【ブルーピリオド】真田まち子は殺された？死亡の経緯や八雲との関係は？

「殺された？」・「死因は？」と話題を集めている真田こと真田まち子のプロフィールや死因について詳しくネタバレしていく前に、「ブルーピリオド」の作品情報を紹介していきましょう。

真田まち子が登場する漫画「ブルーピリオド」は、月刊アフタヌーンで2017年6月から連載されている山口つばさの青年漫画です。ブルーピリオドは、美術をテーマにした青春群像劇であり、「リアルで面白い」と人気を獲得しています。「ブルーピリオド」は、2021年10月〜12月に全12話でアニメ化されました。

2021年にアニメ化された「ブルーピリオド」は、2022年には舞台化もされています。「ブルーピリオド」は、アニメ化や舞台化で注目を集めており、2022年10月には累計発行部数が550万部を突破している人気作品です。「ブルーピリオドは、アニメも面白い」と人気を獲得しており、アニメ2期を待ち望む声も多くあがっています。

真田まち子が登場するブルーピリオドのあらすじを、ネタバレします。ブルーピリオドは、不良の男子高校生の矢口八虎が主人公の物語です。八虎は、タバコを吸ったり、飲酒をしたりなど素行の悪い不良でしたが、成績は優秀でした。ある日、八虎は美術室に飾られていた絵に魅了され、美術部に入部します。そして、美術の魅力にハマっていき、美術大学を受験するために日々努力していくのでした。

死因が話題を集めている真田まち子のプロフィールを、ネタバレしていきましょう。真田まち子は、八虎の大学の同級生である八雲たちの昔の仲間です。しかし、真田まち子は初登場時には故人になっていて、八虎たちは出会っておらず、回想シーンでのみ登場します。そんな真田まち子のプロフィールの詳細は、あまり明らかになっていません。

真田まち子のプロフィールで明らかになっている部分は、広島出身であること、八雲と同い年であることです。また、八雲と同じ、てつどーばし美術予備校に通っていました。その後、一浪して大学に合格し、東京藝術大学絵画科油画を専攻しています。また、真田は高校生のときからSNSで作品を投稿しており、フォロワーが3万人いる作家です。

真田まち子は、大人しそうな雰囲気をしたメガネをかけたショートヘアの女性です。回想シーンのみの登場のため、性格に関しても他のキャラクターと比較すると詳しくは描かれていません。しかし、真田まち子は、口数が少ないものの、自身の意思を貫き通すといったまっすぐで頑固な性格をしています。

真田まち子は、まっすぐに美術に取り組む素直な性格のため、次第に周囲を魅了させていきます。真田まち子のそんな素直な性格に、八雲はもちろん、鉢呂やモモちゃんなども感化されており、口数は多くないものの、周囲から好かれているキャラクターです。一方で、変な大人や変な人に好かれるようで、SNSでは変な絡まれ方をしています。

真田まち子は、故人として登場したキャラクターであり、八雲は「真田は、殺された」と語っています。そんな真田まち子の死亡の経緯や、殺されたと思われていた理由についてネタバレしていきましょう。真田は一浪して、東京藝術大学に合格しました。真田は決して裕福な家庭ではなかったため、自身でアルバイトをして、一人暮らしの生活費や個展にかかる費用を稼いでいました。

そんな真田は、夢にまっすぐで、周囲にいた八雲はもちろん、鉢呂なども触発されていきます。冬のある日、真田は広島にあるモモちゃんの実家で、次の個展に出すための絵を描いていました。真田は、八雲とも普通に会話をした後、「画材を買いに行く」と言ってホームセンターに出向きます。これが、八雲と真田が交わした最後の会話です。

その後、真田は亡くなり、海で見つかっています。「真田は、美術が大好きで、個展に向けて必死に前向きに頑張っていたため、自殺することは考えられない・死因は自殺ではない」と八雲は考えています。そのため、八雲は「真田の死因は自殺ではなく、誰かに殺された」と思い続けていたようです。

