【ワンピース】ルフィとゾロの信頼関係が熱い！二人の絆が分かる名シーン集

モンキー・D・ルフィは『ワンピース』の主人公で、ロロノア・ゾロはルフィとともに旅をする仲間です。『ワンピース』という長い物語の序盤から行動をともにしている2人は、強い信頼関係で結ばれています。ここではルフィとゾロの信頼関係がわかる名シーンに触れながら、2人の絆の強さを見ていきます。

『ワンピース』は、尾田栄一郎によって描かれた少年漫画作品です。1997年7月より『週刊少年ジャンプ』にて連載されています。2023年11月時点で、刊行された単行本は107巻となっています。『ワンピース』は1999年にテレビアニメ化され、現在も放送が続いています。『週刊少年ジャンプ』を代表する作品であり、また海外での知名度も高い日本を代表する作品です。

主人公のモンキー・D・ルフィは、海賊王になることを夢見る少年です。彼の特徴は、悪魔の実の1つである「ゴムゴムの実」を食べたゴム人間であるということです。海賊として旅立った彼はゴムの特徴を生かして様々な敵と戦い、信頼できる仲間を集めて夢へと突き進みます。

『ワンピース』の主人公であるモンキー・D・ルフィは、麦わらの一味の船長です。誕生日は5月5日で、年齢は超新星編時で17歳でした。新世界編では19歳となっています。

彼は常に麦わら帽子を被っていることから、麦わらのルフィという異名を持っています。ルフィはゴムゴムの実を食べたゴム人間で、ゴムの特性を生かした戦い方をします。海賊王になることを夢見ており、その夢を叶えるために仲間たちを集め、彼らとともに大海原を旅しています。

ロロノア・ゾロは麦わらの一味の船員で、ルフィの右腕的存在です。誕生日は11月11日で、年齢は超新星編時で19歳でした。新世界編では21歳となっています。彼は3本の刀を用いて戦う三刀流の使い手です。一番最初にルフィの仲間になったキャラクターであり、そのため特にルフィから信頼されています。ゾロもまた、ルフィに対して絶大な信頼を寄せています。

ルフィとゾロの信頼関係がわかる仲良しな名シーンその1は、ウイスキーピークでの喧嘩です。偉大なる航路（グランドライン）へと突入した麦わらの一味は、ウイスキーピークという町に辿り着きました。ウイスキーピークの人間は麦わらの一味を歓迎しもてなしてくれますが、実は彼らは皆賞金稼ぎで、ルフィたちから金品を奪い、その後政府に引き渡そうとしていました。

その企みに気づいたゾロは、ルフィたちが寝ている間にウイスキーピークの人間約100人と戦います。ゾロは無事に勝利しましたが、その後ある問題が発生しました。目を覚ましたルフィが、ゾロが恩人たちを斬ったと勘違いしたのです。

ルフィは事情を説明しようとするゾロの言葉に耳を貸さず、2人は喧嘩になりました。喧嘩をしている2人にバロックワークスのミス・バレンタインとMr.5が襲いかかりますが、ルフィとゾロは勝負の邪魔だと言って敵2人を簡単に倒します。喧嘩をしているにもかかわらず息ぴったりなその姿が、仲良しな名シーンとして話題になりました。思い切り喧嘩ができるのも、互いの間に信頼があるためです。

ルフィとゾロの信頼関係がわかる仲良しな名シーンその2は、空島でのルフィの発言です。空島でエネルと戦い倒れてしまったゾロ。彼のその姿にルフィは困惑し、ゾロがいて何故このような状況になっているのかと詰め寄ります。ルフィはゾロの戦闘力に絶大な信頼を寄せています。信頼しているからこそ、倒れたゾロを前にして心配の言葉より先に疑問の言葉が口をついてしまったのです。

ルフィとゾロの信頼関係がわかる仲良しな名シーンその3は、ウソップとの喧嘩の時のゾロのセリフです。水の都ウォーターセブンへとやってきた麦わらの一味は、ボロボロのゴーイングメリー号から別の船に乗り換える選択を余儀なくされました。一味の中でも特にメリー号を大事にしていたウソップは、船を乗り換えるというルフィの選択に激しく抗議し、決闘の結果、2人は決別します。

ルフィもメリー号のことを大切に思っているため、できることなら船を乗り換えるような選択はしたくありません。しかし彼は船長として、旅を続けていくためにどうするべきか考え、辛い決断を下す必要がありました。今後のために仲間と決別し、船を乗り換える選択をしたルフィは「重い」とつぶやきます。そのルフィに対し、ゾロはそれが船長だと告げました。苦渋の決断に揺らぐルフィを支える、厳しくも力強いセリフでした。

ルフィとゾロの信頼関係がわかる仲良しな名シーンその4は、ルフィに対するゾロの厳しいセリフです。エニエスロビーでの大事件を乗り越え、麦わらの一味は無事に仲間であるニコ・ロビンを取り戻しました。ウォーターセブンで次の冒険への準備を進めていた一同は、メリー号の一件で決別したウソップが一味に戻ってくるつもりであることを知ります。

