超人Xのネタバレあらすじ！石田スイが描く”超人”バトル漫画の登場人物と感想は？

「超人X」とは、「東京喰種トーキョーグール」を大ヒットさせた石田スイの最新漫画です。超能力者によるバトルを描いたストーリーと個性的なキャラクター、美麗な絵柄などで、多くのファンの支持を集めました。この記事では、超人Xについて特集します。あらすじネタバレ紹介を中心に、登場人物・キャラクター、超人Xの見どころや面白さ、アニメ化の可能性などを取り上げていくことで、超人Xの魅力を浮き彫りにしていきます。

超人Xは、集英社が運営するWEBコミック配信サイト「となりのヤングジャンプ」にて、2021年5月10日より連載中の漫画です。コミックスは、2023年4月現在5巻まで刊行されました。コミックスについては、2021年12月7日に1巻と2巻が同時発売された異例の販売形式で反響を呼んでいます。また、2023年には「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」において、第13位に選ばれるなど、今後も期待が高い漫画の一つです。

超人Xの原作者は、石田スイです。石田スイは、1986年12月28日に、福岡県久留米市で生まれました。石田スイのデビュー前は、「そとなみ」という名前で新都社にてWEB漫画を連載していたことが明かされています。石田スイは、2010年に「ヤングジャンプ月例第113回MANGAグランプリ」に「東京喰種」を応募して、準優秀賞を受賞しました。同作品が、2011年にミラクルジャンプNo.2に掲載され、プロデビューしています。

その後石田スイは、週刊ヤングジャンプに「東京喰種トーキョーグール」と続編の「:re」を連載し、一躍人気漫画家の仲間入りを果たしました。同作品は、アニメ化や実写映画化などのメディアミックスが行われたほどのメガヒット作品です。石田スイは、2019年にブロッコリーとの共同プロジェクトでゲームソフト「ジャックジャンヌを発表するなど、多方面で活躍しました。

石田スイ原作の超能力バトル漫画超人Xは、「あらすじを読んでいるだけでも興味が湧いてくる」や「異能バトルが面白い」などの感想と高評価を集めています。また、「ネタバレしても面白い」という感想も見られました。超人Xとは、どのようなストーリーなのでしょうか？この章では、超人Xのあらすじを4項目に分けて、ネタバレを含めながら紹介していきます。

超人Xの1話から3話までのあらすじをネタバレしますと、次の通りです。超人Xの舞台は、超人という存在がパワーバランスが崩れたことで、50の自治県という国に分断された日本でした。主人公の黒原トキオは、ヤマト県に住む高校2年生です。トキオには、親友でクラスメイトである東アヅマがいました。トキオとアヅマは、ある日超人が起こしたと思われる旅客機の墜落事故の処理ボランティアに参加して、懸命に働いていたのです。

この旅客機事故には、いくつかの不思議な点がありました。一つ目は、生存者が200名以上いたことです。また、機体の損傷が少なかったことも、奇妙な印象を抱かせました。ボランティアを終えて帰ろうとしていたトキオとアヅマは、因縁のあったチンピラに絡まれてしまいます。しかも、チンピラは明らかに普段と様子が違っていました。彼は、何らかの方法で超人化したようで、ハイになった状態で二人に襲いかかります。

どうやら、チンピラは何かを注射して超人へと変身したようです。彼は、執拗にアヅマを痛めつけていました。命にかかわるほどの身の危険を感じたアヅマは、チンピラが落とした薬品を注射する決断をします。トキオも同様の考えでした。そして、薬品を注射したトキオは、鳥のような姿の超人へと覚醒し、チンピラを倒すことに成功します。一方で、ヤマト県を飛行機で訪れ事故に遭遇した乙田エリイという少女も、超人に覚醒しました。

