【マイホームヒーロー】鳥栖家の人物と正体（カルト教団）をネタバレ！死亡者は？

「マイホームヒーロー」は、2023年9月に累計発行部数が330万部を突破した人気クライムサスペンス漫画です。多くの人から人気を集めている「マイホームヒーロー」は、週刊ヤングマガジンで2017年から連載スタート。芸能人のファンも多く、テレビ番組などで紹介され話題を集め続けている山川直輝（原作）・朝基まさし（作画）の人気漫画です。

「マイホームヒーロー」は、平凡な中年サラリーマンが、ある日突然犯罪に巻き込まれてしまうクライム・サスペンス漫画です。「世界観が面白い」・「先の読めない展開が面白い」と人気を獲得し、2023年4月にアニメ「マイホームヒーロー」が放送されています。

「マイホームヒーロー」の人気は漫画やアニメだけにとどまらず、2023年10月には実写ドラマ「マイホームヒーロー」が放送予定です。その上、2024年には同じキャストでの実写映画の公開も予定されている人気作品です。

鳥栖家の正体が明らかになるマイホームヒーローの第2部のあらすじを、ネタバレしていきましょう。主人公の哲雄の娘の零花は、ある日、鳥栖家の遺産相続人に選ばれました。零花は、この情報を聞きつけた半グレ集団に、ターゲットにされてしまいます。そんな中、零花は、大学生を装った半グレ集団のメンバーの信に騙されて、どこかに拉致されてしまうのでした。

鳥栖家（とすけ）は、マイホームヒーローの主人公である鳥栖哲雄の妻である歌仙（かせん）の実家です。歌仙の実家の鳥栖家は、「和服の鳥栖」という呉服屋を営んでいる資産家です。歌仙は、哲雄との結婚を反対され、哲雄と駆け落ちをしたために、現在実家の鳥栖家とは絶縁状態になっています。

「マイホームヒーロー」の第2部（6巻〜17巻）には、歌仙が絶縁状態にある鳥栖家の人物が多数登場しています。そんな鳥栖家の人物たちを、一覧にまとめて紹介していきましょう。

鳥栖郷一郎（とすごういちろう）は、歌仙の父親であり、表向きの仕事は、呉服屋「和服の鳥栖」の5代目当主です。一方で、鳥栖郷一郎には裏の顔があり、神道系カルト教団の教祖でもあります。力強い言葉で、人々を集め、従わせる能力に長けているキャラクターです。

鳥栖天照（とすてんしょう）は、歌仙の母親であり、神道系カルト教団のシンボルです。鳥栖天照は、自身を霊に憑依される「オガミメ」と自称し、祭祀を行っています。ガンを患っていますが、通院していないため、先は長くないと考えられているキャラクターです。

鳥栖胡蝶（とすこちょう）は、歌仙の異母姉です。郷一郎が、天照と出会う前に見合いをした女性の聡子との娘であり、呉服屋「和服の鳥栖」で仕事をしています。事実上、呉服屋を取り仕切っている経営者であり、歌仙の娘である零花を遺産相続人に決定した1人です。

鳥栖次郎（とすじろう）は、郷一郎の弟で、洋二の父親です。鳥栖家や教団に都合の悪いことが起こった時のために、ヤクザ組織を率いている裏のリーダー的存在です。マネーロンダリングや、違法売買などの仕事を率先して行い、非合法なやり方で教団の資金を稼いでいます。一方で、兄の郷一郎とは折り合いが悪く、密かに教団を乗っ取ろうと考えている人物です。

鳥栖洋二（とすようじ）は、次郎の息子で、歌仙の従兄弟であり、郷一郎の甥っ子です。教団の裏にいるヤクザであり、教団がある村の用心棒のような仕事もしています。教団の教えは全く信じておらず、父と一緒に教団の資金をいずれ乗っ取ろうと企んでいる武闘派のキャラクターです。

鳥栖家の人物のプロフィールや、教団での仕事などを紹介してきましたが、鳥栖家で死亡した人物についてもネタバレしていきましょう。結論からいうと、教団に関わっていた鳥栖家の人物は、全員が死亡しています。

