【ジョジョランズ】パコ・ラブランテスの強さとスタンド能力は？元ネタはある？

パコ・ラブランテスとは、「ジョジョの奇妙な冒険」の9部「The JOJOLands（ジョジョランズ）」に登場するキャラクターで、スタンド使いです。彼のスタンド能力「THEハッスル」は、ファンの間で話題と関心を集めていました。この記事では、ジョジョランズのパコ・ラブランテスを特集します。彼のプロフィールやスタンドTHEハッスルの強さと能力、パコ・ラブランテスと関係の深いキャラクターなどを紹介していきます。

ジョジョシリーズの9部であるジョジョランズは、2023年に満を持して連載スタートしたとのことです。ジョジョシリーズは、7部以降パラレルワールドの物語が描かれていますが、「ジョジョランズはこれまでのシリーズの集大成ではないか」と噂されており、早くも反響を巻き起こしてきました。また、ジョジョは7部以降のアニメ化も期待を寄せられているのです。この章では、ジョジョ9部ジョジョランズの概要を取り上げていきます。

• 第1部：ファントムブラッド（1986年-1987年）
• 第2部：戦闘潮流（1987年-1989年）
• 第3部：スターダストクルセイダース（1989年-1992年）
• 第4部：ダイヤモンドは砕けない（1992年-1995年）
• 第5部：黄金の風（1995年-1999年）
• 第6部：ストーンオーシャン（1999年-2003年）
• 第7部：STEEL BALL RUN（2004年-2011年）
• 第8部：ジョジョリオン（2011年-2022年）
• 第9部：The JOJOLands（2023年-） 

ジョジョシリーズのタイトルと連載期間を、上記しました。ジョジョは1部「ファントムブラッド」が週刊少年ジャンプで連載開始され、7部「STEEL BALL RUN」の途中からウルトラジャンプに移籍しています。ジョジョの原作者は荒木飛呂彦で、ジョジョの前に「魔少年ビーティー」や「バオー来訪者」など話題作を発表してきました。ジョジョは、6部「ストーンオーシャン」までアニメ化されており、更なる人気を獲得しています。

ジョジョ9部のジョジョランズは、ウルトラジャンプ2023年3月号より連載スタートしました。2023年11月現在連載中です。ジョジョランズのコミックスは既刊1巻で、2023年12月に2巻の発売がアナウンスされました。ちなみに、ジョジョランズの第1話が掲載されたウルトラジャンプ本誌は、同誌史上4度目となる重版を記録してニュースになっています。同作品は、現在ストーリー展開が最も注目されている漫画の一つなのです。

ジョジョランズ（ジョジョ9部）は、アメリカのハワイ州オアフ島にて物語が始まります。主人公のジョディオ・ジョースターは、兄のドラゴナ、母のバーバラ・アンとの3人家族で暮らしていました。ジョディオとドラゴナは、幼い頃から違法薬物の売買など裏社会の仕事に手を染めています。そうすることで、ジョディオ一家は周囲から認められているのです。いつしかジョディオは、大富豪になる野望を抱くようになりました。

ジョジョランズ（ジョジョ9部）に登場するパコ・ラブランテスは、19歳の少年で普段は高校に通っています。19歳で高校3年せいであることから、留年しているのが明らかですが、理由については明かされていません。パコ・ラブランテスは、長身と見事に割れた腹筋が印象的な筋肉質な肉体と、目の周辺や顔に黒いペイントのようなものが施されていること、そして左耳の一部が欠けていることが特徴のキャラクターです。

パコ・ラブランテスの左耳が欠損している理由は、父親に食いちぎられてしまったためです。日常的に父親からDVを受けていた彼は、次第に盗みを働くようになり、裏社会に身を投じました。また、彼は2年前までは肥満体でしたが、肉体改造を行ってバッキバキの身体に変身しています。彼は、裏社会に入ったことで、メリル・メイ・チーから、ジョディオ、ドラゴナ、ウサギ・アロハオエとチームを組むように命じられました。

