【メイドインアビス】神秘卿スラージョはかわいい白笛の一人!正体・目的や能力は?

「メイドインアビス」のスラージョについてまとめています。神秘卿という異名を持つスラージョの正体、目的や能力も徹底解説!スラージョがかわいいといわれる理由や、実際はどのような性格であるのかも見どころです。また、彼女が率いる呪詛船団の個性的なメンバーも、くわしく紹介しています。他にも、同じ白笛のボンドルドとの関係は良好なのかも考察しています。本作のスラージョについての感想や評価もネタバレで載せているため、ぜひチェックしてみてください。

【メイドインアビス】神秘卿スラージョはかわいい白笛の一人!正体・目的や能力は?のイメージ

目次

  1. スラージョはかわいい白笛の一人
  2. スラージョの正体・目的や能力
  3. スラージョとボンドルドの関係を考察
  4. スラージョがかわいいといわれる理由
  5. スラージョ率いる呪詛船団のメンバー
  6. スラージョに関する感想や評価
  7. スラージョまとめ

スラージョはかわいい白笛の一人

「メイドインアビス」のスラージョは白笛の一人で、新界六層で初登場をしたキャラクターです。「呪詛船団(ヘイルヘックス)」のキャプテンでもあり、どのような目的を持って活動しているのか謎の多い点もあります。本記事では、スラージョにスポットを当てて、強さや能力、かわいい魅力なども、併せて解説していきます。

メイドインアビスの作品情報

メイドインアビスの概要

スラージョが登場するメイドインアビスは、つくしあきひと先生が描いたダークファンタジー漫画です。2012年より、竹書房のウェブコミック配信サイト「WEBコミックガンマ」にて、不定期で連載されています。キャラクターのかわいいビジュアルとは裏腹に、生と死、欲望と闇が渦巻く、ハードなドラマ展開が魅力の作品です。

2017年にテレビアニメ化され、2019年にはテレビシリーズを再編集した劇場版が、前編と後編で公開されました。2020年には完全新作となる劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」が公開されています。2022年にテレビアニメ第2期「メイドインアビス 烈日の黄金郷」が放送されました。

メイドインアビスのあらすじ

ある世界には、人類最後の秘境と呼ばれている、巨大な縦穴「アビス」が存在していました。底知れぬアビスを探検しようと、多くの探窟家たちが命をかけて挑みます。ヒロインのリコもアビスに憧れている一人で、母のような探窟家になることを目的としていました。赤笛として修業中のリコは第一層探窟中に、機械の体を持つ少年レグと出会います。レグは自分が何者でどこから来たのか正体も分からず、完全に記憶を失っていました。

スラージョのプロフィール

  • 名前:スラージョ
  • 異名:神秘卿、神秘のスラージョ
  • 年齢:不明
  • 性別:女性
  • 探窟家ランク:白笛
  • 所属:呪詛船団(ヘイルヘックス)のキャプテン

メイドインアビスのスラージョは、探窟家の中でも最高ランクとされている「白笛」の一人です。これまでは、白笛オーゼンの回想シーンでのみ登場していました。その際は、ペストマスクのような仮面を付けており、全身は黒装束に覆われている不気味な装いでした。彼女の異名にふさわしく、正体不明で神秘の謎に包まれた存在です。

そして、漫画版63話で正体を現します。探窟隊「呪詛船団」のキャプテンとして、アビス深界六層へのラストダイブに挑んでいたことも明かされました。一人称は「オレ」で明るく大雑把な性格をしており、男っぽい言動をとることが多いです。

自身のことを臆病と言っていますが、あくまで生存戦略の一つとして、そう振舞っているのでしょう。成れ果てを首にかけて毛皮を羽織る姿は、男らしささえ感じます。また、上昇負荷の影響を何度も受けてきたような見た目であり、修羅場を経験してきたことが伺えます。

メイドインアビス|WEBコミックガンマ 公式サイト

スラージョの正体・目的や能力

メイドインアビスのスラージョは、神秘卿という異名を持つほど謎めいたキャラです。彼女はリコたちにとってボンドルド以来の白笛で、かなりの曲者であることは間違いないでしょう。ここでは、スラージョの正体、目的や能力を解説していきます。

スラージョの正体や素顔

オーゼンが回想している間は、仮面をかぶった黒装束の姿しか見せなかったため、正体は一切不明でした。テレビアニメ版でも、ほぼシルエット姿での登場で、性別さえも明かされなかったのです。スラージョが正体を見せたのは、リコたちと初めて出会ったときになります。これまでのシルエット姿は、仮面の趣味と腰が曲がっていた様子から、老齢の男性のイメージがありました。しかし、スラージョの正体は女性だったのです。

