【ゾン100】タケミナはどんなキャラ?あだ名の由来や大阪・京都での活躍を解説

『ゾン100』の異色の存在、タケミナはどんなキャラなのでしょうか?これから徹底解明していきます。総部数125万部を突破した人気漫画『ゾン100』に、主人公アキラの大学時代の親友として登場するのが、この記事で特集するタケミナこと本名・南方健です。これから、タケミナのキャラ性をはじめ、あだ名の由来や大阪および京都でしでかした活躍の数々、さらには物語の結末において彼が死亡するのかどうかについても考察していきます。

【ゾン100】タケミナはどんなキャラ?あだ名の由来や大阪・京都での活躍を解説のイメージ

目次

  1. ゾン100のタケミナはどんなキャラ?
  2. ゾン100のタケミナはギャンブル好き?あだ名の由来は?
  3. ゾン100のタケミナの大阪・京都での活躍
  4. ゾン100のタケミナの今後を考察
  5. ゾン100のタケミナに関する感想や評価
  6. ゾン100のタケミナまとめ

ゾン100のタケミナはどんなキャラ?

ゾン100の作品情報

この記事では、ギャンブルで大学の授業料を稼いだという猛者、『ゾン100』に登場するタケミナを特集します。これから、タケミナのキャラ性やあだ名の由来、そして大阪や京都での活躍、さらには最後に死亡するかどうかについて解説していきますが、まずはその前に『ゾン100』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ゾン100』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

ゾン100の概要

概要のイメージ

『ゾン100』は、原作を麻生羽呂が手がけ、作画を高田康太郎が担当した日本の漫画作品です。小学館の漫画雑誌「月刊サンデーGX」で2018年11月号から連載が始まり、2023年9月時点で電子書籍を含む総部数は125万部を超えました。また、メディアミックス展開でも成功しており、2023年にはテレビアニメが毎日放送・TBS系列などで放送され、Netflixで実写版映画が配信されました。

ゾン100のあらすじ

あらすじのイメージ

アキラはブラック企業で働く青年です。職場での過酷な労働により疲弊し、自殺願望を抱いていました。しかし、ある朝目覚めると街はゾンビに襲われ、アキラは「今日から仕事行かなくていいかも?」と喜びます。解放感に満たされたアキラは、「ゾンビになる前にやりたいこと100」のリストを作成します。その目標達成に向けて、まずは友人のケンチョに会いに出かけました。

タケミナのプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである『ゾン100』に登場するタケミナのキャラの話題に移ります。通称タケミナ、本名は南方健(みなかた・たける)は、アキラとケンチョの大学時代の親友であり、現在25歳の青年です。ギャンブルの嗜好が強く、大学卒業後も安定した仕事に就くことなく、一貫してギャンブルで生計を立てています。 ちなみに、タケミナのキャラについての詳細は、『ゾン100』の漫画の9巻に描かれています。

タケミナとアキラ・ケンチョとの関係

タケミナとアキラ、ケンチョが大学の同級生で、親友だったことは前述の通りですが、3人は大学でラグビー部に所属していました。アキラは馬鹿正直でフェイントができない一方で、ケンチョは器用貧乏で先輩たちの反感を買い、そしてタケミナはパチンコやマージャンで練習をサボっていました。つまり、3人はラグビー部の問題児でした。

また、3人とも大学ラグビー部の万年補欠で、いつもラグビー部のレギュラー 部員のためにドリンクを作っていました。そのため、「ウォータートリニティー」というあだ名を付けられ揶揄されていました。

ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 1 | 書籍 | 小学館

ゾン100のタケミナはギャンブル好き?あだ名の由来は?

タケミナはギャンブル好き?

ギャンブルのイメージ

先にプロフィール欄でも解説したように、『ゾン100』のタケミナは、ギャンブルが大好きなキャラです。ギャンブルの神様とtあだ名を付けられるほどの腕前を持っています。また、同作の9巻33ページでアキラが口にするセリフから分かるように、大学時代のタケミナはバイトもしないで、ギャンブルだけで学費を稼ぐほどの博才があったようです。

アキラも、タケミナの博才に頼って馬券を買い求め小遣いを稼いだ経験があります。『ゾン100』の9巻32ページでは、タケミナが競馬の予想を活用してゾンビのいない安全な場所への移動を成功させています。タケミナの「脳力」は、さまざまな状況での応用が可能なようです。

タケミナのあだ名の由来

タケミナは、本名を南方健といいます。それでは、タケミナというあだ名にはどのような由来があるのでしょうか?タケミナというあだ名をつけたのは、主人公のアキラです。タケミナのギャンブル命のキャラから、博打の神様である健御名方命(タケミナカタノミコト)の最初の4文字を取ってこのあだ名を付けたようです。

