【ダンまち】マリィの正体はゼノスのマーメイド？生き血の回復能力がすごい？

『ダンまち』には、マリィというかわいいキャラが登場します。マリィは作品の序盤には出番がなく、物語がだいぶ進んでから登場しました。本記事では、ダンまちのマリィの正体のネタバレや、活躍したシーンなどを詳しく解説します。まずは、ダンまちの作品情報と、マリィのプロフィールなどを見ていきましょう。

ダンまちは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の略称です。原作は大森藤ノさんによる小説で、GA文庫から単行本が発売されています。ダンまちは小説を原作をした漫画やゲーム、アニメなども制作されており、どれも人気の作品となっています。テレビアニメは、現時点で第4期まで放送されています。

ヘスティア・ファミリアの眷属の1人であるベル・クラネルは、冒険者になったばかりでした。早く強くなりたいと思っていたベルは、日々ダンジョンで鍛錬していました。ある日、ベルは身の丈にあわない階層に挑み、ミノタウロスに襲われてしまいます。そのときロキ・ファミリアのアイズ・ヴァレンシュタインに助けられ、彼女に一目惚れします。ベルはアイズに釣り合う冒険者をなることを決意し、大きく成長していくのでした。

ダンまちのマリィは、緑色の髪の毛と瞳が特徴的なかわいいマーメイドです。頭には、ピンク色の貝でできた髪飾りをつけています。肌の色はやや青みがかっており、耳は人間よりも少し尖っています。年齢は14歳で、主人公のベルと同い年です。身長や体重など、詳しいプロフィールはわかっていません。人間の言葉は理解できますが、理解度はそれほど高くないようです。

ベルが「マリィさん」とさん付けで呼んだときは、自分の名前は「マリィサン」ではないと訂正していました。言葉が拙いだけでなく中身も幼く、好奇心旺盛な性格をしています。初登場時に上半身裸でベルの前に現れたことからも、羞恥心という概念を持ち合わせていないことがわかります。

ダンまちのマリィの正体は、異端児（ゼノス）という存在です。異端児（ゼノス）とは、ダンまちの作中に登場するモンスターのことです。ただ、他のモンスターと違い、高い知性や理性を持ち合わせています。人間の言葉を理解する者や、人間よりも美しい姿をしている者も少なくありません。

異端児（ゼノス）たちは人間からだけでなく、他のモンスターたちからも異端の存在として扱われています。冒険者とモンスターの両方から狙われている異端児（ゼノス）たちは、普段は迷宮内の安全地帯に隠れ住んでいます。

ダンまちのマリィの正体は、マーメイドの異端児（ゼノス）でした。マリィの正体がわかったところで、続いてマリィの能力について見ていきましょう。異端児（ゼノス）は高い能力を持った者も多く、マリィにも特別な能力が備わっています。ここでは、ダンまちのマリィの能力のネタバレをまとめます。

マリィがダンまちの作中で最初に見せた能力は、生き血による回復です。モンスターとの戦いで傷を負ったベルを見て、マリィは自分の指を噛みちぎりました。そして、血が出た指をベルに無理やりくわえさせ、自分の生き血を飲ませました。すると、たちまちベルの怪我は治り、体力も回復したのでした。

マーメイドの生き血は、ダンまちの作中でもレアアイテムとして扱われているようです。マリィの生き血は体力を回復させるだけでなく、切断された足や腕すらつなげることが可能です。もしも腕や足などが切断されたとしても、切断面にマリィの生き血を吸わせれば切断部位をくっつけることができます。

ダンまちのマリィはマーメイドであるため、水中での移動が得意です。水中でも息が苦しくなることはなく、いつまでも泳ぎ続けていられます。マリィは戦闘能力は高くなく、モンスターとの戦闘ではあまり役に立ちません。

しかし、水中で素早く移動できるため、他の水棲モンスターに追いつかれることはありません。通常のマーメイドと比べても遥かに速いため、水中でマリィを捕まえることはほぼ不可能です。

ダンまちのマリィは、魅了という能力を持っています。魅了はその名の通り、他のモンスターを魅了してしまう能力です。格下のモンスターにしか効きませんが、自衛や逃走に役立ちます。作中では強化種モンスターを探していたベルのために、魅了を使ってモンスターの場所を見つけ出しました。他のモンスターたちから最強種の場所を聞いたマリィは、ベルをそこまで案内するのでした。