ジョジョシリーズの3部以降の大きな見どころに、スタンドの能力とスタンド使いによるバトルが挙げられます。9部のジョジョランズにおいてもそれは例外ではなく、早くも個性的なスタンド使いの能力が話題となりました。パコ・ラブランテスもTHEハッスルという名のスタンド使いです。THEハッスルとは、どのような能力があるのでしょうか？この章では、パコ・ラブランテスのスタンドTHEハッスルに、スポットを当てていきます。

ジョジョシリーズの根幹を成すと言っても過言ではないスタンドとは、漢字で「幽波紋」と書きます。わかりやすく言うと、超能力者の能力を具現化したものであり、初登場した時には多くの読者に衝撃を与えました。ジョジョのストーリーの中では、「パワーを持った像（ヴィジョン）」という説明が見られます。スタンドは、基本的に持ち主の側に出現して、相手を攻撃したり、自分を防御したりする守護霊のような存在なのです。

スタンドには個々に名前があり、一人一体などのルールが存在します。ジョジョランズのパコ・ラブランテスのスタンドの名前は、THEハッスルです。THEハッスルの能力は、自分の筋肉を自由自在に操ることが明らかにされました。1話で彼は、THEハッスルを使って腕時計を皮膚の表面で掴んでいます。彼は、THEハッスルの能力を自分の大好きな盗みの手段として使っており、ストーリー内で「泥棒のゲス野郎」と形容されていました。

ジョジョシリーズに登場するスタンドは、一見すると無敵の能力に見えるものも多くあります。しかしながら、どんなに強いスタンドであっても必ず弱点はあり、各部のラスボスは最終的に敗れてきました。ジョジョランズのパコ・ラブランテスのスタンドTHEハッスルにも、弱点があることが示唆されています。THEハッスルは、2023年11月時点で彼の肉体に同化していることが描かれており、遠隔操作ができないという欠点があるのです。

また、THEハッスルは、筋肉で物を掴むという能力であり、直接的な攻撃ができないという点も指摘されました。しかしながら、例えば4部「ダイヤモンドは砕けない」の広瀬康一のスタンド「エコーズ」のように、スタンドが成長する可能性もあります。今後、THEハッスルの本体がパコ・ラブランテスと分離すれば、自分自身が近づかないと攻撃などの行動ができないという欠点は解消されることから、今後の展開が注目されるのです。

荒木飛呂彦のライフワークとなっているメガヒット漫画ジョジョシリーズは、登場キャラクターやスタンドの名前にいわゆる元ネタがあることで知られています。特に、ミュージシャンの名前や名曲が、元ネタやモチーフとなる頻度が高いといわれていました。それでは、ジョジョ9部のジョジョランズに登場するパコ・ラブランテスと彼のスタンドTHEハッスルに、元ネタはあるのでしょうか？この章では、彼の名前の元ネタを考察します。

パコ・ラブランテスの名前の元ネタについて、熱心なファンが考察しています。彼の名前は、ミュージシャンの名前や楽曲名には、見受けられません。他のキャラクターのドラゴナが、スペイン語で「竜」を意味しているところに着目した人が、「スペインの有名デザイナー『パコ・ラバンヌ』が元ネタではないか」とする意見も見受けられます。

また、ラブランテスという言葉が英語などで存在しないため、こちらの元ネタを熱心に考察するファンもいるとされています。「ドイツのエレクトロニック・ロックバンドのクラフトワークの元メンバーであるフェルナンド・アブランテスがモチーフではないか」とする人がおり、今後パコ・ラブランテスの名前の元ネタが明かされるのかが、期待されています。

パコ・ラブランテスのスタンドTHEハッスルの元ネタは、彼の名前とは異なり、早々に元ネタを指摘する声が多数上がりました。THEハッスルは、ヴァン・マッコイ＆ザ・ソウル・シティ・シンフォニーのシングル「ザ・ハッスル」である可能性が極めて高いです。ヴァン・マッコイは、アメリカの音楽プロデューサー兼ミュージシャンで、バーバラ・ルイスの「ベイビー・アイム・ユアーズ」の作曲者として知られています。

