【ワンピース】ジンベエの年齢・プロフィールまとめ！麦わらの一味加入までの経緯は？

ジンベエは、「ワンピース」に登場する最強の魚人族です。「海侠のジンベエ」という異名を持つほど、大物海賊として世に知れ渡っています。大柄な体格と鬼瓦のような強面の風体により、相当な威圧感がある人物です。本記事では、ジンベエの年齢や身長、性格などのプロフィールをまとめています。

ジンベエが登場する「ワンピース」は、尾田栄一郎先生が描いた少年漫画です。1997年より「週刊少年ジャンプ」にて連載開始され、またたく間に人気を博しました。2023年4月時点では、全世界累計発行部数が5億1000万部を突破します。1999年よりテレビアニメーション版も、フジテレビ系列で放送されました。2023年8月よりNetflixにて、実写版ドラマ「ONE PIECE」が全世界独占配信されており、注目を集めています。

海賊王に憧れを抱く主人公のルフィは、フーシャ村で赤髪シャンクスと出会います。赤髪海賊団が得た戦利品ゴムゴムの実を、ルフィが食べてしまいました。すると、彼は身体を伸縮できるゴムゴムの実の能力を手に入れます。ただ、その能力と引き換えに、一生泳げない体になりました。それから10年後、ルフィは海賊王になることを目指して、航海に出ます。旅を続けるうちに仲間が増えていき、ルフィは麦わらの一味を結成しました。

ワンピースのホールケーキアイランド編で、ビッグマムが食いわずらいを起こして、サニー号を襲撃してきました。巨大な高波を発生させて、船ごとまとめて麦わらの一味を全滅させようとします。ナミやチョッパーたちが、ピンチに立たされ絶望していたとき、ジンベエが「グリーンルームに入る」と提案しました。グリーンルームとは、高波が起きた際、一時的にできる波の部屋のことです。

ジンベエはナミから風向きを教えてもらうと、片手で帆を操りながら船を旋回させて、グリーンルームへ潜入しました。サニー号がまるでサーフィンをするように、波の上を滑ります。おかげで、麦わらの一味は危機を乗り越え、ジンベエはみんなに大絶賛をされました。その後、ワノ国編で合流をした彼は、早々に操舵を任されることになります。

超新星編と頂上戦争編でのジンベエの年齢は44歳です。頂上戦争が終わったあと、それぞれのメンバーがさらに強く逞しく成長するために、麦わらの一味は一旦解散することになります。再集結は2年後となり、新世界編の幕開けです。新世界編が始まる際は、それぞれのキャラの年齢も以前より2歳増えています。

したがって、新世界編でのジンベエの年齢は46歳です。ただ、ジンベエが麦わらの一味に所属するのは、もう少しあとのワノ国編となります。ちなみに、ワンピースのキャラでジンベエと同じ年齢は、元七武海のクロコダイルや、タイヨウの海賊団副船長のアランディンです。

アニメ版1000話で麦わらの一味が集結した際に、ジンベエの身長がかなり高いことが分かりました。ジンベエの身長はどのくらいなのでしょうか？魚人ジンベエの身長は301cmです。麦わらの一味の中でも、最も身長の高いメンバーになります。魚人は比較的に身長が高いキャラが多く、ジンベエは特に大柄で巨漢の容姿をしており、頼れる存在です。人間の10倍ほどの腕力があり、スバ抜けた身体能力を持っています。

ジンベエの懸賞金額はワンピース1058話の時点で、11億ベリーと判明しています。ジンベエの過去の懸賞金額はタイヨウの海賊団で7600万ベリー、王下七武海に入る前で2億5000万ベリー、マリンフォード頂上戦争後で4億3800万ベリーでした。ちなみに、百獣海賊団のクイーンが13億ベリー台、クロコダイルが19億超の懸賞金額です。

このことから踏まえると、ジンベエの懸賞金額は少ないと感じるファンもいるでしょう。おそらく、ゾロの懸賞金を超えないように設定されていると考察できます。麦わらの一味の2番手はゾロであり、彼の懸賞金額はゾロ目で設定されていることから、ジンベエにも影響が出でいるのでしょう。ゾロの懸賞金額に比例して、ジンベエも増額する可能性が高いです。

