【SAO】ユージオはヒロイン枠キャラ?キリトと同格の強さや最期をネタバレ

ユージオはSAO(ソードアート・オンライン)アリシゼーション編に登場したキャラクターです。キリトと幼馴染の男性キャラクターではありますが、ファンから実質ヒロイン枠として扱われる形になっています。この記事では、SAOのユージオについて、なぜユージオがヒロインと言われるのか、ユージオの強さやアニメでの声優、本来のヒロインであるアリスとの関係性などについてもネタバレありでまとめて紹介していきます。

【SAO】ユージオはヒロイン枠キャラ?キリトと同格の強さや最期をネタバレのイメージ

目次

  1. ユージオとは?
  2. ユージオはヒロイン枠キャラ?キリトとの関係や最期は?
  3. ユージオの強さや過去
  4. ユージオの声優
  5. ユージオに関する感想や評価
  6. ユージオがヒロインと呼ばれる理由まとめ

ユージオとは?

ユージオとはSAOアリシゼーション編において登場したキャラクターです。この記事ではそのようなユージオについて、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

ソードアート・オンライン(SAO)の作品情報

ソードアート・オンライン(SAO)の概要

ユージオが登場したSAOは元々はオンライン小説として展開され、その後、ライトノベルとして発刊されることになったVRMMORPGを題材とした作品です。電撃ゲーム小説大賞への応募作として書かれましたが、規定枚数をオーバーしてしまったため、オンライン小説として展開されることになったという背景を持っています。その後、作者の川原礫先生が『アクセル・ワールド』でデビューすることになり、発刊されることになりました。

人気と共に高い評価を集める作品で、文庫関連の賞を数々受賞しています。『このライトノベルがすごい』では、史上初の2連覇を達成したり、総合ランキングでも1位を受賞し、殿堂入り扱いを受けるなどしています。海外でも高い人気を誇り、世界13カ国で翻訳版が展開されるなどもしています。

ソードアート・オンライン(SAO)のあらすじ

デスガン事件から半年後、キリトは、菊岡の紹介で、次世代フルダイブ実験機『ソウル・トランスレーター』のテストダイバーとしてアルバイトをしていました。このフルダイブ先の仮想世界アンダーワールドで、キリトと幼少期を共に過ごすことになったのが、この記事で紹介するユージオです。そして、キリトはデスガン事件の最後の実行犯に襲撃、次に目を覚ました時には、なぜかアンダーワールドにいるのでした。

ユージオのプロフィール

ユージオは、SAOアリシゼーション編において、仮想世界アンダーワールドの住人として登場した人工フラクトライトです。亜麻色の髪と緑の瞳が特徴的な見た目をしています。基本的には温厚で誠実な性格をしていますが、いざという時には友情にアツい性格をしています。幼少期にはキリトの幼馴染として、ルーリッド村で生活していました。

キリトの幼馴染という立場にあるキャラクターですが、その性質は、かなり主人公タイプに近いといえます。また作中では、キリトの突飛な言動に対してツッコミを入れるツッコミ役でもありました。

TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」オフィシャルサイト

ユージオはヒロイン枠キャラ?キリトとの関係や最期は?

ユージオがヒロインと呼ばれる理由

作中での扱いは、基本的には幼馴染であり、親友でもあるユージオですが、ファンの間では、どちらかといえばヒロインとして扱われることが多いです。というのも、ユージオは、SAO作品の中で、メインヒロインであるアスナと同等か、それ以上にキリトと濃密な時間を過ごしているためです。アリシゼーション編ではその性質上、アスナを含むそれまでのヒロインが登場しないこともユージオのヒロイン扱いに拍車をかけることになりました。

それまでのSAOは、多くのエピソードが小説2巻分で展開されてきました。それに対し、SAOアリシゼーション編は、初とも言える長編エピソードになっています。言い換えれば、それだけ長い間、キリトとユージオの物語が展開されることにもなったのです。キリトとユージオの絆が深まるエピソードも多く、結果的にファンからヒロイン扱いを受けることになっています。

正ヒロインの長期不在も大きな要因

ユージオがヒロイン扱いを受けるもう1つ大きな理由になっているのが、アリシゼーション編におけるメインヒロインの不在もあります。アリシゼーション編全体で見ると、メインヒロインは間違いなくアリスです。しかし、アリスは、幼少期に整合騎士に連行されたあと、長らく物語に登場しませんでした。キリトとユージオの物語の目的の1つがアリスの救出になっているのも特徴的です。