ダンまちのマリィは、物語がだいぶ進んでから登場します。ダンまちにはかわいい女性キャラが大勢登場しますが、マリィも他の女性キャラに負けず劣らずかわいいと評判です。正体がマーメイドの異端児（ゼノス）であるという設定も、マリィの魅力をさらに高めているといって良いでしょう。では、ダンまちのマリィは、ベルとはどのような関係にあるのでしょうか？ここでは、マリィとベルの関係や、作中での活躍のネタバレをまとめます。

ベルは初めての遠征時に、ダンジョンの25階層でマリィと出会いました。マリィは初めてベルに会ったときから、好感を抱いていたようです。マリィは警戒することなくベルの前に姿を現し、笑顔を見せていました。その後、ベルに抱きついたマリィは、ベルから仲間の異端児（ゼノス）であるレイやグロスの匂いを感じ取っています。

マリィはベルが異端児（ゼノス）と友好的であることを本能的に察し、仲間意識のようなものを感じていたのではないかと推察されます。その後、マリィが怖がっていた強化種をベルが倒したことで、マリィはさらにベルのことを好きになりました。

続いて、マリィがダンまちの作中でどのような活躍をしてきたか、マリィの活躍シーンのネタバレを紹介します。冒険者ベルが所属するヘスティア・ファミリアには、ギルドからの強制任務が課されることになりました。ヘスティア・ファミリアに課された任務の内容は、「ダンジョンの到達階層の更新」というものでした。もともとダンションへ行くつもりで準備をしていたベルたちは、渡りに船とばかりにダンジョンに挑むことになりました。

さらに任務以上の成果を求めるベルのために、ヘスティアは派閥連合を組むことにします。そして、タケミカヅチやミアハのファミリア、そしてアイシャを加えた一行は、ダンジョンへと旅立ちました。ダンジョンの中層までは、何の問題もなく順調に進みました。しかし、下層に足を踏み入れたベルたちは、そこでモスヒュージの強化種に遭遇します。この強化種との戦いにより、ベルは水の中に引き込まれてしまいます。

そのまま滝壺へと落下し、仲間たちと離れてしまいました。何とか陸へとたどり着いたベルは、下層最速のモンスターであるイグアスに襲われます。ベルは傷を負いながらも、イグアスの群れを撃退しました。ベルが一息ついていると、拍手の音が聞こえてきました。音がするほうに目をやると、そこには1人のマーメイドがいました。このマーメイドの正体こそが、異端児（ゼノス）のマリィでした。

マリィはベルとお互いに自己紹介をすませると、いきなり自分の指を噛みちぎってベルの口に突っ込みました。マリィは無理やり自分の生き血をベルに吸わせ、彼の怪我を治しました。その後、マリィは他のモンスターの声に怯え、安全地帯へと逃げ出します。ベルが後を追って行くと、そこには美しい声で歌を歌うマリィの姿がありました。ベルはマリィとの会話の中で、マリィが例の強化種のことを怖がっていることを知ります。

強化種を必ず倒すと約束するベルを信じて、マリィは強化種の居場所を探す決意をしました。そして、他のモンスターたちに魅了の能力を使い、強化種の居場所を聞き出したのでした。ベルはマリィと一緒にダンジョンを進みますが、途中で水路が途切れてしまいます。さらに、水棲モンスターに襲われたベルは、仕方なくマリィをお姫様抱っこしてその場から逃げ出しました。

抱っこされて陸路を走るという初めての経験に、マリィは大興奮してはしゃいでいました。ベルはマリィのおかげで無事仲間と合流することができ、強化種も倒すことができました。マリィはベルが強化種を倒すとこっそり顔を出し、手を振って自分の住処へ戻って行ったのでした。ここまでが、マリィの初登場時の活躍のネタバレです。マリィの出番はこれだけでなく、次のエピソードでも再び姿を現しました。

