【ブルーロック】烏旅人の声優は古川慎！出演作品や演じたアニメキャラクターは？

『ブルーロック』の烏旅人は「凡やな」が口癖の選手です。人気が急上昇しているキャラクターであり、その実力と性格にも注目が集まっています。そこで、ここからは烏旅人の能力や名言、他キャラとの関係を交えつつ、その声優・古川慎さんのプロフィールをはじめ出演作や演じたキャラクターをまとめていきます。それではまず、ブルーロックの作品情報から見ていきましょう。

『ブルーロック』は講談社が発行する週刊少年漫画雑誌『週刊少年マガジン』にて2018年8月1日より連載されているサッカー漫画です。高校生を中心とするサッカー漫画ですが、部活とは異なり、失格者は日本代表入りの資格を永久に失うという条件が課せられた、ブルーロックと呼ばれる施設での試験を受けるといったデスゲーム要素を汲む作風を持っています。

ここではブルーロックのあらすじを簡単に紹介します。舞台はブルーロックと呼ばれる施設です。そこでは日本フットボール連合により各地から召集されたFW300名が、日本代表となる権利をかけて試合をおこなっていました。主人公・潔世一もその一人です。潔は「世界一のストライカー」になるべく、入寮テスト「オニごっこ」、一次選考「総当たりリーグ戦」、二次選考、三次選考などの試験に挑みます。

ブルーロックの烏旅人（からすたびと）は、泣きボクロと関西弁が特徴のキャラクターです。見た目は頭から羽が生えているような髪型と泣きボクロが特徴。趣味は人間観察です。ブルーロックでは「殺し屋」「分析屋」などとあだ名がついています。分析力は折り紙付きで、氷織の心理状況をプレーで見抜きました。また、氷織のこぼした言葉に対して「まずは自分に『期待』しろ」と的確なアドバイスを残しています。

烏旅人はブルーロックの漫画11巻の第39話「集結」にて初登場しました。2次選考が終了し勝ち残ったメンバーが集結するシーンにて、烏旅人は乙夜影汰や雪宮剣優と同じチームのメンバーとして登場します。その後Bチームの代表として試合を重ねていき、主人公・潔世一や士道龍聖、糸師凛がいるAチームと対戦することとなった烏は、チームの弱点が潔であると判断し執拗にマークし始めました。

しかし、潔がチームの中で機能し始めたことによりチームが活性化し始めてしまいます。烏はそれに気づいたものの、結果的に潔のゴールが決定打となり、烏のBチームは負けてしまいました。そして3次選考終了後、烏はU-20日本代表戦でのスタメンに選ばれます。

烏旅人の能力は、分析力、ボールキープ力の2つが挙げられます。まず、烏は鋭い分析力の持ち主で、マークした相手の弱点を見抜き、徹底的に追い詰める戦いを好むことから「殺し屋」の異名で恐れられています。3次選考の適性検査の試合では、相手チームの弱点を見抜くために始めは攻撃に加わらず、じっと相手チームのプレーを観察していました。

そして、弱点を見抜いてから攻撃に加わり、潰しにかかっています。次にボールキープ力ですが、烏は絵心からボールキープ力はブルーロック内でNo.1と評されるほど高いです。また、ボールをキープするために必要なフェイント技術にも優れています。実際に試合では潔＆士道＆七星との3対1、潔＆士道との2対1でもボールをキープしていました。

弱点を見抜き、そこを執拗に攻撃することから「殺し屋」「分析屋」などのあだ名で呼ばれる烏旅人。ブルーロックのアニメでは、声優・古川慎さんが烏旅人の声を演じました。では、ここから烏旅人のアニメ声優・古川慎さんのプロフィールと経歴を詳しく見ていきましょう。

ブルーロックのアニメにて烏旅人の声を務めた古川慎さんは、芸能事務所「トイズファクトリー」所属の声優・歌手です。公式プロフィールにはそれぞれ生年月日は1989年9月29日、出身地は熊本県とあります。ファンからは「まこにゃん」「まこらどん」「まこっちゃん」「どんちゃん」などの愛称で呼ばれているようです。

