【青のオーケストラ】佐伯直がかわいいと人気？性格やセリフから魅力を紹介

『青のオーケストラ（青オケ）』の佐伯直は、主人公の青野一と関係が深い主要キャラです。佐伯は人気が高く、ファンからはよく「かわいい」と言われています。本記事では、佐伯のかわいい魅力がどこにあるか詳しく説明します。

青のオーケストラは、漫画雑誌アプリのマンガワンで連載されている漫画です。作者は阿久井真さんで、「青オケ」と略されることもあります。青のオーケストラは千葉県立幕張総合高等学校がモデルとなっており、実際の高校の外観などが作品内で再現されています。青のオーケストラは、第68回小学館漫画賞少年向け部門を受賞しました。

幼い頃から数々のヴァイオリンコンクールで優勝してきた青野一は、父親の不倫騒動でヴァイオリンを辞めてしまいます。中学時代に秋音律子と出会った青野は、担任の武田に頼まれてヴァイオリンを教えることになり、それがきっかけで、再びヴァイオリンを弾くようになります。その後、青野は武田に勧められた海幕高校に入学し、名門のオーケストラ部に入部しました。そこでさまざまな経験を繰り返し、青野は大きく成長していきます。

青のオーケストラ（青オケ）の佐伯直は、海幕高校オーケストラ部の1年生です。主人公の青野一のライバル的存在で、これまで数々のヴァイオリンコンクールで1位を取っています。誕生日は2月2日で、出身地はドイツです。12歳のときに祖母と一緒に日本に引っ越し、それからは祖母と2人暮らしをしています。

青のオーケストラ（青オケ）の佐伯直は、ヴァイオリンを演奏しているときは周囲を圧倒するようなオーラを放ちます。しかし、普段はどこかボーッっとしていて、友人の山田からはナマケモノに例えられることもあります。マイペースでおっとりとした性格がかわいらしく、演奏中とのギャップに魅力を感じます。マイペースな佐伯は天然っぽい言動を取ることも多く、そこもまたかわいいと評判です。

普段はおっとりとしている佐伯直ですが、実は負けず嫌いな性格でもあります。特にヴァイオリンに対しての情熱は激しく、青野一をライバルと見定めてポジション争いなどをしていました。佐伯の負けず嫌いは、ヴァイオリンに関してだけではありません。皆で夏祭りに行ったときは、金魚すくいや射的などで青野に勝負を持ちかけていました。金魚すくいは佐伯の圧勝で、とてもかわいい得意顔を見せていました。

青のオーケストラ（青オケ）には、心を打つような名セリフや名シーンが数多く存在します。佐伯直にも名セリフや名シーンがあり、それらも佐伯のかわいい魅力のひとつになっています。佐伯は青野一と関係が深いため、青野と一緒にいるシーンで名セリフが登場することが多いです。特に佐伯と青野が喧嘩をしてお互いの思いをぶつけ合うシーンは、名シーンとして読者の心に深く刻み込まれています。

青のオーケストラ（青オケ）の山田は、佐伯直と同じ海幕オーケストラ部の1年生です。山田が中学生の頃、佐伯はドイツから日本へとやって来ました。そして、山田が通う中学校に転入し、山田とクラスメイトになります。その頃の佐伯はまだ日本語がよくわかっておらず、クラスでも浮いた存在でした。佐伯が管弦楽部に入ると聞いた山田は、佐伯と一緒に演奏しようと誘いました。

当時の山田は学校で自分が一番演奏がうまいと思い、調子に乗っていました。しかし、佐伯の演奏を聞いた瞬間にその自信はへし折られ、自分の実力を知ります。山田は一度は音楽を辞めようとしましたが、辞めるのはもったいないと思い、今でもチェロを弾き続けています。

山田はこのときの演奏がきっかけで佐伯と仲良くなり、何かと佐伯のことを気にかけています。青野一にも、ずっと佐伯の友達でいてほしいと頼んだほどです。佐伯のほうが山田を気にかける描写あまり見られませんが、中学時代に山田に声をかけられたときは非常に喜んでいました。山田に誘われて顔を輝かせる佐伯の姿は、かわいいと人気を集めています。