彼女はイカツイ目に褐色の肌、短めの髪で、スタイル抜群の美女です。アビスの呪いの上層負荷の影響か、髪の毛がところどころ曲がっていました。また、首から下げた白笛と共に、さまざまな色の笛を大量に所持しています。胸を強調したセクシーな服装で、肩には成れ果てと思われる生物を乗せていました。スラージョの素顔と、正体は女性であることが判明しました。しかし、その他については、いまだに正体不明となっています。

スラージョの目的

リコたちが向かう先には罠が仕掛けられており、身体能力に優れたレグが解明していきます。レグが網を張った罠をいじっていると、急に甘い刺激臭のする煙が襲ってきました。匂いの正体はイベホ臭という、探窟家がマーキングに使うものだったのです。そこへ姿を現したのが、ニシャゴラでした。ニシャゴラはリコたちのことを、巫女の一味だと勘違いしたいたようです。

ニシャゴラは自分の所属する呪詛船団のアジトへ、リコたちを案内します。アジトへ到着すると、辺りは美味しそうな食べ物の匂いで充満していました。そこで料理をして待ち構えていたのは、キャプテンであるスラージョだったのです。彼女はリコたちに、「この下のわずか300メートルに広がる、深海七層の最果ての渦であるアビスの最奥に俺たちは挑む」と発言しました。

このことから、スラージョも他の探窟家たちと同様に、「アビスの深奥」へ行くことが目的だと分かります。ただ、ニシャゴラはリコたちと出会った際に、巫女の仲間だと勘違いをしており、憎悪を持っている様子でした。スラージョの目的がアビスの深奥へ行くことには、隠れた意味があったのです。それは「巫女を捕まえる」という真の目的を持っているためでした。

巫女については、長らく正体不明だったのですが、漫画版65話で第七層にいることが判明します。巫女は深界七層「最果ての渦」の様子を、封書「ハリヨマリ集の原典」で地上に伝えた存在です。その後、一部が遺失してしまいました。そこで、彼女は遺失したハリヨマリ集を探すことを目的として、巫女一味を追跡していたのです。

スラージョの能力や強さ

白笛スラージョの強さや能力が分かるシーンは、まだ登場していません。ただ、同じ白笛であるオーゼンやボンドルドを見る限り、スラージョも圧倒的な強さと能力を持っていると考察できます。

スラージョは大量の笛を、首から下げていました。おそらく、探窟中に命を落とした探窟家たちの笛を、集めているのでしょう。「魂を自由に操ることができる」遺物を用いて、亡くなってアビスに還った魂を、人形に吹き込む能力があると考察できます。つまり、命を吹き込むことができる能力です。

そのような能力があれば、人形が動き出したり、一人の人間に何十もの魂が宿っていることも、納得できるでしょう。ボンドルドは特級遺物の能力で、一つの魂に複数の身体を使い、アビスの呪いを避けていました。スラージョも同様に、複数の魂を使って、アビスの呪いを避けているかもしれません。また、彼女は戦闘能力以外にも、白笛によるパワーアップや成れ果てについての造詣が深いなど、知識や経験も豊富にあります。

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スラージョとボンドルドの関係を考察

ボンドルドとは?

ボンドルドはメイドインアビスの第3巻から登場するキャラです。白笛の一人で、「黎明卿」「新しきボンドルド」という異名を持っています。仮面をかぶっており、パワードスーツを着こんだロボットのような装いが特徴です。素顔はもちろんのこと、素肌さえ見せない謎の多い人物でもあります。

普段は深界五層のなきがらの海に存在する「前線基地(イドフロント)」で活動をしています。白笛としては新参ですが、「新薬の開発」「上昇負荷の克服手段を発見」など、前代未聞の偉業を約10年で成し遂げました。人類のアビス攻略を、次から次へと推し進めた偉人といえるでしょう。

ボンドルドは物腰のやわらかい博愛主義者で、「おやおや」「素晴らしい」が口癖の様子です。これまでに登場した白笛の中で、最も温厚な性格になります。しかし、共感や配慮といった能力がまったく備わっておらず、普通の人間らしい価値観は通じません。また、ボンドルドにはプルシュカという娘がいます。

ボンドルドはスラージョからも嫌われている?

