【BLEACH】残火の太刀（ざんかのたち）が強すぎる！東西南北の能力をネタバレ解説

山本元柳斎重國（やまもとげんりゅうさいしげくに）は、『BLEACH(ブリーチ)』に登場する死神です。護廷十三隊総隊長にして一番隊隊長を務める最強の死神となっています。死神の中でも長く生きていて、1000年以上も総隊長を務める存在として伝説的な人物でした。ここではまず、BLEACH（ブリーチ）と山本元柳斎重國の基本的な情報をまとめていきましょう。

全世界での累計発行部数が1億3000万部を突破しているメガヒット漫画であるBLEACH(ブリーチ)は、世界中にファンを生み出しています。本作では、霊感の強い高校生・黒崎一護が死神になって活躍するストーリーが展開されています。スタイリッシュな漫画として評価されており、そのおしゃれなネーミングや作画のかっこよさ、独特のストーリー展開が後世の作品に大きな影響を与えていました。

『BLEACH(ブリーチ)』は、久保帯人によるダークファンタジーです。『週刊少年ジャンプ』で、2001年から15年間連載されていました。2000年代のジャンプを代表する作品で、テレビアニメは特にサブカルチャーに大きな影響を与えました。アニメ『BLEACH 千年血戦篇』の放送が2022年に開始され、最終章として注目されています。単行本は全74巻刊行されており、表紙や巻頭のポエムなども絶賛されています。

霊感が強い高校生・黒崎一護は、その体質のせいで幽霊と関わることが多いことに辟易としていました。そんなある日、死神・朽木ルキアと出会います。彼女は幽霊である虚(ほろう)を尸魂界(ソウル・ソサエティ)に戻す役目を果たしていました。しかし、一護の家がある虚に襲撃されて、事態が一変します。ルキアは助けに入りますが、重傷を負ってしまい、一護に死神の力を譲渡することを決意しました。

山本元柳斎重國（やまもとげんりゅうさいしげくに）は、護廷十三隊の護廷十三隊の総隊長で一番隊隊長も兼任しています。身長は168センチ、体重52キロ、1月21日生まれの死神となっています。顔に大きな十文字の傷を持っていて、この傷には一番隊副隊長であった雀部との深いエピソードが隠されています。普段は死覇装と隊長羽織りで見えませんが、肉体は鍛え抜かれていて、刀傷も多くついていました。

死神育成にも力を入れていて、約二千年前には死神の教育機関「死神統学院（現在の真央霊術院）」を設立しています。護廷十三隊の総隊長を千年以上にわたって務め、圧倒的な力を持っています。護廷十三隊の隊長である京楽春水と浮竹十四郎の2人は愛弟子となっています。瀞霊廷を守るためには非情な決断も辞さない、冷酷な一面も持ち合わせています。

山本元柳斎重國の斬魄刀は、焱熱系の斬魄刀です。焱熱系最強にして最古の斬魄刀の一つである「流刃若火」は、攻撃範囲も規格外でした。解号は「万象一切灰燼と為せ　流刃若火」となっていて、解放と共に刀身は炎に包まれます。斬撃とともに爆撃のような炎が、相手に大ダメージを与えることになります。最強の斬魄刀と言われていて、卍解せずともほとんどの敵を倒すことができました。

破面篇では、藍染がこの炎を封じるために、特別製の破面(アランカル)を作っていました。千年血戦篇でも、ユーハバッハが自分のコピーを最初にぶつけて斬魄刀の力を使わせていました。作中最強クラスの敵キャラクターが、この斬魄刀への対策を行なっていることを考えても、最強の斬魄刀であることが分かります。その攻撃力は驚異的で、本気になれば瀞霊廷を滅ぼすことができる力を見せていました。

「斬るものすべてを爆炎で焼き尽くす豪火の剣」とユーハバッハは、山本元柳斎重國の斬魄刀を表現しています。実際に、卍解を解放した時には、周囲を焼き尽くす危険な攻撃力を持っていました。卍解「残火の太刀」は、東西南北の名がついた4種類の攻撃を使用できます。この卍解の4種類の攻撃の型については、後述します。

