【ブルーロック】士道龍聖は実はいいやつ？凶暴な性格や素直な一面を紹介

凶暴でありながら、素直な一面も兼ね備えた士道龍聖（しどうりゅうせい）。アニメ版でも、声優キャストの演技によってインパクトの強い登場となったでしょう。作中では問題行動が目立つ士道ですが、実はいいやつとも言われています。以下では、「ブルーロック」の士道龍聖の性格や実はいいやつと言われる理由についてネタバレ考察しました。その他、士道龍聖（しどうりゅうせい）のアニメ声優やモデル、名言などもまとめました。

2023年10月現在まで「週刊少年マガジン」にて連載されているサッカー漫画「ブルーロック」。「神様の言うとおり」で知られる金城宗幸先生が原作を務め、ノ村優介先生が作画を担当しています。単行本は、2023年9月時点で計26巻が刊行、累計発行部数は2023年8月時点で2800万部を突破しました。

従来の高校サッカーと異なり、たった1つのFW選手の日本代表の座をかけた高校生選手による熾烈な競争を描いた「ブルーロック」。デスゲーム要素を取り入れた選抜試験や、圧倒的な個性とエゴを追求した作風が人気に火をつけました。このように、スポーツ漫画らしからぬ展開から「史上もっともイカれたサッカー漫画」とも評されています。

W杯優勝が遠のく日本サッカー界の将来を憂い、日本フットボール連合による新たなプロジェクトが開始します。そこで、全国から優秀な高校生FW選手・300名を青の監獄プロジェクトで招集しました。表向きはストライカーの育成とするも、実際はサッカー日本代表を決めるための選抜試験でした。プロジェクトの真実を知った選手たちは、己のサッカー人生をかけてデスゲームさながらの選抜試験に挑みます。

2次選考「奪敵決戦(ライバルリー・バトル)」から登場するFW選手で、年齢は17歳です。出身地は東京都で、ブルーロックに来る前は無所属という異色の経歴の持ち主です。ブルーロックの順位は2次選考時点で111位、3次選考では2位に浮上しました。また、現在進行中の新英雄大戦では16位となっています。アニメ声優は中村悠さんで、「呪術廻戦」の五条悟役などで知られる声優です。

士道龍聖のモデルや元ネタは、プレースタイルや激しい性格が似ていることから、スウェーデン出身のイブラヒモビッチ選手と推測されています。士道が好きな選手でもあり、「ACミラン」をはじめ名門チームでのプレー歴のあるサッカー界のスター選手です。試合では、高身長を生かしたアクロバティックなプレーを披露し、士道のスタイルのモデルになったと推測されています。

一方で、激高しやすい性格でもあり、試合中の相手選手への暴力から退場を余儀なくされたことから、世間では「悪童」とも評されています。また、ビッグマウスの持ち主でもあり、どこか憎めない性格も士道のモデルや元ネタに採用されたでしょう。

ブルーロックの存続をかけたU-20代表戦にて、士道をチームに引き入れた糸師冴。異なる意味で性格に問題のある2人ですが、コンビとしての相性は抜群でした。試合後半で出場が認められた士道。冴のアシストを受けながら2ゴールを決めています。また、冴によって自身の実力が高められ、FLOW状態にも突入しています。

士道の性格を良く理解し、彼をコントロールすることができる冴との関係は、主従関係と呼べるでしょう。一方、士道からも好印象を持たれており、「下まつげ兄」と呼ばれています。チームメイトとしては最高のコンビである士道龍聖と糸師冴。しかし、相手チームにとっては、最強で最悪なコンビと呼べるでしょう。

糸師冴とは良好な関係を築いた士道龍聖でしたが、冴の弟・糸師凛との関係は最悪であり、顔をあわせるたびに喧嘩が勃発しています。3次選考のトライアウトにてチームAに選出された士道と凛。個人技で突っ走る士道とは対照的に、凛は全体を見渡して最適な状況を作ろうと試みます。しかし、プレースタイルの違いや相手への配慮に欠け、どうも馬が合いません。

試合中はことある事に衝突を繰り返し「邪魔」と言い合う士道と凛。試合終了後も2人の対立は続き、暴力沙汰となりました。このように、口を開けば喧嘩に発展するほど相性の悪い2人ですが、新英雄大戦では共にフランスを選んでいます。