タケミナのやりたい事

バーのイメージ

タケミナが本当にやりたいことは、バーを経営することです。この夢は、大学時代からの親友であるアキラとケンチョとの共通の夢でもあります。タケミナは「バーに興味を持ったのはYouTubeで知ったから」と語っていますが、実際には大学を辞めてからの3年間、さまざまなバーで実務経験を積んできました。

しかし、どの店舗でも長続きしなかったことから、自身の不甲斐なさに失望し、どうしたらよいか善後策を考えました。そして、アキラ、ケンチョと3人で「ゾン100バー・トリニティ」を立ち上げることになったのです。とにもかくにも、タケミナの情熱はバーの経営に向かっています。様々なバーで修行を積んできたタケミナとアキラ、ケンチョとの3人がタッグを組んで「ゾン100バー・トリニティ」をスタートさせるのです。

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ゾン100のタケミナの大阪・京都での活躍

タケミナの活躍①大阪バー経営編

アキラたちは、「ゾン100」のリストに掲げたやりたいことを達成するために、ゾンビウイルスのワクチン研究者の情報を追い求めていました。そしてたどり着いたのが、大阪でした。大阪には、お堀によって守られた大阪城と、その周辺には生存者たちが暮らしています。城下町では缶詰が通貨として使用され、城には缶詰富裕層、そして天守閣には「缶詰長者」と呼ばれるトップが鎮座し、この組織を仕切っていました。

アキラたちは、城下町で金ならぬ缶詰を稼ぎ、大学時代からの夢だった「バートリニティー」開店に漕ぎつけます。バーで城に住む富裕層たちからワクチン研究の情報を引き出そうとしたのです。準備が整いいざ開店となりましたが、客足は全く伸びません。初日の客に対して、アキラは接客でダメ出しを受け、ケンチョは知識の不足を指摘され、タケミナはお客のプライドを傷つけて怒らせてしまったのです。散々な船出となりました。

その後も売り上げは上がりません。資産が減り続けていく中、追い詰められたアキラたちに、タケミナは過去3年間、仕事に苦しんでいた事実を打ち明けま目を向け「楽しむ」ことを忘れていたことに気づきます。「ゾン100アキラ」はいつも楽しむことややりたいことを追求することで、周囲に人が集まってくるのです。

そこで、3人はバーの方針を変更し、新たに『ゾン100』をコンセプトに掲げて再オープンします。お客さんを楽しませ、ついでに自分たちも楽しむことを第一に考えた結果、人が自然に集まり、大成功を収めました。ところが、大量の缶詰を目にしたアキラの様子がおかしくなりました。金の亡者ならぬ缶詰の亡者と化したアキラは、バーの売り上げを持ち逃げして、一人大阪城内の富裕層の仲間入りをしたのでした。

赤字のイメージ

アキラの目を覚まそうとして、タケミナはケンチョやシズカに助けを求めます。アキラの仲間やバーの愛好者、そして城下町の住人たちが一堂に会し、アキラを正気に戻すため城に乗り込みます。城内では毎晩のようにカジノが開催されていましたが、その中でも人気なのは「シーオアズィー」でした。このギャンブルは、勝てば缶詰が2倍になりますが、負ければゾンビに変わるというたいへん危険な勝負です。

タケミナは城下町中の缶詰をかき集め、シーオアズィーに挑戦します。アキラは缶詰(お金)の誘惑に呑み込まれていましたが、友達の命は大事だったようです。ゾンビの巣のない方をひそかに教え、タケミナの危機を救ったのです。缶詰が倍々に増え、最終的にタケミナたちは富裕層たちの缶詰を全て手に入れました。大阪城で下剋上が達成された瞬間でした。

キャンピングカー

アキラ一行は、感染から死亡するのを防ぐワクチンの情報を手に入れ、再び旅に出ます。タケミナに別れを告げると、アキラは旅立っていきました。しかし、ここで思いもかけないことが起きました。アキラ一行のキャンピングカーにタケミナの車が並走してきたのです。タケミナはもうしばらく一緒に遊びたいと言い、大阪での生活を捨ててアキラ一行に合流する道を選んだのでした。

タケミナの活躍②京都編

大阪を後にしたアキラ一行は、次なる目的地・京都に足を運びました。京都に到着するとシズカたちとは別れ、お座敷遊びを楽しみます。アキラたちは京都の名所・祇園に向かい、お茶屋さんを探し始めました。しかし、細い道から次々と現れるゾンビに追われ、逃げ惑う最中、二階からはしごが降りてきます。慌てて上ったはしごの先で、タケミナは助けてくれた舞妓の雛笑(ひなえ)と出会い、心をときめかせました。

