【ワンピース】モネは死亡した？かわいそうな最後や再登場の可能性を考察

この記事では、元世界政府の科学者シーザー・クラウンの秘書兼監視役のモネを特集します。これから、『ワンピース』ファンの間で「死亡した」、「まだ生きてる」など論争の絶えないモネのかわいそうな最後のシーンや再登場の可能性について考察していきますが、まずはその前に『ワンピース』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ワンピース』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

『ワンピース』は尾田栄一郎による日本の漫画で、海賊、冒険、ファンタジー、バトルといった要素がふんだんに盛り込まれた作品です。海賊王をめざす少年ルフィを中心に〝ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を求めて、大海原を舞台にした冒険が展開されます。

作品は、集英社の「週刊少年ジャンプ」にて1997年34号から連載がスタートし、四半世紀以上経った現在も連載が続けられています。単行本は2023年11月現在で107巻まで刊行され、累計発行部数は2022年8月の時点で5億1000万部以上に達しています。

海賊王を目指すルフィー率いる麦わらの一味は、砂漠の国アラバスタで七武海の1人クロコダイルを倒し、〝ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を求めて伝説の空島に向かいます。世界政府を向こうにまわし、司法の拠点エニエス・ロビーをも粉砕しましたが、航路も半分にさしかかろうという時、一味は海軍の追撃を受け、仲間たちは散り散りになってしまいました。

ここからは、この記事のメインテーマである『ワンピース』のモネの話題に移ります。モネは、「北の海」出身・身長227cmの30歳になる女性で、ドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドンキホーテファミリーの主要メンバーの一人です。誕生日は8月27日ですが、これは「ハッピーになる」の語呂合わせとなっています。

モネは、冷静でクールな雰囲気を持つ大変美しい女性ですが、彼女にはある秘密が隠されていました。人間の顔をしていながらなぜか鳥の翼や脚を持つ人面鳥（ハーピー）だったのです。この姿はSMILEや悪魔の実によるものではなく、彼女は「茶ひげ海賊団」の茶ひげように「改造人間」だと考えられています。

モネは、世界政府の元科学者シーザー・クラウンの秘書兼監視役としてパンクハザード島に派遣されていました。彼女は書類に目を通したり執筆の仕事をする際には、牛乳瓶の底のようなメガネをかけています。ちなみに『ワンピース』80巻のSBS（作者による解説）では、ごく普通の眼鏡をかける幼少期のモネが描かれていました。また、同じ「ドンキホーテ海賊団」で幹部を務めているシュガーはモネの実の妹にあたります。

詳しくは後述しますが、モネは情報の収集・分析に優れた才能を発揮し、敵を追い詰めたり、強者に立ち向かう度胸も併せもっています。「ユキユキの実」の能力者でもあり、彼女は敵対する相手にとって非常に手ごわい存在となっています。

『ワンピース』作中でのモネの初登場は、「新世界」と呼ばれる偉大な航路の後半に位置する「パンクハザード」という島でのことになります。元世界政府の科学者であったシーザー・クラウンの秘書兼監視役として、この地に居を構えていました。パンクハザードは数年前に爆発事故が起きて無人島となった後、海軍元帥のサカズキとクザンによる激しい戦いが勃発し、世界政府によって立ち入り禁止となっていました。

シーザーは、誰も立ち入らないのをいいことに、このパンクハザード島で密かに殺戮兵器の研究開発を進めていました。その兵器の売買にはドフラミンゴが闇のブローカーとして関与していました。モネはドフラミンゴからの指令で、秘書としてシーザーを監視しました。後に、パンクハザード島からの救難信号を偶然受け取ったモンキー・D・ルフィと彼の仲間である麦わらの一味がパンクハザードを訪れることになります。

