【地獄楽】牡丹(ムーダン)の強さと属性は?最後の死亡シーンやセリフを考察

地獄楽のムーダンについて紹介しています。こちらの記事では、地獄楽に登場する敵キャラクター・天仙の牡丹(ムーダン)の強さや属性、最後の死亡シーンと「千年待ったよ、ありがとう」のセリフの意味についてまとめました。ムーダンが地獄楽の作中で、どのような活躍を見せたのか知りたい人は、こちらの記事でチェックしてみてください。また、地獄楽の漫画読者やアニメ視聴者のムーダンについての感想・評価も紹介しています。

【地獄楽】牡丹(ムーダン)の強さと属性は?最後の死亡シーンやセリフを考察のイメージ

目次

  1. 地獄楽のムーダンとは?
  2. 地獄楽のムーダンの強さと属性
  3. 地獄楽のムーダンの最後の死亡シーン
  4. 地獄楽のムーダンの死亡の前のセリフの意味
  5. 地獄楽のムーダンに関する感想や評価
  6. 地獄楽のムーダンまとめ

地獄楽のムーダンとは?

こちらの記事では、少年ジャンプ+で連載されていた漫画『地獄楽』に登場する、牡丹(ムーダン)の情報を紹介していきます。牡丹(ムーダン)の強さや属性は『地獄楽のムーダンの強さと属性』の項目、最後の死亡シーンについては『地獄楽のムーダンの最後の死亡シーン』の項目の中で紹介しています。

また、『地獄楽のムーダンの死亡の前のセリフの意味』の項目では、牡丹(ムーダン)が最後の死亡シーンで口にしたセリフ「千年待ったよ、ありがとう」について考察しています。地獄楽に登場した天仙の1人、牡丹(ムーダン)について気になっている人はこちらの記事を参考にしてみてください。

牡丹(ムーダン)の強さや最後の死亡シーンについて紹介する前に、まずは下記の項目で地獄楽の作品概要と物語のあらすじを紹介しています。地獄楽の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

地獄楽の作品情報

地獄楽の概要

地獄楽は、2018年から2021年にかけて集英社が配信するコミックウェブサイト『少年ジャンプ+』で連載されていたアクション時代劇漫画です。作者は、ジャンプスクエアなどの集英社の漫画雑誌に作品を掲載されることの多い漫画家の賀来ゆうじ先生です。地獄楽は少年ジャンプ+の月曜更新作品として連載していました。

現在は全13巻で完結となっており、スピンオフの漫画『じごくらく 〜最強の抜け忍 がまんの画眉丸〜』も制作されています。2023年の4月から7月には、テレビ東京系列にてアニメが放送されました。地獄楽のアニメは全13話となっており、原作漫画やアニメの人気から舞台化もされています。

2021年12月時点では、シリーズ累計発行部数380万部を突破しており、過去には『次にくるマンガ大賞』や『全国書店員が選んだおすすめコミック』などにノミネートされ話題となりました。少年ジャンプ+で配信されていた時には、少年ジャンプ+の最も人気の高い作品として注目を集めていました。

地獄楽のあらすじ

「最強の忍」と呼ばれていた画眉丸は、死罪人として処刑を待つ身となってしまいます。ある日、画眉丸は打ち首執行人の山田浅ェ門佐切に「不老不死の仙薬を持ち帰れば、無罪放免になる」と言われます。不老不死の仙薬は、極楽浄土と噂されている未開の地にありました。もう一度会いたいと願う画眉丸は、その話を信じて他の死罪人たちと共に仙薬探しの旅に出ることにします。

牡丹(ムーダン)のプロフィール

地獄楽には、主人公の画眉丸たちの敵となる天仙というキャラクターたちが登場します。天仙は、不老不死を研究する伝説の方士・徐福が自分の気を植物と掛け合わせて作り出した人造人間です。牡丹(ムーダン)は、その天仙の1人で、名前の通り牡丹の花で作られた天仙です。赤い髪が特徴的な人物で、地獄楽を見た人からは「マッドサイエンティスト」と言われることもあります。

なぜそのような感想が上がっているのかというと、その理由は牡丹(ムーダン)の研究熱心な性格が原因となっています。牡丹(ムーダン)は不老不死の研究に取り組んでおり、その一環として人間を研究材料に使っていました。人間に穴を開けたりと、非道的な行動を見せていたため、地獄楽を見た人から「サイコパス」「狂気を感じる」と言われることも多いようです。

天仙たちには名前の他に呼び名もついており、牡丹(ムーダン)は「不空就君」と呼ばれています。アニメでは、女性時の姿を甲斐田裕子さん、男性時の姿を諏訪部純一さんが演じています。また、強さは地獄楽に登場する天仙の中では下の方であると予想されます。牡丹(ムーダン)の強さや能力については、次の項目『地獄楽のムーダンの強さと属性』で紹介しているので、そちらにも目を通してみてください。

