【カイジ】ブレイブメンロードをネタバレ解説!実写映画では原作漫画と違う?

ブレイブメンロードとは、「賭博黙示録カイジ」に登場したギャンブルの一つです。カイジをはじめとする参加者たちが、自らの命を賭けて、落ちれば死が確実の鉄骨渡りに挑んだ姿に、多くのファンが涙しました。また、このエピソードは人間ドラマが多く、現在でも読者を惹きつけるパワーがあるのです。この記事では、カイジのブレイブメンロードについて特集します。ブレイブメンロードの経緯をネタバレを交えて紹介しながら、実写映画版で石田父娘を演じた俳優キャストにも触れていきます。

【カイジ】ブレイブメンロードをネタバレ解説!実写映画では原作漫画と違う?のイメージ

目次

  1. カイジとは?
  2. カイジのブレイブメンロードをネタバレ解説
  3. カイジのブレイブメンロードで脱落した石田と娘の実写キャスト
  4. カイジのブレイブメンロードに関する感想や評価
  5. カイジのブレイブメンロードまとめ

カイジとは?

「カイジ」とは、ギャンブル漫画の金字塔と評されている作品です。第1作「賭博黙示録カイジ」が連載開始されて27年が経過しましたが、現在も「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」が連載中の大長編作品として知られました。この記事では、カイジに登場したギャンブルの中で最も危険とされるブレイブメンロード(鉄骨渡り)について、原作漫画と実写映画版との違いや、石田光司の結末などを、ネタバレを交えながら解説していきます。

カイジの概要

カイジの記念すべきシリーズ1作目賭博黙示録カイジは、週刊ヤングマガジンにて1996年から1999年まで、全158話が連載されました。カイジの原作者は、「ギャンブル漫画の第一人者」との呼び声も高い福本伸行です。賭博黙示録カイジの単行本は、全13巻発売されており、24億脱出編までの累計発行部数が2100万部を突破しました。また、カイジは実写映画版やテレビアニメ版、スピンオフ漫画などが展開されて人気を得ています。

カイジのあらすじ

賭博黙示録カイジにおける伊藤開司(カイジ)は、行方をくらました友人の保証人になってしまったことで、金融業者の遠藤勇次から返済を迫られました。自堕落で自暴自棄な生活をしているカイジにとって、385万円は自力で返せない金額だったのです。彼は、遠藤の誘いを受けてギャンブルを行う客船エスポワールに乗り込みました。しかし、そこで行われたギャンブルは、「限定ジャンケン」というカイジたちの理解を超えたものです。

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カイジのブレイブメンロードをネタバレ解説

ブレイブメンロード(鉄骨渡り)とは?

賭博黙示録カイジに登場したブレイブメンロード(鉄骨渡り)をネタバレしますと、都内と思しきホテル内に設置された鉄の一本橋を参加者に渡らせるというものです。橋は全部で4本あり、1回の鉄骨渡りにつき12人参加して、計5回行われました。1位に2000万、2位に1000万の券が渡され、一本橋で抜くことが不可能なことから、参加者同士の落とし合いが認められます。また、転落すると死亡する可能性がある約10mの高さでした。

最初の鉄骨渡りを勝ち抜いた10名は、券を現金に換金するべく更なる鉄骨渡りに挑まされました。一本橋の長さ(全長25m)や幅(足の幅よりも少し広い)は前回と同じですが、地上74mという落ちたら即死という高さに加えて、参加者が怖気づいて橋にしがみつかないように電流が流されていたのです。また、辿り着いた先のドアを開けるには、一本橋の最後の場所の脇にあるガラス製の橋を渡る必要がありました。

ブレイブメンロードの実写映画と原作漫画の違い

ブレイブメンロードは、カイジの原作漫画と実写映画版に明確な違いがあります。ネタバレをしますと、実写映画版は電流鉄骨渡りのみが描かれました。これは、映画というメディアに付きものの上映時間の縛りが原因だと推察されます。また、賞金の額も実写映画版では1000万円でした。さらに、映画版では鉄骨渡りの途中で大雨に見舞われたり、ガラス製の橋がなく気圧変化の突風を受ける覚悟でドアを開けるなどより過酷だったのです。

ブレイブメンロードから落下した人はどうなる?

ブレイブメンロードで、落下した人についてネタバレ解説します。原作漫画の最初の鉄骨渡りで落下すると、薄いマットが敷いてあるだけだったことから怪我をすることは確実で、打ち所が悪いと死ぬ可能性もありました。負傷者は病院へ連れて行かれるものの、治療費は自腹です。また、電流鉄骨渡りは地上74mの高さで、転落したら即死は免れず、電流が流れた際も同様でした。

ブレイブメンロードで感電しない理由は?

