【ワンピース】ゲルズは新巨兵海賊団のかわいい船医！ビッグ・マムとの関係は？

この記事では、エルバフ出身の巨人族ハイルディンが設立した新巨兵海賊団で船医をしている女性、ゲルズを特集します。これから、かわいいと評判のゲルズの能力や過去の活躍、そしてビッグ・マムたちとの関係や声優情報を解説していきますが、まずはその前に『ワンピース』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ワンピース』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

『ワンピース』は、海賊王を目指す主人公の少年、モンキー・D・ルフィの冒険を描いた尾田栄一郎による日本の漫画です。連載は1997年7月から「週刊少年ジャンプ」（集英社）でスタートし、現在も続いています。106巻に及ぶコミックスは、2022年時点で国内累計部数4億1000万部を超え、日本の漫画史上歴代1位の記録を樹立しました。ちなみに、全世界ではプラス1億部の5億1000万部超となっています。

”海賊王”ゴールド・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝」をめぐり海賊達が争う大海賊時代が幕を開けました。フーシャ村に住む少年ルフィは海賊シャンクスと出会い、海賊に憧れを抱きます。ルフィーが山賊との争いで海に放り込まれると、シャンクスは巨大魚に腕を食いちぎられながらも彼を助けます。その後シャンクスは、ルフィーに麦わら帽子を渡すと、「立派な海賊になって返しに来い」と告げて村を去っていきました。

ここからは、この記事で特集する『ワンピース』のかわいいゲルズの話題に移ります。ゲルズはエルバフという偉大なる航路にある巨人族の国で誕生した女性で、身長は1700cmにも達しています。2月25日生まれで巨人族での年齢では75歳ですが、人間の年齢に換算すると25歳前後となります。ウェーブのかかった金髪と整った目鼻立ちが特徴のかわいい女性で、幼少期の髪はボブカットでしたが、成長するとロングヘアに変わりました。

かわいいゲルズが幼い頃、村にはマザー・カルメルが運営する孤児院・羊の家がありました。ゲルズはカルメルを尊敬し、羊の家にやってきたシャーロット・リンリン（ビッグ・マム）と親しく遊ぶようになります、リンリンは、親に捨てられてカルメルに引き取られた少女で、当時まだ5歳でしたがすでに巨人族並みの体格とパワーを持っていました。ゲルズは、そんな彼女を怖がることなく受け入れる優しい性格をしていました。

ゲルズは、成人するとまず、海賊派遣組織「バギーズデリバリー」に入り、傭兵として働き始めます。その後は、幼なじみのハイルディンが率いる新巨兵海賊団に船医として加わり、海賊船ナグルファルに乗り込んで活躍しました。

ここからは、かわいいゲルズと関係のある『ワンピース』のキャラクターを紹介していきます。最初は、ゲルズのプロフィール欄でも名前の出たビッグ・マムからになります。

ビッグ・マムは、『ワンピース』に登場する海賊、シャーロット・リンリンの異名で、「四皇」の一角を担っている女性です。自身が立ち上げた「ビッグ・マム海賊団」を率いていましたが、ワノ国での戦いでトラファルガー・ローとキャプテン・キッドに敗北し、「四皇」の地位を失いました。また、悪魔の実「ソルソルの実」の能力者として知られています。

リンリン（ビッグ・マム）は、幼少期から巨人の子供と同じような体格と驚異的な力を持っていました。その彼女に手を焼いた両親は、巨人の国・エルバフの端にある孤児院「羊の家」に預けます。そこではマザー・カルメルやゲルズなど他の子供たちと仲良く過ごしていました。

ところが、エルバフの伝統的な「断食」の日に、栄養補給のためのお菓子「セムラ」を初めて食べたリンリンは、そのおいしさに魅了されのめり込んでしまいます。制御を失った彼女は、「滝ひげ・ヨルル」に重傷を負わせてしまいました。カルメルは、リンリン（ビッグ・マム）たちを引き連れ、やむなくエルバフを離れる決断をしました。