ここでは、残火の太刀が強すぎると言われています。この強さは多くのファンを驚かせました。残火の太刀は、最強の死神にふさわしい卍解となっていました。触れると燃えることなく消滅するほどの力はすさまじく、瀞霊廷そのものに危険が及ぶほどの危険な卍解でした。ユーハバッハとの戦いで初めて披露され、圧倒的な力を見せつけています。

残火の太刀の強さの1つ目は、触れると燃えることなく消滅することです。残火の太刀は、卍解を解放したことによって、見た目が卍解する前より劣っているように見えるという特殊な形態をとります。しかし、その見た目とは違い、炎熱系の斬魄刀の能力の全てを限界まで鍛えあげた結果、高温すぎて炎が見えなくなってしまったという事でした。

最強の斬魄刀の名にふさわしく、驚異的な攻撃力を持っていました。斬魄刀の恐ろしさは、その攻撃力の高さにあります。触れたら燃えることすらなく消滅してしまい、灰になって消え去ってしまいます。ユーハバッハとの戦いのシーンでは、すべての能力を見せていて、斬るというよりも焼き尽くすという攻撃を見せていました。あまりにも高温すぎて切り口から血が出ることすらありませんでした。

残火の太刀の強さの2つ目は、1,500万度の温度です。山本元柳斎重國の卍解は、尋常でない温度であることが語られています。1,500万度と太陽の中心とほぼ同じで、周囲にいるだけで焼き尽くされてしまうほどの温度です。ユーハバッハでなければ立っているだけで焼かれていたことは確実と言われています。卍解を解放しただけで、ほとんどの敵を焼き尽くしてしまうチート級の卍解でした。

残火の太刀の強さの3つ目は、長時間解放すると尸魂界を滅ぼす可能性があるということです。卍解を発動した瞬間に、空気中の水分がほとんどなくなっていることが隊長たちの反応からも分かっています。瀞霊廷の温度は異常に上がり、尸魂界(ソウルソサエティ)全体が異常乾燥という事態になりました。長い間この状態が続けば、普通の人間は死に至ってしまうほどの高温でした。

最強の斬魄刀と言われる残火の太刀を、山本元柳斎重國が乱用しないのは、危険すぎるからです。藍染もこうした危険性が分かっていたので、特殊な方法を使って対策していました。実際に、卍解していなくても、現世を焼き尽くさないために、手加減して戦っていました。卍解時の温度は極めて危険で、長時間解放すると尸魂界を滅ぼす可能性があると卯ノ花や京楽春水は明かしています。

残火の太刀の強さの4つ目は、完成形態の大紅蓮氷輪丸より強いのかです。残火の太刀と完成形態の大紅蓮氷輪丸は、比較されることが多くあります。残火の太刀は炎熱系最強の斬魄刀で、氷輪丸は氷雪系最強の斬魄刀です。大紅蓮氷輪丸は、日番谷冬獅郎の成長に合わせて強化されていき、終盤では強力な氷を使用することができました。

しかし、残火の太刀は一瞬で焼き消すほどの力で、氷輪丸にとっては相性が最悪の相手です。実際に、完成前の氷輪丸は、残火の太刀を発動した瞬間に氷を生み出せなくなっていました。今のままの未熟な日番谷冬獅郎では、残火の太刀には勝てないと言われています。500年後や1000年後であれば、通用する可能性は十分にあります。

ここでは、残火の太刀の東西南北の能力一覧や技一覧を見ていきましょう。山本元柳斎重國の斬魄刀の卍解は、4種類の攻撃が可能となっています。旭日刃、残日獄衣、火火十万億死大葬陣、天地灰尽の4つがユーハバッハとの戦いでは使用されていました。いずれもが強力な力であり、残火の太刀の東西南北の能力一覧や技一覧は多くのファンに注目されていたことでも知られています。

東西南北の能力一覧は1つ目は、旭日刃です。旭日刃は流刃若火の炎が持つ熱の全てを刃先に集中させることで、攻撃力を飛躍的に上げる技です。あまりにも高温すぎて、炎はすべて消えてしまいます。刀身の炎はなくなり、一点集中の炎に形を変えていました。燃え上がることもなく、爆炎は上がることもない静かな卍解となっていました。

