2023年02月19日公開
2023年02月19日更新
【ブルーピリオド】犬飼教授は筋肉マッチョの副学長!フジキリオや八雲との関係は?
「ブルーピリオド」の犬飼教授は、東京藝術大学の副学長です。芸術家とは思えない筋肉の持ち主と、権力を持ちながら確固たる美術に対する意思を持っており、徐々に人気と評価を獲得しました。この記事では、ブルーピリオドの犬飼教授(先生)について特集します。犬飼教授と不二桐緒(フジキリオ)との関係、村井八雲との関係を中心に、犬飼教授の指導方法や権力についても取り上げていきます。
ブルーピリオドの犬飼教授は筋肉マッチョの副学長
アーティストは資格いらないのでいくらでも(自称)アーティストを名乗れる。バチェロレッテとかでアーティストがいるといつも脳内のブルーピリオド犬飼先生が出てくる pic.twitter.com/uNDV9zs2SH
— びぶん (@Tsukimosou) August 2, 2022
美術の世界をテーマにした漫画「ブルーピリオド」は、登場キャラクターたちの青春群像劇の側面もあり、幅広い層から人気を集めています。その中で、厳しさのなかに優しさがある大人の先生として登場するのが、犬飼教授でした。この記事では、ブルーピリオドの犬飼教授について特集します。犬飼教授の指導方法と権力と筋肉、犬飼教授とフジキリオとの関係、村井八雲との関係などを取り上げるため、読む時の参考にしてください。
ブルーピリオドの作品情報
ようやく『ブルーピリオド』に手を出して1巻読み終えたんだけど………面白すぎだろ……
— タカノンノ (@takanonnotakano) January 13, 2020
魂が震えるマンガだコレ… pic.twitter.com/Cw1YcWeLN7
ブルーピリオドは、掲載誌である月刊アフタヌーンの看板作品の一つです。また、テレビアニメ化や舞台化、コラボCMなどのメディアミックスが積極的に行われており、多くのファンを獲得しました。美術に関する情報量も多く、「『ギャラリーフェイク』と並ぶ美術漫画の金字塔」という高評価も見受けられます。この章では、ブルーピリオドの概要とあらすじを紹介していきます。
ブルーピリオドの概要
ブルーピリオド11巻、児童美術教育に切り込んできてグサっときましたよ。うん、橋田くんはとてもムサビ生っぽいよ…うん。 pic.twitter.com/JtuuYX7uBr
— 萩原幸也 ®️ (@onipro) September 23, 2021
ブルーピリオドの原作漫画は、月刊アフタヌーン2017年8月号より連載が開始され、2023年2月現在連載中です。同作品のコミックスは13巻まで刊行中で、累計発行部数が550万部を突破しました。ブルーピリオドの原作者は、女性漫画家の山口つばさです。山口つばさは、東京藝術大学を卒業しており、学生時代の経験がブルーピリオドの中に活かされました。同作品は、2021年にテレビアニメ化、2022年に舞台化されています。
ブルーピリオドのあらすじ
ブルーピリオド1話見たけど予想以上やった。
— フィス@固定ツイ3月まで声優アワード予想 (@yui_kotegawa_53) October 3, 2021
ただこんな触りの1話で「ウォー!!」って騒いでも良いのかと思ってしまうんよ笑
藝大のリアルなところもちゃんと抑えてきてるし、付き合いでタバコとか酒やる奴もいるんよ(都会は知らんが田舎にはいる)笑#ブルーピリオド#アニメ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/x7zkWPtd9K
高校2年生の矢口八虎は、酒もタバコも嗜む不良でありながら、成績優秀という才能の持ち主です。しかし、何をしても達成感の得られない虚ろな日常を過ごしていました。ある日、彼は美術室で一枚の絵を目の当たりにして、衝撃を受けます。元々サボるために美術を選択授業にしていたのですが、この出来事以降、矢口八虎は絵を描くことの面白さ、楽しさにのめり込んでいきました。そして、藝大受験を決意するのです。
犬飼教授(先生)のプロフィール
#ブルーピリオド #ユードリック
— ヤナギ(Liu) (@yanagi0613) October 7, 2021
#にじさんじレジスタンス
犬飼教授ならユードリック任せられそうと思ったのは僕だけかな?? pic.twitter.com/Txjbs6Y11r
ブルーピリオドに登場する先生の一人である犬飼は、東京藝術大学の副学長であり教授です。年齢、誕生日、身長などのパーソナルデータは明らかにされていません。白髪と、ただならぬ眼差しと雰囲気が特徴の初老の男性です。犬飼の好きな食べ物は生肉で、嫌いな食べ物はナポリタンとのことで、ナポリタンはケチャップの甘さが受けつけないと話していました。犬飼は、矢口八虎の2年次の油画専攻の担任の先生でもあります。
犬飼の筋肉が凄い?
