4Dv1O) November 6, 2023
#薬屋のひとりごと pic.twitter.com/6duLRC6WPs
薬屋のひとりごとの主人公の猫猫(マオマオ)は花街で義父とともに薬師をしていましたが、お使いの帰りに薬草探しをしていた時にかどわかされて後宮の下女となりました。2年の任期明けまで大人しくしようとした彼女ですが、好奇心に負け皇子の衰弱事件を謎を解いたことを宦官の壬氏(ジンシ)に見つけられたことで、後宮内の様々な事件に関わることになります。猫猫は、当初壬氏を嫌っており、蛞蝓を見るような目で見ていました。
薬屋のひとりごとのそこそこの蛙とは?猫猫のセリフの意味は?
日向夏原作のメガヒット中華風ミステリーライトノベルの薬屋のひとりごとは、印象的なセリフや名シーンが多いとのことです。その中でも、猫猫がセクシャルな意味で言ったとされる「そこそこの蛙」というセリフが、反響を呼びました。そこそこの蛙とは、いったい何を指しているのでしょうか?この章では、猫猫がそこそこの蛙と言った意味、壬氏がそのセリフを言われて凹んでしまった理由などを、ネタバレ紹介していきます。
ネタバレ①猫猫は壬氏が宦官ではないと気づく
新たに読了した漫画
— ぐっちー (@WEo1HeH9FakArEB) October 1, 2023
● 薬屋のひとりごと(BG
) 12巻
納涼怪談話の会。語り終える度に目の前の火を消し、隣の人が新たな語り手となる。この手順にしくまれた殺人の罠とは?
そして、狩に出掛けた先では、猫猫が壬氏の秘密についに<触れる>。妻も僕も「やっぱり…」とため息をつくのだった。 pic.twitter.com/wapG797o0R
薬屋のひとりごとに登場する壬氏は、宦官です。宦官とは、完全去勢された官吏のことをいい、同作品における宦官は、後宮勤めをするため皇帝の妃に手を出さないために去勢されていることが明かされています。しかしながら、実は壬氏の正体は、現皇帝の弟で病弱で滅多に人前に姿を見せないとされる華瑞月(ハナズイゲツ)であり、彼はあえて宦官として周囲の目に触れることで皇帝への裏切り者を炙り出す役割を果たしていたのです。
壬氏は、子昌の招きで避暑地に狩りに来ていた際、熱中症のような症状になりました。高順の付き人として同行した猫猫は、壬氏の異常に気づきます。そこで、飲み物を持っていくのですが、賊が現れたことで二人は滝の裏の洞窟に避難しました。その時に、猫猫の左腕が壬氏の股間に触れてしまうシーンがあり、本来はないはずのものがあったことで、猫猫は事情はどうあれ壬氏が宦官ではないことを悟ったのです。
ネタバレ②猫猫が壬氏のモノを「蛙」と呼んだ理由
「そこそこ」元は猫猫が壬氏様の男性器に触ってしまい、それをごまかすために「そこそこ大きい蛙」と言ったのが始まりだが、壬氏様の心に大きなトラウマを残す。自嘲して「俺はどうせそこそこだし」と後に言ったりしている。本当にそのサイズか二人で寝所でじっくり確かめてもらいたかった(小説13巻) pic.twitter.com/gtP9he82do
— ふうい (@strange_taste) March 2, 2023
猫猫はさらに、壬氏の股間にあるものを左手で握ってしまいます。壬氏も彼女が自分が宦官ではないことに気づいたと察知して、二人の間に気まずい空気が流れました。そして、若干コミュ障気味ではあるものの、頭の回転が速く空気も読める猫猫は、「自分が触れたものが男性器ではないよ」という意味で「そこそこの蛙」という表現をしたのです。その際に、彼女は何度も左手を拭っており、壬氏は戸惑いを見せるのでした。
猫猫は、壬氏が宦官ではない理由を一旦は探ったものの、それが意味を成さないことを知りました。なぜなら、彼が男性であることが知られると、壬氏の立場が危うくなるだろうし、もしかすると自分も処罰の対象になる可能性があります。このように、何としても猫猫は壬氏が男性である事実を隠す必要があったのです。「そこそこの蛙」というセリフには、とことん白を切り通そうとする猫猫の強い意志が窺えました。
ネタバレ③壬氏は「そこそこ」と言われて傷ついている
薬屋のひとりごと8巻も読みました。表紙は一見仲良くじゃれているように見えますが、中身を見ると一方的な壬氏=月の君の「もう逃がさん」でした。ラスト近くの「どうせ俺はそこそこだし・・・」は鷹狩の時に猫猫が言った「そこそこ大きい蛙」を根に持っているのか?蛙より大きいと言いたいらしい。 pic.twitter.com/1nHpRw2jeX
— ふうい (@strange_taste) October 6, 2021
自分の男性器を猫猫に「そこそこの蛙」と言われた壬氏は、傷ついてしまったようです。その理由は、自らのものを「蛙」に形容されたことと、「そこそこ」という漠然とした大きさを表現する言葉にあったと推察されました。特に、「そこそこ」に強く凹んだようで、このことを蒸し返すシーンが後のストーリーで読むことができます。
壬氏は、当然のことながら宦官ではないので、自分の男性としての自尊心を傷つけられたと考えているのです。実は猫猫に想いを寄せていることから、想い人にそこそこの蛙と言われた恥ずかしさのような感情も、彼にはあったのかもしれません。そこそこの蛙のエピソードとセリフは、ファンにも強烈な衝撃を与えたとのことで、薬屋のひとりごとにおける名シーンの一つとして認知されています。
薬屋のひとりごとのそこそこの蛙の登場シーンは何話?
