【地獄楽】杠（ゆずりは）がかわいい！人気の理由・魅力や活躍シーンは？

「地獄楽」の杠（ゆずりは）は、男性だけでなく女性からも人気のあるキャラクターです。見た目だけでなく、彼女の内面を知れば知るほど、好きになるという声が多く上がっています。本記事では、杠のかわいい魅力について、さまざまな角度から解説していきます。彼女の魅力がよくわかる名言や活躍シーンなど満載です。

杠（ゆずりは）が登場する地獄楽は、賀来ゆうじ先生の2作目となる連載漫画の作品です。2018年1月より2021年1月までウェブコミック配信サイトの「少年ジャンプ+」にて、毎週月曜の更新で連載されました。江戸時代後期を舞台に、死罪人の画眉丸たちが不老不死の仙薬を探す忍法浪漫の物語です。

美麗かつ悲壮感あふれるタッチが特徴で、過酷な状況に置かれても力強く生きる人間模様が人気となります。また、2023年4月よりテレビアニメ化が、テレビ東京系列ほかにて放送開始されました。

主人公で死罪人の画眉丸は、打ち首執行人の山田浅ェ門佐切にある話を持ち掛けられます。それは、極楽浄土といわれる島にある「不老不死の仙薬」を持ち帰れば、無罪放免となり、誰からも追われない人生を送れるという内容でした。画眉丸は愛する妻にもう一度会いたいと、仙薬を探す道を選択します。その後、同じ話を提示された死罪人たちが、集結されました。すると、人数が多すぎたため、殺し合いで選抜が行われることに…

• 誕生日：10月11日
• 年齢：不明
• 性別：女性
• 身長：160cm
• 氣属性：土
• イメージカラー：つつじ色

地獄楽の杠（ゆずりは）は、「傾主の杠」という呼び名を持つくのいちです。城内侵入および殺人などの罪状で、死刑囚となりました。女性の忍者とはいえ、高度な戦闘能力を持っています。死罪人と戦った際も、手を封じられた状態で生き残りました。そして、死罪人として画眉丸と共に、仙薬を探しに行きます。

杠という名前は、食べると中毒を起こす花の由来があり、冷酷な一面を持つかわいい彼女にピッタリです。不揃いの髪を、頭の上で高くまとめたヘアスタイルが特徴になります。

地獄楽の登場人物の中でも、杠（ゆずりは）はかわいいと人気のキャラです。持ち前の美貌とスタイルで、多くのファンを虜にしています。ここでは、杠が人気の理由とかわいい魅力について紹介していくため、要チェックです。また、佐切や小夜との関係も解説しています。

杠は見た目が美しく男性を虜にする色気もあり、ときには彼女の美貌が大きな武器にもなります。本人も自覚している様子で、同じ死罪人である茂籠牧耶（もろまきや）を篭絡して、最後は殺害しました。茂籠の監視役である山田浅ェ門源嗣（やまだあさえもんげんじ）をも、たらし込みます。しかし、画眉丸には色仕掛けが通用しませんでした。

また、地獄楽では佐切と同様に、スタイルの良いキャラとして人気です。佐切より身長は低いですが、バストが大きくヒップの形もキレイで、非の打ち所がありません。男性だけでなく、女性から見てもかわいい、大好きと人気です。自分の本心を見せないミステリアスな雰囲気も、大きな魅力となっています。

杠は自分の気持ちにしっかり向き合って、正直に生きているところが人気の理由の一つです。やる気が出ないときは戦わず、逃げたいときは素直に立ち去ります。自分のやりたいことは行動に移し、やりたくないことに対しては何もしません。自分の気持ちを大切にできるのは、杠のかわいい魅力となっています。

一見、自分のことだけを考える冷たい人間のようですが、信頼関係を築いた相手には、誰よりも情が深く仲間思いな一面もあるのです。そのギャップが好き、かわいいと感じるファンは多いでしょう。

自分に正直な杠ですが、実は卑怯な一面もあります。彼女は忍のため、駆け引きをする場合もあるでしょう。たとえば、牧耶と結託をしたシーンでは、その提案を利用しました。島の生態を牧耶で研究したり、実験台に用いたりした挙句、最後には死んだふりをして殺害する卑怯な手を使います。このようなことを悪びれず、当たり前のようにやり遂げるのも、彼女のかわいい魅力かもしれません。