刃先に触れたものは、跡形もなく消し飛んでしまい、防御すること自体が不可能です。作中では、この能力で地面を削っていて、どんなものでも消し飛ばしてしまいます。瓦礫を溶かしながら正面突破することもでき、その刀身に込められた熱自体が攻撃であり、どんなもの焼き尽くす最強の攻撃を可能にしています。

東西南北の能力一覧は2つ目は、残日獄衣です。残日獄衣は元柳斎自身から噴き出す超高密度の霊圧を纏う攻撃となっています。その温度はすさまじく、触れるモノは焼き尽くされてしまいました。あまりにも高温すぎて、その炎が目に見えることがありません。意識的に見せることもでき、燃え盛る炎が元柳斎重國の体を纏っていました。

近付くものすべてを消滅させていて、解放すると同時に破壊的な影響が広がります。防御にも攻撃にも使用でき、ユーハバッハも「静血装(ブルート・ヴェーネ)がなければこの距離でも灰となっていた」と発言するほどの威力を見せていました。この残日獄衣は山本元柳斎重國自身を焼くことがないということを証明する技となっています。

東西南北の能力一覧は3つ目は、火火十万億死大葬陣です。火火十万億死大葬陣は、卍解の能力の中で特殊な力でした。「我が炎に散った亡者の灰よ、手を貸せ。しばし戦の愉悦をくれてやる」という言葉と共に、屍が復活してきます。元柳斎がこれまで葬ってきた屍が、骸骨の軍団として復活してきました。あまりにも規格外の力で、ユーハバッハも驚きを隠せませんでした。

蘇った骸骨の大群は、敵に対して向かっていき、元柳斎の敵をなぎ倒していきます。元柳斎はこの骸骨を生前の姿に戻すことも出来るために、死体と面識がある相手には精神的なダメージを与えることも可能です。実際に、ユーハバッハに精神攻撃を仕掛けていて、ユーハバッハは大きく動揺していました。

東西南北の能力一覧は4つ目は、天地灰尽です。天地灰尽は卍解・残火の太刀の中でも最強の攻撃力を誇る技となっています。刀を横薙ぎに振ることで、反応すらできない斬撃を可能にします。旭日刃と同じく、傷口が燃えることはありません。月牙天衝のように、長距離での攻撃も可能と考えられていて、鋭い切れ味で体が真っ二つになってしまう強力な技として偽物とはいえ、ユーハバッハを一刀両断しました。

ここでは、残火の太刀の初登場や戦いを見ていきましょう。残火の太刀は、山本元柳斎重國の卍解として注目されていて、ファンが楽しみにしていた卍解でもあります。最強の死神という伝説的な強さは絶賛されていました。残火の太刀の初登場はかなり遅く、最終章である『BLEACH(ブリーチ) 千年血戦篇』でのことでした。その戦いが山本元柳斎重國の最期の戦いになっており、その強さはファンにも注目されています。

最終章となる『BLEACH(ブリーチ) 千年血戦篇』では、長年仕えていた副隊長である雀部が何者かに殺されました。その人物が滅却師(クインシー)であることを知った山本元柳斎重國は、滅却師(クインシー)の頭領であるユーハバッハと対峙しました。そして、ついに藍染との戦いでも見せなかった卍解・残火の太刀を解放するのでした。その威力は凄まじく、瀞霊廷中にその卍解の効力がおよぶほどでした。

ユーハバッハに対して、自身の卍解「残火の太刀」を発動して、東西南北すべての技をぶつけます。そして、ユーハバッハは天地灰尽によって切り伏せられてしまいます。しかし、死に際に倒したユーハバッハがロイド・ロイドの能力によるコピーであったことを知りました。すでに残火の太刀の東西南北を使い果たしてしまった山本元柳斎重國は、なすすべなく敗北してしまいます。

ここでは、残火の太刀のかっこいい魅力を見ていきましょう。残火の太刀は斬魄刀の中でも、特にかっこいい斬魄刀として知られています。長年ベールに覆われていた山本元柳斎重國の斬魄刀なので、残火の太刀の登場はファンが歓喜しました。ここからは、残火の太刀のかっこいい魅力を5つに絞って紹介していきます。

