【キングダム】伍のメンバーキャラ一覧！蛇甘平原の戦いでの活躍や結末は？

『キングダム』の蛇甘平原の戦いは主人公・信の初陣となりました。信は羌瘣らとともに伍を組み大活躍しています。では、信と同じ伍のメンバー・キャラは誰なのか？ここからは伍の蛇甘平原の戦いでの活躍や結末を交え、伍のメンバー・キャラについてまとめていきます。それではまず、キングダムの作品情報から見ていきましょう。

• 漫画タイトル：キングダム
• ジャンル：青年漫画、戦国時代 (中国)、中国時代劇
• 作者：原泰久（はらやすひさ）
• 掲載誌：週刊ヤングジャンプ
• 発表期間：2006年1月26日
• 巻数：既刊69巻（2023年7月時点）
• アニメ情報（第1シリーズ）：神谷純（監督）、荒川稔久（シリーズ構成）、ぴえろ（アニメーション制作）、2012年6月4日～2013年2月25日（放送期間）
• アニメ情報（第2シリーズ）：岩永彰（監督）、荒川稔久（シリーズ構成）、ぴえろ（アニメーション制作）、2013年6月8日～2014年3月2日（放送期間）

『キングダム』は集英社が発行する週刊青年漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』にて連載中の漫画作品です。では2006年9号より週刊ヤングジャンプにて連載がスタートしています。単行本は2023年7月時点で69巻が刊行されており、累計発行部数は9900万部以上を記録しました。

ここでは本記事で紹介する伍の初登場回、キングダムの蛇甘平原編（5巻～7巻）のあらすじを簡単に紹介します。魏の要衝・滎陽に向けて侵攻中の秦軍に従軍する主人公・信。信は羌瘣や尾平たちと伍を組み進軍していました。しかし、魏軍総大将・呉慶による戦略によって秦軍は後手に回ってしまいます。そして、両軍は蛇甘平原で激突、信の所属する第4軍は魏軍に対し突撃することとなり…

伍（ご）とは、歩兵の五人を一組にした軍隊の単位のことです。五人のうちの一人は「伍長」として残り4人のリーダーを担います。同じ伍になったメンバーは、戦場で常に行動を共にする必要があるため、可能な限り信頼できる者と伍を組まなければなりません。

信の初陣となった蛇甘平原の戦いですが、信は伍が何なのかも知らない状態だったため、伍を作ろうとするもなかなか人が集まらず手間取っていました。そのため信は残った人を集めて伍を作っています。では、ここからキングダムの信と同じ伍のメンバー・キャラについて一覧で詳しく紹介していきます。

• 名前：澤圭（たくけい）
• 年齢：30歳（推定）
• 武功や階級：飛信隊伍長→什長→二百人将
• 武器：槍

キングダムの信と同じ伍のメンバー・キャラ一覧、1人目は澤圭（たくけい）です。澤圭は秦軍第四軍の伍長を務めています。伍長は、歩兵の中では位が高いものの、頼りない外見と自信なさげな性格により澤圭には人が集まってきません。しかし、澤圭が率いる伍は今まで一人も死者が出ておらず、弱者なりの戦い方を熟知しています。

• 名前：羌瘣（きょうかい）
• 年齢：22歳（鄴（ぎょう）攻めの時点）
• 身長：150～155cm（推定）
• 武功や階級：飛信隊副長兼羌瘣隊千人将→三千人将→五千人将
• 武器：緑穂（りょくすい）

キングダムの信と同じ伍のメンバー・キャラ一覧、2人目は羌瘣（きょうかい）です。羌瘣は本作のヒロインで、無口で不愛想であるために近寄りがたい雰囲気を纏っています。信から自己紹介をしろとせがまれた際は「嫌いなことはしゃべること 以上」と一言だけ放ちました。信とは蛇甘平原の戦いでの残り者として同じ伍となっています。