アリス不在の間には、ソルティリーナや、ロニエといったそのエピソードのヒロインとも言える女性キャラクターは登場しています。しかし、どうしても常に一緒にいるユージオの方が目立ち、結果的にヒロイン扱いされることはあまりありませんでした。こういった物語の都合上の正ヒロインの長期不在が、ユージオをヒロイン扱いするファンが増える結果にも繋がっています。

ユージオとキリトの関係

キリトとユージオの関係性は最終的には唯一無二の親友という関係性になります。しかし、その実、その関係性は複雑な面があるのも事実です。というのも、元々は幼馴染として生活した2人ですが、ユージオの記憶からは幼馴染キリトとしての存在は消されているためです。これは仮想世界であるアンダーワールドの整合性を保つためでした。現実世界に生きる人間であるキリトは、いつかは現実世界に戻る必要があります。

その際、キリトとの記憶がアンダーワールドの住人に残っていると、おかしなことになってしまいます。そのため、キリトが現実世界に戻る際には、毎回管理者によってアンダーワールドの住人の記憶からキリトの記憶が消されていたのです。そのため、キリトとユージオの関係性は、実質的にキリトがアンダーワールドからログアウトできない状態になったところから構築されたものになっています。

ユージオは、SAOでは初めてキリトと同年代で、唯一無二の親友とも言えるポジションを獲得したキャラクターです。それまでもクラインやエギルと言った男性キャラクターはいましたが、いずれもキリトより年上の大人だったのです。キリトが過去の経験から『友人』という関係性を作るのに難儀していた性質もあり、ことさらユージオとの関係性が特別な関係性として描かれることになりました。

ユージオの最期や死亡シーン

SAOアリシゼーション編の前半の物語の佳境、キリトとユージオは、アンダーワールドの人界の実質的な支配者であるアドミニストレータを倒し、アリスを解放しようと行動していました。しかし、アドミニストレータは、文字通りのチートを使う存在であったため、追い詰められることになります。アドミニストレータが呼び出したソードゴーレムと対峙したユージオは、カーディナルに頼んで自らを剣にしてもらいます。

これによりソードゴーレムを倒すことには成功しますが、アドミニストレータはそれでも倒せなかったのです。右腕を切り落とすことには成功しましたが、その代償として上半身と下半身を真っ二つにされてしまいます。これによりユージオは死亡してしまいますが、死ぬ間際には、名前の決まっていなかったキリトの黒い剣に『夜空の剣』と名付け、さらに青薔薇の剣と自身の血液をリソースにして『赤薔薇の剣』を作り出します。

最終的に『夜空の剣』と『赤薔薇の剣』を使用した二刀流のキリトによってアドミニストレータは倒されることになります。しかし、ユージオの治療は間に合わず、唯一無二の親友を失ったキリトは、絶望から心神喪失状態に陥ってしまう程ショックを受けました。

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ユージオの強さや過去

ユージオの強さはキリトと同格?

ユージオは最初から剣士だったわけではありません。ユージオの天職は代々木こりだったのです。当然、まともに剣を振った経験もなく、少なくともキリトがアンダーワールドからログアウト出来なくなった直後の時点では、ただの素人でした。しかし、剣術の才能は飛び抜けて高く、キリトの教えをすぐに吸収していきます。その才能にはキリトが『自分はすぐに追い抜かれるだろう』と感じる程です。

その後の『北セントリア修剣学院』でも、基本的にはキリトより上位の評価を受けるなどしており、剣士としての才能を輝かせていくことになります。セントラル・カセドラルに到達する頃には、キリトと同格と言っても差し支えない程の強さになっているのです。

ユージオの過去

まだキリトがアルバイトだった頃、キリトはユージオ、アリスと共に幼少期を過ごしました。この頃に、アリスが整合騎士に連れ去られることになってしまうのですが、悲惨なのがその後の出来事です。上記でも紹介したように、キリトがログアウトする時、アンダーワールドの住人からキリトの記憶は消されてしまいます。そのため、ユージオは『自分のせいでアリスが連れて行かれてしまった』と考える結果になったのです。

