超人Xは面白い?つまらない?東京喰種の石田スイが放つ異能バトル漫画の評価まとめ

こちらの記事ではバトル漫画『超人X』についての読者の評価をご紹介しています。『超人X』が面白いのかつまらないのか気になっている人は、こちらの記事を参考にしてみてください。また登場キャラクターの簡単な情報や、作者・石田スイ先生が手掛け「面白い」と話題になった前作品『東京喰種トーキョーグール』との共通点などについてもご紹介しています。『超人X』をこれから見ようか迷っている人はこちらの記事をチェックしてみてください。

超人Xは面白い?つまらない?東京喰種の石田スイが放つ異能バトル漫画の評価まとめのイメージ

目次

  1. 超人Xが面白い
  2. 超人Xは面白い?つまらない?魅力を紹介
  3. 超人Xの作者は石田スイ!東京喰種との共通点は?
  4. 超人Xの登場人物・キャラ一覧
  5. 超人Xの漫画あらすじネタバレ
  6. 超人Xに関する感想や評価
  7. 超人Xの面白い魅力まとめ

超人Xが面白い

超人Xの概要

  • 作者:石田スイ
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:となりのヤングジャンプ
  • レーベル:ヤングジャンプコミックス
  • 発刊期間:2021年5月10日~連載中(2022年8月現在)
  • 巻数:3巻(2022年8月現在)

『超人X』は『東京喰種トーキョーグール』で話題となった漫画家・石田スイ先生が2021年から連載を開始したバトルアクション漫画。集英社が発行する漫画雑誌・となりのヤングジャンプにて連載中の作品です。『超人X』を連載する際に作者の石田スイ先生は「背景や仕上げも1人で描いてみたい」ということを目標にしており、現在『超人X』の連載は不定期更新となっています。

石田スイ先生は『超人X』の制作にあたっての構想があり、『超人X』の作品の雰囲気にマッチしたアーティストを自らオファーしています。オファーを受けたのはガールズバンドのCHAIとシンガーソングライターの松木美定さんで、単行本1巻と2巻の発売記念用PVにこの2組のアーティストとコラボしました。

超人Xのアニメ化はある?

大人気となった漫画作品『東京喰種トーキョーグール』の作者・石田スイ先生の新作ということで話題となっている『超人X』。「面白い」という声が多い中、「つまらない」という評価もされている作品です。そんな賛否両論の評価を受けている『超人X』ですが、アニメ化する可能性はどれくらいあるのでしょうか?

アニメ化する際には漫画を読んだ読者の評価が大きく反映されるところですが、『超人X』は人気漫画家・石田スイ先生の作品ということもあり、「面白い」という意見が「つまらない」という評価より多い傾向にあるようです。そのため漫画のストーリーが進めばアニメ化される可能性は多分にあるでしょう。『超人X』は石田スイ先生が1人で制作している作品ということもあり、漫画雑誌への掲載のペースが不定期となっている作品。

そのため連載が始まってから1年3ヶ月経った2022年8月現在でも既刊が3巻までとなっています。漫画原作の作品が1クール分アニメ化されるには原作のストックが約5~6巻は必要となるため、あと1年以上はアニメ化される可能性がないものの、ストックが整い次第アニメ化される可能性は高い作品と言えるでしょう。

超人X

超人Xは面白い?つまらない?魅力を紹介

面白い魅力①次から次に展開していくストーリー

多くの漫画ファンから注目されている『東京喰種トーキョーグール』の作者・石田スイ先生の新作『超人X』。『超人X』をまだ読んでいない人は面白いのか、もしくはつまらないのか気になっている人も多いのではないでしょうか?そんな石田スイ先生ファンや漫画好きの人のために、こちらの項目では『超人X』の面白い魅力をご紹介していきます。

面白い魅力のまずは1つ目は「次から次に展開していくストーリー」です。漫画やアニメなどのストーリー作品では物語のテンポの良さも面白さを左右する条件の1つですが、『超人X』は大人気作となった『東京喰種トーキョーグール』の作者・石田スイ先生の作品ということもあり、こちらの要素はクリアしています。

『超人X』の物語はある飛行機事故から始まり、その事件にメインキャラクターが巻き込まれていくという出だしとなっています。その後、物語の本筋となる超人の力を主人公たちが手に入れますが、その序盤の流れで既に物語に引き込まれたという読者の評価も見られています。各キャラクターもそれぞれ個性が押し出されていて、そんな個性も物語の展開を支える要素となっています。

面白い魅力②大胆なコマ割り

『東京喰種トーキョーグール』の作者・石田スイ先生の新作『超人X』の面白い魅力2つ目は「大胆なコマ割り」です。漫画作品は1ページにいくつものコマが描かれ物語が構成されていきますが、『超人X』ではそのコマ割りが大胆に使われているのも魅力の1つ。1ページで使われるコマの数を少なくすることで1つのシーンを大きく描き、読者に強い印象を残すシーンに仕立てあげています。

