【ワンピース】Tボーンは優しく紳士な海軍将校!ゾロ戦や名言・名シーンも紹介

「ワンピース」のTボーンについてまとめています。優しく紳士な海軍将校Tボーンの過去や、階級は大佐あるいは中将なのかも解説!ゾロ戦やマリンフォード頂上戦争、世界会議など、彼の活躍シーンもネタバレしていきます。曲がったことの嫌いなTボーンのかっこいい名言や名セリフも載せているため必見です。ワンピースのTボーンに関する感想や評価も紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。

【ワンピース】Tボーンは優しく紳士な海軍将校!ゾロ戦や名言・名シーンも紹介のイメージ

目次

  1. ワンピースのTボーンは優しくかっこいい海軍将校
  2. ワンピースのTボーンの活躍や名言・名シーン
  3. ワンピースのTボーンの強さや性格
  4. ワンピースのTボーンの声優
  5. ワンピースのTボーンに関する感想や評価
  6. ワンピースのTボーンまとめ

ワンピースのTボーンは優しくかっこいい海軍将校

ワンピースのTボーンは、海軍の中で珍しく真っすぐで慈愛に満ちた海兵です。骨ばった痩躯と強面の顔から見た目は怖そうですが、実際は紳士的で優しい性格をしています。彼の人の良さから、かっこいい名言も多くあるため、ピックアップして紹介していきます。本記事はTボーンについて、さらに深く知りたい人にとって見どころが満載です。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

Tボーンが登場するワンピースは、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を巡る海洋冒険ロマンの作品です。原作者は尾田栄一郎先生で、夢や冒険、友情といったテーマをメインに、バトルやギャグが盛り込まれた物語となっています。本作は1997年より集英社の「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始されており、略称は「ワンピ」「OP」です。

1999年よりテレビ放映されたアニメ版も、ロングラン作品となっています。2023年11月の時点で、第107巻までの単行本が刊行されており、出版においても国内最高記録を数多く保持しています。

ワンピースのあらすじ

ワンピースの主人公ルフィは、幼い頃に悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べてゴム人間となり、副作用で泳げない体となります。その後、ルフィは海で溺れてしまい、赤髪のシャンクスに命を助けてもらいました。その際に、シャンクスは片腕を失ってしまいます。ルフィは立派な海賊になって再会することを、シャンクスと約束し赤髪海賊団の出航を見送ります。それから10年後、ルフィは海賊王になることを目指して、一人で出航しました。

Tボーンのプロフィール

  • 本名:Tボーン
  • 通称:船斬りTボーン
  • 年齢:51歳 → 享年53歳
  • 身長:200cm
  • 出身地:偉大なる航路
  • 所属:ある王国の騎士 → 海軍本部大佐 → 少将 → 中将
  • 覇気:武装色、見聞色
  • 誕生日:9月10日
  • 血液型:X型
  • モットー:一日百善

ワンピースのTボーンは、ウォーターセブン編で登場する海兵です。非常に正義感が強く、他者の幸福を第1に考えて行動できる、情愛に溢れた性格をしています。虫刺されで出血した部下がいると、自分のマントを引き裂いて止血用の包帯に使いました。

彼は「一日百善」を信念としており、部下からも厚い信頼を寄せています。言動も紳士的であり、上下関係なく敬語を使って話すのが特徴です。本作での活躍場面は少ないものの、人柄の良さもあり名言が多く、読者の一部からは根強い人気を持つキャラクターとなっています。

Tボーンの階級は大佐?中将?

Tボーンが初登場をした当時は、海軍本部の大佐でした。大佐時代にゾロと対戦し敗北しており、その後しばらく姿を見せなくなります。そして、頂上戦争で海軍本部の海兵たちが集結するシーンに、Tボーンも描かれていたため、生存確認ができました。その2年後に、海軍本部の少将に階級が上がったTボーンは、本編で再登場をします。しばらくしてから、彼は中将へさらに昇進します。

海軍本部の大佐として初登場をしてから、少将、中将へと大幅に出世しました。海軍で出世するためには実績はもちろんのこと、実力も重要視されます。Tボーンはゾロに敗北してからも剣術を鍛え続けて、中将に出世できるほどの努力をしたのでしょう。

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ワンピースのTボーンの活躍や名言・名シーン

Tボーンの過去やゼファーとの関係

ワンピースのTボーンは、かつて某国の騎士でした。守るべき市民、そして世界のため、さらに幅広く活動できる海軍に入隊します。ゼファーは当時の元海軍大将で、彼の下で指導を受けて研鑽に励みます。Tボーンは実力を身につけ、慈愛に満ちた人柄により市民からも評価されて、順調に出世します。51歳の頃には大佐になり、海軍の中でも名が知られるほどでした。

