【ワンピース】イム様の性別は男性？女性？それぞれの根拠と女の子説も考察

いまだ謎多きキャラであるイム様ことネロナ・イム聖。本名を見る限り、イム様の性別は男性と断定できるも、シルエットは女性的で女の子にも見えるでしょう。果たして、イム様の性別はどらかが正しいのでしょうか。以下では、「ワンピース」のイム様（ネロナ・イム聖）の性別について、男性説・女性説の根拠を考察しました。その他、ワンピースのイム様の女の子説などもまとめました。

2023年11月時点でエッグヘッド編が展開されている「ワンピース」。「週刊少年ジャンプ」の看板作品であり、作者は尾田栄一郎先生です。また、秋本治先生の「こち亀」に次ぐ長期連載を誇り、単行本は計107巻が刊行されています。

「ワンピース」は、1999年にアニメシリーズが開始され、老若男女問わず多くのファンに支持されています。2022年8月には、全世界累計発行部数が5億8000万部を突破し、国内漫画の最高記録を更新しました。

海賊王になる夢を叶えるべく、偉大なる航路（グランドライン）の制覇に挑むルフィと麦わらの一味。未知なる世界への冒険や人々との交流、敵対する海賊や海軍との戦いを経ながら、一味はグランドラインを突き進みます。そして、ワノ国の出航後、ベガパンクの研究拠点・エッグヘッドに上陸した一味。未来都市のような光景に心を奪われる中、ベガパンク暗殺を目論むCP0との戦いに挑みます。

ワンピース・世界会議編にて、その存在が示唆されたイム様。本名は「ネロナ・イム聖」と推測され、聖地マリージョアにあるパンゲア城に住んでいます。普段は公の場に出ることはなく、天竜人にも存在を知られていないイム様。その正体は、虚の玉座に座ることが1人だけ許された人物です。また、世界政府のトップである五老星よりも上の立場から、ワンピース世界の支配者的存在といえるでしょう。

イワンコフのセリフから、本名が「ネロナ家のイム聖」と示唆されたイム様。ネロナ・イム聖は、天竜人の男性の名前であり、イム様の男性説が浮上したきっかけにもなりました。また、イム様が男性と言われる根拠は他にもあり、ビビやリリィ女王への思いも気になるでしょう。以下では、ワンピースのイム様（ネロナ・イム聖）の性別は男性と言われる理由をまとめました。

天竜人の名前の語尾には性別を示す漢字がつけられ、男性は「聖」、女性は「宮」が付きます。イム様の本名がネロナ・イム聖だった場合、性別は男性と断定できるでしょう。

ルフィや黒ひげ、しらほしの写真をめった切りにした一方、ビビの写真だけは大切そうに見つめていたイム様。ワンピースの漫画1086話では「ビビが欲しい」と五老星に要求しています。作中では、ビビに特別な思いを抱いているような姿が描かれたイム様ですが、その本心を読み取ることが出来ません。もしかしたら、自身の後継者としてビビを指名したとも考えられるでしょう。

しかし、イム様の性別が男性だった場合、この要求はビビをそばに置きたいとも解釈できます。このセリフは、イム様の性別によって様々な解釈ができ、性別が確定すればセリフの意味も読み取れるでしょう。

ビビが欲しいイム様は、彼女の祖先であるリリィ女王についても何か思うことがありました。世界会議の開催中、突然押しかけてきたコブラ王と対面したイム様。「リリィ」とつぶやき、コブラ王を動揺させました。かつてアラバスタ王国の君主であり、ポーネグリフを世界に散りばめたリリィ女王。一方、イム様には女王の行動は失態と評しており、怒りを露わにしていました。

しかし、ビビが欲しいとの要求から、リリィ女王に対して愛憎のような感情を持っていたとも推測されます。イム様が男性だった場合、かつてリリィ女王と恋仲だった可能性も想定されます。また、20王家で唯一、マリージョアへの移住を拒んだことも恨んでいるでしょう。一方、リリィ女王はマリージョアを去った後の消息は不明とされ、ここからイム様による乗っ取り説も浮上しています。