ところで昨日からブルーピリオドの犬飼教授に心臓掴まれて離してもらえないんですよ どうしたらいいですかね pic.twitter.com/Ti8T5rXfzf
— 悠々 (@GITANES_0905) July 21, 2022
ブルーピリオドに登場する犬飼は、非常にストイックな人物として描かれています。週6回ジムに通っていることがわかっており、ストーリー内で見事な筋肉美が披露されました。それ以外にも、研究室にバーベルセットを持ち込んで、筋肉トレーニングに勤しんでいます。犬飼がなぜそこまで筋肉にこだわる理由は不明ですが、「古代ギリシャ彫刻などの美術作品にインスパイアされたのではないか」という考察も見られました。
ブルーピリオドの犬飼とフジキリオや八雲との関係
山口つばさ原作の大ヒット美術漫画ブルーピリオドに登場する犬飼は、矢口八虎の担任の先生として、彼に厳しい指導を行っています。また、ストーリー内では、矢口八虎以外にも関係のあるキャラクターが描かれており、ファンの興味と関心を集めました。この章では、ブルーピリオドの犬飼の人間関係にスポットを当てていきます。犬飼とフジキリオとの関係、犬飼と村井八雲との関係に分けて紹介します。
犬飼とフジキリオの関係
#ブルーピリオド 13巻読了🎨
— 漫画読むKeitaさん📚 (@ketagogo_book) November 23, 2022
ノーマークスでの生活で得られた「何か」をしっかり課題という「モノ」に落とし込むまでの過程が良かった。
あと犬飼先生とフジさんの因縁が気になる
後半の夏休み編も八雲組の深掘りがありそうで楽しみ!
ワクワクしてる世田助くんかわいすぎた pic.twitter.com/9BU8yrwkwe
ブルーピリオドに登場する新キャラクターの一人に、フジキリオ(不二桐緒)がいました。フジキリオは、反権威主義芸術団体「ノーマークス」の代表を務めています。矢口八虎に対して、「美術はもう選ばれし者の特権ではない」と語り、彼の興味を惹きました。一方、矢口八虎の担任の先生である犬飼は、徹底した権威主義を貫いており、犬飼とフジキリオは敵対関係にあります。
犬飼は、フジキリオのことを「大嫌い」と公言していますが、反権威主義そのものは否定していません。「反権威があれば、権威が際立つ」ということが、その理由です。また、フジキリオの美術家としての才能も認めているようで、彼女が絶賛した作品を観に行っていました。
犬飼と八雲の関係
#ブルーピリオド
— ボチボチいこか。🌈✨ (@botibotiikooka) May 29, 2022
12巻、めっちゃ面白い😊
何度も見返してしまう。
・彫刻科に入学した桑名さん
・楽しい方が良くない?(八雲)
・自己完結は自分を小さくする(犬飼教授)
・アートは歴史の挿絵(フジさん)
熱い。心に響く。考えさせられる。
だから、面白い。 pic.twitter.com/2g5mlkVEs4
ブルーピリオドに登場する村井八雲は、23歳の東京藝術大学生で、矢口八虎と同じ油画を専攻しています。矢口八虎のことを、初対面時から気に入っていたようで、課題に行き詰った彼を釣りに誘ったり、一緒に飲みに行くなど気を遣っている様子が窺えました。
犬飼と村井八雲については、村井八雲の方が犬飼を強く意識している場面が見受けられました。村井八雲には、真田まち子という旧友がいますが、彼女は故人です。村井八雲は、彼女が他殺であることをほのめかしており、そのことに犬飼が関わっていると推察しているようでした。今後のストーリー展開で、この伏線回収が注目されています。
ブルーピリオドの犬飼の指導方法や権力
テレビアニメ版と舞台版も大ヒットを記録した漫画ブルーピリオドは、登場キャラクターたちの青春群像劇の側面が強い作品です。その中で、彼らと関わる大人の代表格とされているのが、犬飼でした。犬飼は、自身の権力と指導方法をもって、矢口八虎をはじめとする学生たちに、美術の厳しさと喜びを叩き込むのです。この章では、ブルーピリオドの犬飼の指導方法と権力について、ネタバレを交えて紹介していきます。
犬飼の指導方法
ブルーピリオドのこの教授がめちゃすこなんですよね、、
— 茉百合 (@futon24hours) May 21, 2021
文脈的に犬飼先生がこの人だと思うんだけど、この先関わり深まりそうじゃない??