青のオーケストラ（青オケ）の青野一は、青野龍仁という世界的なヴァイオリニストの息子です。物語が進む中で、佐伯直も実は青野龍仁の息子であることが判明しました。佐伯はドイツ人の祖父を持つクオーターで、幼少期はドイツで暮らしていました。祖父からヴァイオリンを教わった佐伯は、8歳の頃に小さな楽団に入団します。佐伯は楽団の仲間からある動画を勧められ、仲間と一緒にその動画を見ました。

その動画には、青野龍仁がヴァイオリンを演奏する様子が映っていました。一瞬で青野龍仁の虜になった佐伯は、青野龍仁のCDを買って繰り返し彼の演奏を聴くようになります。しかし、佐伯が青野龍仁のCDを持っていることを知った祖父は、そのCDを聴くことを禁じます。祖父は理由を教えてくれず、佐伯は祖父が青野龍仁のことを嫌っているとだけ認識しました。

その後、佐伯の母親も、家に青野龍仁のCDがあることに気づきます。祖父から青野龍仁のCDを禁止されたと佐伯が言うと、母親は「当然だ」と感想を漏らします。そして、自分が青野龍仁の不倫相手であったことを、息子に打ち明けたのです。佐伯は自分が青野龍仁の息子だと知ったことで、さらに青野龍仁に興味を持つようになります。

青野龍仁について調べるうちに、佐伯は日本に自分と腹違いの兄弟がいることを知りました。当時の佐伯は、ただ純粋に兄弟に会いたいと思っていました。しかし、日本へやって来てから青野龍仁の不倫騒動のニュースを見て、考えが変わります。佐伯は自分のせいで青野家が壊れたと思い、自分を責めるようになりました。

佐伯直は高校で青野一に会っても、自分が異母兄弟であることをずっと隠していました。青野との関係を壊したくなかったため、本当のことを打言えずにいたのです。しかし、このまま隠してはおけないと思い、ある日青野に真実を打ち明けます。青野は佐伯のセリフに衝撃を受け、佐伯を激しく拒絶します。青野は佐伯に八つ当たりをしているという自覚がありましたが、どうしても感情を抑えきれなかったのです。

何もかもが嫌になってしまった青野は、オーケストラ部を辞めようと考えます。しかし、母親から退部を止められ、自分でもどうしたらいいかわからなくなってしまいます。これからのことを思い悩んでいた青野は、偶然中学時代の恩師である武田と出会います。青野は武田に辛い胸の内を打ち明け、溜まっていたものを吐き出すように涙を流しました。その後、武田から「周りを頼れ」とアドバイスされた青野は、秋音律子に連絡を取ります。

秋音は青野がオーケストラ部を辞めようと考えていたことや、佐伯と何かあったことを薄々勘づいていました。そして、「どうせ喧嘩でもしたんでしょ」と青野に言います。青野はそのセリフに、佐伯としっかり喧嘩もしていないことに気づきました。そして、佐伯と喧嘩をしようと思い立ち、佐伯を呼び出します。呼び出し場所にやって来た佐伯は、「生まれてごめん」と自分の存在自体を青野に謝りました。

佐伯の自身を否定するようなセリフに腹を立てた青野は、自分が本当の感情をぶつけられる相手は佐伯しかいないと打ち明けます。そして、青野龍仁の息子としてではなく、佐伯という1人の人間として本音を言うよう迫りました。佐伯は青野の言葉に涙を流し、「君とヴァイオリンが弾きたい」と本音を吐き出しました。その気持ちは、青野も同じでした。2人は本心を語りあったことで絆を深め、お互いを高めあう良い関係となるのでした。

佐伯直は青野一と仲直りした後、オーケストラ部の仲間たちと夏祭りに行きました。そこで射的の屋台を見た佐伯は、青野に勝負を持ちかけました。青野は勝負をする気はありませんでしたが、佐伯は強引に話を進めます。そして、「今の青野くんになら勝てそうだ」と言います。