続いて、マリィの再登場時の活躍のネタバレをまとめていきます。強化種を討ち果たしたベルたちは、セーフティポイントである18階層で体を休めていました。すると、その18階層で殺人事件が起こります。容疑者として名前が上がったのは、エルフのリュー・リオンでした。リューが殺人などするはずないと信じて疑わないベルは、リューの容疑を晴らすためあえて討伐隊に参加しました。

リューが下層に向かったという目撃証言から、討伐隊も下層へと出撃します。25階層に着いたところで、一行は見張りに残るメンバーと27階層へ向かう捜索隊とに別れました。捜索隊に参加したベルは、そこでマリィの歌声を聞きました。そこで、捜索隊のメンバーから離れ、マリィと合流します。ベルはマリィにリューの居場所を尋ね、リューのもとまで案内を頼みました。

そして、ベルはリューと再会し、マリィは再び水の中に隠れました。その後、マリィはしばらく水の中で耳を塞ぎながら、外の怖い音から隠れるように身を潜めていました。しかし、マリィはベルに会いたい思いに突き動かされるように、ベルのもとへと向かいます。その頃ベルは、かつてリューの仲間たちを皆殺しにしたジャガーノートと戦っていました。ジャガーノートの力は凄まじく、ベルは腕を斬り落とされ、さらに首の骨まで砕かれます。

それでもまだ生きていたベルは、魔法によって起こった爆風によって水中に落とされました。水に沈んでいくベルを助けたのは、マリィでした。マリィは以前のように自分で手を噛みちぎり、斬り落とされたベルの右腕を復活させます。さらに自分の体をナイフで切り、大量の生き血でベルを包んで彼を全回復させました。ベルはマリィに抱きつくことで感謝を伝え、ジャガーノートとの戦闘に戻っていきました。

マリィは、ダンまちのアニメ4期で登場しました。マリィのアニメの声はかわいいと評判で、ファンからも高評価を得ていました。アニメでダンまちのマリィの声を担当したのは、声優の福積沙耶さんです。福積沙耶さんとは、どのような声優でしょうか？ここでは、福積沙耶さんのプロフィールと、主な出演作品や演じたキャラを紹介します。

福積沙耶さんは、9月26日生まれのO型です。愛知県の出身で、現在はEARLY WINGに所属しています。福積沙耶さんは2018年に声優ユニットのteaRLoveの一員となり、「瞬間シンクロニティ」や「ソライロメロディ」などの楽曲に参加しています。2019年3月まではWITH LINEに所属していましたが、その後移籍してEARLY WINGの準所属となりました。趣味や特技には、ネイルアートやマッサージ、動画撮影などを上げています。

福積沙耶さんは、これまでに『現実主義者の王国再建記』の四歩や、『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』のジェシカ、『WIXOSS DIVA(A)LIVE』の明日平和 （ヒラナ）などを演じてきました。ゲームでは、『輝星のリベリオン』の四野森あかり、『天空のクラフトフリート』のレクト、『ラストピリオド -巡りあう螺旋の物語-』のオパールなどを担当しています。

ダンまちのマリィには、「かわいい」という感想が多く寄せられていました。マリィの無邪気な様子や、ベルを振り回す姿にも「かわいい」という声が上がっていました。マリィはアニメでは第4期にしか登場しませんが、ファンの間ではアニメ4期のメインヒロインとして捉えられているようです。

原作がある作品の登場人物は、原作とアニメで印象が異なることがあります。小説ではマリィをかわいいと思わなかった人も、アニメのマリィには「かわいい」という感想を抱いたようです。アニメのマリィはたどたどしい喋り方がかわいいと人気で、声優である福積沙耶さんの演技が大きな影響を与えているといえるでしょう。

ダンまちのマリィには、「チートすぎ」というコメントも見られました。マーメイドであるマリィには、生き血による回復能力や歌声による魅了の能力などがあります。特に回復能力は凄まじく、瀕死状態のベルも全回復させてしまいました。これらの能力には、思わず驚いてしまった人が大勢いたようです。

ダンまちのマリィの正体や活躍シーンのネタバレ、能力やアニメの声優などをまとめました。ダンまちのマリィは優れた回復能力で、ピンチに陥ったベルを助けました。マリィは水中からは出られないため、登場シーンは限られています。今後もマリィの出番があるか、ダンまちの小説やアニメで確認してみてください。