Tボーンの活躍

Tボーンの活躍①エニエス・ロビー編でのゾロ戦

あるとき、海列車でエニエス・ロビーへ向かう麦わらの一味と遭遇します。Tボーンは、海賊たちを逃がすまいと行く手を阻み、敵の剣士ゾロと対峙することになりました。決してひるまない胆力と、正義を貫く揺るぎない姿勢の彼を見て、ゾロが「こいつは強い」と言います。しかし、ゾロのほうも真っ向から激突し、互いに奥義を披露する勝負となり、僅差でTボーンが敗れたのです。

ゾロたち麦わらの一味は、急いでエニエス・ロビーへ行く必要がありました。そのため、彼を拘束したり、最後のドトメを刺すこともなく立ち去ります。ゾロも密かに彼の強さを認めており、印象に残る強者だったことが考察できます。

Tボーンの活躍②マリンフォード頂上戦争編

ワンピースのマリンフォード頂上戦争編が、2度目の登場となります。マリンフォード頂上戦争とは、当時の海軍本部であるマリンフォードで発生した戦争のことです。海軍および王下七武海と、白ひげ海賊団およびインペルダウン脱獄囚の間で勃発した大規模な戦いでした。このときのTボーンは、わずか2コマの中に小さく描かれていただけで、活躍の詳細は不明です。

Tボーンの活躍③世界会議

ワンピースの新世界編では、各国の王族たちが世界会議に参加するため、聖地マリージョアに集まりました。「麦わらの一味およびトラファルガー・ローを捕縛するまでは、海軍施設への立ち入りは一切許さない」と、サカズキはイッショウに厳命します。しかし、イッショウが姿を現したのです。

このことを知ったサカズキは、イッショウを追い返さなかったTボーンに激怒します。すると、「マリージョアに軍の敷居はない、つまり海軍の権威が及ぶ所ではない」という筋目を通した反論をされて、イッショウを追い返せなかったと報告します。そのことによって、Tボーンは、サカズキからさらに怒りを買う羽目になりました。

Tボーンの活躍④エッグヘッド編

ワンピースのエッグヘッド編では、Tボーン中将が死亡したという情報が流出します。原作1082話で、「海軍本部中将Tボーン死亡」という見出しが、新聞一面に大きく描かれていました。新聞の内容では、誰かに背中を刺されて死亡し、犯人はまだ見つかっていないそうです。

被害にあった場所はペペ王国で、市民の手によって起きました。市民を守るために貢献してきたTボーン中将が、なぜ殺されたのでしょうか?これは新たに結成された「クロスギルド」という組織が原因だと考察されています。クロスギルドは、バギーやミホーク、クロコダイルが手を組んで作った組織です。彼らは海兵に懸賞金をつけて始末していくことで、海軍を潰すことが目的でした。

お金に欲が出るのは海賊だけでなく、一般市民も同じでしょう。ペペ王国は貧しい国であり、餓死していく者が年間で千人以上もいます。犯人は彼が憎くて刺したわけではなく、ただお金が欲しかったのだと考察できます。おそらく、Tボーン中将以外にも海兵の犠牲者が出ている可能性は高く、クロスギルドが存在する限り、海軍も落ち着かない様子です。

Tボーンの名言や名セリフ

「この不平等な浮世にも差しのべられる正義はあると!!!」
「示すのだ!!! たとえこの荒波にこの手が!!足が!!!もがれようとも!!!」

ワンピースのエニエス・ロビー編で、海列車が切り離されてしまいます。乗車していた護送中の罪人が、世に放たれるのを防ぐために、Tボーンは車両から飛び出しました。そして、海列車本体を必死に追いかけながら、叫んだときのかっこいい名言です。彼は海軍大佐として罪人を護送する責任を担っていましたが、それ以上に強い正義感を持っていることが、名言から読み取れます。

また、誰もが平等で幸せになれない世の中であることを理解しながらも、自分はできる限り平和を届けたいという願いも、名言から伝わるようです。名言にある「この手が!!足が!!!もがれようとも!!!」というセリフからも、Tボーン大佐の一生懸命な気持ちと自己犠牲の精神が伺えます。

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ワンピースのTボーンの強さや性格

Tボーンの強さや能力

ワンピースのTボーンは、「船斬り」という異名を持つ実力のある剣士です。竹を意味するバンブーの愛剣を用いて、海王類をいとも簡単に切り刻める凄腕の技を持っています。彼の得意技は、標的を四角に切り刻む「ボーン空割(ボーンソワール)」です。真っすぐな性格の彼らしく、太刀筋は直線と直角で構成されています。

他にも、斬撃を飛ばして直線上の敵を貫く「ボーン大鳥(ボーンオオドリー)」という技もあります。ワンピース屈指の剣士であるゾロさえも、彼の強さや実力を見抜いたのでした。ちなみに、海軍本部の大佐といえば、最も出番が多く目立っていたスモーカーがいます。彼と同じ階級の大佐ということは、Tボーンもかなりの実力があると考察できます。