挑発的な佐伯を見て、青野は佐伯がどこか変わったと感じました。佐伯は青野に自分を受け入れてもらったことで、今までのように何かを我慢することをやめました。そして、もっと欲張りになろうと考え、やりたいことや言いたいことを素直に外に出すようにしたのです。青野への罪悪感や自己否定の悩みから解放された佐伯は、自由で楽しい新たな人生を歩み出しました。

ここまでは、青のオーケストラ（青オケ）の佐伯直のかわいい魅力や、佐伯と青野一の関係などをまとめました。続いて、青のオーケストラのアニメで、佐伯役を担当した声優について紹介します。青のオーケストラのアニメで佐伯を演じたのは、声優の土屋神葉さんです。土屋神葉さんのプロフィールや出演作品などから、土屋神葉さんがどのような声優であるかを確認しましょう。

土屋神葉さんは1996年4月4日生まれで、声優だけでなく俳優としても活躍しています。出身地は東京都で、血液型はO型です。2022年12月時点での公称身長は170cm、体重は63kgです。趣味は鉱物や江戸切子などの鑑賞で、特技はダンスやバレエ、乗馬や殺陣などです。女優の土屋太鳳さんの弟で、2005年に伊藤園のCMで土屋太鳳さんと共演しています。

土屋神葉さんはもともと役者として活動していましたが、2016年から声優としての活動も始めました。2021年には、第15回声優アワードで新人男優賞を受賞しています。大学時代から劇団ひまわりに所属していましたが、2022年に退団します。同年にトランスワールドジャパンの所属となり、わずか数ヶ月で退所しました。それからはどの事務所にも属さず、フリーランスで活動しています。

土屋神葉さんの主な出演作品と演じたキャラは、『ボールルームへようこそ』の富士田多々良、『バクテン!!』の双葉祥太郎、『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』山田武志などです。その他、『群青のファンファーレ』の風波駿、『シュート!Goal to the Future』の小久保公平、『セブンボイスミュージアム〜名画と7人の巨匠たち〜』の木村レオなども演じています。

劇場アニメでは、『劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜』の月永求、『BURN THE WITCH』のバルゴ・パークス、『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』の谷保昭などを担当しました。ゲームにも声優として出演しており、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のエペル・フェルミエや『モンスターハンターライズ：サンブレイク』のオボロなどの役を務めています。

青のオーケストラ（青オケ）には、かわいい女性キャラが大勢登場します。しかし、それらのキャラに負けないくらい、佐伯直もかわいいと評判です。佐伯の天然を感じられるセリフや子供っぽい仕草、意外とお茶目なところがかわいいと人気を集めていました。

青のオーケストラ（青オケ）の佐伯直には、「かわいい」だけではなく「イケメン」との感想も寄せられていました。特にヴァイオリンを弾いている姿や、メガネを外した顔に人気が集まっています。

青のオーケストラ（青オケ）で佐伯直が青木一と喧嘩するシーンには、「泣けた」という声が多く上がっていました。佐伯の自分を否定するセリフや涙を流す姿に、胸を痛めた人もいたようです。佐伯が青野と喧嘩するシーンは、ファンからも名シーンだと高評価を受けています。

青のオーケストラ（青オケ）の佐伯直に対しては、初見で「嫌な奴」と感じた人が大勢いたようです。しかし、徐々に本当の性格が見えてきて、実はいい人であることがわかります。初登場時とのイメージの違いに、多くのファンが驚きの声を上げていました。

青のオーケストラ（青オケ）の佐伯直のかわいい魅力や、青野一との関係についてまとめました。佐伯直は青野のライバルとして登場するため、魅力的なシーンやセリフが数多く存在します。青野への秘密がなくなったことで、これまでに見られなかった新たな魅力も出てきました。青のオーケストラの漫画やアニメで、ぜひ佐伯の魅力を確かめてみてくだい。