古川慎さんは2011年より声優としての活動をスタートさせています。デビュー作は『武装中学生』の吉野サトシです。2013年には『ゴールデンタイム』の多田万里役でテレビアニメ初主演を務めています。声優の仕事を目指すきっかけは、『新機動戦士ガンダムW』のヒイロ・ユイを充てた声優・緑川光の声に憧れたことだそうです。

『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』の白銀御行や『ワンパンマン』のサイタマなどでおなじみの古川慎さん。アーティストとしても活躍しており、妖艶な声を使い分ける実力派声優です。では、ここから古川慎さんの出演作や演じたキャラクターを一覧で見ていきましょう。

• アニメタイトル：かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～
• ジャンル：青年漫画、学園、ラブコメ、ギャグ
• 監督：畠山守
• シリーズ構成：中西やすひろ
• アニメーション制作：A-1 Pictures
• 放送期間：：2019年1月12日 - 3月30日（第1期）、2020年4月11日 - 6月27日（第2期）、2022年4月9日 - 6月25日（第3期）、2023年4月1日 - 4月3日（TVSP）

烏旅人の声優・古川慎さんの主な出演作一つに、赤坂アカ先生による同名の漫画を原作としたアニメ『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』があります。『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』は生徒会長・白銀御行と副会長・四宮かぐやによる恋愛頭脳戦を描いたラブコメ作品です。

『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』にて、声優・古川慎さんは白銀御行（しろがねみゆき）というキャラクターを演じました。白銀御行は本作の主人公の一人です。偏差値77前後と高い学力レベルを誇る学園内で常に成績1位を維持するほど頭が良く、「天才であることを」を自認していますが、極度の睡眠不足により目にクマができるほどの長時間勉強に励んでいます。性格は天観察好きのロマンチストで面倒見が良いです。

• アニメタイトル：ワンパンマン
• ジャンル：ヒーロー、アクション、ギャグ
• 監督：夏目真悟（第1期）、櫻井親良（第2期）
• シリーズ構成：鈴木智尋
• アニメーション制作：マッドハウス（第1期）、J.C.STAFF（第2期）
• 放送期間：2015年10月5日 - 12月21日（第1期）、2019年4月10日 - 7月3日（第2期）

烏旅人の声優・古川慎さんの主な出演作一つに、ONE先生による同名の漫画を原作としたアニメ『ワンパンマン』があります。ワンパンマンは最強の主人公サイタマがあらゆる敵をワンパンで倒してしまうというギャグ系アクション作品です。ワンパンマンにて、声優・古川慎さんはサイタマを演じました。サイタマは本作の主人公にして最強のキャラクターです。

引き締まった筋肉質の身体の持ち主ですが、トレーニングのし過ぎで頭髪が全て抜け落ちて、スキンヘッドになってしまっています。ヒーローとしてさまざまな強敵を倒していますが、「ヒーローはたとえ孤独で勝ち目がなくても民衆のために戦うもの」という信念の下に行動しているため、その功績を知る人物はほとんどいません。その戦闘力は神の怪物を軽く凌駕するほどです。

• アニメタイトル：転生したらスライムだった件
• ジャンル：異世界ファンタジー
• 監督：菊地康仁（第1期）、中山敦史（第2期）
• シリーズ構成：筆安一幸
• アニメーション制作：エイトビット
• 放送期間：2018年10月2日 - 2019年3月26日（第1期）、2021年1月12日 - 3月30日（第2期第1部）、2021年7月6日 - 9月21日（第2期第2部）

烏旅人の声優・古川慎さんの主な出演作一つに、伏瀬先生による同名のライトノベルを原作としたアニメ『転生したらスライムだった件』があります。転生したらスライムだった件はスライムとして異世界に転生した三上悟ことリムル＝テンペストの活躍を描いた異世界ファンタジー作品です。転生したらスライムだった件にて、声優・古川慎さんはベニマルというキャラクターを演じました。