前章では、薬屋のひとりごとのそこそこの蛙のシーンや、その意味についてネタバレ紹介してきました。このシーンは、ファンの間でも話題となり、意外な人気を得ているとのことです。それでは、そこそこの蛙エピソードは、何話で読むことができるのでしょうか?この章では、薬屋のひとりごとのそこそこの蛙の登場シーンが、原作小説やコミカライズ版の何巻何話で読めるのかを紹介していきます。
そこそこの蛙の登場シーンは小説何巻何話で読める?
『薬屋のひとりごと』早いもので13巻発売。ミステリという〜が今人気ですがこちらも謎解き系で非常に面白いのでアニメ化してもいいと思うのです。宦官任氏様と猫猫メインの今回は色々な事が明るみになるようなならないような。やはり蛙事件が山場です😂宦官にあるまじきそこそこの蛙。 pic.twitter.com/43wfGWy6jb
— タハーネメズ (@cosmic13rays) March 2, 2022
薬屋のひとりごとのそこそこの蛙の登場シーンが、原作小説の何話で読めるのかをネタバレしますと、第18話「狩り 後編」で読むことができます。小説の単行本3巻に収録されていることが、判明しました。単行本は紙媒体の他に電子書籍化もされており、いつでもどこでも手軽に人気エピソードを読むことができます。
そこそこの蛙の登場シーンは小説家になろうでも読める?
朝薬屋のひとりごとみた!
— 💚 °ʚ朱音ɞ°💙同担他担大歓迎 (@AKANE1082523) November 4, 2023
小説家になろうの内容が使われてて嬉しかった\(//∇//)\
漫画だけ読んでる人はぜひアニメか小説家になろうで読んでみて欲しい!
面白すぎる(((o(*゚▽゚*)o)))♡ pic.twitter.com/2Az5t0NXKL
そこそこの蛙エピソードは、薬屋のひとりごとのWeb小説版でも読むことができます。「宮廷編2 十九 熱前編」から「二十 熱後編」までであり、単行本よりもあっさりとした印象という感想が見られました。また、ねこクラゲ作画のコミカライズ版ではコミックス12巻、倉田三ノ路のコミカライズ版ではコミックス13巻にて、そこそこの蛙シーンが読めます。
薬屋のひとりごとのそこそこの蛙に関する感想や評価
この章では、薬屋のひとりごとのそこそこの蛙に関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。同シーンは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?
日向夏『薬屋のひとりごと3』#読了
— 葉鳥 (@htrcrn312) June 18, 2022
何気に玉葉妃と壬氏の絡みが好き。猫猫のことをなんて呼んでいるの?ってからかいはベタに良い。玉葉妃の懐妊に続き、梨花妃も懐妊なのかな…?皇弟主催の狩りで猫猫はそこそこの蛙について知ることになり、これからさらに深く巻き込まれていくことになりそう。
こちらは、薬屋のひとりごとの大ファンだと思われる方のツイートです。原作小説の3巻を読んで、壬氏のそこそこの蛙を知った猫猫が、さらに深く後宮の事件などに巻き込まれそうだと推察していました。
てか壬氏ってそこそこの蛙って言われて皇弟だけど婚前でお手つきしようとしてたし勢い余って猫猫と𝑲𝑰𝑺𝑺したら求婚しそう
— (12/09,16 歯14時)@星芋プルップル (@sj_1c) October 29, 2023
こちらは、薬屋のひとりごとを熱心に読んでいると思われる方のツイートです。そこそこの蛙と言われた壬氏が、そのまま勢い余って猫猫にキスをしたり求婚しそうだとつぶやいていました。
最近、出先で電子書籍読んでる事多いけど「薬屋のひとりごと」はめっちゃ楽しい!
— さやちゃん (@sayane_suzune) September 24, 2021
漫画はサンデー版の方が好きで買ってるけど、とうとう本誌が避暑地編ですよ!
そこそこの蛙事件が待ち遠しい!
漫画は来月新刊なのね。
小説は次いつだろう?
猫猫の容赦ない所に振り回される壬氏様良いなぁ。
こちらは、薬屋のひとりごとを考察していると思われる方のツイートです。同作品について原作小説とコミカライズ版の猫猫の後宮謎解き手帳を読んでおり、コミックス最新巻でそこそこの蛙シーンが登場するのが楽しみだとつぶやいています。
薬屋のひとりごとのそこそこの蛙まとめ
この記事では、薬屋のひとりごとに登場するそこそこの蛙にスポットを当ててきました。ファンの間でも人気の高いといわれるセクシャルなセリフやシーンに注目しながら、薬屋のひとりごとの原作小説やコミカライズ版を読んでください。