作中の動向やシルエットから、女性的な雰囲気が強いイム様ですが、その理由はリリィ女王の身体を乗っ取ったためとも考察されています。そのため、イム様の魂は男性であるものの、肉体は女性という複雑な構造となっているでしょう。

近年に入ってイム様の男性説が唱えられるも、SNSでは女性説も多く見られます。イム様が女性と言われた理由は、登場初期の女性的なシルエットにありました。また、あまりにも小さいことや精神的な幼さを感じさせるセリフから、女の子説も浮上しています。以下では、ワンピースのイム様の性別が女性・女の子と言われる理由をまとめました。

イム様の性別が男性ならば、五老星のように長身でがっちりした体形に描かれるでしょう。しかし、イム様のシルエットは、まるで子供のように小さく、華奢に描かれています。まるで女の子のようなシルエットから、イム様の性別は女性と言われました。

イム様といえば、まるで身体のシルエットを隠すようにマントのようなドレスと目だし頭巾をかぶっている姿が印象的でしょう。また、ドレスは後ろを引きずるようなデザインであり、これらもイム様の女性説を強めています。ドレスを引きずるような歩き方から年齢が若いとも推測され、女性ではなく女の子ではとの見方も浮上しました。

花の部屋はイム様のプライベートルームであり、内部には蝶が飛び交うお花畑のような作りとなっています。一方、「ワンピース」における花は、王族出身の女性キャラの名前に採用されています。イム様が欲しいビビはもちろん、レベッカやしらほしも花がモチーフです。そして、イム様といえば、高く伸びた王冠が特徴でああり、「イム」に草冠をつけると「花」になります。

このような考察から、一部ではイム様の性別が女性であることを示す伏線とも言われています。また、花の部屋というネーミングも女性や女の子を連想させ、イム様の女性説を強調しているでしょう。

空白の100年の人物であり、当時の人魚姫に宛てた謝罪文をポーネグリフに刻んだジョイボーイ。パンゲア城で保管されている巨大麦わら帽子の持ち主とも推測されています。また、イム様の初登場シーンではこの麦わら帽子も共に描かれており、2人は何かしらの関係にあったでしょう。そこで浮上したのが、イム様のジョイボーイへの恋です。

ジョイボーイは人魚姫との恋仲が示唆されており、さらにDの一族との敵対関係からイム様にとっては叶わない恋だったでしょう。しかし、それでも彼を諦めきれず、麦わら帽子を彼に見立てて傍に置いていたと考えられます。

空白の100年の時代から生き続けていると言われるイム様ですが、五老星との対話では精神的な幼さを感じさせるセリフも指摘されています。ここからイム様の女の子説が浮上し、さらにイム様の正体は子供とも考察されています。さらには、イム様を裏で操る黒幕説も唱えられ、イム様の謎を深めているでしょう。以下では、ワンピースのイム様の子供説や裏で操る黒幕説について考察しました。

空白の100年から実在し、年齢は800歳を超えているとも推測されるイム様。おそらくオペオペの実で不老不死を手に入れたと考察されます。一方、セリフから精神的な幼さも指摘され、ここからイム様の正体は子供説も浮上しました。

イム様が公に出ない理由について、存在自体がタブーという他に、見た目が子供という点もあげられるでしょう。そして、イム様が本当の意味で子供だった場合、彼（彼女）を裏で操る黒幕の存在も浮上します。本来、ワンピース世界にはたった1人の王を作らないという誓いのもと、現在に至ります。しかし、長い歴史の中で本当の意味で世界の頂点を目指した天竜人がいてもおかしくはないでしょう。

つまり、イム様は世界の支配を目論む黒幕の隠れ蓑のような存在であり、イム様は単なる飾りにすぎないとも考えられます。また、イム様の淡々としたセリフからも黒幕の存在が匂うでしょう。

ワンピースの謎の1つに数えられているルフィの母親。作中では、母親の存在そのものが言及されておらず、そのような経緯から重要キャラになるとも予想されています。ファンの間では様々な女性キャラがルフィの母親候補に挙げられました。その中でも謎多きイム様が有力視されています。以下では、「ワンピース」からイム様はルフィの母親と考えられる理由についてまとめました。

