2019年01月20日公開
2019年01月20日更新
そとなみとは東京喰種の石田スイの別名?言葉の意味や顔画像・性別も調査
2011年から連載スタートし、2018年に完結した漫画「東京喰種(トーキョーグール)」は、アニメ化、実写映画化とメディア展開された大人気作品です。その作者である石田スイは、顔や生年月日、本名などプロフィールがほとんど公開されておらず、最近デビュー前に「そとなみ」という名義で活動していたことがわかりました。今回は「そとなみ」というペンネームの意味や、性別、生年月日など、石田スイの謎に迫っていきます!
目次
そとなみは石田スイの別名? 意味も調査
そとなみは石田スイの別名
東京喰種の作者石田スイは本名、顔写真、性別、生年月日などプロフィール公開をしておらず、その情報はほとんど謎となっています。Twitterではファンの方たちと積極的に交流しており、時々石田スイのことを「そとなみ先生」と呼んでいる人もみかけます。どうやら「そとなみ」というのは、石田スイの別名のようです。
石田スイが、ヤングジャンプに東京喰種でデビューする以前は、「そとなみ」というペンネームで活動しており、その当時からのファンが現在も「そとなみ」という名前で呼んでいるようです。石田スイのTwitterのアカウント名も、「@sotonami(そとなみ)」となっていました。
そとなみの意味
石田スイが東京喰種でデビューする前に使っていたペンネーム「そとなみ」は、どんな意味があるのでしょうか。この意味についてはわかっておりません。趣味で描いている頃のペンネームは、あまり意味がなかったり結構適当につけたものだったり、その人の思い入れたっぷりな意味のあるものだったりと千差万別です。
よくあるものに、自分の本名をローマ字にして最初の数文字を拾ってつなげ、アカウント名にするという方法があります。仮に松山たけしという名前だったら、takeshi matuyamaでtakematu(たけまつ)といった感じです。sotomani(そとなみ)も、トナミ〇〇のようなもっと過去のペンネームか本名があって、意味というよりそこから由来したものかもしれません。
Twitterのアカウント「@sotomani」でも利用されているほどなので、「そとなみ」とは石田スイにとって思い入れのある意味特別なキーワードなのでしょう。石田スイという名前も、そとなみと同じく、本名ではなく、実はペンネームという可能性が高そうです。
ちなみにピンボード風の写真共有ウェブサイトPinterestで「そとなみ」をキーワードに検索をかけると、石田スイのたくさんの美麗イラストがずらり表示されます。ファンたちのクリップと思われますが、そとなみ時代のキャラクターの他、東京喰種のキャラクターたちの顔や姿がトランプになったイラストはまさにアートと呼べる必見の作品です。
そとなみ(石田スイ)の顔画像や性別を調査
そとなみ(石田スイ)の顔画像はある?
石田スイは本名を始めプロフィールがほとんど明らかになっていない作家ですが、その顔も公開されていません。上記画像はTwitterで使われていたプロフィール画像です。しかし、性別もはっきりしない雰囲気で、なんだか石田スイ本人の似顔絵というよりは、東京喰種のキャラクターの横顔のような…とにかく、石田スイ本人の素顔がわかるような画像は出ていないようです。
そとなみ(石田スイ)の顔は平子丈似?
現在はTwitterのプロフィール画像はまた変わっており、口元だけのイラスト画像になっていますが、性別不明のキャラクターが軍服のようなデザインの服を着ていています。性別不明なのでこちらも本人というよりイメージキャラクターのような雰囲気です。東京喰種の単行本を探してみたところ、「東京喰種:re」の6巻巻末のあとがき漫画で、石田スイ本人が自分の似顔絵を描いていました。
そとなみ(石田スイ)の性別
「東京喰種:re」6巻の巻末のあとがき漫画では、石田スイ本人の似顔絵は、簡略化されてはいるものの結構短髪なので、性別は男性と判断してよさそうです。また後述のヤングジャンプ本誌でも性別が男性と掲載されていました。
そとなみ(石田スイ)の生年月日
石田スイは2011年3月発売のヤングジャンプのMANGAグランプリという企画で、準グランプリを受賞しました。この時の作品がデビュー作である「東京喰種」なのです。受賞者としてヤングジャンプ本誌に、性別と年齢が掲載されていました。その情報が性別「男性」、年齢「24歳」というものでした。
2011年に24歳ということは、2019年1月現在は32歳のようです。そして、2013年12月28日に同じ漫画家の中山敦支のTwitterで、「石田スイ先生、ギリギリ滑り込みお誕生日おめでとうございます!」という投稿から、石田スイの生年月日が1986年12月28日と確定しました。中山敦支は石田スイとかなり交流があるようで、直筆の東京喰種のCCGの4人のイラストとともに誕生日を祝うメッセージが投稿されていました。
中山敦支は週刊少年サンデーで「トラウマイスタ」、週刊ヤングジャンプでは「ねじまきカギュー」などが代表作にあり、2018年からは週刊少年マガジンで「ギャンブラーズパレード」を連載中です。
そとなみ(石田スイ)の出身地
