【るろうに剣心】式尉は御庭番衆の怪力男！最後の死亡シーンや左之助戦の結果は？

『るろうに剣心』には式尉という怪力男が登場します。式尉は御庭番衆のメンバーの中でも随一の力自慢で、生来の巨躯と怪力を御庭番衆に伝わる秘薬でさらに増大させていました。ここからは式尉について、最後の死亡シーンや左之助戦の結果、関係するキャラ、アニメ声優などを交えて紹介していきます。それではまず、るろうに剣心の作品情報から見ていきましょう。

『るろうに剣心』は週刊少年ジャンプにて1994年19号から1999年43号まで連載されていた歴史漫画です。作者は和月伸宏（わつきのぶひろ）先生で、『武装錬金』を手がけたことで知られています。るろうに剣心はアニメ化・実写映画化などさまざまな形でメディアミックスもおこなわれており、2020年10月時点で電子版を含めた全世界累計発行部数は7200万部を突破しています。

ここではるろうに剣心のあらすじを紹介します。倒幕派・長州藩のリーダーである桂小五郎のもとで暗殺者として暗躍していた緋村剣心は、新しい時代とともに人々の前から姿を消し、「最強」という名の伝説と化していました。明治維新後、「不殺」を誓い、流浪人として全国を旅していた剣心。ある日、剣心は神谷活心流道場師範代の神谷薫と出会い…

• 名前：式尉（しきじょう）
• 出身地：鹿児島県
• 生年月日：1843年11月
• 年齢：36歳
• 身長/体重：195cm/100kg
• 血液型：B型
• 星座：さそり座

るろうに剣心の式尉は本丸警護方の上位隠密です。もともと薩摩藩の隠密でしたが、江戸城に侵入した際に御庭番衆頭の四乃森蒼紫（当時13歳）に倒され、それを機に江戸幕府を守護する忍者集団「御庭番衆」の一員となりました。式尉は御庭番衆のメンバー内で用いられている名称で、本名は不明です。明治維新後は仲間たちとともに新たな仕事と自分たちの力を活かせる職場を求めて当てどなく旅して歩いていました。

式尉はもともと筋力に恵まれており、それを御庭番衆に伝わる秘薬でさらに増大させています。武器はその肉体と巨大な鎖付鉄球です。鎖付鉄球は振り回して投げ、相手の手足に巻き付けて動きを封じる目的で使用されますが、式尉の場合は拘束用というより鈍器として振り回しています。戦闘では正面から力押しで相手を叩き潰す戦い方を用いる傾向があり、また技らしい技はないものの、頭突きによる攻撃をメインに使用していました。

悪徳商人である武田観柳の下で諜報や邪魔者の排除に従事していた式尉は、ひょんなことから御庭番衆の一員として本作の主人公・剣心やその仲間たちを相手に戦うこととなりました。そして、最後は蒼紫を庇って死亡します。では、ここから式尉の最後の死亡シーンや左之助戦の結果を詳しく見ていきましょう。

明治維新を経て徳川幕府は滅亡し、御庭番衆はその任を解かれることとなりました。その後新たな仕事と戦うべき相手を求めて当てどなく旅して歩いていた式尉たちは、やがて悪徳商人の武田観柳に用心棒として雇われ、彼のもとで忍者としての力を発揮していくこととなりました。ある日、武田から無理矢理アヘンを精製させられていた高荷恵が武田邸から逃げ出してしまいます。

御庭番衆の忍者たちは武田からの命令により高荷恵を連れ戻そうとするも、高荷恵がたまたま出会って助けを求めた剣心に返り討ちにされてしまいます。その後式尉は高荷恵を守ろうと、屋敷に乗り込んできた剣心と彼の仲間である相楽左之助と激しく対立することとなりました。

般若が剣心に敗れたあと、「一番の獲物（剣心）は蒼紫に譲ろう」と考えた式尉は、階段の踊り場で左之助と対決します。当初は有利に戦いを進めていたものの、左之助を仲間に誘った際、「俺は時代に流されて悪徳商人の走狗に成り果てた蒼紫のもとではなく、維新志士たちが真に夢見た理想のために剣を振るう剣心と共に戦う」と拒否されると同時に、脳天に強烈な拳打を打ち込まれて敗北しました。