この記事でも何度か名前の出ている『ワンピース』のマザー・カルメルは、過去にエルバフの端に位置する孤児院「羊の家」を運営していた女性です。彼女は常に笑顔を絶やさず、どの子供にも愛情を注ぎ、どんなにひねくれた子供でも更生させることから、「聖母」「マザー」と呼ばれ尊敬されていました。

しかし、裏では身寄りのない子供たちから有望な者を選び、政府に売り渡すという闇の商売を行っていました。巨人族では初となる海兵隊員ジョン・ジャイアントも彼女が見出し斡旋した人物です。彼女は過去に政府に大きな貢献をしていたことから、海軍にも影響力を持っていました。

カルメルは、最後に凄まじい力を持つリンリンを政府に売り渡し、裏稼業から足を洗うことを考えていました。しかし、リンリンの誕生日に起きた事件を境に、カルメルは忽然と姿を消し、現在も行方不明のままです。彼女の「ソルソルの実」の能力は、その後リンリンに受け継がれることになりました。

『ワンピース』に登場するハイルディンは、巨人族の男性で、ゲルズ同様、海賊派遣組織「バギーズデリバリー」で傭兵をしていました。その後、ドレスローザのコロシアムに戦士として参加しましたが、敗北してドフラミンゴ・ファミリーの幹部であるシュガーの能力で玩具にされてしまいました。

やがて麦わらの一味によって救われると、彼らへの恩義を示すため、事件が解決後には「麦わら大船団」に参加しています。バギーズデリバリーを辞めた後、自ら「新巨兵海賊団」を設立し、幼馴染のゲルズを船医として雇いました。

『ワンピース』のゴールドバーグもまた巨人族の男性で、ハイルディンが立ち上げた「新巨兵海賊団」でコックを務めています。丸みを帯びた体型で、舌を出した顔が描かれた、一風変わった盾を持っています。赤みがかった茶色の髪をしており、棍棒を武器として携行しています。

過去には海賊派遣組織「バギーズデリバリー」で傭兵として活動していましたが、そこを離れると、上述のとおり「新巨兵海賊団」にコックとして加わりました。

『ワンピース』に登場するロードは、「新巨兵海賊団」で航海士として活躍する巨人族の男性です。62年前のエルバフで「冬至」の祭が行われる直前、2月19日に誕生しました。大きくなると、海賊派遣組織「バギーズデリバリー」で傭兵として活動していましたが、やがてそこを離れ、ハイルディンが組織した「新巨兵海賊団」に航海士として参加しました。

『ワンピース』のキャラクター、スタンセンは、新巨兵海賊団で船大工をしている巨人の男性です。シャボンディ諸島の「ヒューマンショップ」で奴隷として売り払われそうになったスタンセンは、元ロジャー海賊団の副船長で、同じように幽閉されていたレイリーや麦わらの一味により救出されました。レイリーが覇王色の覇気を使って人魚のケイミーを助けたことに気づくなど、スタンセンは鋭い洞察力を持っています。

やがて海賊派遣組織「バギーズデリバリー」で雇い兵として働き始めますが、その後は気心の知れた幼馴染のハイルディンが率いる「新巨兵海賊団」に移籍し、船大工となりました。

かわいいゲルズは、『ワンピース』の世界で100年前に暴れまわっていた「巨兵海賊団」の復活を期して結成された「新巨兵海賊団」に船医として勤務しています。現在は医師ですが、過去には雇い兵として活躍していたこともあり、高い戦闘能力を持っていることが知られています。巨人族ならではの1700cmの巨体を生かして、斧を武器に闘います。

次に、ゲルズの過去や活躍について見ていきましょう。ゲルズは、巨人族の国・エルバフの端にある、孤児院「羊の家」で、同じ境遇にある仲間たちとともに育ちます。12歳の頃、リンリン（ビッグ・マム）が施設にやって来ます。彼女はその時僅か5歳でしたが、巨人族の子供と同じような体格と腕力を持っていました。かわいいゲルズは、リンリンの迫力に圧倒されながらも、優しく包み込むように受け入れました。