2年後の新世界編では、中将クラスが徐々に増えていたため、大佐クラスでは戦闘も厳しいでしょう。ただ、2年前のグランドライン前半においては、海軍本部大佐のTボーンは、十分に強い立場として活躍しました。

Tボーンの性格

海軍の高官の中でも、特に優しさが目立つ海兵です。曲がったことが嫌いで正義感が強く、真面目な性格をしており、名言も多く残します。無益な殺生を好まず、言葉使いも丁寧で紳士的な一面も見られました。しかし、戦闘態勢に入れば、武人としての矜持を貫いて、真正面から悪に立ち向かえるかっこいい人物です。

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ワンピースのTボーンの声優

西村知道のプロフィール

  • 出身地:千葉県
  • 生年月日:1946年6月2日
  • 血液型:A型
  • 職業:声優
  • 所属事務所:アーツビジョン
  • 趣味:将棋、音楽鑑賞
  • 特技:殺陣

ワンピースのかっこいいTボーン役を担当したアニメ声優は、西村知道(にしむら ともみち)さんです。劇団衝撃弾の創立メンバーを経て、アーツビジョン創立の際に入所しました。温厚な役柄、悪役、ギャグからシリアスシーンまで幅広く演じることができるベテランです。

自身が演じた「幽☆遊☆白書」のキャラクターである「ジョルジュ早乙女」という名前は、コエンマ役の田中真弓さんとのやりとりで決定したそうです。また、アーツビジョン付属の日本ナレーション演技研究所で、講師を務めていたこともあります。当時の教え子の1人に、男性声優の鳥海浩輔さんがいました。

西村知道の主な出演作品や演じたキャラ

  • 1974年:ゼロテスター(アナウンサー役)
  • 1980年:宇宙戦艦ヤマトIII(~1981年 レバルス役)
  • 1983年:機甲創世記モスピーダ(ジム・ウォーストン役)
  • 1989年:アイドル伝説えり子(内田真也役)
  • 1990年:それいけ!アンパンマン(カレンダーマン役)
  • 1993年:SLAM DUNK(~1996年 安西先生役)
  • 1998年:頭文字D(~2014年 立花祐一役)
  • 2006年:まじめにふまじめ かいけつゾロリ(王様役)
  • 2009年:フレッシュプリキュア!(総統メビウス役)
  • 2014年:サザエさん(又吉役)
  • 2017年:THE REFLECTION(ミスターミスティック役)
  • 2020年:池袋ウエストゲートパーク(鳥井老人役)
  • 2022年:キングダム(虎歴役)

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ワンピースのTボーンに関する感想や評価

ワンピースのTボーン中将が死亡したことに対して、残念で悲しいという声が非常に多く上がっています。死亡したことは予想外で、改めてクロスギルドのヤバさや、海軍にも懸賞金がつけられたことの重大さが伝わり、大変な時代になったという感想もありました。平等に民を守るかっこいい海兵が、貧困で心の曲がった民間人に殺されるという皮肉さが、強烈だったという読者もいます。

Tボーンの登場シーンは少ないほうですが、ワンピースで最も好きなキャラという声も多いです。心が綺麗で内外面ともに、かっこいいという声もありました。また、善性であること、善性を貫く力があること、その善性が周囲にも継承されていることのすべてが眩しいという感想もあります。顔は恐いけれど、部下思いで責任もあるため、ワンピースの世界における理想の上司の1人だという声も上がっていました。

ワンピースのTボーンとゾロの戦いのシーンがかっこいいため、好きなシーンだという感想があります。ゾロがTボーン大佐のことを「こいつ強い」と瞬時に認めて、本気出すかっこいいシーンを、何度も見返しているというファンもいました。 

Tボーン大佐は、読者にとって推しキャラでなくても、嫌いと言う人はほぼいないレベルで人気があるという感想もあります。 尾田先生が描く見た目でなく中身という感じが出ているキャラは、本当に魅力があるため、読む度好きになるという声もありました。Tボーン大佐は、ゾロに斬られ海に落ちて死んだと思っていたけれど、生きていて良かったという感想もあります。

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ワンピースのTボーンまとめ

ワンピースのTボーンは強い正義感と、仲間や市民への慈愛に満ちた海兵です。男気溢れるかっこいい名言も多く、ゾロも認めるほど圧倒的な強さと能力を持っています。ワンピース初登場の際は海軍大佐でしたが、その後、少将から中将へと階級が上がりました。

最後はペペ王国にて、一般市民によって後ろから刺されて死亡します。守るべき市民から殺されてしまったTボーンは、自己犠牲の強い性格のため、わざと刺されたかもしれない説も浮上するほどです。ワンピースを読み返す際は、かっこいいTボーンにも、ぜひ注目してみてください。

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