鳥栖家の死亡者一覧

• 鳥栖郷一郎：哲雄に、頭を撃たれて死亡
• 鳥栖天照：窪に刺されて、死亡
• 鳥栖胡蝶：大量殺戮事件に巻き込まれて、死亡
• 鳥栖次郎：爆弾の犠牲になり、死亡
• 鳥栖洋二：窪に射撃されて、死亡

マイホームヒーローの鳥栖家の正体（カルト教団）について、詳しくネタバレしていきましょう。鳥栖家の正体をネタバレの1つ目が、「鳥栖家の仕事は？カルト教団？」です。鳥栖家の仕事は、表向きは呉服屋「和服の鳥栖」を営んでいます。しかし、鳥栖家の裏の仕事は、カルト宗教団体です。

鳥栖家は、群馬県の山の中で宗教団体を設立しています。宗教団体を設立するきっかけになったのが、歌仙の父親である郷一郎です。郷一郎は、神と話すことができるといった天照の魅力に惹かれていきます。その後、婚約者の聡子と別れ天照と結婚し、宗教団体を設立させました。

鳥栖家の正体をネタバレの2つ目が、「カルト教団信者は隔絶された村で生活していた」です。宗教団体を設立した郷一郎は、家族と信者たちと共に、外部の情報から隔絶された群馬の山奥で生活を始めました。カルト教団信者は、「外部の人間は悪だ」と教え込まれています。

そのため、テレビやラジオといった情報はもちろん、ガスや電気も無い村で農作業をしながら生活をしていました。村にいる子供も学校などには通わせてもらえず、カルト宗教独自の教えで、子どもたちを教育しています。

鳥栖家の正体をネタバレの3つ目が、「カルト教団は50億円以上を貯めていた？」です。郷一郎が運営している宗教団体は、村で過ごしているにもかかわらず50億円以上の資産を溜め込んでいました。宗教団体の資金は、主に和服の鳥栖の売上です。和服の鳥栖で扱っている着物は、村の信者が制作したものですが、信者には金銭を渡していません。胡蝶が、信者の通帳やカードを全て管理しているためです。

それに加え、次郎は違法植物などを販売するといった非合法な仕事をしています。この仕事によって、次郎は金銭を獲得し、教団の資金を増やしています。呉服屋や、違法な仕事で手に入れた金銭は、次郎がタックスヘイブンにある銀行に送金し、マネーロンダリングをしています。こうして、50億円以上を溜め込んでいました。

鳥栖家の正体をネタバレの4つ目が、「郷一郎と次郎の対立関係」です。郷一郎と次郎は、手を組んで宗教団体を運営しているようにも思えますが、実際仲はよくありません。郷一郎の傲慢さに嫌気が差した次郎は、宗教団体から抜けようとします。

しかし、郷一郎はそれを許さず、次郎の一家に毒を盛った過去がありました。そのことがきっかけになり、次郎は表向きには、郷一郎を支えています。しかし裏では、「いつか宗教団体を乗っ取ってやろう」と考えており、対立しています。

鳥栖家の正体をネタバレの5つ目が、「歌仙は絶縁状態だった？」です。歌仙は、郷一郎と天照の娘であり、幼少期から世間から隔絶された村で育ってきました。しかし、村で過ごしていく中で、「教団の教えはおかしいのではないか？」と不信感を抱いていきます。

不信感に耐えきれなくなった歌仙は村から逃げ出し、哲雄と出会いました。哲雄は歌仙の話を聞いて、「歌仙が育った村は、カルト集団だ」と判断し、歌仙を助けようとします。歌仙は村に連れ戻されてしまいますが、その後哲雄と歌仙は大学で、再会しています。その後、2人は惹かれ合い、教団の反対を押し切って駆け落ちのように結婚。そのため、歌仙と鳥栖家は絶縁状態にありました。

マイホームヒーローの鳥栖家の人物や、鳥栖家の正体であるカルト教団などについて深掘りしていきましたが、そんな鳥栖家には多くの謎が存在しています。そこで、鳥栖家の謎についても考察していきましょう。

