【もののがたり】挂（かい）は佐野の大具足の付喪神！強さや具現化の能力とは？

挂（かい）は、人気オカルトファンタジー漫画「もののがたり」に登場するキャラクターです。挂は大具足の付喪神で強そうな雰囲気を漂わせており、主人公岐兵馬の前に現れたことで多くのファンに鮮烈な印象を与えました。また、彼のファンが多いとのことです。この記事では、もののがたりの挂について特集します。挂のプロフィールと能力や強さ、現在の挂の状況、テレビアニメ版における声優を紹介するため、参考にしてください。

もののがたりの原作者は、オニグンソウです。オニグンソウは、和歌山県出身の漫画家とイラストレーターで、もののがたりの他にも「-ヒトガタナ-」を執筆しました。もののがたりは、ミラクルジャンプ2014年5月号から2016年1月号まで連載された後で、ウルトラジャンプ2016年2月号から2023年7月号まで連載されたのです。同作品のコミックスは、既刊15巻です。また、2023年にはテレビアニメ版が放映されて話題になりました。

もののがたりは、京都を主な舞台にして展開されるオカルトファンタジー漫画であり、アクションバトルものの要素を湛えた作品でもあります。主人公の岐兵馬とヒロインの長月ぼたんは、長月家で一年間の期限付きでともに生活しますが、兵馬は付喪神に家族を殺害され、ぼたんは人間を恐れながら付喪神と共生しているという環境の大きな隔たりがありました。人を信じることのできないぼたんのことを、塞眼の兵馬は守ろうと誓うのです。

もののがたりに登場する挂（かい）は、京都三大付喪神の一角大具足の一員です。挂は男性の姿をしており、腰の辺りまで伸びた黒髪と、眉毛のない厳しい表情が特徴的に描かれていました。彼は江戸時代から存在している付喪神であり、現代では赤系のワイシャツに、ブラウン系のスラックス、そしてベージュの上着をマントのように着用しています。挂は、ある目的を持って兵馬の前に姿を見せており、只者ではない雰囲気の持ち主です。

もののがたりに登場する挂は、呼び出した相手に長時間話すように強要したり、兵馬に得も言われぬプレッシャーを与えるなど、パワハラめいた性格であることが窺えます。しかしながら、行動をともにしている少女の姿をした付喪神の斎のことを思い遣ることが多く、塞眼に対しても気にかけたり、唐傘との戦闘時には手を貸すなど優しい一面も描かれており、ファンの間で「実はいい人」や「ツンデレ」などと評されているのです。

オニグンソウ原作の大ヒットオカルトファンタジー漫画のものがたたりには、魅力的な付喪神が多数登場しており、同作品の見どころの一つとされています。その中でも、大具足の付喪神の挂（かい）は、格別の強さや能力を有していることが示唆されていました。挂とは、どのような付喪神なのでしょうか？この章では、ものがたたりの挂の強さと能力、そして斎との関係などを3項目に分けて、ネタバレを含めながら取り上げていきます。

もののがたりの挂は、特例付喪神と位置付けられており、単体の付喪神としては最強の実力者であることが描かれています。実際に兵馬の前に立ちはだかったシーンでは、彼の力量や本気度を見極めるための場だったとはいえ、兵馬のことを全く寄せつけておらず、彼よりも相当な強さを有していることがわかりました。挂はあまりにも強過ぎるために、付喪神たちの間でも恐れられており、そのため斎が深く関わるようになるのです。

大具足の付喪神である挂の能力は、雑兵や弓兵などの兵士を作り出す具現化です。作り出した兵士たちに攻撃させることができ、彼の陣地に入った相手の体内に武具を生成することができることも明らかにされました。また、増やした兵士たちを用いて、巨大でかなりの強さを有した馬の鎧を具現化してみせたシーンもあります。挂単体でも相当強く、能力を合わせると無敵に近いとされ、彼の強さを恐ろしさが際立つのです。

ものがたたりに登場する大具足の付喪神の挂は、先述の通り付喪神の中でも屈指の強さを誇っているキャラクターです。それ故に、周囲から畏怖や恐怖の念を持たれており、またその強さが暴走しないようにと斎によって結界の中に封印されています。その代わり、彼は塞眼との間で「結界に閉じ込められる代わりに、遊び相手としていつ何時、誰を指定しても良い」という約束を交わしたのです。このことで、彼は相手に長話を強要します。

もののがたりのテレビアニメ版は、2023年7月より第二章が放映中です。アニメ版については、原作漫画に極めて忠実なストーリー展開と、原作の絵柄を正確に表現した作画が好評を得ました。また、声優キャストについても、「キャラクターのイメージに合っている」と高評価されているのです。もののがたりのアニメ版で、挂（かい）役を演じている声優は、楠大典でした。この章では、楠大典のプロフィールと代表作を紹介します。

声優の楠大典は、1967年3月18日に、東京都町田市で生まれました。身長は173cm、血液型はB型で、アミュレートに所属しています。楠大典は、2023年8月現在、ブログとX（Twitter）を開設しました。ブログについては2010年以降更新がされていない状態であり、Xにてプライベートライフや出演作品情報などを、ファンに向けて発信しており、多くのファンは彼のツイートを心待ちにしているとのことです。

楠大典は、スカウトされて芸能界入りしており、当初はテレビドラマや舞台などで俳優として活動していました。当時同じ事務所に所属していた栗田貫一が、2代目ルパン三世を演じることになり、その際に頼み込んだことで「ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!」で声優デビューしています。現在ではアニメ作品の他にも、ドゥエイン・ジョンソンなどの担当吹き替え声優として、一般層にも知名度と人気を得ました。

• トランスフォーマー ギャラクシーフォース：ギャラクシーコンボイ役
• トランスフォーマー カーロボット：ブラックコンボイ役
• TIGER＆BUNNY：ロックバイソン（アントニオ・ロペス）役
• EDENS ZERO：ドラッケン・ジョー役
• ヴィンランド・サガ：トールギル役
• 炎炎ノ消防隊：レオナルド・バーンズ役

楠大典の主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。4作品のトランスフォーマーシリーズでコンボイ役を演じたことで知られています。また、近年は炎炎ノ消防隊やEDENS ZEROなど、週刊少年マガジン作品のテレビアニメ版でネームドキャラクターを演じて存在感を示しました。

この章では、もののがたりに登場する挂（かい）に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。挂は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、もののがたりの原作漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。当時の最新コミックスを読んで、挂のことが推しキャラクターになったとつぶやいていました。

こちらは、もののがたりの大ファンだと思われる方のツイートです。原作漫画とテレビアニメ版の両方を見ているとのことで、一番好きなキャラクターに挂の名を上げていました。

こちらは、もののがたりのテレビアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。第5話を観て、新キャラクターとして登場した挂を、単純な善悪ではない面白味があると高評価しています。

この記事では、もののがたりに登場する挂（かい）について特集してきました。挂は、同作品の中でも屈指の強さを誇るキャラクターです。もののがたりを見て、挂の魅力に触れてください。