また1コマが大きいため丁寧な書き込みが可能となり、読者を感嘆させる美麗なイラストが実現されています。各コマのデザインもありがちなものではなく、MVのワンシーンのような石田スイ先生独自の個性が押し出されており、『超人X』ならではの世界観が創られています。

面白い魅力③人間の描き方

『東京喰種トーキョーグール』の作者・石田スイ先生の新作『超人X』の面白い魅力3つ目は「人間の描き方」です。漫画作品ではストーリーと同じくらい重要視される登場キャラクターの魅力。登場キャラクターに個性が見いだせないと「つまらない」と評価される原因となってしまいますが、石田スイ先生は『東京喰種トーキョーグール』と同じく、『超人X』でも多くの魅力的なキャラクターを登場させています。

またキャラクター同士の関係性が曖昧だったりありふれている場合にも「つまらない」という評価を受けることがありますが、『超人X』では正義感に溢れた親友とその親友に依存気味な主人公といった特徴的な関係性を持たせることで、「つまらない」と評価されることのないキャラクターを創りあげています。

面白い魅力④超人のデザイン 面白い魅力④超人のデザイン

『東京喰種トーキョーグール』の作者・石田スイ先生の新作『超人X』の面白い魅力4つ目は「超人のデザイン」。漫画では敵キャラクターの設定も「面白い」または「つまらない」と言われる評価につながる部分です。敵キャラクターの魅力をおざなりにすればありふれた勧善懲悪のストーリーとなってしまい「つまらない」という評価をされる原因となり得ます。

しかし、『超人X』ではそんな敵キャラクターの超人たちの設定やデザインもしっかり作り込まれており、「面白い」と評価されることの方が多いようです。シンプルな中にもしっかりと個性を確立している『超人X』の超人たちのデザインは、『超人X』を読んだ多くの漫画ファンに高く評価されています。

面白い魅力⑤異能力バトル

『東京喰種トーキョーグール』の作者・石田スイ先生の新作『超人X』の面白い魅力5つ目は、「異能力を使ったバトル展開」です。『超人X』の作者・石田スイ先生の前作『東京喰種トーキョーグール』を始めとして、戦闘もの漫画の人気ジャンルとなっている"異能力バトル"。各キャラクター特有の異能力を使った戦いはその先の展開が読めず、漫画ファンを楽しませる要素の1つ。

『超人X』では獣に変身する能力を持っていたり、煙を操る超人など様々な能力を持つキャラクターが勢揃いしています。しかし、異能力にかこつけてなんでもありの設定にしてしまうと、「つまらない」という評価を受けてしまうのも異能力バトル作品の痛いところです。最近では主人公がそういったチート能力を持つ作品も少なくありませんが、『超人X』では能力のバランスをしっかり考えてキャラ作りがされています。

超人Xの作者は石田スイ!東京喰種との共通点は?

超人Xの作者は石田スイ

『超人X』の作者は人気漫画『東京喰種トーキョーグール』の制作者・石田スイ先生です。石田スイ先生は2010年に『東京喰種』で第113回MANGAグランプリの準優勝を勝ち取りデビューした才能の持ち主。その翌年の2011年から3年間に渡り同作品を連載し、ついにはアニメ化も実現されました。

そのため『東京喰種トーキョーグール』は石田スイ先生の代表作となり、次作である『超人X』は『東京喰種トーキョーグール』の設定と何かと比較されることも多いようです。作者が同じということもあり『超人X』と『東京喰種トーキョーグール』は似ている部分が多いため「つまらない」という声があがることも多いようですが、『超人X』の3巻以降を読んだファンからは「読む価値ありの漫画」と高評価を受けています。

超人Xと東京喰種の共通点

『超人X』と『東京喰種トーキョーグール』は両作品とも石田スイ先生が描いた作品という事もあり似ている点が多いと言われています。その中の代表的なものには「登場人物が人外になってしまい悩む」「幼なじみの関係がカギとなっている」「主人公のキャラが似通っている」「分断された日本が舞台」などがあります。

『超人X』と『東京喰種トーキョーグール』のこういった共通点に対して「つまらない」「見飽きた」という意見も出ていますが、一方で「同じような設定でどんな結末が待ってるのか楽しみ」という前向きな評価もされており、今後の展開が注目されています。

超人Xの登場人物・キャラ一覧

キャラ①黒原トキオ

『超人X』の主人公・黒原トキオ。大人しく臆病な性格をした普通の少年ですが、大切な人のためなら困難に立ち向かって行く勇気も持っている人物。小さいころは他の子供にいじめられており、そんなトキオを助けてくれたアズマのことを慕っています。以前出会ったチンピラに因縁を付けられたことで超人になる薬品を投与し、異能力を手に入れることになります。超人時には"ハゲワシ"の能力を使用します。

キャラ②乙田エリイ

『超人X』の物語の始まりで語り部の役割も担った少女。主人公のトキオと同じく、祖父と農家を営む普通の少女でしたが、飛行機の事件に巻き込まれ超人の能力を開花させることになります。与えられた超人の能力は"煙"。明るく気さくな正確でムードメーカー的な存在の少女です。