石田スイの出身地は福岡県となっています。漫画家として活動する現在も福岡県に居住しているようです。石田スイのTwitterアカウントに居住地情報で「Japan Fukuoka」とあるので、おそらく現在も福岡に住んでいるものと考えられます。
ただし、石田スイは父親が転勤の多い仕事をしており、子ども時代は国内を転々と移動していたようです。幼稚園は台湾で暮らしていたとの情報もあります。なので、生まれた場所が福岡か、幼少期に長く福岡に住んでいたかなど、厳密な意味での出身は謎のままとなっています。
2011年にヤングジャンプ編集部が出した求人広告は、石田スイの東京喰種のアシスタント募集でした。25歳以下の性別不問で、在宅の場合はPCによるデジタル作業で、通いの場合は福岡県福岡市とのことでした。通勤先が福岡県福岡市ということは、現在も石田スイは福岡県福岡市に居住しているようです。
そとなみ(石田スイ)の経歴
経歴①小学生時代
石田スイが漫画を描くことに目覚めたのは小学生の頃だそうです。お姉さんの影響を受けて絵を描きはじめ、ドラゴンが登場するようなファンタジー系アクション作品を描いていたようです。ただ絵を描くだけでは物足りず、進研ゼミで漫画家セットなるものをポイント交換したというので、かなり本気の漫画を描いていたようです。ただ、漫画用のインクを畳にこぼしてしまったとのこと、おうちの人にかなり怒られたのではないでしょうか。
当時はお父さんが転勤族だったそうなので、おそらく賃貸です。畳にインクはこってりと絞られそうです。その事件から10年以上、Gペンを握ったことがなかったとのことです。石田スイの話では、そのときにインクをこぼしていなければ、超天才漫画家になれたかもしれないと冗談交じりに振り返っていたそうです。東京喰種連載開始時に比べると、わずか数年、怒涛の勢いで腕が上がっています。
東京喰種のアニメ版のエンディングでは、石田スイが描いた東京喰種のイラストが登場しますが、一枚一枚がアート作品のプロモーションビデオのような美麗さです。小学生から10年以上の間、この間にペンを持っていたら、石田スイの実力はもっと早く開花したのではという考えに至りそうです。ペンを持っていなかった間の小学生の石田スイ、当時の夢は漫画とは全く別世界の「体操選手」とのことでした。
本人が語るには、当時見た目はぽっちゃりしていたものの、運動神経は他の同級生たちよりよかったとのことです。体操選手を目指していろいろと夢を描いていたことが、今の東京喰種での躍動感ある戦闘シーンに繋がったのかもしれません。
経歴②中学時代
小学生でちょっとしたトラブルからペンを手放してしまい、中学生になった石田スイは、かなり成績優秀な学生だったそうです。中学2年生の年でなんと英検準2級に合格してしまうほどの優秀さでした。英検準2級といえば、高校中級程度の英語力です。
進学校レベルでいえば高校1年生まで、普通の高校であれば2年生までで習う英文法が入り、筆記試験の後には面接もあります。高校2年生のレベルの試験に、中学2年生で合格するということは、かなり優秀だったのではないでしょうか。普通の中学2年生が英検準2級の長文を呼んでも、意味がわからない人のほうが大半かと思われます。
経歴③高校時代
中学時代優秀だった石田スイは、偏差値の高い高校に合格したものの、なんとクラスでの順位は最下位だったそうです。進学先は自分と同じからそれ以上の頭脳の学生ばかりだったようで、成績が奮わず、やる気も下がっていき、結果的にますます成績も下がっていくというパターンだったようです。
石田スイが語るには、高校が寮のある学校だったということと、それでも同級生たちは就職活動をした生徒が多かったということなので、進学校ではなかったのか、高専のような学校だったのかもしれません。高専は基本的に偏差値が高く、専門的な教育を受けるので就職も多いようです。高校3年生になった石田スイも就職活動をしたようですが、あまりうまくいかず荒れていたそうです。
その生年月日から考えると、石田スイが高校生だった頃は就職氷河期と言われる時代です。2004年がピークと言われる就職氷河期は、大卒でもかなり苦労した人が多い中、高卒の求人はさらに厳しい時代だったと思われます。
そんな石田スイさんの苦労を見たせいか、お父さんからは石田スイさんの漫画家への夢を認めてもらい、上京して漫画家のアシスタントとしての道をスタートするのでした。アシスタントになった漫画家は、人気漫画「キングダム」の原泰久でした。
そとなみ(石田スイ)の性格や弱点
そとなみ(石田スイ)の性格はドS
「東京喰種:re」の6巻巻末のあとがき漫画では、ずんぐりどっしりした体型のアシスタントの青年が登場します。アシスタントの青年は足にケガを負っているにも関わらず、石田スイが笑顔でその足をさらに痛めつけるという展開になっていました。漫画家というストレスのたまりやすい職業ではあるものの、笑顔でけが人を追い詰めるとは、なかなかいい性格をしているようです。それを漫画にしてしまうというのもやはりそうなのでしょう。
あとがき漫画の中で、そのアシスタントをタクシーで病院に連れていくことになります。「迷惑をかけてすみません」としゅんとしながら詫びるアシスタントの青年に、石田スイは大人げなく「本当だよ」と大人げない発言を浴びせる漫画となっていました。パワハラと言われかねないドSっぷりです。
そとなみ(石田スイ)の弱点は運動神経?