過去のある日の出来事です。季節は冬を迎え「冬至」の日がやってきました。エルバフの伝統では、12日間の断食をするのがしきたりになっています。ゲルズは、リンリンに断食前には「セムラ」というお菓子を食べることを説明しました。とろけるように甘くて美味しい「セムラ」を食べたリンリンは、食い患いを引き起こし大騒ぎになってしまいました。

リンリンは、興奮のあまり、エルバフの英雄「滝ひげ・ヨルル」に致命傷を負わせてしまいます。この事件がきっかけとなり、リンリンとカルメルは村を去ることになりました。そして、その時を境にゲルズとリンリンの間は疎遠になりました。ゲルズは、バギーズデリバリーで傭兵として活躍した後、幼馴染のハイルディンが組織した「新巨兵海賊団」で船医として働くことになりました。

ここで、アニメ『ワンピース』のゲルズ役の声優・桑谷夏子（くわたに・なつこ）を紹介します。桑谷夏子は、1978年8月8日生まれ・東京都青梅市出身の女性声優です。

1998年、テレビアニメ『彼氏彼女の事情』の女の子A役で声優デビューした桑谷は、ややハスキーな声質が特徴の声優で、幼い女の子から大人の女性まで幅広い年齢層を演じます。声優としての経験を積み、30歳を超えた2010年代以降は、母親役を演じることが多くなりました。また、過去にはアーツビジョンを経てアイムエンタープライズに声優として所属していましたが、現在はフリーで声優として活動しています。

次に、アニメ『ワンピース』でゲルズ役を演じた声優・桑谷夏子が過去に出演した主な作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

• シスター・プリンセス（可憐）
• ローゼンメイデン（翠星石）
• 魔法先生ネギま！（綾瀬夕映）
• 涼宮ハルヒの憂鬱（朝倉涼子）
• 魔法少女リリカルなのはStrikerS（ルーテシア・アルピーノほか）
• 夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜（士夏彦八重）
• LAST EXILE（アリスティア・アグリュー）
• 戦国BASARA（かすが）
• 未来日記（美神愛）
• ゆるめいつ 3でぃ（川野サエ）

ここまで『ワンピース』のかわいいゲルズ特集をお届けしてきましたが、最後にゲルズに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

『ワンピース』のゲルズに関する感想・評価で多かったのは、彼女の可愛さを称賛するツイートです。こちらの方は、現在の時間軸ではすでに結婚している彼女を思い出して、悲嘆に暮れているようでした。

幼いころ、ビッグ・マムことリンリンの親友だったかわいいゲルズは、その後、海賊団「新巨兵海賊団」の船医になります。ゲルズの予想外の変貌ぶりに、『ワンピース』の物語としてのすごさを感じたようです。

最後に紹介するのは、『ワンピース』のゲルズに称賛の言葉を捧げるツイートです。三つ編みの金髪で美人、さらには子供のころ良い子だったなど、ゲルズは理想的なキャラクターのようでした。

この記事では、「『ワンピース』のゲルズは新巨兵海賊団のかわいい船医！」と題して、巨人族として生まれた彼女の過去やビッグ・マムなどとの関係、そしてアニメの声優情報などについて解説してきました。

ゲルズは、偉大なる航路にあるエルバフで産まれた巨人族の女性で、身長は1700cmもあります。幼いころ、マザー・カルメルが運営する近所の孤児院「羊の家」で、親に捨てられ引き取られた少女リンリン（のちのビッグ・マム）と出会います。二人はすぐに打ち解け仲良しになるのですが、「冬至」の日に事件は起こります。

ゲルズはリンリンに断食の前には「セムラ」というお菓子を食べる慣習を教えるのですが、そのセムラがあまりにもおいしかったため、リンリンは食い患いを起こしてしまいます。制御不能となったリンリンは、エルバフの英雄「滝ひげ・ヨルル」を病院送りにしてしまいました。カルメルとリンリンは追われるように村を後にし、以降ゲルズとリンリンの交流も途絶えてしまいました。