鳥栖家の謎の1つ目が、「鳥栖家が零花を多額の遺産相続人に指名した理由」です。この理由の1つ目が、零花を取り込むためではないか？と考察されています。

カルト教団のシンボルでもある天照は、がんを患っていながら、教団の教えに従い病院で治療をしようとはしませんでした。オガミメである天照の命が長くないことに、危機を感じた郷一郎は、後継者になるオガミメを探していたと考察されています。そのため「零花をオガミメにするために、零花を遺産相続人に指名し、教団に取り込もうとしたのではないか？」といった声が多くあがっています。

もう1つの理由は、「歌仙もオガミメにしようとしていた？」です。歌仙は、娘の零花を教団に引き入れないために、鳥栖家に直談判をしにいきますが、話し合いは難航します。話の決着がついていないにも関わらず、郷一郎は歌仙が村に戻ったと歓迎し始めました。「こうして村の信者に伝えることで、歌仙をオミガメにしようとしたのではないか？」と考察されています。

鳥栖家の謎の2つ目が、「鳥栖郷一郎が哲雄によって殺害された理由」です。実は、郷一郎は零花の名前を出して、歌仙を脅していました。郷一郎は、歌仙をオガミメにした後、次のオガミメとなる後継者についても考えていました。そこで、郷一郎は、歌仙に子供を産ませて、歌仙の子供をオガミメの後継者にしようと考えます。

オガミメの存在を絶やないために、郷一郎は娘である歌仙に関係を迫ります。歌仙は当初拒否していましたが、「歌仙が受け入れないのであれば、零花と肉体関係をもつ」と脅していたのです。その後、歌仙に薬を飲ませ、無理やり肉体関係を結ぼうとします。

歌仙は、薬の影響で意識朦朧としながらも、「自分が受け入れるから、零花には手を出さないで」と郷一郎に泣きながら懇願していました。このやり取りを見た哲雄は、いても立ってもいられず、郷一郎を射殺してしまいます。こうした経緯から、哲雄が郷一郎を殺害した理由は、「大切な家族を、教団から護るため」だと考察されています。

鳥栖家の謎の3つ目が、「鳥栖家のモデルとなった宗教」です。鳥栖家のモデルとなった宗教は公表されてませんが、読者の間では「幸福会ヤマギシ会が、鳥栖家のモデルとなっているのではないか？」と考察されています。幸福会ヤマギシ会は宗教団体ではなく、農事組合法人です。

幸福会ヤマギシ会では、所有の概念を否定し、農業や牧畜業を基盤にしています。そのため、「幸福会ヤマギシ会の思想や概念を、鳥栖家のモデルにしているのではないか？」といった声が上がっています。しかし、「幸福会ヤマギシ会は、カルト教団ではないためモデルとなった宗教はないのでは？」といった声も上がっています。

「マイホームヒーロー」の第2部では、歌仙の実家である鳥栖家の正体が明らかになりました。鳥栖家の正体が徐々に明らかになっていく中「歌仙の実家の鳥栖家がやばすぎる」・「鳥栖家の人たち、みんな狂ってて、怖すぎる」・「半グレ集団より、鳥栖家が怖い」といった声が多くあがっています。その上で、「なんでこんなやばそうな鳥栖家に、半グレは手を出したの？」といった声も上がっています。

「マイホームヒーロー」に登場する鳥栖家は、「狂っている・やばい」といった声が多く上がっていますが、そんな鳥栖家の人物の中でも、「郷一郎がやばすぎる」といった声が多くあがっています。「天照のオガミメに魅了された郷一郎がやばい」・「実の娘や孫に手を出そうとするところが狂ってて、気持ち悪い」といった声も上がっています。

「マイホームヒーロー」の主人公の妻である歌仙は、「謎が多い」といった声があがっていた人物です。第2部で徐々に実家の鳥栖家の存在が明らかになると、「あんな家で幼少期を過ごしていたら、何事にも動じないのも納得」といった声が多くあがっています。その上で、「鳥栖家のヤバさを知ったため、より歌仙を応援したくなった」といった声も上がっており、人気を集めています。

マイホームヒーローに登場する鳥栖家は、歌仙の実家であり、呉服屋「和服の鳥栖」を営んでいます。しかし、鳥栖家の正体は、オガミメをシンボルにしたカルト集団です。鳥栖家の人物や、鳥栖家の正体、鳥栖家の謎の考察などを見て気になった方は、一度「マイホームヒーロー」を見てみてはいかがでしょうか？