【キングダム】咸陽の戦いのあらすじまとめ!昌平君の離反と戦いの結末もネタバレ

この記事では、「キングダム」における咸陽の闘いについて特集します。咸陽の戦いは史実にある出来事として知られていますが、キングダムではよりドラマティックに描かれていると評されていて、多くのファンの間で盛り上がりポイントの一つとして注目されました。咸陽の戦いのあらすじと内容、原作漫画のコミックス何巻に収録されているのか、呂不韋から離反した昌平君の動向などをネタバレを交えて紹介していきます。

【キングダム】咸陽の戦いのあらすじまとめ!昌平君の離反と戦いの結末もネタバレのイメージ

目次

  1. 咸陽の戦いとは?
  2. 咸陽の戦いのあらすじや内容をネタバレ
  3. 咸陽の戦いの結末や史実
  4. 咸陽の戦いに関する感想や評価
  5. 咸陽の戦いまとめ

咸陽の戦いとは?

咸陽の戦いとは、戦国七雄の騒乱を描いたメガヒット歴史漫画「キングダム」において、ハイライトの一つとして描かれている出来事です。また、キングダムの原作漫画を読み始めたファンの間では、「咸陽の戦いはコミックス何巻で読めるのか?」という意見も見受けられました。この記事では、キングダムにおける咸陽の戦いについてあらすじや何巻に収録されているのか、昌平君が呂不韋から離反した理由などを紹介していきます。

キングダムの作品情報

キングダムの概要

原泰久原作のキングダムは、週刊ヤングジャンプで17年以上連載されている大長編漫画です。コミックスが何巻まで出ているのかというと、2023年9月現在69巻まで刊行されました。キングダムは、原作漫画の大ヒットを受けて、テレビアニメ化や実写映画化、ゲーム化などの多彩なメディアミックスが行われています。テレビアニメ版は2023年までに通算4期、実写映画版は3作放映・公開され、映画版は4作目の制作が決定しました。

キングダムのあらすじ

春秋戦国時代末期の中華の西の国に、信という震災孤児出身の下僕少年がいました。信は自分と同じ境遇で育った漂とともに、下僕の身分から抜け出そうと天下の大将軍になることを夢見ています。そのような時に、漂に仕官の話が舞い込んできました。信の一歩先を行くべく故郷を離れた漂でしたが、一ヶ月後に重傷を負って信の所へ戻って来たのです。漂は深手の傷のために亡くなりましたが、信に地図と大将軍になる夢を託しました。

咸陽の戦いは何巻何話?

大ヒット中国歴史漫画のキングダムは、69巻までコミックスが出ていることから、ビギナーファンの間で「あのエピソードは何巻収録?」や「咸陽の戦いが何巻で読めるのか?」などの疑問が出ることがしばしばあるとのことです。咸陽の戦いは、コミックスの37巻から40巻に相当します。咸陽の戦いが含まれている数巻は、「嬴政加冠編」と呼ばれており、キングダム本編はもとより中国の史実を知る上でも極めて重要な話でした。

キングダム 1/原 泰久 | 集英社 ― SHUEISHA ―

咸陽の戦いのあらすじや内容をネタバレ

ネタバレ①咸陽の戦いのはじまり

咸陽の戦いのきっかけは、太后の不穏な動きにありました。突如咸陽に入った太后は、嫪アイを山陽長官に強引に据えます。その後、太原市に入った二人は、アイ国の建国を宣言しました。アイ国建国の理由は、太后と嫪アイとの間にできた子供の安住の地とするためだったのです。ところが、子供の存在が臣下たちの知るとこととなり、彼らに唆された二人は嬴政の加冠の儀当日に挙兵し咸陽へ侵攻したことで、咸陽の戦いが勃発しました。

ネタバレ②咸陽の戦いの首謀者

咸陽の戦いは、アイ国の反乱が大元であり、首謀者も当初は太后と嫪アイの二人だと思われていました。しかし、真の首謀者がいることが明らかになり、それは呂不韋だったのです。呂不韋はアイ国大臣の虎歴と密かに裏で通じ合っていて、自身の目的である秦国奪取のためにアイ国を動かしました。嬴政と呂不韋の派遣争いは長きに渡っており、終止符を打つためにアイ国を利用した形です。

また、呂不韋は先々のことも考えており、アイ国の反乱軍が咸陽を落とさせて嬴政を亡き者にした後で、蒙武たちの軍勢に反乱軍を鎮圧させて、自ら王になろうとしました。

ネタバレ③反乱軍の目的

  1. アイ国軍:約1万
  2. 戎籊族:約1万
  3. 道中で寝返らせた秦兵たち:約1万

咸陽の戦いにて秦国に反乱した軍勢は、大きく三勢力となっています。アイ国軍を率いていたのは樊於期将軍で、彼らの目的は最終的に呂不韋を王にすることにありました。戎籊族は、故郷を秦に取り込まれたことで激しい恨みを抱いているワテギが率いていて、目的は当然ながら秦国の滅亡です。道中で寝返りを余儀なくされた秦兵たちは、樊於期の策略によって謀反者扱いされた形で、秦を倒して生き延びることが反乱の理由となりました。