アニメ声優の演技も相まって、凶暴なイメージが先行している士道龍聖（しどうりゅうせい）。彼の凶暴な性格も、イブラヒモビッチ選手がモデルと推測されるでしょう。一方で、士道龍聖は素直な性格とも評されています。以下では、士道龍聖（しどうりゅうせい）がいいやつと言われる理由や性格を考察しました。

糸師凛をはじめ、気に食わない選手には容赦なく暴力を振るう士道龍聖（しどうりゅうせい）。実在の選手がモデルと推測される彼の性格は一言でいえば「凶暴」、または「頭に血が上りやすい」とも表現できるでしょう。士道の凶暴性は初登場からすでに見られ、五十嵐栗夢に暴力を振るっていました。また、手出しの早さからまともな試合をさせてもらえず、問題行動を理由にレッドカードが出されています。

自身の性格がアダとなり、ブルーロック脱落が濃厚と思われた士道。絵心から処罰を受けても懲りることなく、U-20の選手へ殴りかかっています。しかし、個人としての能力や実力は非常に高く、問題行動さえおこさなければ、申し分のない選手でしょう。

初登場時から凶暴な性格を見せつけ、悪いイメージが先行してしまった士道龍聖。一方で、自分より優れた選手を賞賛するなど、素直な一面も見せています。3次選考のトライアウトにて、士道は烏と乙夜率いるチームBと対戦します。試合終盤、氷織のボールを受け取り、シュートを決めた潔世一。チームの勝利を決めた一撃に士道は賞賛の声をかけました。

さらに、潔のプレーを認めない発言をした凛に対し怒りを露わにし、暴力を振るっています。自信家な発言から、プライドの高さを伺える士道龍聖。しかし、自分より優れた相手を素直に認める公平な判断力も、彼の良い一面に挙げられるでしょう。

以下では、圧倒的なサッカーセンスを見せつけた、「ブルーロック」の士道龍聖（しどうりゅうせい）の強さや能力、FLOW状態についてネタバレ紹介します。

性格に問題があるものの、圧倒的なサッカーセンスでブルーロックの上位に君臨する士道龍聖（しどうりゅうせい）。高い身体能力を生かしたアクロバティックなプレースタイルを強みとしています。身長186cmと体格にも恵まれ、さらに俊敏な動きにも長けた士道。モデルと言われるイブラヒモビッチ選手と同様、誰にも真似できない桁外れなプレーが見どころです。

ブルーロックにおいて、身体能力の高さは必須条件ですが、士道龍聖の場合は他選手よりずば抜けたバケモノ級と言えるでしょう。フィジカルや俊敏さはもちろん、普通の選手ではためらってしまう体勢でのシュートがあげられます。U-20戦では、難易度の高いオーバーヘッドやジャンピングボレーを決めた士道。そのシュートは強力かつ正確なものです。

桁外れな身体能力と柔軟性を武器に、あらゆる角度から強力なシュートを放つ士道龍聖。彼の強さは、シュート力の他、空間感覚の高さも外せません。作中では、ゴールをハッキリ捉えずにシュートを決める「ノールックシュート」を披露しています。身体能力と空間感覚に優れた点が、士道を最強に押し上げているでしょう。

「サッカーは生命活動」と豪語するほど、サッカーに並みならぬ情熱を注ぐ士道龍聖。独自の哲学を持つ士道らしい考えに思えるでしょう。人間の本能のおもむくまま、サッカーに打ち込む士道。時には暴走してしまうものの、自分に忠実であるところも士道龍聖の強さとなっています。

士道龍聖のFLOW状態は、U-20戦にて糸師冴によって発現されました。冴からの挑戦となるパスを与えられ、それらに応えようとする士道。最高をゴールを想像しながらその時をじっと待ち、超感覚空間の精度も上げていきます。そして、己の能力が限界値を超えた時、士道の凄まじいプレーが発揮されました。通常であれば、ペナルティエリア内に限られていた士道の能力。

しかし、FLOW状態ではペナルティエリア外でも能力が発揮できるようになり、オーバーヘッドによるシュートを決めました。糸師冴によってFLOW状態に突入した士道龍聖。今後の伸びしろが期待できる1シーンとなったでしょう。

絵心甚八からは、ゴール率や個人技の高さを評価されていた士道龍聖。彼のスタイルは自己完結型であり、個人としての能力は非常に高いでしょう。しかし、サッカーは団体戦なので仲間との連携も重要です。連携プレーによる相乗効果が良い結果をもたらすことを、士道は理解できなかったでしょう。この点が、チームメイトへの暴力に繋がり、絵心から厳重な処罰を下されるきっかけになりました。