ちょうどその頃、王下七武海のトラファルガー・ローもシーザーの協力者としてパンクハザードに滞在しており、さらにルフィたちを追う海軍本部中将スモーカーと彼の率いる海軍G－5支部のメンバーもパンクハザードに到着していました。モネは麦わらの一味の出現をシーザーに報告し、その後はまた分厚いメガネをかけて事務作業に戻りました。

パンクハザード島に、麦わらの一味と海軍本部の大佐スモーカー率いるG-5が押し寄せてきました。迎え撃つシーザーは毒ガス攻撃を開始しますが、なぜか事務仕事をしていたモネも戦いに身を投じました。彼女は、「ユキユキの実」の能力を駆使してゾロやたしぎを牽制します。

この時モネは、ゾロがなぜか「女は斬らない」ことに気づきます。しかし、たしぎに襲いかかりトドメを刺そうとしたその時、ゾロが異様な殺気を発していることに気づきます。

ゾロの放った「恐怖」という斬撃により、モネは再生不可能な体になってしまいます。恐怖で身動きできなくなり、たしぎに逆に斬りつけられてしまいました。たしぎの手によって斬り捨てられたモネは、何とか生きてる状態でした。その後、ドフラミンゴの指示でパンクハザードを爆破しようとしますが、爆破直前にシーザーがローの持っていたスモーカーの心臓を突き刺し、モネはその場に倒れてしまいました。

なぜモネが倒れたのでしょうか？なぜかというと、実はローによってスモーカーとモネの心臓が入れ替えられていたからなのです。つまり、シーザーが突き刺したのはローの心臓ではなく、何とモネの心臓だったのです。そして最後のシーンが訪れるのですが、そのシーンを見た『ワンピース』ファンの間で「かわいそう」との声が上がりました。

なぜか現在に至るまで彼女の死亡シーンは描かれていません。そのため、巷では彼女が「生きてる」、「再登場する」といった噂が絶えません。また、ドフラミンゴとの会話も悲惨な内容で、かわいそうな最後のシーンとなっていました。『ワンピース』のキャラの中でも1･2を争う美女のかわいそうな最後のシーンに、胸を締め付けられたファンも多かったことでしょう。

最後にかわいそうな姿で死亡したモネに対し、なぜか『ワンピース』ファンの間では、「実は生きてるのでは？」と囁かれるようになりました。モネが心臓を一突きにされた後、なぜか作中では死亡したシーンも生きてるシーンも描かれていないのです。

モネの「生きてる」説の根拠としては、左腕のタトゥーの意味も明らかになっていなことが挙げられています。物語の構成上、モネにはここで消えてもらっては困るので、生きてる必要があるというわけです。

また、チョッパーがパンクハザード島で見つけた紙切れに「なにもするな」と意味深なことが書かれていたことも、モネの生存説を後押しすることとなりました。

モネは、パンクハザード島に人が立ち入れないようにした科学者シーザーの秘書をしていたので、無関係とはいえないでしょう。このメモは、チョッパーを助けるために彼女が書いたのではないかと考える人まで現れました。果たして彼女は生存していて、再登場することはあるのでしょうか？『ワンピース』の今後の展開に期待しましょう。

『ワンピース』のモネの性格は、基本的にはクールで沈着冷静であり、感情を表に出すことはあまりありません。相手の能力を冷静に分析し、自分には勝ち目がないと判断した時でも、即座に最善の策を考えるなど頭の回転の速さを示します。また、彼女は窮地に陥った時に助けてくれたドフラミンゴに忠誠を誓っています。彼のために命を顧みず自爆を申し出るなど、慕った相手にはとことん尽くす覚悟を持っているようです。

モネと妹で、ドンキホーテファミリーの特別幹部・シュガーは、今から13年前、とても不遇な環境の中で暮らしていました。

そんな時、二人はドフラミンゴによって救われ、それがドフラミンゴ・ファミリーに加わるきっかけとなりました。そして、モネはその後、悪魔の実を食べたことで「能力者」に変わりました。彼女たちはドフラミンゴの命令でドレスローザ王宮に侍女として潜入し、ドレスローザ王国を乗っ取るドフラミンゴの計画を手助けすることになりました。