ムーダンとの戦闘が終わり建物の中へ入ったシーンで、佐切はいったん情報整理をしようと言います。ところが、杠は何よりも着替えを優先させようとしました。所有者が誰かも分からないタンスの中から、ありったけの着物を取り出して次々に着替えます。常におしゃれを心がけている点も、杠のかわいい魅力です。

最初の選別会のシーンで、手縄の状態にもかかわらず生き残ったことから、彼女の強さがわかります。杠は妹と死別した悲しい過去の持ち主ですが、辛い姿は微塵も見せずに悲劇のヒロインぶらない点も、魅力の一つです。戦闘能力はもちろんのこと、意思や生き方からも杠の強さが伺えます。彼女の強さに憧れて好きになる同性のファンも多いです。

どのような状況でも、冷静な判断と気遣いができる女性です。思い入れのある仙太が瀕死で苦しんでいた際も、初対面の士遠のほうに治療薬を使いました。客観的に見て、士遠に薬を使ったほうが有効だと判断したためです。窮地に追い込まれた状態で、公私混同をせず冷静に判断できることは、非常に難しいでしょう。

仙太が死亡してしまった際は、彼が生き辛い人生だったことを察して、安らかな気持ちで眠れるように声をかけます。佐切も彼女の冷静な判断によって、幾度となく助けられました。

杠が最もかわいいと人気のシーンは、佐切と一緒にいるときです。「さぎりん」と呼んで慕っている姿は、佐切が好きで仕方ないという気持が伝わってきます。地獄楽の物語は、生き抜いて島を脱出する緊迫したシーンが多い中、佐切が大好きな杠の様子を見ると癒されるようです。

ただ、佐切が間違っていると思えば、たとえ好きな相手でも、反対意見もはっきり言います。杠の年齢は不詳のため、どちらが年上かは分かりませんが、良い関係であることは間違いないです。

地獄楽の小夜は、若くして死亡した杠の実の妹です。第70話の杠が回想するシーンで、小夜が登場します。小夜は難病だったのか、突然に吐血をして寝込む日々を過ごしました。杠の装いから貧しい家庭のようで、医者に診察してもらったり、薬を買うお金もなかったと考察できます。

病状は徐々に悪化して、小夜は病死したのでしょう。その後、杠は妹の分まで生きようと決意し、島では自分の命を最優先に考えて行動しました。戦いは他者に任せることが多く、安全な場所から攻撃したり逃げ出したりします。

地獄楽の第8話にて、画眉丸に生き残りたい理由を尋ねられたシーンでの、杠（ゆずりは）の名言となります。これこそが彼女の本音であり、仙薬探しに参加している目的です。彼女は若くして命を落とした妹の小夜の分まで、長生きしようという意志が強くあります。

地獄楽の第43話にて、息も絶え絶えになった仙汰に、杠が腕を貸してあげるシーンでの名言です。仙汰は眼鏡をかけてふっくらとした体型の男性で、いつも自由奔放な杠に振り回されていました。佐切や杠と協力して、仙汰はやっとの思いで牡丹を倒します。

しかし、鬼尸解した牡丹から不意打にあい、杠を守って花化しました。彼女はもう助からない仙汰に、「大切な人の胸の中を想像しながら楽になれ」と言います。仙汰は憧れの杠の腕の中で最期を迎えることができて、安らかに旅立ったのだと考察できます。

地獄楽の第70話にて、ランとの戦いによって致命傷を負ったシーンでの名言です。彼女が本心を誰にも話さない理由が、明かされたシーンでもあります。これまで杠は、妹が不治の病にかかっていると公言していましたが、誰も信じていない様子でした。しかし、このセリフによって、真実だったことが判明します。続けて彼女は「アンタの分も精一杯生きてみたけど」とも発言したため、妹はすでに死亡したのでしょう。