その後、式尉は武田が剣心と蒼紫を標的にしたガトリングガンによる銃撃音で目を覚まし、左之助と般若とともにその場へと駆け付けます。するとそこにはガトリングガンによって足を撃たれ動けなくなっている蒼紫の姿がありました。

式尉はそれを見て取るなり、蒼紫を武田のガトリングガンから守るため、自分の身体を盾にして庇いました。そして、最後に呆然とする蒼紫に自分の肉体がガトリングガンに勝ると証明し、蒼紫の役に立てたことを誇りながら死亡します。ちなみに式尉以外の御庭番衆のメンバーも蒼紫を守るため、次々とガトリングガンの前に飛び出し、自分の身体を盾にして庇い死亡しました。

るろうに剣心の式尉はさらなる強さを求めて御庭番衆に入ることにしています。故郷を裏切ってまで得た強さを自身の誇りにもしており、それを使って蒼紫をガトリングガンの射撃から守れた時は喜んでいました。では、そのような式尉は本作のキャラクターとどのような関係性を築いているのでしょうか？ここからはるろうに剣心のキャラと式尉との関係を詳しく紹介していきます。

• 名前：四乃森蒼紫（しのもりあおし）
• 出身地：東京府
• 生年月日：1853年1月3日
• 年齢：24歳（初登場時）
• 身長/体重：182cm/72kg
• 血液型：A型
• 星座：水瓶座

まずはじめに式尉と関係する四乃森蒼紫について紹介します。四乃森蒼紫は御庭番衆最後の御頭です。幼いころから隠密として厳しい修練を積んでおり、その強さは15歳にして御頭の座を継いだほど。

小太刀二本を自在に使いこなし、御庭番式拳法という格闘術で戦うことを得意としています。式尉はそのような蒼紫と江戸城内で戦い、完膚なきまでに敗れたことがあります。そして、蒼紫に「死なせるには惜しい逸材だ」と考えた蒼紫に勧誘され、これを承諾したことにより御庭番衆に加入することとなりました。

• 名前：緋村剣心（ひむらけんしん）
• 出身地：不明
• 生年月日：1849年6月20
• 年齢：28歳（初登場時）
• 身長/体重：158 cm/48 kg
• 血液型：AB型
• 星座：双子座

続いて式尉と関係する緋村剣心について紹介します。緋村剣心は本作の主人公です。

かつて幕末最強とまで謳われた伝説の人斬り・緋村抜刀斎その人であり、明治維新後は多くの人を斬り殺した過去を悔い、その贖罪のために流浪人として全国を旅をしつつ弱き人のために剣を振るっていました。式尉はそのような剣心と直接言葉を交わすことはありませんでしたが、その強さと人柄を認めた左之助が剣心を尊敬していることから「相当立派な男なのだろう」と認識しています。

• 名前：相楽左之助（さがらさのすけ）
• 出身地：長野県諏訪
• 生年月日：1860年7月30日
• 年齢：19歳（初登場時）
• 身長/体重：179cm/71kg
• 血液型：魚座
• 星座：B型

続いて式尉と関係する相楽左之助について紹介します。相楽左之助は東京一の喧嘩屋です。武器は巨大な刀剣「斬馬刀」と強靭な肉体。剣心に戦いを挑み敗北してからは、彼の人柄に惚れ込み、頼れる仲間として活躍していきます。前述したように式尉は左之助と戦い、彼の強さと人柄を認めています。そして、彼を仲間に誘うものの断れてしまいました。しかし、それでも左之助の強さと人柄への評価は変わっていません。

• 名前：武田観柳（たけだかんりゅう）
• 出身地：東京府
• 生年月日：1848年9月生まれ
• 年齢：不明
• 身長/体重：169cm/60kg
• 血液型：A型
• 星座：乙女座

続いて式尉と関係する武田観柳について紹介します。武田観柳は東京の裏社会でアヘンの密売をおこなっていた悪徳商人です。式尉ら御庭番衆のメンバーは彼に用心棒として雇われることとなっています。役に立たない部下は躊躇いなく始末する卑劣かつ狡猾な人物であり、「金を払ってるのに従わない」として蒼紫をガトリングガンで始末しようとしました。式尉は武田のガトリングガンによって死亡しています。