また、糸師冴のように、士道を理解して操作できる人間がブルーロックにはいませんでした。そのため、士道も巻き込んで良い方向へ導くことは難しいと考えていたでしょう。ブルーロックに入ってから、他選手への暴力行為が絶えなかった士道。処罰を受けても改善の兆しは見得ていません。絵心甚八にとって、士道龍聖は性格に難点があるゆえに扱いにくい選手だと認識しているでしょう。

以下では、問題行動さえ起こさなければ優秀な選手と評価されたであろう、士道龍聖（しどうりゅうせい）」の活躍シーンを紹介します。

初登場にも関わらず、さっそく他選手へアイアンクローを食らわせていた士道龍聖（しどうりゅうせい）。違う意味でのヤバい選手の登場に潔たちも動揺を隠せません。ブルーロックの凶暴キャラとして強烈なインパクトを放った士道。2次試験では己の強さを発揮し、3次選考進出を決めました。

三次選考は、U-20代表戦のスタメンをかけた選抜試験であり、まずは選手の適性検査を兼ねた世界選抜チームとの試合に挑みました。トライアウトの結果、士道龍聖はランキング2位となり、1位となった糸師凛と共にAチームに振り分けられます。高い身体能力と離れ技で潔を圧倒しながらも、彼のファインプレーを賞賛することも忘れない士道。一方、凛とはプレースタイルの違いから、試合中は衝突が絶えませんでした。

しまいには口喧嘩から取っ組み合いの喧嘩に発展し、凛に怪我を負わせてしまいます。さすがの絵心甚八もこの事態を重く受け止め、素行不良を理由に士道に処罰を下しました。その後、身体を拘束され、お仕置き室で監禁されることになった士道。U-20戦へのスタメン出場はもちろん、ブルーロックでの生き残りも危うい状況となりました。

実力の高さからスタメン出場を検討されていた士道でしたが、問題行動を理由にベンチスタートを余儀なくされます。その頃、U-20代表チームへ糸師冴が加わりました。日本チームの実力の低さから、この試合に乗り気ではなかった冴。そこで、自分が出場する条件として士道をチームに引き入れることを提示しました。U-20に加入後も暴力沙汰を起こした士道でしたが、後に試合出場を認められます。

ブルーロックイレブンとの試合という異例の事態を迎えた士道。試合前半はブルーロックの1点リードに終わりました。未知なるチームを前に危機感を募らせるU-20。主将のオリヴァ・愛空の懇願や糸師冴の意向により、士道の出場が認められました。試合後半戦、CFとして出場した士道はさっそくソロプレーを見せ、敵味方を混乱に陥れます。

同時に糸師冴と連携をはじめ、チームを同点に引き上げます。さらに、FLOW突入後にもう一点加点し、ブルーロックとの逆転に成功します。他選手では真似できないプレースタイルやシュート力に観客は沸き、士道龍聖の名が会場にとどろきます。一方、ブルーロック勢も負けていません。馬狼照英を投入し、巻き返しを図るブルーロックイレブン。

士道と冴の絶妙なコンビネーションをどう攻略するかが、勝敗の鍵を握っていました。試合終了まで残りわずかとなるも、得点はいまだ同点でした。U-20としてもあと1点が欲しい中、潔世一がミラクルシュートを放ち、ブルーロックイレブンが勝利を勝ち取ります。一方、勝利が確実と予想されていたU-20の敗北は大きな波紋を呼び、糸師冴は戦犯扱いされました。

このように、日本サッカー界を揺るがす一戦となったブルーロックとU-20戦。士道龍聖にとっては、広い意味で収穫の多い試合となったでしょう。自身の能力を高めてくれるMFと出会えたこと、さらに冴と連絡先を交換することも出来ました。

U-20代表戦終了から2週間は休暇となり、選手たちはそれぞれの時間を満喫しました。その間、ブルーロックでは新たなプロジェクトが立ち上げられ、選抜試験が本格化していきます。そして、休暇を終えたブルーロックは、最終選考「新英雄大戦（ネオ・エゴイスト・リーグ）」を始動します。U-20代表の選考を兼ねたこの試験には、ヨーロッパ5ヵ国の名門チームも参戦しました。

選手たちは、イングランド・ドイツ・フランス・スペイン・イタリアから任意でチームを選び、提示された年棒がランキングに反映されます。そして、全て試合を終えた時点でのランキングにて、上位23位内に入った選手がU-20日本代表として登録されます。士道龍聖は、ジュリアン・ロキが指導者ストライカーを務めるフランスチームを選択しました。