ベニマルは主人公リムルの配下です。元は大鬼族（オーガ）の里を治めていた族長の息子でしたが、リムルの名付けにより鬼人族へ進化しています。好戦的でやや短気な性格をしている一方、忠誠心がとても高く他の同胞と比べれば自制が効くため、リムルから篤い信頼を寄せられていました。そのためリムルから全軍の指揮権を与えられています。

• アニメタイトル：オッドタクシー
• ジャンル：ミステリ
• 監督：木下麦
• アニメーション制作：P.I.C.S.、OLM Team Yoshioka
• 放送期間：2021年4月6日 - 6月29日

烏旅人の声優・古川慎さんの主な出演作一つに、P.I.C.SとOLMの共同制作によるアニメ『オッドタクシー』があります。オッドタクシーは主人公のタクシードライバー・小戸川を中心とした群像劇です。オッドタクシーにて、声優・古川慎さんは山本冬樹（やまもとふゆき）というキャラクターを演じました。

山本冬樹はミステリーキッスのマネージャーです。容姿端麗で身長が高いものの、本人はそれを自覚していません。本物の三矢ユキの死体遺棄に加担していたため、最終話にて三矢ユキ殺害・死体遺棄の容疑で逮捕されてしまいます。

• アニメタイトル：吸血鬼すぐ死ぬ
• ジャンル：ギャグ
• 監督：神志那弘志
• シリーズ構成：菅原雪絵（第1期）、鷹目利（第2期）
• アニメーション制作：マッドハウス
• 放送期間：2021年10月4日 - 12月20日（第1期）、2023年1月9日 - 3月27日（第2期）

烏旅人の声優・古川慎さんの主な出演作一つに、盆ノ木至先生による同名の漫画を原作としたアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』があります。吸血鬼すぐ死ぬは吸血鬼退治人ロナルドとすぐ死んで灰になるザコ吸血鬼度ラルクの活躍を描いたギャグアニメです。吸血鬼すぐ死ぬにて、声優・古川慎さんはロナルドを演じました。

ロナルドは本作のもう一人の主人公です。吸血鬼退治人（バンパイアハンター）で、ロナルド吸血鬼退治事務所を運営しています。ドラルクたちが起こすトラブルに頭を悩ませる苦労人気質です。性格は短気ですぐ暴力でトラブルを解決しようとするところがあるものの、根は心優しい青年でした。

• アニメタイトル：BANANA FISH（バナナフィッシュ）
• ジャンル：クライム、アクション、ハードロマン、サスペンス
• 監督：内海紘子
• シリーズ構成：瀬古浩司
• アニメーション制作：MAPPA
• 放送期間：2018年7月 - 12月

烏旅人の声優・古川慎さんの主な出演作一つに、吉田秋生先生による同名の漫画を原作としたアニメ『BANANA FISH』があります。BANANA FISHはボスとしてニューヨーク・ダウンタウンのストリートキッズグループを統括する主人公アッシュ・リンクスとその友人たちの活躍を描いたハードロマン作品です。BANANA FISHにて、声優・古川慎さんはショーター・ウォンというキャラクターを演じました。

ショーター・ウォンは少年刑務所時代からのアッシュの親友です。中国系アメリカ人。気さくで仲間思いな性格をしており、ニューヨークのチャイナタウンに住む不良少年たちから慕われていました。見た目は真ん中だけモヒカンの髪型にサングラスを付けているのが特徴です。原作ではごく初期だけモヒカン頭もりました。

• アニメタイトル：憂国のモリアーティ
• ジャンル：ハードボイルド、クライム・サスペンス
• 監督：野村和也
• シリーズ構成：雑破業、岸本卓
• アニメーション制作：Production I.G
• 放送期間：2020年10月11日 - 12月20日（第1クール）、2021年4月4日 - 6月27日（第2クール）

烏旅人の声優・古川慎さんの主な出演作一つに、竹内良輔（構成）、三好輝（漫画）による同名の漫画を原作としたアニメ『憂国のモリアーティ』があります。憂国のモリアーティはイギリスの作家であるコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、ホームズの宿敵であるモリアーティ教授を主役に据えた物語を展開したクライム・サスペンス作品です。