ユージオが整合騎士になった経緯

キリトと共に、セントラル・カセドラルを登るユージオでしたが、その道中でキリトと逸れることになってしまいます。それでもキリトなら登ってくると1人先を進むユージオでしたが、対面したアドミニストレータに自分達がボトムアップ型のAIであるという真実を知らされ心の隙を付かれてしまいます。その結果、ユージオは整合騎士『ユージオ・シンセシス・サーティツー』となってしまったのです。

ユージオとアリスの関係

ユージオが、キリトと共に村を出て、剣士を目指す理由の1つがアリスです。ユージオの記憶では、自身のせいでアリスが連行されることになっているのです。アリスを救出するという意味では、現実世界に戻るという思いもあるキリトよりも強い想いを持っています。ユージオにとってのアリスは、幼少期のアリスであり、シンセサイズを受けたアリス・シンセシス・サーティではないため、彼女の記憶を戻すことが目的になっていきました。

実際、SAOアリシゼーション編では、本来主人公であるキリトよりも、女性にモテる描写があるなど、ユージオの方が主人公をしている面もあります。その後の描写を見ても、幼少期のアリスもまたユージオに好意があったのではないかともされているのです。

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ユージオの声優

島﨑信長のプロフィール

アニメSAOにおいて、ユージオ役の声優を担当したのが島崎信長さんです。青二塾東京校第29期から声優として2009年にデビューすると、演技力はもちろん、先輩声優への思いの強さなどから『アホの子』『残念なイケメン』として知られていくことになります。本名である『信長』という名前から、戦国時代系の作品の声優を度々担当するなど、ネタの提供が多い声優としても愛されています。

島﨑信長の主な出演作品や演じたキャラ

島崎信長さんがこれまでに声優を務めたキャラクターとしては、『ダイヤのA』の降谷暁役、『ワールドトリガー』のヒュース役、『暗殺教室』の死神役、『ノブナガ・ザ・フール』のオダ・ノブカツ役、『君の名は。』の藤井司役、『バキ』の範馬刃牙役、『ハイキュー』の角名倫太郎役、『呪術廻戦』の真人役、『イナズマイレブンオリオンの刻印』のペトロニオ・パッティ役などの声優を担当しています。

島崎信長さんが近年声優を務めたキャラクターとしては、『神は遊戯に飢えている』のフェイオ役、『道産子ギャルはなまらめんこい』の四季翼役、『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』のアルノルト・ハイン役、『東京リベンジャーズ』の黒川イザナ役、『うちの会社の小さい先輩の話』の秋那千尋役、『ブルーロック』の凪誠士郎役、『ダークギャザリング』の幻燈河螢多朗役などの声優と担当しています。

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ユージオに関する感想や評価

ここからは既にSAOを視聴した人の、ユージオに関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。ユージオは、そのエピソードの多さや、共にいる時間の長さ、他にヒロインらしいヒロインもいないような状態も相まって、ヒロインとして扱われることが多くなっています。またアンダーワールドにおいて、キリトよりユージオの方がモテるため、キリトの周りにはあまり女の子がいないのも、この要因を加速させています。

ユージオに関しては、キリトも認めていたとはいえ、その強さがクローズアップされることも多いです。他のキャラクターはもちろんながら、僅か2年しか剣を振っていないにも関わらず、200年以上最前線で戦ってきたベルクーリに勝利を収めており、キリトにもその強さを認められています。アドミニストレータにもわざわざ戦うよりも、シンセサイズした方がいいと思わせるだけの強さを持っていたといえるのです。

また、ユージオの場合、戦闘自体の強さはもちろんながらも、それ以上に気持ちの強さが凄いとする声も多くなっています。その思いの強さが特に最期のシーンにおいてはキリトに向いていたことも、ユージオがヒロイン枠と言われる要因になっているとも言えるのです。

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ユージオがヒロインと呼ばれる理由まとめ

SAOのユージオは、キリトにとって唯一無二の親友ですが、ファンの間では、ヒロインと呼ばれることも多くなっています。共に過ごす時間の長さや、エピソードの多さ、正ヒロインの不在や、ラストシーンでのキリトへの思いの強さなど、作中の描写や、外的要因がそう言われる原因になっているのです。まだSAOを視聴していない人はユージオにも注目しながら視聴してみるようにしましょう。

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