キャラ③東アヅマ

東アヅマは『超人X』の主人公・トキオの親友で幼なじみの少年です。幼い頃にいじめられていたトキオを助けたことでトキオから厚い信頼を向けられています。大人しいトキオとは反対に正義感に溢れ自ら人助けをすることを好む気質の持ち主。スポーツも勉強もできる優秀な人物ですが、トキオと共に超人になる薬品を投与した際に、自分だけその力が開花しなかったことで2人の関係に変化が訪れます。

キャラ④辻ナリ

超人の能力を手に入れたことで悩むことになったトキオに忍び寄る女性。"ハゲワシ"の能力を持つトキオと同じく獣の能力"蛇"の力を持っています。新たに超人となったトキオの力を試そうという姿が見られ、利用価値がないと分かると殺そうとする冷血な人物。自分の持つ能力を難なく使いこなす姿は、彼女が手練れであることを物語っています。

キャラ⑤チャンドラ・ヒューム

『超人X』の最初の事件、飛行機墜落事故を起こした犯人。"煙"の能力の超人で、味方にできそうな人物を捜していたところエリイに目が留まり能力を与えます。人々を守る正義の超人とは敵対しており、彼らと戦う姿が描かれています。戦いでは高い実力を見せますが、オフの時にはうっかりうたた寝をするといった隙のある姿も見せている人物です。

キャラ⑥星・サンダーク

『超人X』に登場する超人の能力の持ち主で、エリイが危機に瀕している際に助け出した超人です。飛行機事故の犯人であるチャンドラを撃退する実力の持ち主で、その立ち振る舞いから人々を守る正義の超人であることがわかります。自分の周囲のものを浮遊させる能力があることは判明していますが、何の超人なのかは現在不明となっています。

超人Xの漫画あらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレ

"超人"と呼ばれる人智を超えた能力を持つ人種がいる世界。高校生のトキオとアヅマは悪い人物を見つけては事件を解決するという活動をしていました。ある日、超人が起こした飛行機墜落事故の処理ボランティアをしていた2人は、帰り道に以前退治した不良を見かけます。

女性に絡んでいた不良を退治したトキオとアヅマですが、その時1人の男が不良にある薬物の入った注射器を手渡しました。不良がそれを使用すると、突如超人の能力が開花。超人の能力を手に入れた不良に歯が立たなくなったトキオとアヅマは自分たちもその能力を手にしようと、不良の使った注射器に手を伸ばします。

2巻あらすじネタバレ

超人となって"ハゲワシ"の能力を手に入れた少年・トキオ。そんな彼の前に"蛇"の能力を持つ辻ナリという女性が現れます。トキオの能力を試すため命を賭けた鬼ごっこを始めた辻。トキオはその鬼ごっこの中で完全獣人化の能力を開花させます。すると、悪戦苦闘しながら辻から逃げるトキオの前に「ヤマトモリ」という超人機関に所属する人物・籠村が現れました。

籠村に助けられたトキオはそのまま気を失ってしまい、次に目を覚ました時にはヤマトモリの施設に移送されていました。目を覚ますとそこにはヤマトモリの長官・サンダースの姿がありました。そして超人となった者はヤマトモリへの登録が必要なことを教えてもらい、トキオは登録証を貰うため講習を受けることになります。

超人Xに関する感想や評価

人気漫画『東京喰種トーキョーグール』の作者である石田スイ先生の新作ということで話題となった『超人X』。『東京喰種トーキョーグール』と作者が同じということもあり『東京喰種トーキョーグール』に似ていると批評する声もあがっていますが、読者の感想では「面白い」という意見が大半となっているようです。

こちらの方は『超人X』の舞台のモデルとなった場所を特定されています。Twitterには『超人X』の舞台のモデルについての考察ツイートがいくつもあがっており、その中でも九州地方が舞台なのではないかという予想が多くあがっているようです。

こちらの方は『超人X』の3巻が面白かったと感想をあげられていました。『超人X』の1巻と2巻は序章ということもあり、世界観や物語の背景についての描写が多いためストーリーの進みが遅いと感じた読者も多いようです。しかし『超人X』の物語は3巻から盛り上がってくるため、『超人X』が面白いと評価している人の中には「3巻までは読んで欲しい」という声をあげている人も少なくないようです。

超人Xの面白い魅力まとめ

以上、『東京喰種トーキョーグール』の作者・石田スイ先生の新作漫画『超人X』の評価についてご紹介してきました。『超人X』は総評としては読む価値ありの面白い漫画として評判となっているようです。しかし、『東京喰種トーキョーグール』と似た設定もいくつかあり、『東京喰種トーキョーグール』を読んだことのある人の中にはマンネリ化を感じるという声もありました。

また、『超人X』がつまらないという評価をされている人の意見としては「物語の進みがスローペース」というものがあがっており、1巻や2巻で見るのを止めてしまう人も少なくないようです。しかし、面白い派の人の声では3巻から物語が盛り上がってくるという意見が多いので、2巻までの間に読むのを止めてしまった人は今一度3巻まで読み進めてみてはいかがでしょうか?

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