憂国のモリアーティにて、声優・古川慎さんはシャーロック・ホームズというキャラクターを演じました。シャーロック・ホームズは自称、世界でただ一人の「諮問探偵（コンサルティングディテクティブ）」です。ノアティック号での事件でただ一人、事件を裏で操っている者の存在に気付いていますが、それが階級社会に疑問を抱かせるウィリアムたちの計画の英雄として担がれることとなったきっかけを生んでいます。

先にブルーロックの烏旅人のアニメ声優・古川慎さんのプロフィールをはじめ、出演作や演じたキャラクターをまとめてきました。そこで気になるのが、ブルーロックのアニメにおいて古川慎さんはどのようなセリフを残すのか？ということです。では、ここから古川慎さんが声を演じる烏旅人の名言をいくつか見ていきましょう。

烏旅人はブルーロックの漫画12巻98話「曲者」にて上記の名言を放っています。烏が適性試験の試合に出場し、潔との1on1をおこなった際に放ったセリフです。烏は「勝つこと」に重きを置いています。相手が勝てる相手と判断したうえで、自ら勝負を挑んでいくという作戦は、勝負の世界において勝率を上げるためには正しい判断といえます。ちなみに名言を放った直後に「相手の強みと戦いにいってもしゃあない」と発言しています。

烏旅人はブルーロックの漫画12巻99話「殺し屋と忍者」にて上記の名言を放っています。潔、士道の2人によるディフェンスを躱してシュートを決めた際に放ったセリフです。「殺し屋」の異名通りの発言といえるでしょう。ちなみにこの名言を放ったシーンは98話の終わりに描かれているため、烏の強キャラ感が増しています。

ブルーロックの烏旅人は関西人らしく「ボケ」「アホ」が会話の中で出てきたり、ブルーロックメンバーに対して的確なツッコミを入れたりしています。そこで、ここからは烏旅人と氷織羊、乙夜影汰との関係を詳しく紹介していきます。

ブルーロックの氷織羊（ひおりよう）は、水色の髪に中世的な顔立ちが特徴の選手です。高精度なパスやボールキープを得意としています。また、分析能力も非常に高いです。氷織と烏はブルーロック参加以前から同じ関西のクラブチーム「バンビ大阪ユース」に所属していました。烏はこのころから氷織の高い身体能力やボールタッチを認めています。

その一方で、氷織のゴールに対する執念には疑問を持っていました。氷織はサッカーを好きでやっているわけではなく、両親のトップアスリートになって欲しいという期待に応えるためにやっているに過ぎなかったのです。烏はそのような氷織に対して、他人の眼を気にせずに自分に期待するべきだとアドバイスしました。U-20日本代表戦の後半では氷織が途中出場し、烏とパスを回しながらゴールへ向かっています。

ブルーロックの乙夜影汰（おとやえいた）は、アシンメトリーにメッシュの入った髪型が特徴の選手です。「忍者」という異名の持ち主で、俊敏性と動き出しを武器としています。三次選考の適性試験ではTOP6入りを果たし、烏とともにチームB代表に選出されました。

烏がNo.3、乙夜がNo.4としてBチームの代表となっています。フェイント技術と腕を使い、自身に有利な領域を確保しながらボールをキープするという烏の特技と乙夜の高い俊敏性は非常に相性が良いです。烏のボールキープで相手を引きつけ、乙夜の俊敏性を活かした抜け出しでゴールを奪います。このプレーはブルーロック内ではNo.1のコンビネーションと言われていました。

ここまで烏旅人のプロフィールや名言、他キャラとの関係を交え、そのアニメ声優・古川慎さんの経歴や出演作、演じたキャラクターなどを紹介してきました。では、最後に烏旅人の声優・古川慎さんに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

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本記事ではブルーロックのアニメにて烏旅人の声を務めた声優・古川慎さんについて、プロフィールをはじめ出演作品や演じたアニメキャラクターなどを交えて紹介してきました。ブルーロックのアニメを見る際は、本記事のまとめを参考にしつつ、烏旅人の声や性格に注目していただければ幸いです。また、烏旅人のアニメ声優・古川慎さんの出演作や演じたキャラクターもぜひチェックしてみてください。