超人Xの4話から7話のあらすじは、次の通りです。超人になったトキオは、日常生活において不自由することが多く、難儀していました。一般人が普通にできることも、できなくなっていたのです。また、超人たちの界隈では、トキオとアヅマが薬品を使って超人になったという噂が広まっていました。彼らの能力を試すために、辻ナリという少女が謎の組織の命令を受けて、トキオとアヅマに接触します。

辻ナリの正体は、白蛇の超人であり、トキオに向かってテストと称して襲ってきました。ナリの攻撃力は相当高く、トキオはなす術もない状況へと追い込まれますが、超人に覚醒したエリイが加勢に入って来たことで難を逃れます。しかし、超人としてのキャリアに一日の長があるナリは、二人を相手にしても余裕がありそうでした。戦いの中でハゲタカの能力を覚醒させたトキオは、さらにナリと激闘を繰り広げていくのです。

超人Xの8話から15話までのネタバレあらすじは、次のようになります。トキオは、命を救ってくれた籠村シモンの所属する「ヤマトモリ」への参加を決意しました。ヤマトモリとは、善の超人を養成する私立機関です。ヤマトモリの超人は、組織によって管理されていますが、犯罪や問題を犯す超人を取り締まる役割も担っているようでした。ヤマトモリには、突発的に超人になってしまった人間もおり、汐崎という男性もその一人です。

汐崎は、沈下の超人である、重力を操ることができました。ヤマトモリでは超人のスキルや試験の成績に応じて登録証が発行されるのですが、汐崎は登録証をもらえたにも拘わらず、過去のコンプレックスの影響で暴走します。ヤマトモリのキーパーをもってしても、汐崎の暴走を止めることができず、ヤマトモリで能力の訓練に勤しんでいたトキオとエリイも巻き込まれました。ここで、トキオは新たな能力を開花させるのです。

超人Xの16話から24話までのあらすじは、次の通りです。アヅマは、薬品を注射した後も人間のまま日常を過ごしていました。彼は、トキオが超人になったことを自分の責任として感じていて、一時期距離を置いていたのです。けれども、エリイが彼らの学校に転校してきたことで、彼女が緩衝材のような役割を果たし、二人の仲は元のようになりつつありました。しかし、アヅマの中には「自分が超人になれなかった」という思いがあります。

アヅマの思いは、劣等感のようなものです。ある日、懸賞首の犯罪者2名が、トキオを拉致しました。ヤマトモリとエリイが捜索するのを横目に、アヅマも独自にトキオを捜します。ところが、はぐれ超人の警告を無視して突っ込んでいくアヅマは、切り絵の超人ウメに身体中をバラバラに切り刻まれてしまいました。アヅマが死亡する様子を目撃したトキオは激高して暴走しますが、実はアヅマは生きており、超人として覚醒します。

となりのヤングジャンプに連載中の石田スイ原作の異能バトルアクション漫画超人Xには、「多くの見どころがあって面白い」や「魅力的な漫画」という感想が多く寄せられているとのことです。また、このような魅力などを、SNS上で考察しているファンも増えてきました。今後も超人Xは、新規ファンを増やすだろうといわれています。この章では、超人Xの見どころや面白い魅力について、ネタバレを交えて考察していきます。

超人Xの見どころに、個性的なキャラクターが多数登場する点を挙げる人が多いとのことです。人間体にも、籠村シモンなど女性ファンの心を掴んだ美形のキャラがいました。それに加えて、超人の姿になった時のキャラクターが、多くのファンにインパクトを与えたとされています。特に、ハゲタカの超人になったトキオ、白蛇の超人のナリのヴィジュアルに、話題と注目が集中しました。これらが、漫画の見どころにつながっています。

超人Xは、「スピーディな展開が面白い」という感想を持たれている漫画です。序盤から唐突に起きた旅客機事故で始まり、息をもつかせぬ間に、トキオとアヅマが騒動に巻き込まれました。「まるでジェットコースタームービーのようだ」という感想もあり、読者はあっという間にストーリーの世界観に引かれていくのです。スピード感のあるストーリー展開は、回を重ねている現在も継続中でファンから高評価されました。