「地獄楽」公式サイト

地獄楽のムーダンの強さと属性

ムーダンの氣の属性

地獄楽の登場人物たちの強さの1つに、「氣(タオ)」の属性というものがあります。氣とは、地獄楽の世界に存在する生命エネルギーのようなもので、万物に秘められているとされています。氣には「木」「火」「土」「金」「水」の5つの種類があり、打ち消す相性と、得意とする相性があります。この氣は牡丹(ムーダン)をはじめとする天仙も持っており、牡丹(ムーダン)は土の属性に属しています。

土の属性を持つ天仙は、牡丹(ムーダン)の他に蓮(リエン)がいます。また、画眉丸の仲間では杠も土の属性を持っており、地獄楽の作中でその強さを見せています。土の属性が得意とするのは火の属性です。また木は弱点の属性となっており、圧倒的な強さを持つ天仙の牡丹(ムーダン)が作中で死亡してしまった原因は、この木の属性の相手と対峙してしまったことでしょう。

牡丹(ムーダン)の最後の死亡シーンについては『地獄楽のムーダンの最後の死亡シーン』の項目で紹介しています。牡丹(ムーダン)が最後にどのように死亡したのか知りたい人は、こちらの項目にも目を通してみてください。

ムーダンの強さ

地獄楽の主人公・画眉丸の味方キャラクターたちを苦戦させた牡丹(ムーダン)ですが、天仙のなかではあまり強い方ではないと予想されます。その理由は、地獄楽に登場する天仙のなかで1番初めに倒されるキャラクターだからです。牡丹(ムーダン)は佐切や士遠に致命傷を負わされました。氣の相性の問題もありますが、当時の彼らは氣についての知識が未熟だったにもかかわらず、牡丹(ムーダン)といい勝負をしています。

氣について彼らよりも熟知しているはずの牡丹(ムーダン)が、そのように後れを取ったのは、天仙のなかでも戦闘向きではなかったからといえるでしょう。牡丹(ムーダン)は作中で研究に没頭している姿を見せていることから、肉弾戦よりも頭脳プレーが得意だったと考えられます。戦略や戦術をサポートしてくれる天仙が傍にいれば、作中で描かれたシーンよりも活躍できた可能性もあるのではないでしょうか?

ムーダンの天仙での役割

牡丹(ムーダン)は、人間を使った研究をする役割を担っていました。地獄楽には、植物に寄生された人間が登場します。牡丹(ムーダン)は外丹花と呼ばれる花を人間に寄生させ、彼らから採れる天仙にとっての秘薬・丹を搾取するという仕事を持っていました。天仙たちが生きるには多くの氣が必要です。普段は氣を自生させることができますが、いざという時はこの丹を取り込むことで氣を得ることがきます。

人間が丹を使えば花化してしまうため、人間にとっては脅威となる代物です。そのような秘薬を生み出すことができる牡丹(ムーダン)が死亡の最後を迎えたことは、天仙たちにとって大きな痛手となったことでしょう。一方、牡丹(ムーダン)はそのような研究だけではなく、捉えた人間をキョンシーにして楽しむ面もあったことから、人間にとっては精神的な面でも恐怖を与える人物でした。

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地獄楽のムーダンの最後の死亡シーン

ムーダンと佐切や杠たちの戦いの結果

佐切や杠が、極楽浄土と言われていた未開の地「蓬莱」に上陸した際に、彼らを出迎えたのが牡丹(ムーダン)でした。何人もの敵と戦ってきた杠ですが、牡丹(ムーダン)を見た瞬間に、今までの相手とは強さが桁外れだということを察知します。思わずその場を逃げ出そうとした杠ですが、牡丹(ムーダン)は楽々と彼女を捕縛します。

その後、牡丹(ムーダン)との戦いに苦戦した杠たちですが、最後は杠たちの勝利で幕を閉じました。また、牡丹(ムーダン)との戦いで氣には弱点となる相性や、自分が有利になる相性があることを知ります。それに気づいたことが、杠たちが牡丹(ムーダン)を倒す要因となったといえるでしょう。

ムーダンは一度復活し死亡した?

牡丹(ムーダン)は、士遠によって倒され死亡しました。しかし、その前にも致命傷を負わされています。佐切によって、弱点である丹田を攻撃された牡丹(ムーダン)は瀕死の状態になりました。その時、牡丹(ムーダン)は体内の氣を消費し、天仙の最終形態である鬼戸解となります。元々人間では太刀打ちできないほどの強さを持っていた牡丹(ムーダン)の鬼戸解によって、佐切たちは危機に陥ります。

しかし、氣に弱点となる相性があることに気づいたことで、佐切たちは勝機を見出します。そして、土の氣の弱点である、木の氣の持ち主である士遠が参戦したことで、佐切たちは牡丹(ムーダン)に打ち勝つことができたのでした。牡丹(ムーダン)は死亡する間際に「千年待ったよ、ありがとう」というセリフを口にしています。このセリフの意味は、次の項目『地獄楽のムーダンの死亡の前のセリフの意味』で紹介します。