絶対にただの教授の中の1人の風格じゃないもんな pic.twitter.com/GqPiYgypKC
犬飼の指導方法は、非常に情け容赦ないものです。矢口八虎たちに課した最初の課題は、500枚のドローイングでした。ドローイングとは、「素描」や「デッサン」と同義語であり、即興的な意味合いもあるとのことです。しかし、500枚という膨大な数を、2週間でやり切らなくてはならず、矢口八虎たちは大いに苦慮しました。
また、犬飼は矢口八虎たちに、「『罪悪感』をテーマに自由に創作する」という課題を出しました。ここで、学生たちが仕上げた作品群に対して犬飼は、「クオリティが作品レベルではない」や「本当にそれでいいのか」など、酷評ばかりするのです。しかし、矢口八虎が提出したインスタレーション作品には、「やればできるじゃないですか」と評価しており、ただ厳しいだけではない人間性が垣間見られました。
犬飼は油画業界での絶対的な権力者?
#ブルーピリオド 54話感想
— Evi's Custom Performance (@Ebisu04989587) August 24, 2022
2年生2回目の課題講評
犬飼先生辛辣だな
他の先生の講評を聞いた上であえて言ってるのかな?
八虎はノーマークスでの経験が生きたのか、その犬飼教授から評価を得る、面白そうな装置だな
最後に実家のような安心感を感じた八虎、おかえり藝大生! pic.twitter.com/U4HWXxQDyT
ブルーピリオドに登場する犬飼は、東京藝術大学の副学長であることから、学内や美術界において多大な権力を有していることがわかっています。特に、油画においては絶対的な権力者である様子が描かれました。学内でも、夢崎や櫻井という助手クラスの人間が、畏怖の念を持って犬飼に接しています。また、教授クラスであっても、犬飼の権力に慄いているようでした。
ブルーピリオドの犬飼に関する感想や評価
この章では、ブルーピリオドに登場する犬飼に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。犬飼は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?
ブルーピリオド新刊の犬飼教授の「凡作とはこうも見やすく印象に残りにくいものですか」ってセリフのコマ見てガチ泣きしちゃった
— ヘラ子 (@heraherasitera) November 22, 2022
こちらは、ブルーピリオドの大ファンだと思われる方のツイートです。ブルーピリオドのコミックス13巻を読んで、犬飼教授が学生に言い放った酷評セリフのコマを見て、泣いてしまったとつぶやいています。
ブルーピリオド。
— 塀(H3Y) @上伊那ぼたん (@tonarinohey) June 4, 2022
犬飼教授は1年次の講評で「東京藝大からは嫌われている」小野冴夏を招致していることからも、学閥や学術権威主義ではないと思う。
視野狭窄していた八虎は早晩それに気づき、眼の前の問題や自分自身から逃避していたことへの”罪悪感”を課題に昇華していくのではないか。
こちらは、ブルーピリオドを熱心に考察しているファンと思われる方のツイートです。犬飼教授について、権威主義ではあるけれども、東京藝大から嫌われている人材を招致するなど学閥主義者ではなく、美術に関する妥協のなさがあることを指摘しました。
今月のブルーピリオド読んだ
— コウグン (@Od5kvvQgTHvoeH6) August 31, 2022
犬飼教授が好きになった回だった
犬飼教授は作品の善し悪しももちろん重要なんだろうけど、それ以上にその作品が生徒にとって成長できたか、作家として一皮むけたかを重きに置いて評価してるの感じがいいなって思った
こちらは、犬飼のファンだと思われる方のツイートです。ブルーピリオドの最新話を読んで、犬飼にとって作品の良し悪しよりも、作品を通して学生が成長できているかを重要視していると考察しています。
ブルーピリオドの犬飼まとめ
この記事では、ブルーピリオドに登場する犬飼について特集してきました。犬飼は、「大人として矢口八虎を導く存在になるのではないか」と推察されています。是非ブルーピリオドを読んで、犬飼の魅力に触れてみてください。