地獄楽の杠（ゆずりは）は、最後まで生き残ることができたのでしょうか？最後のリエンとの戦いでは、蘭のときと同じように、氣を消耗させて叩く作戦を決行します。彼女はさまざまな技を同時に用いて攻撃し、他のメンバーたちもあとに続きました。ところが、リエンはこれまでの敵と比較して圧倒的に強く、画眉丸と佐切以外の者は、ことごとく倒されてしまいます。

杠は蘭との戦いを終えたあとで、体力を消耗し疲れていたのは確実です。死亡寸前の状態で、限界まで戦ったのかもしれません。しかし、彼女は最後まで生き残ることができました。どのようにして復活できたのかは、作中で描かれませんでしたが、死亡した妹のことを思い浮かべていたのでしょう。妹の分まで生きるという彼女の想いが、復活へ導いたのだと考察できます。

最後の戦いの前に、易の結果を男二人と女一人だと桂花から杠へ伝えられます。易の結果は絶対的で、民谷巖鉄斎が幕府で御免状をもらい、浅ェ門は十禾と佐切でした。その後、江戸へ戻らなかった杠は、名前や里を捨てて新しい人生をスタートさせます。

公式ファンブック「解体新書」によれば、彼女は本土で「スミレ」という偽名を使って暮らしているそうです。1年後には、試刀術の勉強をするために、諸国行脚の旅に出た佐切の護衛として彼女は同行します。道中で二人は画眉丸夫婦の元を訪れて、微笑ましい様子が描かれました。

• 愛称：りえりー、りーちゃん、ちろりー
• 出身地：埼玉県
• 生年月日：1994年2月27日
• 血液型：A型
• 身長：160cm
• 事務所：81プロデュース

地獄楽の杠（ゆずりは）役を演じたアニメ声優は、高橋李依（たかはしりえ）さんです。声優ユニットであるイヤホンズのリーダーも務めています。埼玉県立越谷南高等学校出身で、放送部に所属していたときに、「アニメ甲子園2010-2011ボイスアクト部門」で優秀賞を受賞しました。

2011年8月には、第5回81オーディション特別賞、日本BS放送賞を受賞しています。2015年7月にテレビアニメ「それが声優!」にて、テレビアニメ初主演を果たしました。役を演じる前に、担当するキャラクターが好きなものを食べるように、心掛けているそうです。

• 2015年：がっこうぐらし!（直樹美紀役）
• 2016年：魔法つかいプリキュア!（～2017年 朝日奈みらい / キュアミラクル役）
• 2017年：ナイツ&マジック（エルネスティ・エチェバルリア役）
• 2018年：デスマーチからはじまる異世界狂想曲（ゼナ・マリエンテール役）
• 2019年：異世界チート魔術師（吾妻凛役）
• 2020年：かくしごと（後藤姫役）
• 2021年：闘神機ジーズフレーム（南宮麗香役）
• 2022年：ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season（椎名ひより役）

杠（ゆずりは）は辛い経験をしたのにもかかわらず、いつも優しく強い姿勢でいることに憧れるという感想があります。妹の話も嘘をついているような素振りをしながら、実話だったことに驚いたという声も上がっていました。身体の中の傷や苦しみを隠して生きてきた杠の強さに、感動したというファンも多くいます。

杠（ゆずりは）と佐切の絡みは癒されて、心に刺さるものがあるという感想があります。特に杠は生きていることが最も重要だと言いましたが、実際に窮地に陥ると、他人の生を優先しそうと考察する人もいました。他にも、杠と佐切のやり取りが非常に好きだという声も上がっています。

地獄楽は杠（ゆずりは）が好きだというファンも多くいます。また、序盤のときと印象が大幅に変わったという声もありました。自分の生き方に信念があり、一生懸命で前向きなところが好きという感想もあります。聡明で現実主義で容赦ないところに、どんどん惹かれるという声もあり、杠が人気キャラであることが伺えます。

地獄楽の杠（ゆずりは）は、傾主の杠という異名を持つ実力のあるくのいちです。本作では佐切と並んで非常に人気のあるキャラで、かわいい見た目と抜群のスタイルを持っています。特殊な薬物を飲んで、体内から出る粘液を用いた忍術が得意です。物語が進むにつれて、彼女の内面的な魅力も徐々に増していくため、ぜひ注目してみてください。