古くは石ノ森章太郎や大友克洋など、それまでの常識を打ち破った大胆なコマ割りで漫画界に衝撃と革命を与えた漫画家がそんざいしましたが、石田スイもその中の一人に数えられているとのことです。超人Xで描かれているコマ割りの見事さは、「一本の映画を観ているような躍動感がある」という高評価と感想を得ました。また、構図の面白さは、シリアス場面とコメディーシーンどちらにも共通しており、漫画の魅力になっています。

石田スイ原作の超人Xは、超能力者による異能バトルが特徴のアクション漫画です。超能力者の能力には、様々なものが提示されました。トキオやナリのように異形の者に変身する者もいれば、身体は人間のままで煙を出す能力を有しているものもいます。一口に超能力者といっても、このようにヴァリエーション豊かである点が、他の超能力バトル漫画と一線を画しているとされており、ファンを増やし続ける原動力になりました。

超人Xの原作者である石田スイは、前作の東京喰種トーキョーグールの頃より、絵の上手さに定評がありました。超人Xにおける石田スイの絵については、「以前よりも洗練されていて上手だ」という感想があるとのことです。石田スイは、超人Xを背景から仕上げに至るまで、アシスタントを使わずに全て一人で描いていることを明かしました。そのため、連載の更新頻度は遅くなっているものの、高いレベルの絵が維持されています。

石田スイ原作の超能力バトルアクション漫画超人Xの見どころに、登場人物の魅力があることは先述しました。超人Xのキャラクターは、「個性的な人物が多く、読んでいて飽きない」という感想を持たれています。また、「キャラクターグッズがあれば売れるだろう」という意見も、見受けられました。この章では、超人Xの主要登場人物・キャラクターを一覧にまとめて、ネタバレも含めながら紹介していきます。

超人Xの主人公は、黒原トキオです。トキオは、ヤマト県立ツル高校2年A君の16歳男子で、1982年1月13日に生まれました。彼の身長は175cmで、体重は57kgです。ゲゲゲの鬼太郎のように、前髪で右目を隠しているのが、外見上の特徴でした。幼い頃はいじめられっ子であり、彼を助けてくれていた親友の東アヅマのことを慕っています。トキオは、超人になったチンピラに襲われたことがきっかけで、ハゲタカの超人になりました。

乙田エリイは、ガガ県出身の少女です。年齢は16歳で、後にトキオたちと同じツル高校の2年B組に編入しました。誕生日は1981年7月31日で、身長と体重は、135cmと33kgです。エリイは幼くして両親を亡くしており、母方の祖父母に育てられました。祖父から、農学を中心にありとあらゆる学問を学んでいる才女です。旅客機事故の乗客の一人で、事故の際に超人となり、発煙の能力を得てヤマトモリに参加することになりました。

東アヅマは、ヤマト県北市宝城出身の少年です。アヅマの身長・体重は、158cm・55kgで、1981年12月25日に生まれました（16歳）。マッシュルームカットとメガネが特徴であり、穏やかそうな外見をしています。文武両道を絵に描いたような人物で、学校の成績はトップ、柔道と空手の大会で5連覇を成し遂げました。女性にもモテます。トキオとは幼馴染で、彼をいじめから助けた時に親友になりました。

超人Xに登場するチャンドラ・ヒュームは、42歳の男性です。身長は178cmで、体重は53kgと明かされました。全身を黒いスーツに身を包んだ痩身の超人で、発煙の能力を持っています。人を殺すことを何とも思わない道徳観の欠如した冷酷な人物で、自身の能力でエリイたちの乗った旅客機を墜落させました。彼の発煙の能力は、武器として攻撃に活用される他にも、煙を放出して飛行することもできます。