ザ・ハッスルは、1975年にリリースされ、ビルボードHOT100とホット・ソウル・ソングで1位を獲得し、最終的に累計売上1000万枚の大ヒットを記録しました。ディスコブームを牽引した曲でもあり、日本でも親しまれています。なお、ヴァン・マッコイは、1979年7月6日に心臓発作を起こし、39歳の若さでこの世を去りました。

ジョジョシリーズの9部ジョジョランズには、ダイヤモンドは砕けないやスピンオフ作品で大人気の岸辺露伴が登場しており、多くの読者を喜ばせています。その一方で、新しく登場するメインキャラクター陣もファンの関心を集めているのです。その中の一人がパコ・ラブランテスですが、それでは彼と関係のあるのはどのような人物でしょうか？この章では、パコ・ラブランテスと関係のあるキャラクターを一覧にして紹介していきます。

ジョジョランズの主人公であるジョディオ・ジョースターは、オアフ島在住の15歳の少年です。ジョディオは銀髪に星形の髪留め、そして左耳のピアスが印象的なイケメンに描かれていました。彼は、11歳の時に兄のドラゴナとともに誘われたことがきっかけで、裏社会で働いています。そして、この世の中が「メカニズム」によって構築されていることを悟ったジョディオは、大富豪になることを目標に生きるようになりました。

ジョディオ・ジョースターは、通っている学校でカウンセリングを受けており、反社会性パーソナリティ障害の可能性があると診断されています。あまり明るい性格ではなく、どちらかといえば陰キャな人物であることも示唆されました。家族に対する愛情は人一倍のようで、家族に危害を加えようとする者には徹底的に反撃することが示唆されています。その結果、必要以上にやり過ぎてしまうこともありました。

ジョディオ・ジョースターのスタンドは、「ノーヴェンバー・レイン」です。頭部と胴体のあるスタンドですが、完全に人型ではなく、アーチのようになっている様子が描かれました。ノーヴェンバー・レインの能力は、アーチの内側に雨を降らせます。この雨には重力があり、打たれ続けると肉体にダメージを受けるのです。ちなみに、この雨は実際の水であり、スタンド使い以外の一般人にも見えることが判明しました。

ドラゴナ・ジョースターは、18歳の少年で、ジョディオの実兄です。褐色の肌が特徴の彼は、豊胸手術をするなど、容姿は完全に女性に描かれていました。また、ファッション好きで、着る服も女性ものであり、普段はアイコアイコというブティックで働いています。ジョディオ同様、彼も裏社会に入っており、現在も犯罪に手を染めている様子が窺えました。また、ドラゴナには、ジョディオには確認できない星形のアザがあります。

ドラゴナも、ジョディオと同じくスタンド使いです。彼のスタンドの名前は、「スムース・オペレイターズ」といいます。スムース・オペレイターズは、4体の小型ロボットのようなスタンドであり、脚部にはキャタピラが付いておりそれで移動することができるのです。ドラゴナが触ったものの位置を自在に移動することによって、人の顔をモンタージュのように入れ替えたり、書面の文字を移動して改竄する能力が発揮されていました。

メリル・メイ・チーは、ジョディオが通う高校の校長であり、ドラゴナが務めるアイコアイコの経営者でもある、地元では名士だといわれる49歳の女性です。既婚者で息子がいるとのことで、夫と息子ともにイケメンだと自慢している様子が描かれていました。メリルには実は別の顔があり、裏社会のボスとして暗躍しています。つまり、裏社会におけるジョディオとドラゴナの上司であり、その影響力はかなり高いようです。