小学校時代は体操選手を目指すくらい運動神経がよかったはずの石田スイですが、長期に渡る漫画家生活で体がかなり衰えたのかもしれません。あとがき漫画の中には、新年会で行ったインラインスケートで、立つことすら困難というコマもありました。基本机の前に座りっぱなしの人気漫画家、運動を競わせたらほとんどの人が勝てるのかもしれません。
そとなみ(石田スイ)の東京喰種前の作品ペニスマン
そとなみ(石田スイ)はWEB漫画を描いていた
石田スイはヤングジャンプで東京喰種を連載する以前、「そとなみ」というペンネームで漫画を描いていたのは前述のとおりです。ヤングジャンプの準グランプリ受賞前は、WEB漫画を投稿していたそうで、その頃からのファンの方は、今でも石田スイを「そとなみ先生」と呼んでいるようです。
WEB漫画の名前はペニスマン
その「そとなみ」時代に描いていた漫画が「ペニスマン」です。タイトルからしていかがわしいのですが、ストーリーが進むにつれてシリアスになり、東京喰種と重なる世界観となっていくため、東京喰種ファンは必見の漫画となっております。石田スイは東京喰種連載中もWEB漫画「ペニスマン」の連載を続けており、無料で読めることもあってファンたちの間で人気でした。
あらすじはといえば、変態怪人たちが跳梁跋扈する街で、変態たちを相手に戦うヒーローの物語です。タイトルから推察される卑猥な姿が原因で、その活躍を認めてもらえない苦悩が描かれています。そんな卑猥で哀しきヒーローの前に、現れた一人の少女によって、物語は動きだす…というストーリーになっています。序盤の下ネタがひどいと評判ですが、伏線も多く、シリアスになっていき、どんどん物語に引き込まれると評判でした。
東京喰種と同様、画力もどんどん上がっていき、後半は東京喰種よりもうまいのではという感想もあるくらいのクオリティでした。話の内容も深く、戦闘シーンも東京喰種同様躍動的です。登場キャラの見た目や名前が卑猥でさえなければ…と言われる、もったいない名作となっております。
しかしある日突然ペニスマンは石田スイにより全話ネットから削除されてしまい、現在は読めない状態です。多くのペニスマンファンが再開を待ち望んでいます。
ペニスマンに関する感想や評価は?
トウキョウグールの作者の石田スイさんがデビュー前に描いてたWeb漫画「ペニスマン」を久しぶりに読もうと思ったら消えてた…
— TCちゅボーン (@Torotoronchu) July 26, 2018
なんでや!めっちゃ面白かったのに!
石田スイ先生!そとなみ先生!!再掲載を!!#ペニスマン#そとなみ
東京喰種の石田スイが描いていると話題になって、アクセスしてみればすでに消えていたと話題の「ペニスマン」です。以前から読んでいたファンの人も、予告なく消されてしまったのか、再掲載を望む声が大きいです。
ほんと東京喰種見てるとペニスマン見たくなるわ 先生いつか再掲載してください。それか無名で投稿で。 #ペニスマン
— 弥生 (@twilightkun) July 3, 2018
名前はアレですが、中身は東京喰種に匹敵する面白さと評判の「ペニスマン」です。WEBから引き上げられてしまったのは、書籍化する予定があるのか、他に何か理由があるのか、ファンたちの間でも再開が望まれています。
そとなみは東京喰種の石田スイの別名だった
人気漫画「東京喰種」の石田スイについて、別名の「そとなみ」の意味や、性別、生年月日や出身地などのプロフィールをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?映画「東京喰種 トーキョーグール2(仮)」は、2019年の7月19日より全国公開が予定されています。窪田正孝演じるカネキをスクリーンで再び見られる日が、今から待ち遠しい方も多いようです。