【超人X】登場する超人と能力一覧！キャラの名前や初登場回をまとめて紹介

• 漫画タイトル：超人X（ちょうじんエックス）
• ジャンル：異能バトルアクション
• 作者：石田スイ
• 掲載サイト：となりのヤングジャンプ
• 巻数：7巻（2023年9月時点）

『超人X』は漫画『東京喰種トーキョーグール』を手掛けたことで知られる漫画家・石田スイ先生による異能バトルアクション漫画です。2021年5月10日より『となりのヤングジャンプ』にて連載スタートし、2023年9月時点で単行本は7巻まで刊行されています。

ここでは超人Xのあらすじを紹介します。舞台はさまざまな異能を兼ね備えた”超人”が存在する世界です。ヤマト県在住の高校生であるトキオとアヅマは、「超人の仕業と噂される旅客機の墜落事故」の処理ボランティアをおこないます。ボランティア帰りの2人は、超人となった因縁の不良に絡まれ追い詰められてしまいました。するとトキオが偶然にも超人として開花し…

それでは早速、超人Xに登場する超人の名前と能力を一覧で詳しく紹介していきます。また、超人の初登場回や死亡回なども紹介するため、超人Xを読む際はぜひ参考になされてください。なお、一覧で紹介する超人の情報は16話時点でのものです。

まず1人目に紹介するキャラクターの名前はチャンドラ・ヒュームです。初登場回は第1話「Behold the man」。チャンドラ・ヒュームは超人集団「塔」に所属する煙の超人です。指先から高熱を伴う黒煙を出して噴射することで空を飛ぶことができます。16話時点では死亡しておらず、生存が確認されています。

続いて2人目に紹介するキャラクターの名前は竹山ジョニーキヨシです。初登場回は第1話「Behold the man」。竹山ジョニーキヨシは事故処理のボランティアに参加した帰り途中のトキオとアヅマを襲撃したモヒカンの不良です。

何者かに「超人になれる薬」を注射され、超人となっています。超人種は「軟体の超人」です。体が柔軟になり、伸縮することができます。16話時点では既に死亡しており、第3話「Behold the man(3)」にて、超人の力が発現し、異形の姿に変身したトキオに倒されていました。

続いて3人目に紹介するキャラクターの名前は黒原トキオです。初登場回は第1話「Behold the man」。黒原トキオは本作の主人公です。アヅマと同じタイミングで薬を使用し、「獣化の超人」に覚醒しています。獣化した際はハゲタカのような見た目に変貌するのが特徴的です。鳥の言語が理解できるほか、身体にハゲタカの能力を宿すことができます。16話時点では死亡しておらず、生存が確認されています。

続いて4人目に紹介するキャラクターの名前は乙田エリイです。初登場回は第2話「交わらず！ふたりの超人」。乙田エリイは本作のヒロインです。もう一人の主人公とも言うべき人物でもあります。「超人」の素養を持つ人間らしく、飛行機の墜落事故の際にチャンドラの能力が移る形で超人となり、チャンドラ同様「煙の超人」としての能力を得ています。16話時点では死亡しておらず、生存が確認されています。

続いて5人目に紹介するキャラクターの名前は星・サンダークです。初登場回は第2話「交わらず！ふたりの超人」。星・サンダークはヤマトモリの最高戦力であり指導者です。ヤマトモリのキーパー見習いを指導する立場にあります。超人種は不明。重力操作を使いこなしています。16話時点では死亡しておらず、生存が確認されています。

続いて6人目に紹介するキャラクターの名前は辻ナリです。初登場回は第4話「6月14日/innocent world」。辻ナリは依頼を受けてトキオの能力を確認するために接近した「白蛇の超人」です。部分変化や完全獣化で身体中を蛇にすることができます。16話時点では死亡していませんが、逮捕されヤマトモリに収監されています。

続いて7人目に紹介するキャラクターの名前は籠村シモンです。初登場回は第7話「broiler」。籠村シモンはヤマトモリの隊員です。トキオと同い年で、見た目は学ランと学帽が特徴的。超人種は「剣の超人」です。多種多様の剣を生成することができます。16話時点では死亡しておらず、生存が確認されています。

続いて8人目に紹介するキャラクターの名前は百萬マイコです。初登場回は第7話「broiler」。百萬マイコはヤマトモリの隊員です。コンペイ高校3年生。超人である父親の遺伝により、自身も超人になっています。超人種は「百人力の超人」です。倒木を両手で軽々と持ち上げることができるほどの怪力を発揮します。16話時点では死亡しておらず、生存が確認されています。

続いて9人目に紹介するキャラクターの名前はリカルドです。初登場回は第8話「My Benefit」。リカルドはトキオを狙っていた「畏怖の超人」です。見た目はクトゥルフ系怪人のような顔が特徴的。相手が恐れるものに姿を変えることができます。16話時点では死亡しておらず、生存が確認されています。

続いて10人目に紹介するキャラクターの名前はウメザワリリカです。初登場回は第8話「My Benefit」。ウメザワリリカはリカルド同様、トキオを狙っていた悪の超人です。普段はマスクを着けていますが、マスクを外すと、裂けたような大きな傷跡のある口が露わになります。

超人種は「切り絵の超人」です。自分が切った紙へその形に相応しい機能を与える能力「ペーパームーン」、触れたものを紙に変える能力「ペーパートリップ」といった2つの能力を発揮します。16話時点では死亡しておらず、生存が確認されています。