ルフィは喜びウソップを迎えにいこうとしますが、それをゾロが止めました。ゾロは船長であるルフィが、決闘までして一度は一味を抜けたウソップを迎えにいくことで、彼の船長としての威厳が失われることを危惧していました。ウソップの方からルフィに謝罪し、ルフィを立てる態度を見せなければウソップの復帰は認めない。それがゾロの考えです。

ルフィはゾロの意見を聞き入れ、ウソップからの接触を待つことにしました。船長であるルフィを立てることを忘れないゾロと、ゾロの意見を素直に受け入れるルフィの姿から、2人の信頼関係が見て取れます。

ルフィとゾロの信頼関係がわかる仲良しな名シーンその5は、ルフィたちを守るためにとったゾロの行動です。スリラーバークにてゲッコー・モリアとの戦いを制し、意識を失ったルフィ。その彼を狙い、王下七武海の1人であるバーソロミュー・くまが現れました。

意識のないルフィはもちろん、仲間たちも疲れ切っており、くまを撃退することは不可能な状態です。ゾロはルフィを守るため、ルフィの代わりに自分の首を差し出す覚悟を決めました。生きてさえいればルフィは必ず海賊王になれる、と考えるゾロの信頼と忠誠心が見て取れる名シーンです。

ルフィとゾロの信頼関係がわかる仲良しな名シーンその6は、ミホークに頭を下げるゾロです。バーソロミュー・くまの能力によって、麦わらの一味はバラバラの場所に飛ばされました。ゾロが飛ばされたのは「鷹の目」の異名を持つ世界最強の剣士、ジュラキュール・ミホークの居城です。

ゾロは倒すべき目標であるミホークに剣を教えてほしいと頭を下げました。ゾロは世界一の大剣豪になって海賊王になるルフィを支えるため、ミホークを超える強さを手にしたいと願ったのです。

ルフィとゾロの信頼関係がわかる仲良しな名シーンその7は、パンクハザードでのゾロのセリフです。パンクハザードにて、ゾロは悪の科学者であるシーザー・クラウンに一度敗北したというルフィに対し、しっかりしろと厳しい言葉を放ちました。

ゾロの言葉を聞いたルフィは素直に謝罪し、もう油断しないと宣言します。時に自分を立て、時に厳しい言葉で気を引き締めさせてくれるゾロのことを、ルフィが信頼していることがわかる名シーンです。

海兵になることを夢見る少年コビーと行動をともにしていたルフィは、コビーから海賊狩りの異名を持つロロノア・ゾロの噂を聞きました。ゾロに興味を持ったルフィは、海軍に囚われたゾロがいるという処刑場に向かいます。そこでルフィとゾロは初めて顔を合わせました。

ゾロが捕まった理由がとある少女を守るためだったと知ったルフィはゾロを気に入り、彼を仲間にしたいという気持ちを強めます。当初は海賊になることを拒否していたゾロでしたが、世界一の大剣豪になるという夢を叶えるため、ルフィについていくことを決めました。

ゾロは幼い頃、とある剣術道場に通っていました。その頃から大人顔負けの腕前を誇っていたゾロですが、道場の師範の娘であるくいなには一度も勝ったことがありません。悔しがるゾロですが、くいなはゾロに勝てるのが今だけであると考えていました。くいなは、自分が女であるために世界一の剣豪にはなれないと悟っていたのです。

ゾロは弱気な発言をするくいなに、いつか必ず自分かくいなが世界一の剣豪になるのだと告げ、励ましました。ゾロの励ましのおかげでくいなは元気を取り戻したのですが、その後くいなは事故で亡くなってしまいます。ゾロはくいなの刀を譲り受けて三刀流の使い手となり、天国にいるくいなのもとまで自分の名前が届くよう、世界一の大剣豪になることを誓いました。

ルフィとゾロの信頼関係が大好きだというファンのコメントです。『ワンピース』という物語が始まって長い時が経ちましたが、ルフィとゾロの信頼関係は揺らぐことなく現在も続いています。物語開始当初からルフィとゾロの信頼関係に惹かれており、今でも2人の関係性が大好きだという人は少なくありません。

ゾロのルフィを立てる姿勢が大好きだというファンのコメントです。ルフィは麦わらの一味の船長ですが、仲間たちを下に見ることはなく、対等な関係を築いています。一方ゾロは、普段はルフィと対等に接していますが、重要な場面ではルフィを船長として立てる姿勢を見せています。ルフィはそのゾロを特に信頼しています。2人のその在り方が大好きだというファンは多いようです。

ルフィとゾロの関係性が最も大好きだというファンのコメントです。ルフィとゾロの信頼関係が垣間見える名シーンはここで紹介したもの以外にもあるため、作品を見て自分が大好きだと思うルフィとゾロの名シーンを探してみるのも良いでしょう。

ここではルフィとゾロの信頼関係について、2人の名シーンに触れながら紹介してきました。ルフィとゾロの信頼関係はファンの間でも特に人気の高い要素の1つです。『ワンピース』という作品に触れる際は、ストーリーだけでなく2人の関係性にも注目してみましょう。