スラージョは呪詛船団を引き連れて、ラストダイブを決行しました。その際に、ボンドルドが管理している「前線基地(イドフロント)」を訪れて、二人は対面します。スラージョはボンドルドのことを、「好奇心の化け物」「ボンクラ仮面」と呼んでおり、嫌っている様子です。人体実験に子供を使ったり、アビスの原生生物や環境にまったく配慮をしないなど、彼女はボンドルドの鬼畜な行いも知っています。

一方、ボンドルドはスラージョや呪詛船団に、大変興味を示しました。お互いの探窟隊同士で、戦闘した経験もあるようです。ボンドルドは、スラージョが獣相なるものを、まともではない方法で引き連れていると察しました。そのことを、皮肉を含んで指摘しており、スラージョは怪訝な表情をします。このことから、スラージョとボンドルドの関係は、良好とはいえない一触即発の関係だといえます。

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スラージョがかわいいといわれる理由

長い間、スラージョはシルエットだけしか姿を現さず、性別さえも不明でした。謎の多いスラージョが、漫画版63話にてリコたちの前でようやく素顔を見せたのです。彼女の意外な一面が明らかになる度に、「かわいい」というファンの声が聞かれるようになります。ここでは、スラージョのかわいいといわれる理由について、考察していきます。

かわいいといわれる理由①スタイルの良さ

スラージョの素顔が明かされて、美人でかわいいことが判明しました。また、それだけでなくスタイルも抜群だったのです。胸元から下腹部にかけて大胆にはだけた服装で、肩から毛皮を羽織っており、スタイルの良さが際立っています。デパステはニシャゴラのことを「乳間の着崩しがすごい」と言いました。スラージョも同様に、気崩しているかわいいキャラです。

かわいいといわれる理由②挨拶の仕方

リコやボンドルドに会うときに、「お日柄ァ」という個性的な挨拶をします。「本日はお日柄もよく…」という挨拶を、ぶっきらぼうな言い回しで省略しているようです。また、リコはスラージョの挨拶に、真面目に挨拶を返そうとしました。会話をしながら、指先を機敏に振るような仕草も特徴的です。丁寧な挨拶も、スラージョ流にアレンジすれば、一気にやんちゃな感じになってしまう点も、かわいいといわれる理由でしょう。

かわいいといわれる理由③男勝りな性格

見た目は非常にかわいいですが、ボンボルドと会話をしながら鼻をほじるなど、ガサツで男勝りな性格をしています。また、前線基地(イドフロント)では、ボンドルドの探窟隊に対してメンチを切っていました。

スラージョは自身のことを臆病だと言っていましたが、おそらく慎重という意味合いで使っているのだと考察します。実際に慎重でありながら、怖い者知らずな一面もあるようです。見た目と実際の性格や言動のギャップが大きく、そこがかわいい魅力となっています。

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スラージョ率いる呪詛船団のメンバー

メイドインアビスのスラージョは、呪詛船団(ヘイルヘックス)という探堀隊のキャプテンです。呪詛船団は、深界六層に「絶界第五キャンプ」としてアジトを作っています。設備が非常に充実しており、呪詛船団が絶界での活動経験が豊富にあることがわかります。

ニシャゴラが呪詛船団のメンバーとして初登場したため、ぶっ飛んだ探堀隊だと思われていました。しかし、他のメンバーは、普通に落ち着きのあるキャラのようです。ここでは、呪詛船団のメンバーにスポットを当てて、くわしく紹介していきます。

メンバー①ニシャゴラ

ニシャゴラは、図体のデカさと機敏さを活かして、呪詛船団で用心棒の役割を担っています。大型の猫のような見た目の「獣相」です。テパステを拷問しようとしたり、リコたちを巫女の仲間と決めつけて襲いかかるなど、血の気の多いところもあります。やたらと拷問をしたがる残虐性もあり、頭が悪そうな話し方も特徴です。「下アゴの骨砕いて砂利みてえにしてよぉ」「歯茎剥いていってよォォ」など、イカれた発言も多くあります。

また、第五キャンプでは2体の人形を抱えていたり、ファプタによれば「幾つも重なり合うもの」を持っており、謎の多い女性のようです。彼女の服装は非常に奇抜で、乳間の着崩しにインパクトがあります。レグのように白笛の持つ能力で、変身することも可能です。不動卿のオーゼンにも匹敵するほどのパワーがあると、レグが話しました。ニシャゴラは相当な強キャラで、呪詛船団の主戦力であると考察できます。

メンバー②ヤタラマル

ヤタラマルは、輸送、設営や料理番代理を担っている男性です。リコたちがニシャゴラに連れられて行った第五キャンプで、迎え入れてくれました。アビスの呪いの影響を受けたのか、髪の毛がなく、頭の一部も欠けているように見えます。礼儀正しい性格で物腰も柔らかく、リコに対しても「休んでください」と手を差し伸べていました。また、スラージョのことは「カシラ」と呼んでいます。

