【キングダム】衣央は砂鬼一家の長！桓騎との関係や子供がいる可能性は？

こちらの記事では、『キングダム』に登場するキャラクター、衣央の情報をネタバレを交えて紹介していきます。キングダムの人気キャラクター・桓騎と深い関係にある様子が描かれている衣央のプロフィールや人物像をネタバレありで知りたい人は『キングダムの衣央は砂鬼一家の長』の項目をチェックしてみてください。また、衣央と桓騎の関係についても、キングダムのストーリーから考察とネタバレを交えて紹介します。

他にも、衣央と衣央の姉・偲央、衣央が取りまとめる砂鬼一家が史実に実在したのかについても調査しました。まずは、下記の項目で桓騎と深い関係にあるキャラクター・衣央が登場する作品・キングダムの、作品概要と物語のあらすじを紹介しています。キングダムがどのような作品なのか、情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

キングダムは、漫画家の原泰久先生が週刊ヤングジャンプにて連載中の作品です。キングダムの連載が開始されたのは、2006年の9号からとなっています。キングダムは、これまでに第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しており、漫画好きな人や漫画編集部からも注目を集めている作品です。そのような実績もあり、2023年9月時点ではコミック累計発行部数9900万部を達成する大人気漫画となっています。

キングダムのコミックスは、2023年9月時点では69巻まで刊行されており、週刊ヤングジャンプの代表作として親しまれています。また、原作漫画の人気によって、テレビアニメや実写映画も制作されました。キングダムのテレビアニメは、第1期が2012年6月から2013年2月までの間に放送されました。その後、2013年6月から第2期、2020年4月から第3期、2022年4月に第4期が放送されています。

2024年1月からは第5期の放送が予定されています。また、キングダムの実写映画は2019年に公開され、2019年の邦画実写映画の興業収入1位を記録しています。キングダムの実写映画には、山崎賢人さんや橋本環奈さんなど、話題性の高い俳優がキャストされています。2023年7月には実写映画第3作目が公開され、続編の制作を待つ声が数多く寄せられています。

春秋戦国時代の中華に、信という名の少年がいました。戦争孤児となり、奴隷として生きていた信は、幼なじみの漂と共に大将軍になることを夢見ていました。ある日、国の大臣を務める男が現れ、漂を仕官にさせるため王宮に連れて行きます。しかし、漂は体に深い傷を負った状態で信の家に戻ってきます。漂は、信にある地図を渡すと、そのまま息絶えてしまうのでした。

キングダムの作中には、桓騎に味方する砂鬼一家という集団が登場します。砂鬼一家は主に、桓騎軍が捕らえた敵兵を拷問にかける役割を担っています。そのような役割もあり、砂鬼一家は人々から恐れられています。そのような砂鬼一家の長として君臨するのが、衣央という人物です。

こちらの項目では、そのように長として砂鬼一家を取りまとめている衣央がどのような人物なのか、ネタバレを交えて紹介します。衣央のプロフィールや強さ、仮面を着けている理由などをネタバレありで知りたい人は、こちらの項目に目を通してみてください。

砂鬼一家の長・衣央のプロフィールをネタバレを交えて紹介します。衣央は、桓騎軍が捕らえた敵兵を拷問するための集団・砂鬼一家の長を務める女性です。キングムに登場した当初は仮面をつけており、その素顔は秘密となっていました。その後、キングダムの作中で仮面をとった姿が公開され、見目麗しい女性であることがネタバレされます。

衣央は、親に売られた孤児でした。売られた後に体を切り刻まれ、その痛々しい傷跡が現在も残っています。桓騎とは軍に入る前からの知り合いで、「砂鬼一家」と呼ばれるようになる前の子供で構成された野盗団時代からの仲です。キングダムの作中では、桓騎と体の関係があると思われるシーンが登場しましたが、桓騎から恋愛感情を寄せられているのかは不明となっています。