残火の太刀のかっこいい魅力の1つ目は、肩書きです。残火の太刀は、「焱熱系最強で最古の斬魄刀」という肩書で語られています。1000年以上護廷十三隊の総隊長となっていて、最強の死神にふさわしい斬魄刀でした。焱熱系最強という肩書は多くのファンに絶賛されていて、その名にふさわしい強さを持っていた斬魄刀となっています。

残火の太刀のかっこいい魅力の2つ目は、技名です。残火の太刀には旭日刃、残日獄衣、天地灰尽、火火十万億死大葬陣とかっこいい技が数多く登場しています。作者のネーミングセンスがおしゃれすぎると言われていて、残火の太刀もこういったかっこいいネーミングセンスが爆発していました。最強の斬魄刀の卍解なので、かっこいい技名は多くのファンに絶賛されています。

残火の太刀のかっこいい魅力の3つ目は、見た目です。見た目がかっこいいという意見も数多く集まっています。静かな怒りを表しているような卍解であり、始解の派手な炎とは違っていることも注目されていました。その見た目は、水墨画のような静かな雰囲気があって、ユーハバッハとの激しい戦いを際立たせています。

残火の太刀のかっこいい魅力の4つ目は、原作漫画での見開きです。原作漫画での見開きは、ファンにも絶賛されていました。残火の太刀を使っているシーンは、作者の気迫が分かる名シーンとなっています。アニメでは派手な戦いとして圧巻の作画で描かれていましたが、原作では静かなタッチで描かれていました。逆にその作画が評価を上げていて、作中でもトップクラスの人気を誇る斬魄刀となりました。

残火の太刀のかっこいい魅力の5つ目は、流刃若火との落差です。始解状態での流刃若火(りゅうじんじゃっか)は炎が立ち昇り、派手な見た目をしています。一方で、炎が何もなくなった状態になる卍解・残火の太刀は、静かな炎で始解状態とは正反対になっていました。始解と卍解との落差が、多くのファンに絶賛されています。

ここでは、BLEACH(ブリーチ)の残火の太刀に関する感想や評価などを見ていきましょう。残火の太刀はファンに注目されていた卍解となっています。残火の太刀はかなりの強さであり、最強の斬魄刀にふさわしい卍解でした。ユーハバッハとの戦いでは、数多くの技を披露し、瀞霊廷を滅ぼすほど危険と言われる強さをいかんなく発揮しています。そのため残火の太刀に関する感想や評価は、ネット上でも数多く集まっています。

残火の太刀は、かっこいい卍解として絶賛されています。BLEACH(ブリーチ)には、かっこいい卍解は数多く登場していますが、残火の太刀は特にファンが多いことでも知られていました。炎を使用した斬魄刀となっていて、その卍解はスケールが桁違いであったことでも注目されています。ネット上でも、残火の太刀のかっこよさには絶賛の声が集まっており、男性ファンが多い斬魄刀として知られています。

残火の太刀は、強すぎるとBLEACH(ブリーチ)ファンにも言われています。最強の死神である山本元柳斎重國が使用する卍解なので、その攻撃力は瀞霊廷そのものを破壊するほどの力を持っていました。斬魄刀の卍解としては圧倒的な力を持っていて、ユーハバッハとの戦いでは驚異的な強さを見せています。ユーハバッハや藍染でも、特別な方法をとって対策するほどの強さが絶賛されています。

残火の太刀を一番好きな卍解に挙げるBLEACH(ブリーチ)ファンも多くいます。残火の太刀は圧倒的な人気を獲得していて、かっこよすぎる卍解として高い人気を獲得しました。残火の太刀は、4種類の攻撃パターンがあり、その姿もかっこいいことでも知られています。アニメなどでも絶賛の声が集まっていて、残火の太刀は作中でもトップクラスの人気を獲得していることがネット上の感想からも分かりました。

この記事では、BLEACH(ブリーチ)の残火の太刀が強すぎる理由や能力一覧、登場シーン、ネット上の感想などを紹介してきました。残火の太刀は強すぎると絶賛され、圧巻の強さを見せました。ユーハバッハとの戦いでは、偽物とはいえ、完全にユーハバッハをコピーしたロイド・ロイドを圧倒しました。この記事で紹介した残火の太刀が強すぎる理由や能力一覧にも注目して、BLEACH(ブリーチ)をお楽しみください。