雛笑の案内でたどり着いた場所は、京都・祇園で唯一死亡せずに生き残った舞妓たちが経営するお茶屋でした。アキラたちは、やっとの思いで舞妓さんたちとのお座敷遊びに漕ぎつけました。お座敷遊びのゲームやお酒を楽しみながらも、タケミナは雛笑のことが気になって仕方りません。雛笑の舞に触れ、タケミナは恋を自覚します。雛笑に声をかけると、「一緒に旅をしないか?」と誘いました。

一方、タケミナは「こんぴらふねふね」というお座敷ゲームで、雛笑に本当にやりたいことを見つけると誓わせるギャンブルに挑みます。雛笑もこれに応じ、挑戦を受け入れることにしました。ところが、他のお客が別のお座敷で遊んでいる最中、ゾンビがお茶屋に侵入してきました。アキラや他の舞妓が「ゾンビが来た!逃げろー」と叫ぶ中、雛笑も逃げようとしますが、タケミナだけが動かないのです。

タケミナは、ギャンブルの最中には逃げないという賭博師としての意地を見せました。ゾンビが迫る中、雛笑は降参します。タケミナの勝利が宣告され、ギリギリのところでゾンビから逃がれたのでした。この襲撃でお茶屋は壊滅的な被害を受け、生き残った舞妓たちは大阪城に合流することになりました。それでは雛笑の行く先はどうなるのでしょうか?「降参とは一緒に旅をすることなの?」 とタケミナは期待に胸を躍らせます。

失恋・破局のイメージ

 雛笑は、自分の旦那さんを連れてタケミナのもとにやってきました。自分の夢ややりたいことを考えた結果、お世話になっている旦那さんと結婚することにしたのです。雛笑は、恥じらいながらもそれをタケミナに伝えました。こうして、タケミナの恋路は絶たれてしまったのでした。

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ゾン100のタケミナの今後を考察

タケミナは今後誰かと付き合う?

タケミナは、ギャンブラーとしての一面を見せたかと思うと真面目に振舞ったりと、多様なキャラをしていますが、今後の展開が気になる人物ではあります。恋愛に関してはまだ未知数で、誰かとの関係が芽生える可能性も否定できません。しかし、現時点でタケミナの恋愛を匂わせる描写は見当たりません。

『ゾン100』第14巻では、主人公のアキラをはじめシズカ、ケンチョ、ベアトリクス、イズナ、そしてタケミナといったメンバーが登場しており、男女比がきれいに1:1になっています。『ゾン100』は時折都合の良い展開が織り交ぜられることもあり、最終的に全員がカップルとなるといった展開があるかもしれません。

タケミナは今後死亡する?

タケミナが今後死亡する展開はあるのでしょうか?『ゾン100』第13巻では、シズカがゾンビに襲われそうになります。アキラ一行は、ゾンビに噛まれても感染しない少女イズナから作った血清で感染を防ぎ、死亡という最悪の事態を回避しました。

仮にタケミナが感染しても、アキラたちは彼を放ってはおかないでしょう。同じように血清を使って死亡しないようにすると考えられます。したがって、タケミナが死亡するリスクは相当に低いと言えるでしょう。いずれにしても、『ゾン100』の今後の展開にますます注目が集まることでしょう。

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ゾン100のタケミナに関する感想や評価

ここまで『ゾン100』のタケミナ特集をお届けしてきましたが、最後にタケミナに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、アニメ『ゾン100』の展開を予想するツイートからです。タケミナファンのようで、彼を見たいので次クールもやってほしいと希望を述べていました。

こちらの方も、アニメの展開が気になるようです。重要な役割を演じるタケミナがエンディングに登場しないことから1期ではタケミナ登場までをカバーしていないと予想しています。2期の可能性を探っているようでした。

最後に紹介するのは、『ゾン100』の第10巻を読んだ方のツイートです。この記事で解説した「京都編」でのタケミナの活躍に胸躍らせているようでした。

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ゾン100のタケミナまとめ

この記事では、「『ゾン100』のタケミナはどんなキャラ?」と題して、タケミナのキャラ性やあだ名の由来、そして大阪・京都での活躍、最後に死亡するかどうかなどについて考察してきました。

まとめのイメージ

『ゾン100』のタケミナは、アキラとケンチョの大学時代の親友であり、ともにラグビー部のメンバーでした。ギャンブルが大好きで、大学卒業後も定職には就かず、ギャンブルで生計を立てていました。また、あだ名である「タケミナ」は、名づけの親・アキラによると、博打の神様である健御名方命(タケミナカタノミコト)の最初の4文字を取って付けたとのことです。

大阪では、長年の夢だったバー開店とその後のトラブルで四苦八苦しますが、何とか切り抜け京都へと向かいます。京都ではお座敷遊びを堪能し、ついでに舞妓の雛笑とねんごろになります。しかし、最後はフラれてタケミナの恋路は絶たれてしまいました。

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