キングダムに登場した桓騎の子供時代の回想シーンで、桓騎は衣央の姉である偲央と恋愛関係にあったことがネタバレされました。偲央はキングダム本編では故人となっており、読者からは「桓騎が衣央と体の関係を持っているのは、偲央の変わりなのではないか？」と予想されています。

衣央が長を務める砂鬼一家について、ネタバレを交えて紹介します。砂鬼一家は、桓騎軍が捕らえた敵兵を拷問にかけ、情報を引き出す役割を担っている集団です。砂鬼一家による拷問を見た人々には「遺体を弄んでいる」「砂鬼一家に捕まるのは中華一の不運」と言われ、噂されています。砂鬼一家は拷問に特化した集団のため、キングダムの作中では戦闘をする様子は描かれていません。

しかし、自分たちの身を守るため、最低限の武器や馬は所持しています。砂鬼一家の長である衣央は、桓騎のことを「砂鬼一家の最古参」と口にしています。これは、衣央が子供の頃に所属していた野盗団が「砂鬼一家」と名乗る前から、桓騎が野盗団と一緒に行動していたからです。当時の砂鬼一家は衣央の姉である偲央が取りまとめており、行く当てのない孤児が身を寄せ合い、道行く人々から金品を巻き上げて生活をしていました。

ある日、偲央が行き倒れになっていた子供時代の桓騎を助けたことから、桓騎も野盗団の一員として同行するようになります。しかし、当時の砂鬼一家は子供だけで構成されていたため、他の野盗団に脅され分け前を渡していました。それをよく思わなかった桓騎は、衣央や偲央たちを食いものにしていた野盗団のメンバーを殺害し、彼らの内臓を木々に吊り下げて見せしめにします。

その噂が広まった頃、偲央が長を務める野盗団は「砂鬼一家」と名乗り始め、勢力を拡大していきました。そして、時が経ち、一家を抜けた桓騎と巡り会い、再び行動を共にするようになります。当時は衣央の姉である偲央が長を務めていましたが、砂鬼一家の勢力を恐れた者によって偲央が拉致され殺害されたため、妹である衣央がその役割を引き継いでいます。

始めは親や家を失った子供たちの集まりだった砂鬼一家ですが、次第に勢力を拡大し、現在は「砂鬼一家に捕まるのは中華一の不運」と呼ばれるまでに知名度を上げました。そのように人々から恐れられている砂鬼一家ですが、戦闘技術はそこまで高くないと予想されます。砂鬼一家は桓騎軍が捕らえた敵兵を拷問するための専門部隊です。そのため、表立って戦闘することはありません。

砂鬼一家の面々は、残酷な手口で敵を倒すことを子供の頃から身につけていますが、真っ当な戦闘の仕方は他の部隊の方が得意だと予想されます。戦場で戦闘を行えば、1人1人の戦闘能力はそこまで高くないため壊滅する可能性があるでしょう。そのような前提を踏まえると、砂鬼一家は戦闘技術ではなく、敵兵へかけるプレッシャーや精神面に優れているといえるでしょう。

砂鬼一家のメンバーは、所々に穴の空いた顔が見えない仮面を被っています。禍々しく奇妙なその仮面は、見た相手に不気味さを感じさせることでしょう。キングダムの作中では、なぜ砂鬼一家がそのような仮面を被っているのか、その理由についてネタバレされていません。そのため、砂鬼一家が仮面を着けている理由について、考察する読者の姿が見られています。

読者の考察では「表情や感情を分からなくさせて恐怖を与えるため」「性別や体格を隠して相手に情報を与えなくするため」という予想が見られています。砂鬼一家の長が美しい容姿を持つ衣央であることを考えると、不気味さを演出するために仮面を被るのは効果的だといえるでしょう。砂鬼一家が仮面を被っている理由は、そのように敵に情報を与えず不気味さを演出できるなど、拷問部隊にとって利点が多いためだと予想されます。