ブレイブメンロードの電流鉄骨渡りにおいて、普通に歩いて渡る分には感電しませんでしたが、このことの明確な理由は不明です。一説では、カイジたち全員が履いていた靴の底が、ゴム製だったという可能性が高いとされました。

帝愛グループが警察に捕まらない理由は?

ブレイブメンロードを主催しているのは、帝愛グループでした。このギャンブルは確実に死亡者が出る上に、法に触れている可能性が極めて高いです。しかしながら、帝愛の人間は誰も逮捕されていません。その理由は、帝愛が権力を有して、賄賂などの方法で裏で取引を交わしているのではないかと考察されました。

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カイジのブレイブメンロードで脱落した石田と娘の実写キャスト

カイジの実写映画版第1作「カイジ 人生逆転ゲーム」にて、ブレイブメンロードが描かれました。映画版の鉄骨渡りは、現作漫画よりも過酷であり、挑んだ石田光司もより印象的だったといわれています。この章では、カイジの実写映画版で石田光司役を演じた俳優の光石研と、映画オリジナルキャラクターの石田裕美役を演じた吉高由里子について特集していきます。

石田光司役の実写キャスト

光石研のプロフィール

光石研は、1961年9月26日に、福岡県北九州市で生まれました。身長は173cm、血液型はA型で、鈍牛倶楽部に所属しています。彼は2023年9月現在Instagramを開設して、ファン向けに情報を発信しているのです。高校卒業と同時に上京した光石研は、しばらくの期間2時間ドラマの端役などで食いつないでいました。1990年代後半以降、岩井俊二監督作品や青山真治監督作品に出演したことで俳優としての地位を確立して現在に至ります。

光石研の主な出演作品

  • アウトレイジシリーズ:五味英二郎役
  • おそ松さん:松野松造役
  • NHK大河ドラマ おんな城主直虎:明智光秀役
  • NHK連続テレビ小説 ひよっこ:福田五郎役
  • NHK連続テレビ小説 エール:関内安隆役
  • 教場シリーズ:平田国明役

光石研の主な出演作品を、上記しました。近年では、アウトレイジシリーズの五味英二郎役が有名です。悪人から善人まで幅広く演じることのできる高い演技力が評価されており、得難いバイプレイヤーとして人気と支持を集めていました。

石田の娘役の実写キャスト

吉高由里子のプロフィール

吉高由里子は、1988年7月22日に、東京都で生まれました。身長は161cm、血液型はO型で、アミューズに所属しています。彼女は、2023年9月現在X(Twitter)を開設しており、主に出演作品の情報やロケなどの様子をアップしていました。2006年に俳優デビューした吉高由里子は、2007年の映画「蛇にピアス」の体当たり演技で女優として大ブレイクを果たし、その後も多くの映画やテレビドラマに出演しています。

吉高由里子の主な出演作品

  • NHK連続テレビ小説 花子とアン:村岡花子役
  • ガリレオ(第2シーズン):岸谷美砂役
  • 東京タラレバ娘:鎌田倫子役
  • 婚前特急:池下チエ役
  • 検察側の罪人:橘沙穂役
  • きみの瞳が問いかけている:柏木明香里

吉高由里子の主な出演作品を、上記しました。フワッとした話し方と演技が特徴的で、ファンの人気を集めています。2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で、主人公の紫式部(まひろ)役を演じることが決定しており、今後も注目される俳優なのです。

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カイジのブレイブメンロードに関する感想や評価

この章では、カイジのブレイブメンロードに関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ブレイブメンロードは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、カイジの大ファンだと思われる方のツイートです。ブレイブメンロードにおける石田光司のシーンがとても悲しく、何回観ても涙が出てくるとつぶやいていました。

こちらは、カイジを熱心に見ていると思われる方のツイートです。カイジのブレイブメンロードについて、過去に見た時と今現在見た時で感想が違ってきたとつぶやいていました。

こちらは、カイジを考察していると思われる方のツイートです。ブレイブメンロードにおけるカイジと佐原誠の考え方の違いが、とても際立っていて良いという感想をつぶやいていました。

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カイジのブレイブメンロードまとめ

まとめ イメージ画像

この記事では、カイジに登場したブレイブメンロードについて特集してきました。ブレイブメンロードは、シリーズの中で最も危険なギャンブルとして認知されています。是非一度、カイジの原作漫画と実写映画版を見て、ブレイブメンロードの違いを実感してください。

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