• 名前：尾平（びへい）
• 年齢：27歳～28歳（推定）
• 身長：170㎝くらい
• 武功や階級：飛信隊伍長→什長→三什長→百人将
• 武器：槍

キングダムの信と同じ伍のメンバー・キャラ一覧、3人目は尾平（びへい）です。尾平はのちに結成される飛信隊のムードメーカー的存在で、おっちょこちょいな性格をしています。出身地は信が下僕時代を過ごした城戸村（じょうとむら）です。信とは蛇甘平原編にて尾到とともに徴兵された時に再会しています。

• 名前：尾到（びとう）
• 年齢：26歳～27歳（推定）
• 身長：180㎝以上
• 武功や階級：飛信隊伍長
• 武器：槍

キングダムの信と同じ伍のメンバー・キャラ一覧、4人目は尾到（びとう）です。尾到は尾平の弟で、寡黙で優しい性格をしています。のちに結成された飛信隊では伍長を務めることとなっており、信の天下の大将軍という夢を叶えるべく尽力していました。

蛇甘平原の戦いは王弟の反乱から約三か月が経った頃に起こっています。そのきっかけとなったのは秦が中華進出の第一歩として、魏へ侵攻を開始したことです。総大将は秦が大将軍・麃公（ひょうこう）、魏が名将・呉慶（ごけい）が務めます。そして、決戦地となった蛇甘平原は魏の玄関口と言われる最重要拠点・滎陽（けいよう）と秦の城・亜水の間にありました。では、ここから伍の蛇甘平原の戦いでの活躍や結末を見ていきましょう。

信たちは麃公軍千人将・縛虎申（ばくこしん）の部隊に配属されました。縛虎申は勝利のためにいかなる犠牲もいとわないという考えを持つため、彼が率いる部隊は歩兵の間で大勢が死ぬと噂されています。

蛇甘平原編では要所の丘を奪取するために無謀とも思える突撃を敢行しました。そのため信たちは何度も何度も窮地に陥ります。しかし、澤圭の「背を向け合い死角を互いに埋めること」「手負いの敵一人に対してでも5人で攻撃する」という戦いにより、間一髪のところで乗り越えて、見事全員が生き残ることに成功しました。

信は途中臨時の騎兵として大活躍しています。「中華十弓」の一人である黄離弦（こうりげん）や「将狩り」の異名で知られていた麻鬼（まき）を自らの手で討ち、大きな功績を挙げました。また、信だけでなくその他伍のメンバーの活躍により秦軍は丘を奪取することに成功しています。一進一退の攻防が繰り広げられ、激戦となった蛇甘平原の戦いですが、最後は呉慶が麃公に討たれ、秦軍の勝利で終わりました。

ここまでキングダムの信と同じ伍のメンバー・キャラや蛇甘平原の戦いでの活躍、結末をまとめてきました。では、最後にキングダムの伍に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上では澤圭をつい応援したくなるとの声や尾到の死を惜しむ声などがあがっていました。

キングダムの伍の澤圭に関する声があがっています。どうやらこの方にとっての澤圭は、応援したくなるキャラのようです。

キングダムの伍の澤圭に関する声があがっています。こちらでは澤圭の登場を喜ばれているようです。また、澤圭には信と羌瘣が結婚するときに父親代わりをしてほしいとのこと。澤圭は信たちの保護者的な役割を担っているキャラということでしょうか？

キングダムの伍の尾到に関する声があがっています。こちらでは「尾到が死ぬとこでボロ泣きした」とのこと。尾到の死を惜しまれていることがうかがえます。また、尾到は最後にとても感動的なセリフを放っているため、興味のある方は尾到の最後のシーンに注目してみるとよいかもしれません。

本記事ではキングダムの伍のメンバーキャラについて一覧でまとめつつ、伍の蛇甘平原の戦いでの活躍や結末を紹介してきました。

キングダムの信と同じ伍となったメンバーは、澤圭（たくけい）、羌瘣（きょうかい）、尾平（びへい）、尾到（びとう）の4人です。この4人とともに蛇甘平原の戦いの戦場を駆け回った信は、初陣ながらも大活躍し、その功績を称えられ武功として百人将へ一気に昇格しました。これを機に蛇甘平原における信はもちろん、信と同じ伍のメンバーとなった澤圭、羌瘣、尾平、尾到の活躍に注目してみてはいかがでしょうか？