真田の死因についても、ネタバレしていきましょう。八雲は「真田は、殺された」と語っていましたが、その後、真田の死因は他殺ではなかったことが判明します。真田の死因は、他殺や自殺ではなく、事故死だったことがモモちゃんによって明かされました。

モモちゃんによって、「真田は、海のスケッチをしようと海に出向いたこと・その時、立ち入り禁止区域に入っていて、地元の人に注意されてしまい、体勢を崩して海に落ちてしまったこと」が明らかになりました。冬の海に落下した真田は、思うように身体を動かせず、溺死してしまったようです。そのため、真田の死因は事故による溺死だとされています。

しかし、それでもなお八雲は「真田は、何者かに殺された」と思い込んでいます。また、「真田の死亡しているシーンに、違和感がある」といった読者の声も多く、「真田の死因は、本当に事故死なのか？」・「八雲の言った通り、真田は誰かに殺されたのでは？」といった感想もあがっています。

ブルーピリオドの真田と、八雲たちとの関係についてもネタバレしていきましょう。真田と八雲の関係は、「予備校時代の同級生」です。真田と八雲は同い年。真田と八雲は共に、東京藝術大学の受験に失敗し、てつどーばし美術予備校で出会います。二人の初対面は最悪で、「カビたパンを食べた真田が、嘔吐する」というものでした。そんな真田は、予備校で高い評価をされていました。

真田の才能に嫉妬した八雲は、「真田が評価されているのは、恵まれた環境にあるから」だと考えて、真田のことを決してよく思っていません。しかし、自身で生活費や個展を開く費用を稼いでいたことを知り、八雲は考えを改めます。その後、真田は一浪で合格し、八雲より2年早く大学に合格しています。八雲は、「自身も真田に追いつきたい」と考え、真田を良きライバルとして考えるようになりました。

真田と同級生の八雲こと村井八雲（むらいやくも）は、島根県出身で23歳の東京藝術大学美術学部絵画科油画を専攻している大学生です。母子家庭出身で、アルバイトをしながら生活費などを稼ぎ、浪人しながら大学に入学した努力家。黒髪で、両耳につけたピアスと背中のタトゥーが特徴的な青年です。

村井八雲は、だらしない性格をしていますが、八虎にアドバイスをしたりと、とても面倒見が良い優しい一面を持っています。八雲は、アートに関しても知識が豊富であり、大学は次席で入学しているキャラクターです。

真田と鉢呂やモモちゃんの関係は、「地元の友人」です。真田は広島県出身であり、鉢呂とモモちゃんは地元の広島での友人です。真田はモモちゃんよりも年上でしたが、地元では姉妹のように仲が良く、モモちゃんはとても真田に懐いていました。モモちゃんの実家はお寺で、真田はお寺の倉庫を借りて創作活動に励み、その対価としてモモちゃんに絵を教えていました。

鉢呂は、広島の仏具関係の会社に勤務していた営業マンです。モモちゃんのお寺は鉢呂の得意先で、真田やモモちゃんと親しい関係を築いていました。真田が亡くなった後も、鉢呂は真田の実家にお参りに出向いており、良い友人関係だったことが明らかになっています。

真田の地元の友人だったモモちゃんこと柿ノ木坂桃代（かきのきざかももよ）は、東京藝術大学に現役合格した女子大生です。モモちゃんの実家は広島にあるお寺で、大学では八雲たちとおなじ美術学部絵画科油画を専攻しています。相撲が大好きで、原宿ファッションに身を包んだ明るい性格の女の子です。

柿ノ木坂桃代は、ピンクのロングヘアをした小柄な女の子です。裏表が無く、思ったことをすぐに口に出しまうタイプで、広島弁が抜けないためイカツイと思われがち。しかし、素直で優しく、周囲からはマスコットキャラのように可愛がられているキャラクターです。