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地獄楽のムーダンの死亡の前のセリフの意味

苦戦の末、杠たちは牡丹(ムーダン)に勝利することができました。牡丹(ムーダン)は最後に「千年待ったよ、ありがとう」というセリフを口にして死亡しました。こちらの項目では、「千年待ったよ、ありがとう」のセリフの意味について考察を交えて紹介します。セリフの意味が気になっている人は、こちらの項目をチェックしてみてください。

考察①天仙が探していたもの

牡丹(ムーダン)が口にしたセリフ「千年待ったよ、ありがとう」は、「杠たちと出会ったことで、探していたものが見つかった」という意味ではないかと考察できます。天仙は、氣を維持している間は不老不死になるという体質を持っています。しかし、氣がなくなれば死亡してしまうため、様々な研究をしてきました。その研究の中で見つけた氣を生み出す方法に「陰陽のバランスを保つ」というものがあります。

天仙たちは、自分の体の性別を入れ替えることで陰陽のバランスを維持していました。しかし、杠たちとの戦いで、性別を入れ替える方法よりも強力な陰陽のバランスの取り方を見つけたのではないかと考えられます。その方法とは、「生と死」です。その究極の陰陽のバランスの取り方こそが「天仙の探していたもの」なのではないかと予想されます。

考察②陰陽のバランスの観点では生と死の方が強い

上記の項目『考察①天仙が探していたもの』で紹介したように、牡丹(ムーダン)の「千年待ったよ、ありがとう」というセリフは「氣を生み出すための方法を見つけた」という意味である可能性があります。その方法とは「生と死」です。天仙たちは、これまで自分の性別を、時には女性、時には男性と入れ替えることで、陰陽のバランスを保っていました。しかし、それだけでは安易なため、人間たちから丹を作りだして補給していました。

そして、牡丹(ムーダン)が杠たちとの戦いで、「生と死」という究極の陰陽のバランスの取り方を見つけます。「死」という感覚を覚えたことで、牡丹(ムーダン)は今までに感じたことがなかった程の陰陽のバランスを得たのではないでしょうか?その状態こそが、天仙たちが探していた究極の陰陽のバランスだったのではないかと予想されます。

考察③天仙の本当の願い

上記2つの項目では「千年待ったよ、ありがとう」の意味が「探していたものが見つかった」という解釈を紹介しました。そして「千年待ったよ、ありがとう」のもう1つの意味として考えられるのは「死ぬことを望んでいた」というものです。天仙たちは、不老不死の体を持っています。いつまでも終わりが見えないということは、ある意味死ぬより辛いことなのではないでしょうか?

また、天仙たちは不老不死の仙薬を作ろうという目的を持っています。しかし、彼らの大半はなぜ仙薬を作らなければいけないのかといった、根本的な目的を知りません。1000年かけても作ることができない仙薬を、本当に作ることができるのでしょうか?

そのような不満を抱えながら、1000年も毎日を退屈に過ごすのは、拷問に近いかもしれません。そのような彼らの背景を考えると、牡丹(ムーダン)の「千年待ったよ、ありがとう」というセリフは、「同じことを繰り返す毎日から解放されたかった」という思いを言葉にしたものなのではないかと考えられます。

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地獄楽のムーダンに関する感想や評価

地獄楽には魅力的なキャラクターが大勢登場しています。牡丹(ムーダン)のそのうちの1人です。こちらの方は、アニメで動いて喋っている牡丹(ムーダン)を見て、感動している様子を見せています。牡丹(ムーダン)のアニメ声優は、女性の姿を甲斐田裕子さん、男性の姿を諏訪部順一さんが演じられています。

こちらの方は、地獄楽のストーリーの中で1番好きなキャラとして牡丹(ムーダン)の名前を挙げています。作中では、人間を使ってキョンシーを作ったりとサイコパスな一面を見せている牡丹(ムーダン)ですが、そのような研究熱心な姿や、気さくな雰囲気に惹かれる漫画読者・アニメ視聴者も多いようです。

牡丹(ムーダン)が最後に口にした「千年待ったよ、ありがとう」というセリフが印象に残っている人も少なくないようです。漫画やアニメでは、不老不死を求めるキャラクターは少なくありません。しかし、実際に永遠に生きなければならない体になってしまうと、死が救いになるのかもしれません。

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地獄楽のムーダンまとめ

以上、地獄楽に登場する牡丹(ムーダン)について紹介してきました。牡丹(ムーダン)は牡丹の花の天仙で、物語の1番初めに死亡する天仙です。そのため、天仙のなかではあまり強くないキャラクターであると予想されます。氣の属性は土で、弱点である木の属性を持つ士遠と戦ったことで死亡しました。

死亡する直前に口にした「千年待ったよ、ありがとう」というセリフが印象に残った漫画読者やアニメ視聴者も少なくないようです。またこのセリフには、「陰陽のバランスを取るための方法が見つかった」という意味と「不老不死の体から解放されたかった」という2つの意味があると予想されます。地獄楽の原作漫画は、全13巻で完結しているので、牡丹(ムーダン)が気になった人は漫画を手に取ってみてはいかがでしょうか?

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