辻ナリは、19歳の女性で、身長164cmと体重49kgのグラマラスな肉体を誇る美女です。ナリは、Gカップバストの持ち主で、胸を際立たせた露出の高い服装をしていました。ナリも超人であり、トキオと同じように獣化します。彼女が獣化するのは、白蛇でした。手足の一部を蛇にすることもできれば、完全獣化して巨大な白蛇にもなれました。ナリは謎の組織の一員であることが示唆されており、組織の指示でトキオを襲ったのです。

超人Xに登場する星・サンダークとは、年齢不詳の男性です。金髪のロングヘアをオールバックにしており、ホームベースのような形の顔が外見上の大きな特徴として描かれました。また、マッチョな肉体を誇っています。サンダークは超人で、善の超人を育成し、悪の超人を取り締まる私立機関のヤマトモリに所属していることが判明しました。ヒュームに襲われたエリイを助けて、ヤマトモリへと連れ帰ったのもサンダークです。

籠村シモンは、ヤマトモリに所属する少年です。彼は年齢17歳で、1981年4月13日に生まれました。身長と体重は、165cmと52kgです。籠村シモンは、クールな佇まいでいつも無表情なイケメンであり、学生服と学帽を身に着けていました。ヤマトモリでは、「キーパー」と呼ばれる守衛を担当しています。シモンは超人で、剣を操って戦っていました。必殺技のようなものがあるのかは、明かされておらず、今後の展開が注目されます。

百萬マイコは、コンペイ高校へ通う3年生の女子生徒です。身長は161cm、体重は54kgで、1980年5月23日に生まれました。ショートカットに豊満なボディ、頭のカチューシャが特徴の美少女です。百萬マイコも、ヤマトモリに所属していて、籠村シモンと同じくキーパーを務めていることが明らかになりました。見た目の通りの穏やかな性格の持ち主で、後輩の面倒をよく見ています。百人力の超人で、格闘技のエキスパートです。

石田スイ原作の異能バトルアクション漫画超人Xは、ストーリーの面白さと、キャラクターの魅力、そして美麗な絵柄などの相乗効果で、大ヒットを記録中です。ところが、インターネット上で、超人Xが完結したという噂が出たことがありました。なぜ、そのような噂が流れたのでしょうか？この章では、超人Xが完結した噂の検証と、同作品のアニメ化などの可能性について予想考察していきます。

結論を先に書きますと、超人Xは、2023年4月現在となりのヤングジャンプにて好評連載中です。インターネット上にて、同作品の完結の噂が出た理由の一つに挙げられるのは、連載頻度の遅さにあると推察されました。超人Xは、毎週掲載ではなく、不定期に連載されている作品なのです。その理由は、先述の通り、原作者の石田スイが背景の作画から仕上げに至るまで、全て一人で行っていることにありました。

超人Xは、漫画が大ヒットしていることを受けて、テレビアニメ化などのメディアミックスが待望されているとのことです。2023年4月の時点では、同作品がアニメ化されるという公式アナウンスはありません。しかし、石田スイ作品は、前作の東京喰種トーキョーグールのメディアミックスが行われているという事実から、アニメ化される可能性が高いと推察されています。超人Xのメディアミックスについては、今後の進展が注目されます。

この章では、傑作異能バトルアクション漫画超人Xに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。超人Xは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、石田スイ原作の漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。東京喰種トーキョーグールを超大作として位置付けており、超人Xについては、石田スイらしい世界観がモロに出ていて面白いという感想をつぶやいていました。

こちらは、漫画ファンだと思われる方のツイートです。異能バトル漫画が好きとのことで、特に超人Xは、どこか懐かしいレトロな雰囲気と画力の高さで、非常に面白い漫画であるという感想を持っています。

こちらは、超人Xの大ファンだと思われる方のツイートです。超人Xについて、石田スイの絵が奇麗で魅力的だという感想をつぶやいていました。また、東京喰種トーキョーグールもコミックスで集めたとのことです。

この記事では、超人Xについてあらすじネタバレ紹介を中心に特集してきました。超人Xは、絵とストーリーの質の高さが高評価されている漫画です。是非一度、超人Xを読んで、その世界観と魅力に触れてください。