真田の地元の友人だった鉢呂こと鉢呂健二（はちろけんじ）は、仏具関係の会社でサラリーマンとして働いた後に、東京藝術大学に入学した28歳の男性です。過去に一度、美大を受験したことがありましたが、受験に失敗しサラリーマンとして勤務していました。しかし、真田に出会ったことで再び美術に興味を抱き、東京藝術大学を目指し入学しています。

鉢呂健二は、右側を刈り上げ、左側はウェーブがかった前髪で目を隠すといった特徴的なヘアスタイルをしています。強面な外見をしていますが、とても優しく社交的なキャラクターです。その上、28歳ということもあってとても落ち着きがあり、八雲やモモちゃんの保護者のような役割をしています。

ブルーピリオドの真田の才能や、作品についてもネタバレしていきましょう。真田は、才能と情熱に溢れた作家だったと言われ、予備校時代から周囲に一目置かれていました。そのため、東京藝術大学には現役入学できると言われていましたが、インフルエンザにかかってしまい、受験に失敗しています。

その後も予備校に通い、東京藝術大学には一浪で合格し、美術学部絵画科油画を専攻しました。真田は、大学入学前からSNSで作品を発表し、世間から人気を集めています。SNSのフォロワーは3万人で、個展を開くほどの才能を持ち合わせていました。真田の死後、真田まち子の作品は高評価を集め、価値が高くなっています。

「ブルーピリオド」では、才能ある作家として描かれている真田の作品として、松浦美桜香の作品が起用されています。松浦美桜香の作品が起用されているのは、漫画「ブルーピリオド」14巻の58話です。

松浦美桜香（まつうらみおか）は、2001年生まれ・東京都出身の作家で、2023年3月現在多摩美術大学絵画学科油絵専攻に在籍しています。松浦美桜香は、新進気鋭の若手作家として注目を集めており、独自の造形表現が人気を集めています。

松浦美桜香は、「シェル美術賞2021」ユアサエボシ審査員賞や、「Idemitsu Art Award2022」学生特別賞、「FACE展2021」に入選するなど、多くの受賞歴があり、今後が期待されている作家です。

「ブルーピリオド」に登場する真田まち子は、初登場時には既に故人であり、作中にはあまり登場しないキャラクターです。しかし、八雲の過去を語る上で真田は欠かせない存在であり、「八雲と真田のエピソードに感動した」・「モモちゃんやはっちゃん、八雲と、真田の関係性が好き」・「生きている真田を見たかった」といった声があがっています。

漫画「ブルーピリオド」で、真田は故人キャラクターですが、密かに人気を集めているキャラクターです。その上で、「真田の死因がモモちゃんから明かされたけど、本当なのかモヤモヤする」といった声も上がっています。「真田の死因について、今後しっかりネタバレしてほしい」といった感想も上がっている謎が多いキャラクターです。

漫画「ブルーピリオド」に登場する真田まち子の死因は、「立ち入り禁止区域に入ってしまい、海に落ちて事故死してしまったことによる溺死」だとされています。しかし、この死因に納得できないファンは多いようで、「そんな簡単に溺死する？」・「誰かに殺されたのではないか？」といった声もあがっています。

漫画「ブルーピリオド」のキャラである真田まち子の死因を疑うファンは多く、「なぜ冬の海でスケッチしていたはずなのに、薄着だったのか？」などといった声も上がっています。ブルーピリオドのキャラの八雲と同じく、「真田は、誰かに殺された」と考えるファンも多く、死因を考察するファンが多いです。

漫画「ブルーピリオド」に登場する真田こと真田まち子は、八雲と同い年で、まっすぐ夢に向かって歩み続けている若手作家でした。しかし、大学在籍中に海に落ちて亡くなってしまったキャラクターです。真田まち子のプロフィールや、真田まち子の死因などのネタバレを見て気になった方は、一度「ブルーピリオド」を見てみてはいかがでしょうか？