• 名前：高荷恵（たかにめぐみ）
• 出身地：会津
• 生年月日：1857年9月12日
• 年齢：22歳（初登場時）
• 身長/体重：166cm/45kg
• 血液型：B型
• 星座：山羊座

続いて式尉と関係する高荷恵について紹介します。高荷恵は22歳と若いながら優れた技術を持つ女医です。アヘンの精製法を知っていたため、それに目をつけた武田観柳に攫われ彼の監視のもとでアヘンを作らされる羽目になっています。しかし、アヘン作りに嫌気が差して脱走。式尉は御庭番衆の仲間とともに高荷恵を連れ戻すこととなりました。

るろうに剣心は1996年1月10日から1998年9月8日まで放送されたアニメと、2023年7月7日から2023年11月現在も放送中の2023年版のアニメがあります。そのため式尉の声を務めた声優も2人います。では、ここから式尉の声を務めた2人のアニメ声優のプロフィールや主な出演作品を紹介していきます。

• 名前：中田和宏（なかたかずひろ）
• 生年月日：1958年3月19日
• 年齢：65歳
• 職業：声優
• 活動期間：1980年代～
• 所属事務所：賢プロダクション
• 趣味：野球

るろうに剣心のアニメにて式尉の声を務めたのは、声優事務所「賢プロダクション」所属の中田和宏さんです。1958年3月19日生まれ、長崎県出身。旧芸名は中多和宏。声優の仕事を目指すきっかけは、大学時代に所属していたサークルにて学園祭の司会やラジオドラマ制作を通して、声の仕事に興味を持ったことだそうです。

主な出演作品には『天空戦記シュラト（闥婆王クウヤ役）』『キテレツ大百科（西郷隆盛役）』『機動戦士Vガンダム（ドゥカー・イク役）』『機動武闘伝Gガンダム（ジェントル・チャップマン役）』などがあります。

• 名前：稲田徹（いなだてつ）
• 生年月日：1972年7月1日
• 年齢：51歳
• 職業：声優、ナレーター
• 活動期間：1994年～
• 所属事務所：青二プロダクション
• 趣味：ドライブ、格闘技観戦

るろうに剣心（2023）のアニメにて式尉の声を務めたのは、声優事務所「青二プロダクション」所属のさんです。1972年7月1日生まれ、東京都八王子市出身。イラストレーター兼漫画家のもりいくすおさんのモノマネがきっかけで、イギリスのテレビ局BBCが製作・放送したコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』を見て声優を目指しているそうです。デビュー以降は多数のアニメ、ゲーム、ドラマCD、テレビなど幅広く活躍しています。

主な出演作品には『∀ガンダム（ハリー・オード役）』『電光超特急ヒカリアン（ライトニングE4パワー、特車隊ドクター、ミナヨのパパ、地神獣スフィンクス役）』『爆闘宣言ダイガンダー（ブライオン / ダイガライオン役）』『BLEACH（狛村左陣役）』『ドラゴンボール改（ナッパ役）』などがあります。

るろうに剣心の式尉について、最後の死亡シーンや左之助戦の結果、関係するキャラ、アニメ声優などを交えて紹介してきました。では、最後に式尉に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

るろうに剣心の式尉の左之助戦に関する声があがっています。こちらでは式尉の左之助戦を「チェーンデスマッチに見ごたえを感じた」と高評価されているようです。

るろうに剣心の式尉と般若に関する声があがっています。こちらでは式尉と般若の強さを、剣心たちが戦ったこれまでの相手の中でも最強と高評価されているようです。

るろうに剣心の式尉の左之助戦に関する声があがっています。こちらでは式尉の左之助戦を「プロレスバトルも熱かった」と高評価されているようです。

本記事ではるろうに剣心の式尉について、最後の死亡シーンや左之助戦の結果、強さ、声優などを交えて紹介してきました。るろうに剣心の漫画やアニメを見る際は本記事のまとめを参考にしつつ、式尉の活躍に注目していただければ幸いです。