一方、フランス組には、犬猿の仲である糸師凛、烏旅人や剣城斬鉄などがいます。フランスチームでも圧倒的な強さを見せつけ、イタリア戦後の年俸は2000万円となりました。まだまだ試合は続くため、今後の試合結果や活躍によっては、士道の年棒も大幅に増額すると見込めます。

アニメへの登場も果たし、声優キャストにも注目が集まった士道龍聖（しどうりゅうせい）。サッカーを生命活動に例えるなど独特の価値観の持ち主です。以下では、声優キャストの演技にも期待が高まる、士道龍聖（しどうりゅうせい）の名言を紹介します。

2次選考にて、五十嵐栗夢とペアを組んだ士道龍聖（しどうりゅうせい）。御影玲王と國神錬介ペアとの一戦に挑む中で発せられたのが、この名言です。サッカーは士道の生命活動であり、サッカーに対する並みならぬ情熱を感じさせるでしょう。同時に、士道の独特の価値観も読み取れます。また、サッカー以外にも、フィールドは「キャンバス」、ゴールを「受精」とするなど、独自の表現方法を用いています。

急遽、U-20代表チームとして参戦する羽目になった士道龍聖。チームの巻き返しを目指して、後半戦にスタメン出場しました。最初こそ、プレーがうまくいかなかったものの、感覚を研ぎ澄ませることでゴールへの道筋を見いだします。以下の名言は、サッカーを「生命活動」と称する士道らしい表現でしょう。

2次選考の最初の試合にて玲王と國神ペアに勝利した士道。ブルーロックが明らかに異質な世界であることを理解していました。同時に甘い考えを持ち続けている限り、生き残ることはできないと感じていたでしょう。また、國神に対しても、自分の殻を破れない限り、脱落すると予感していたかもしれません。そして、2次選考終了後、國神は脱落を余儀なくされました。

しかし、ワイルドカードによって復活を果たし、ブルーロックに再び参戦しました。國神には以前のような優しさがなく、別人のようにふるまいます。普段は凶暴であるものの、核心を見抜く能力にも長けた士道龍聖。以下の名言からも、その点がうかがえるでしょう。

モデルになった選手やアニメ声優は誰かと、広い意味でもファンの注目を集める士道龍聖（しどうりゅうせい）。凶暴であるものの根は素直であり、どこか憎めないいいやつでしょう。以下では、士道龍聖（しどうりゅうせい）に関する感想や評価を紹介します。

モデルと推測される選手と同様、気性の荒さが目立つ士道龍聖。しかし、ファンからは他選手のプレーを認めるなど素直な一面も評価されています。また、ギャップのあるキャラクター性が好きとの感想もみられ、今後の活躍にも注目が集まっています。アニメ声優の演技も加わり、アニメでは凶暴な一面がさらに強調された士道。しかし、時折見せる素直さや名言がどのように表現されるのか、アニメ版への期待も高まっています。

アクロバティックなプレーはもちろん、サッカーに情熱を注ぐ名言・セリフの数々も支持される士道龍聖。アニメへの登場や声優キャストの声の良さから、人気が高まっています。アニメ声優やモデルの選手への関心が高まる中、見る者の心をつかむ名言やセリフも士道の魅力にあげられます。SNSでは士道龍聖のインパクトあるセリフをきっかけに好きになったとの声も見られ、士道のセリフは名言としても親しまれています。

作中では他選手とのトラブルが絶えない士道龍聖。彼の凶暴さもイブラヒモビッチ選手がモデルとも考察されています。一方、士道龍聖といえば、トップを争った糸師凛との対立も外せないでしょう。それぞれアニメ声優が発表され、2人の喧嘩のシーンがどのように描かれるのか、期待が高まっています。プレーだけでなく、サッカーに関する名言でも対照的であり、2人が対立シーンが好きとの声も見られます。

「ブルーロック」の士道龍聖（しどうりゅうせい）の性格やアニメ声優、モデルや名言などを紹介しました。モデルと推測される選手と同様、気性の荒さが玉にキズな士道。アニメ声優の演技も相まって、アニメでは凶暴性に磨きがかかったでしょう。しかし、自分より優れた選手を賞賛するなど、素直な一面も見せています。いわゆる好き嫌いがハッキリした性格であり、士道龍聖はいいやつだったと言えるでしょう。