ルフィの母親の登場は、2023年12月時点では未定とされています。一方、過去には作者・尾田先生によってルフィの母親の人物像が語られています。いわゆるきれいでおしとやかな女性ではなく、ルフィの女性版です。パーマをかけたヘアスタイルや屈強な女性というイメージで、育ての親ダダンに近いでしょう。一部では女海賊とも考察されるも、ルフィが海賊に憧れた経緯から否定的な見方が強いです。

また、ルフィの母親は、革命軍のドラゴンの妻であり、誰もが一度は気になったでしょう。しかし、尾田先生の「少年は母親から離れるから冒険ができる」との考えから、ルフィの母親の登場の可能性は低いとの見方が強いです。もし、ルフィの母親を登場させるならば、ルフィの冒険が終わる時とも予想されています。ルフィの冒険が続くかぎり、母親の登場はないに等しいでしょう。

ルフィといえば、父親は革命軍のドラゴン、祖父は海軍の英雄であるガープであり、母方の血筋も2人に劣らない強い何かがあると推測されています。また、ワノ国では太陽の神ニカに覚醒しており、ルフィがここまで成長できたのは血筋も関係しているち考えられます。そこで浮上したのが、世界政府の真のトップであるイム様が母親説です。

ネロナ・イム聖という本名から男性と言われるイム様ですが、女性的なシルエットや言動から性別は女性とも考えられています。一方、イム様はDの一族に関する事象を徹底的に排除しており、ルフィの母親説はあり得ないと思えるでしょう。しかし、イム様が何者かによって今の地位に就いたとなれば、ルフィの母親の可能性が高まります。

何かしらの理由で、今の地位にとどまり続けることが難しくなってしまった先代のイム様。そこで、イム様の後任としてルフィの母親が選ばれたでしょう。その後、世界政府に連れ去られる形でマリージョアに行き、現在に至ったと考えられます。

イム様という存在自体が謎のベールに包まれ、ついにはルフィの母親候補にもあげられたイム様。しかし、近年に入ってイム様に関する情報が少しずつ開示されています。いまだ不明な点こそ多いものの、これらはイム様の性別を確定する伏線にもなり得るでしょう。以下では、その正体は男性それとも女性なのか、ファンの間で様々な考察が飛び交うワンピースのイム様に関する感想や評価を紹介します。

イワンコフのセリフ「ネロナ家のイム聖」から、イム様の本名はネロナ・イム聖であり、性別は男性と有力視されています。現時点では両者が同一人物だと断定できる根拠はないため、イム聖とイム様のつながりは憶測にすぎません。一方、ネロナ・イム聖がイム様の本当の名前だった場合、イム様の性別は男性だと確定できるとの声が見られます。

見る人によって性別が分かれるイム様。当初は女性説が有力視されたものの、「ネロナ家のイム聖」の登場を機に、男性説も増えてきました。しかし、イム様の性別が男性だった場合、女性的なシルエットに違和感を覚えるでしょう。SNSでは、イワンコフのように心と体の性が一致していないとの考察が見られる一方、イム様に性別という概念はあるのかという意見も寄せられています。

リリィ女王が犯した失態について、800年が経過した現在も恨んでいるイム様。一方、自室では女王の子孫にあたるビビの写真を眺めたり、ビビが欲しいと要求するなど、不可解な行動を見せています。イム様とリリィ女王との関係は、ポーネグリフの解放しか分かっていません。しかし、イム様の性別によってリリィ女王との関係も大きく変わり、2人の間には愛憎劇があったとも推測されています。

イム様（ネロナ・イム聖）の性別や男性・女性説の根拠、女の子説などを考察しました。ワンピースキャラの中でもっとも謎多きキャラであり、性別すらハッキリと分からないイム様。存在自体が謎めいた人物である一方、近年ではリリィ女王との関係が示唆されています。もしかしたら、リリィ女王との関係がイム様の性別を判別できるヒントになるでしょう。