スラージョが味付けを失敗した料理に、こっそり塩を加えるようにリコへ助言します。呪詛船団の中で、唯一まともに話ができる人物といってよいでしょう。成れ果て村の三賢、ワズキャンが人間だった頃の顔に似ており、ファプタが警戒しているような反応でした。何かの遺物、または欲望の揺籃を使った「もう一人のワズキャン」の可能性もあります。

メンバー③シェルミとメナエ

シェルミとメナエは、呪詛船団の狙撃番を務めています。かわいい外見とは裏腹に、恐ろしいほどの過激さを持っているキャラです。リコと同世代の双子であり、二人とも両手と両足がなく、義手と義足を付けています。単なるケガが原因ではなく、レグの火葬砲に関わっている要素があるようでです。また、乳房は6つあり、正体は明らかにされていません。

ニシャゴラが2体の人形を肩に乗せているように見えましたが、実はシェルミとメナエでした。テパステが双子をまとめて呼ぶ際は、「シェルメナ」と呼んでいます。シェルミとメナエは謎の多いキャラで、漫画版6巻のおまけコーナーでは、同名の姉弟が登場しました。

二人は「オース(地上の街)」にある博物館で、奈落文字について語り合います。シェルミはその後亡くなっていることが、示唆されていました。オースの双子と呪詛船団の双子は、同一人物であるのか気になるところです。どちらにしろ、シェルミとメナエが、アビスの秘密を解く重要な鍵となる存在だと考察できます。

メンバー④フラパム

フラパムは、呪詛船団の倉庫番を務めており、アビスで生まれた「獣相」です。常にスラージョの肩に乗っており、小動物のような姿をしています。自力で歩いたり喋ったりできるのかは不明です。ただ、倉庫番を担っていることから、倉庫を守れる能力はあるのでしょう。あるいは、倉庫そのものの役割をしているのかもしれません。

見た目はプルシュカのペットだったメイニャと似ていて、目のようなものが3つあるのが特徴です。出自については、まだ謎に包まれています。スラージョからかわいい衣装を着せてもらっており、大事にされていることが考察できます。

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スラージョに関する感想や評価

これまでの白笛のキャラの中で、スラージョは良い人そうに見えるという感想が上がっています。しかし、自分の目的のためなら、あらゆる手段を使って、鍵を奪おうとします。また、目的を達成するために障害となるものは、徹底的に排除しようとする点に、ろくでなし感が垣間見えるという声もあります。これからのスラージョの言動にも、ぜひ注目しておきましょう。

スラージョはなかなか正体を現さず、シルエットだけでの登場でした。黒い衣装に仮面をつけて、少し腰が曲がっていた様子から、正体はおじいさんと思っていた人も多かったようです。ところが、素顔を見せて現れると、かわいくてセクシーな女性であったため、多くの読者が驚きました。

見た目のスラージョは神秘的な女性であるものの、実際は相手を睨みつけたり鼻をほじったりと、大きなギャップが魅力となっています。肩書きが神秘卿で自他共に認める臆病な女性探窟家でしたが、ガチガチの武闘派チンピラなのが反側だという声もあり、強烈なキャラであることは間違いないです。

スラージョの目的は「巫女を探すこと」であり、そもそもなぜアンチ巫女なのかという疑問の声もありました。巫女はアビスが大好きであり、楯突く奴は許さないというアビス信教者で、一方のスラージョはアビス攻略系女子です。もしかすると、スラージョは自分がアビスの主になりたいのではと考察する人もいます。

スラージョが単純に戦力の足しを目的として、獣相を集めて呪詛船団を作ったとは思えない。何か別の目的や意図があり、おそらく巫女に関係しているだろうという意見も見られました。

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スラージョまとめ

メイドインアビスのスラージョは、探窟家の中でも最高ランクといわれている白笛の一人です。最初はシルエットだけの登場でしたが、リコと初めて出会う際に素顔を見せました。スラージョのことを誰もが男性だと思っていたところ、正体はかわいくスタイル抜群の女性だったのです。

彼女は遺失したハリヨマリ集を探すことを目的として、巫女一味を追跡しています。スラージョの強さや能力が分かるシーンは、まだ登場していませんが、相当なパワーの持ち主であるといえるでしょう。今後の物語の展開においても、スラージョは最重要人物となる可能性が高いです。

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