ジンベエの誕生日は4月2日、血液型はF型です。ワンピースの世界では、F型、S型、X型、XF型の4種類の血液型があります。ジンベエと同じF型のキャラは、モンキー・D・ルフィやネフェルタリ・ビビです。サンジはS型RH-というレアな血液型になっています。

ジンベエの出身地は、魚人島にあるリュウグウ王国の魚人街です。種族は魚人族、異名は「海峡のジンベエ」になります。大柄で威圧感のある見た目ですが、人情や仁義を大切にする性格です。魚人島民からは「親分」と呼ばれており、絶大な支持と信頼を受けます。竜宮城へも自由に出入りを許可されている様子で、ネプチューンやフカボシなどの王族からも信頼を得ました。

ジンベエは、タイヨウの海賊団に所属していた時期もありました。タイヨウの海賊団は、天竜人の奴隷という立場の魚人と、そうでない立場の魚人を集めて作った海賊団です。初代船長のタイガーが、海軍大将の黄ザルに殺されたあと、ジンベエが2代目船長に就任しました。

タイヨウの海賊団の2代目船長に就任した1年後、ジンベエは王下七武海に入ります。安全に魚人族が暮らせるように、政府からの誘いを受けて王下七武海に加入したのです。ところが、恩赦を受けて釈放されたアーロンからは、「政府（人間）の言いなりになった」と反旗を翻されて対立します。

人間を心から憎むアーロンと、奴隷だった者を気遣って行動したジンベエとで、タイヨウの海賊団は分裂しました。そして、弟のようなアーロンにとどめを刺すことができなかったジンベエは、彼をイーストブルーに解き放ったのです。

ジンベエは、麦わらの一味の9人目のメンバーです。マリンフォード頂上戦争後、魚人島を再び守るため、四皇のビッグマムの傘下に入りました。そして、魚人島でルフィと再会し、新魚人海賊団が起こした内乱を共闘して鎮圧します。その後、ルフィから麦わらの一味入りに誘われました。しかし、ジンベエはビッグマムへの義理があると、一時断ります。

ホールケーキアイランド編で、麦わらの一味に入ると宣言をして、けじめをつけるためビッグマム海賊団の傘下から脱退しました。実際に彼が仲間入りしたのは、ルフィと別れてから2年後のワノ国編です。「操舵手」という役職を与えられ、正式に麦わらの一味へ加入しました。

ナミの故郷である東の海「ココヤシ村」を支配していたのは、ジンベエの弟分のアーロンでした。アーロンをイーストブルーへ解き放ったのは、ジンベエだったのです。魚人島編で、ジンベエはアーロンの悪事を初めて知ることになり、ナミに自決覚悟で謝ります。すると、「わたしの人生に勝手に謝らないで、捨てたもんじゃない」と言い、最後に笑ったナミの対応に、ジンベエは心から救われました。

魚人島の法律では、「魚人は人間に血を与えてはいけない」とあります。ルフィがボロボロになって血が足りないシーンで、ジンベエが彼と同じF型であることが分かりました。魚人のジンベエは「わしは海賊じゃ」と言って、法律など関係ないという姿勢でルフィに輸血します。このシーンで感動した人が多く、ジンベエの好感度が上がり、一気にファンが増えたようです。

ワンピースのジンベエは、やっと麦わらの一味に正式加入して感動した、嬉しいという喜びの声が上がっています。魚人島編でルフィが勧誘してから加入するまでが長かったため、「やっと」という思いが強かったのでしょう。

ワンピースの物語には、「島を越えて別れた人とはなかなか再会できない」という制約があります。これが頻繁に起きると、世界が小さく感じるためです。魚人島で別れたジンベエと万国で再会したのは、特例だといえます。

ワンピースの中で最も好きなキャラは、ジンベエだというファンが非常に多くいました。キャラデザイン、自己犠牲で仲間想いな性格、見た目も内面も男らしいなどが、好きな理由に挙げられています。性格や強などが最も完璧なキャラだと思う、頼りになるためルフィたちが彼に抱きつくのが分かるという感想もありました。

ワンピースのジンベエは、麦わらの一味の9番目のメンバーとなります。年齢は46歳、身長は301cmの人情や仁義に厚い人物です。魚人島や仲間のために、自分を犠牲にして行動できるジンベエは、見た目も内面も非常にかっこいいと注目を集めています。ようやくジンベエが麦わらの一味に加入したため、今後もさらに活躍が期待できるでしょう。