メリル自身がスタンド使いであるか否かは、2023年11月時点で明らかにされていません。メリルが、スタンドを把握しているのかどうかも不明です。彼女は非常に用心深い性格をしており、裏社会での仕事や情報などの伝達は、常にアイコアイコにジョディオたちを呼んで口頭にて伝え、相手にもその場で覚えさせていました。そのため、ジョディオたちは、メリルの携帯番号やメールアドレスといった連作先を一切知らないのです。

ウサギ・アロハオエは、年齢17歳の少年で、ジョディオと同じ高校に通っています。全身タイツという奇抜な服装で過ごしており、「～っす」という言葉遣いからも軽い性格であることが窺えました。しかしながら、頭の回転が鋭い一面もあり、スタンド使いの襲撃をいち早く理解していたシーンがあります。ウサギは、もとはジョディオの客でしたが、薬物の常習者ではないようで、後に裏社会に関わりジョディオたちの仲間になりました。

ウサギのスタンドは、「THE MATTEKUDASAI（ザ・マッテクダサイ）といいます。ウサギの形をしている彼のスタンドは、その周囲にあり誰かが望んだものに変身することができると明かされました。例えば、監視カメラに変身すると、映像が二重に記録されるなどの現象が起きるのです。人間や動物に変身することができるのかは不明で、今後のストーリー進展で彼のスタンド能力の全容が明かされることが期待されています。

ジョジョシリーズの9部であるジョジョランズに登場するパコ・ラブランテスは、ジョディオたちの仲間として裏社会で活躍するキャラクターであることが明かされました。そのため、彼の活躍シーンがいくつか描かれており、ファンにアピールしています。また、彼のセリフも、SNS上などで注目されているのです。この章では、パコ・ラブランテスの活躍シーンと名言を、ネタバレを含めながら紹介していきます。

パコ・ラブランテスは、何よりも盗みが好きなクズキャラクターです。しかしながら、どこか憎めないところがあり、ファンの人気も上々とのことでした。彼は、ジョジョランズの1話で、早くもTHEハッスルのスタンド能力を披露しています。筋肉を使って腕時計を掴むシーンがありました。また、7話では、木の幹に背筋を使って張り付き、ジョディオを救出することに成功しています。

パコ・ラブランテスの活躍シーンで、多くのファンの印象に残っているといわれているのが、第4話です。正体不明のスタンドが現れて、ワイヤーのような物体で攻撃してきた際、パコ・ラブランテスはTHEハッスルの能力でハサミを掴み、筋肉を振動させることでワイヤーを切断しました。このように、彼の活躍は攻撃面よりも防御あるいは窮地を脱する点で効果を発揮しており、彼自身の攻撃は鍛え上げられた肉体で行われているのです。

パコ・ラブランテスには、名言や名セリフが多いとのことです。特に、岸辺露伴に向かって言い放った上記のセリフは、SNS上で話題沸騰となり、ネットミームになる可能性も示唆されています。原作者の荒木飛呂彦は、パコ・ラブランテスのことを「お気に入りキャラクター」と語っており、今後も彼の活躍が期待されています。

この章では、ジョジョランズに登場するパコ・ラブランテスに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。彼はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、ジョジョシリーズの大ファンだと思われる方のツイートです。ジョジョランズの1話を読んで、元ネタ考察をしており、パコ・ラブランテスの元ネタをパコ・ラバンヌだと推察していました。

こちらは、ジョジョランズの大ファンだと思われる方のツイートです。コミックス1巻をじっくり読んだとのことで、パコ・ラブランテスのことを全身脳筋感があって好きになったとつぶやいています。

こちらは、ジョジョランズを熱心に読んでいると思われる方のツイートです。パコ・ラブランテスのことがお気に入りのようで、彼のセリフ全てが面白いと高評価していました。

この記事では、ジョジョランズに登場するパコ・ラブランテスにスポットを当ててきました。彼は、クズキャラでありながら愛嬌があり、ファン人気が高いとのことです。パコ・ラブランテスに注目して、ジョジョランズを読んでください。