ここからは、『ワンピース』のモネの強さや能力を考察していきます。モネは、ロギア（自然）系の悪魔の実である「ユキユキの実」の能力者です。また、彼女は自分自身を雪に変える能力を持つ「雪人間」でもあります。この能力を使って周囲にも雪を自在に降らせたり、ある範囲を極寒の地に変えることができます。体は雪のように冷たくなり、抱きつくことで敵の体温を奪い、抵抗できなくして死に至らしめることもできます。

また、詳しくは後述しますが、雪を使ってカマクラ（雪像）を作り、攻撃から身を守ることもできることが分かっています。一方、攻撃面では、鋭いつららのような牙で相手を噛みつき、噛んだ部分を凍らせて砕く技を持っています。この攻撃を受けた相手は、体を再生することはほぼ不可能と言われています。

『ワンピース』のモネには以下の弱点があるとされています。彼女は雪人間であり、雪の能力を持つため火や高熱には弱いのです。悪魔の実の性質からも、火や高温を持つ能力が弱点となるようです。能力以外の面では、褒められることに敏感に反応するため、敵に褒められると照れてしまい、相手に隙を見せることがあります。

最後に、モネが戦闘で繰り出した技の数々を紹介していきます。まず最初は、敵の攻撃を防御するための技「カマクラ」です。この技は、雪を大量に降らせ、その雪を使って分厚く頑丈な壁を持つマクラを作るのです。これだけでも普通の攻撃ならびくともしませんが、さらにカマクラ十草紙とよばれる雪の壁を10層に固めた最強のカマクラもあります。

また、降り積もった雪で敵を飲み込み動けなくする「万年雪」や、腕を氷の刃に変化させ、敵に切りかかる「たびら雪　肌刀」、上空へ舞い上がり一粒で床を粉砕するほど強力な雪玉を敵に向けて乱射する「雪兎」、降り積もった雪を舞い上げて猛吹雪や竜巻を起こし敵を葬る「雪嵐」があります。

ここまで『ワンピース』のモネ特集をお届けしてきましたが、最後にモネに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、家族でモネのかわいそうな死亡シーンを観たという方のツイートからです。あまりにもかわいそうなシーンで、家族が皆押し黙ってしまったそうです。

こちらの感想も、モネの死亡シーンに関するものです。『ワンピース』では、なぜかそれまで主要キャラを死なせることはなかったので、意外でもあり衝撃的だったそうです。モネは女性キャラ初の死亡例とのことでした。

最後に紹介するのは、モネが生きてるはずだと主張するツイートからです。ロギア系能力者のモネは、攻撃に対して高い防御力をもっているので、剣で刺されただけで死亡するのは納得できないとのことです。モネが生きてるとするツイートも数多く見られました。

この記事では、『ワンピース』のモネにスポットを当て、彼女が死亡したのかそれともまだ生きてるのか考察するとともに、かわいそうな最後や再登場の可能性についても解説してきました。

モネは、パンクハザードでの麦わらの一味およびG-5との対戦で、ゾロが「女を斬らない」と高をくくり、結果として彼の斬撃「恐怖」を浴びて体の動きを封じられてしまいます。その後、島を爆破しようとするのですが、その直前にシーザーがローの持っていたスモーカーの心臓を剣で突きます。すると、何とモネが倒れこんでしまいました。なぜかというと、ローが事前にスモーカーとモネの心臓を入れ替えていたからなのです。

『ワンピース』ファンから「かわいそう」との悲鳴が上がったモネの死亡シーンですが、実は、その後モネが本当に死亡したのか、それとも生きてるのかは明らかになっていません。チョッパーが見つけた「なにもするな」という意味深なメモの存在もあり、ファンの間では「モネ再登場」を待ち望む声が日増しに高まっています。『ワンピース』の今後の展開に期待しましょう。