キングダムのコミックス69巻までの内容で明かされている衣央と桓騎の関係は、砂鬼一家のメンバーとして子供の頃から一緒にいたということや、肉体関係の可能性があるということです。また、桓騎軍のメンバーが「お頭は不気味な砂鬼一家と距離をとっている」と発言するシーンがあります。

このセリフの主は「桓騎が得体の知れない砂鬼一家に危機感を抱いている」という意味でこの言葉を口にしています。しかし、桓騎は子供の頃から砂鬼一家のことを知っているため、前述の意味とは別の理由で距離を置いていると予想されます。では、なぜ桓騎が砂鬼一家と距離を置いているのでしょうか？

その理由は、砂鬼一家のメンバーを守るためだと考えられます。子供の頃から一緒にいた衣央や他の砂鬼一家のメンバーを、家族のように大切に思っているからではないでしょうか？衣央と桓騎の間に恋愛感情があるのかは不明ですが、他の部下たちとは別の特別な感情を持っている可能性はあるでしょう。

史実の桓騎には、子供がいたという記録はありません。では、キングダムの漫画ではどうなるのでしょうか？作中では、衣央と肉体関係にあると示唆されるシーンがあります。そのため、子供ができている可能性はゼロではないでしょう。

また、キングダムのストーリーでは、戦死した将軍クラスのキャラクターは、主人公・信の力になるものを遺していっています。その流れを汲むと、桓騎が衣央との間に子供をもうけており、信の後ろ盾になる可能性もあるでしょう。

キングダムを見ている人のなかには、登場キャラクターが実在した人物なのか気になる人も多いのではないでしょうか？桓騎軍の拷問部隊として登場する砂鬼一家においては、史実での記録は存在していません。そのため、オリジナル設定である可能性が高いでしょう。しかし、実際の春秋戦国時代に孤児たちが徒党を組み、国と戦ったという記録がいくつかあります。砂鬼一家は、そのような集団をモデルにしていると予想されます。

上記の項目で紹介したように、砂鬼一家は史実に存在しない架空の集団です。そのため、砂鬼一家の長である衣央もキングダムのオリジナルキャラクターとなっています。桓騎というキャラクターを魅力的に描くために作られた人物の1人といえるでしょう。

衣央の姉である偲央も、史実に存在したという記録は残っていません。偲央は「首斬り桓騎」と呼ばれ恐れられた桓騎の、幸せだった時代を描くために登場させたキャラクターです。史実には存在していないものの、キングダムの物語を盛り上げるために不可欠なキャラクターの1人です。

衣央は、砂鬼一家の長として登場しました。普段は砂鬼一家のトレードマークである仮面を被っていますが、その下には美しい素顔が隠れています。キングダム読者からは「作中でも特に際立つ美貌の持ち主」と評価されています。

キングダムの作中には、衣央と桓騎に肉体関係があると示唆されるシーンがあります。そのシーンを見た読者からは「衣央と桓騎の子供が旅をする物語が見たい」という声があがっています。桓騎はキングダムの登場キャラクターの中でも人気となっているため、桓騎に関するスピンオフ漫画が見たいという人も多いようです。

こちらの方のコメントでは、衣央と桓騎の関係について考察されています。桓騎は衣央の姉・偲央と想い合っていました。そのため「衣央と肉体関係を持ったのは、顔が似てるからでは？」と予想されることも少なくないようです。

以上、キングダムの登場キャラクター・衣央について、ネタバレを交えて紹介してきました。衣央は、桓騎軍の拷問部隊・砂鬼一家の長で、とても美しい顔をした女性です。桓騎と肉体関係にあると示唆されるシーンがあり、キングダム読者からは「桓騎との間に子供がいるのではないか？」と予想されることも少なくありません。砂鬼一家と衣央は、史実に記録として残っていないため、キングダムのオリジナルキャラだと予想されます。