続いて11人目に紹介するキャラクターの名前は汐崎テヅヤです。初登場回は第9話「SINKER①GORO」。汐崎テヅヤは貧困から犯罪に手を染めた「沈下の超人」です。トキオが救いたいと願った最初の相手でした。投げたものを当てた対象を沈下できるという能力を発揮します。16話時点では死亡していませんが、ヤマトモリに収監されています。

続いて12人目に紹介するキャラクターの名前は佐藤一郎です。初登場回は第14話「SINKER⑥sayonara」。佐藤一郎はヤマトモリに所属するキーパー兼教官です。超人種は不明ですが、テレパシーのように脳内イメージを他者に伝えることができるということは分かっています。16話時点では死亡しておらず、生存が確認されています。

超人Xには「超人」「ヤマトモリ」「オメガタワー」など、オリジナルの用語がいくつか登場します。では、ここから超人Xの用語を解説します。まずはじめに「超人」という用語について見ていきましょう。

まずはじめに超人Xの用語の一つ、超人について紹介します。超人とは、超能力を持つ人間の総称のことです。超人にはいくつか系統があります。異形に変貌する「変身系」や鉄でできた物質を生み出す「生成系」、その両方の性質を持つ「ダブル」などです。後天的に超人となるには「超人化薬」によって後天的に力を得るか、周囲の超人から伝染するかのどちらかの方法があります。

続いて超人Xの用語の一つ、自治県について紹介します。自治県とは、社会全体が変貌してしまうほどの影響力を持つ超人の出現により、国家が形を成さなくなってから発生した自治形態のことです。詳細は不明ですが。作中にはヤマト、イワト、ガガ、ナガマタなどの名称が登場しています。

続いて超人Xの用語の一つ、ヤマトについて紹介します。ヤマトとは、自治県の一つのことです。超人の出現により一部の地域はモラルが欠けています。所在は「七洲」と呼ばれる地方です。超人に関する問題には「ヤマトモリ」という治安維持組織が対処しています。

続いて超人Xの用語の一つ、ヤマトモリについて紹介します。ヤマトモリとは、超人による治安維持組織のことです。超人に関する問題解決のほか超人の育成などをおこなっています。また、超人化した人物には報告義務を課しており、ここで講習を受けさせたのち「一般超人」として登録をさせていました。そのためヤマトモリには訓練された超人が大勢所属しています。

続いて超人Xの用語の一つ、オメガタワーについて紹介します。オメガタワーとは、斜めに立っている高い塔のことです。チャン・ヒュームらが所属する「塔」の本拠地であるため、ヤマトモリは常にオメガタワーを警戒しています。内部にはヤマトモリの創設者であり「塔」のトップである怪物ゾラが存在しており、獣化の超人を連れてくることを配下たちに命じていました。

続いて超人Xの用語の一つ、予見の獣について紹介します。予見の獣とは、ゾラの未来予知により世界を救うとされている「獣化の超人」のことです。ゾラの命によりチャンドラたちが追い求める超人であり、「獣」と略されて呼ばれています。ゾラはトキオであると予想しており、世界に破滅が齎される前に自分の力をトキオたちへ授けようとしていました。

続いて超人Xの用語の一つ、超人Xについて紹介します。超人Xとは、強大な力を持った超人のことです。どの時代にも一人は現れるとされています。その力は世界を滅ぼすことができると言われるほど。過去にはゲルタ連邦から超人部隊を率いてヤマトを襲撃した「戦争の超人」クイームや、「獣化」「未来予知」「物質生成」「空間転移」「重力操作」などさまざまな能力を併せ持つゾラが超人Xだと認識されていました。

ネット上でじわじわと話題になっている超人Xですが、読者の中には「つまらない」と感じる方もいるようです。「つまらない」と低評価した方の意見を見ると、東京喰種トーキョーグールに似通っていて読む気が失せたという声が多数を占めています。また、超人Xはとなりのヤングジャンプにて連載中の漫画ですが、週刊ヤングジャンプでの連載はされていないため、「打ち切り」になったのだと勘違いしている人もいるようです。

超人Xは「つまらない」と低評価する方がいる一方で、「面白い」と高評価する方もいます。「面白い」と高評価した方の意見を見ると、読み進めていくうちに面白くなったという声が多数を占めています。超人Xは序盤の展開が分かりにくいため、序盤で読み進めるのを辞めてしまった方はきっと多いことでしょう。しかし、後から徐々に面白くなっていくタイプの作品であるため、序盤さえ乗り切れば面白くなってくる作品といえます。

ここまで超人Xに登場する超人の名前や初登場回、能力を一覧で詳しく紹介し、超人Xの用語や打ち切り説、面白い魅力を解説してきました。では、最後に超人Xの超人に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上ではエリイとアズマに対する印象、トキオの強さや魅力などに関する声があがっていました。

超人Xに登場するトキオに関する声があがっています。こちらでは6巻時点でのトキオに対して、強そうな印象を持たれているようです。

超人Xに登場するトキオに関する声があがっています。こちらではトキオに対して、強くてかっこいいキャラという印象を受けているようです。また、「カネキ化するのだけは避けてくれ」とのことですが、おそらく東京喰種トーキョーグールの主人公・金木研のことを言っているのでしょう。

超人Xに登場するエリイとアズマに関する声があがっています。こちらではエリイとアズマに対して、いつかに死ぬのではないか？という不安を持たれているようです。

本記事では超人Xに登場する超人の名前と能力を一覧でまとめつつ、併せて登場回や死亡キャラを紹介してきました。超人Xの漫画を読む際は本記事のまとめを参考にしつつ、超人の能力や活躍に注目していただければ幸いです。