ネタバレ④渡河の戦い

咸陽の戦いのあらすじ紹介を続けます。反乱軍に遅れを取った格好の秦国でしたが、嬴政は反乱とその陰に呂不韋がいることを見抜いており、極秘裏に討伐軍を召集していました。それは、飛信隊と蕞の民兵たちです。飛信隊は蕞の船に乗り込んで、戎籊族が向こう岸で待ち受ける河を強引に渡り切りました。そして、約1万の飛信隊と蕞民兵連合軍は、岸に辿り着く直前に一斉に矢を放ち、上陸拠点を切り開いて突破口としたのです。

ネタバレ⑤反乱鎮圧軍の目的

キングダムにおける咸陽の戦いのあらすじを、ネタバレ紹介します。反乱鎮圧軍として派遣された飛信隊と蕞の民兵には、目的がありました。当然のことですが、一番の目的は反乱軍を完全に抑え込むことです。しかしながら、飛信隊は、騰軍と隆国に無断の出陣であったことからフルメンバーではなく、約1000人に留まりました。蕞の民兵を合わせて1万の軍勢に押し上げたものの、反乱軍は上記の通り3万だったことで苦戦したのです。

ネタバレ⑥信の任務

飛信隊を率いている信には、反乱軍の鎮圧の他に、重大な任務を嬴政から仰せつかっていました。それは、嬴政の子供たちを守り切ることです。呂不韋が咸陽の戦いの黒幕だと睨んでいた嬴政は、反乱軍が必ず自分の親族を手にかけて根絶やしにするだろうと確信していました。そのため、嬴政は信に子供を守らせることで、一族の血とひいては秦国そのものの維持を任せたのです。このことが、咸陽の戦いの大きな分岐点とされました。

ネタバレ⑦呂不韋から離反した昌平君

咸陽の戦いのもう一つの大きな分岐点は、昌平君の離反でした。昌平君は、この戦いにおいて呂不韋から離れ、嬴政側について中華統一を目指す決意をしたのです。昌平君が、呂不韋に向かって「世話になった」と告げて去ったシーンは、キングダム屈指の名場面となりました。昌平君は、晶文君や壁の軍勢とともに秦国の援軍として現れ、1000騎という少ない数ながらも反乱軍鎮圧に大いに貢献したのです。

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咸陽の戦いの結末や史実

咸陽の戦いの結末

咸陽の戦いの結末あらすじを、ネタバレ紹介します。昌平君が加わった援軍は、彼の武将としてのスキルが最大限に活かされ、ワテギとの一騎打ちを制するなどの功績で反乱軍が敗走しました。また、信も嬴政の長男扶蘇と娘の麗を守り切ることに成功しています。呂不韋は失脚し、嫪アイが処刑されたことでアイ国も滅亡して秦国の完全勝利でした。その後、嬴政は信を呼び、「15年で中華統一を果たす」と宣言したのです。

咸陽の戦いは史実で実在した?

咸陽の戦いは、中国の史実にあることで知られており「史記・秦始皇本記」に記載されています。しかし、キングダムで描かれたようなドラマティックな内容ではなく、アイ国の反乱軍は早々に咸陽にて鎮圧されました。ちなみに、史記では咸陽の戦いという名称ではなく、「函谷関の戦い」として起原前241年に勃発したと記されています。

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咸陽の戦いに関する感想や評価

この章では、キングダムで描かれた咸陽の戦いに関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。咸陽の戦いは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、キングダムを考察していると思われる方のツイートです。咸陽の戦いについて、その出来事単体ではなく、それ以前の戦いで飛信隊と蕞の民兵との間に生まれた絆が後に繋がっていることを指摘しており、感動したとつぶやいています。

こちらは、キングダムの大ファンだと思われる方のツイートです。原作漫画を読み返した際に、咸陽の戦いにおける昌平君の活躍が非常にかっこいいとつぶやいていました。

こちらは、キングダムの原作漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。どこかの場所で、前に座っていた人がキングダムの咸陽の戦いのエピソードを読んでいたので、語り合いたくなったとつぶやいていました。

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咸陽の戦いまとめ

まとめ イメージ画像

この記事では、キングダムの咸陽の戦いにスポットを当ててきました。この戦いは、秦国が中華統一に本格的に乗り出すきっかけとなったもので、多くのファンの間で重要視されているとのことです。是非、キングダムを見て、咸陽の戦いに触れてください。

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