【黄泉のツガイ 】アサはかわいいユルの妹!能力や正体・偽物をネタバレ解説

「黄泉のツガイ」のアサについてまとめています。主人公ユルとの関係や、アサには本物と偽物が存在することなど、彼女の正体を徹底解説!また、一度死亡して、黄泉の国の手前で生き返るときに得た能力についても悦明します。冷徹で強気なアサの意外にかわいい一面や魅力などの紹介も、ファンは必見です。黄泉のツガイのアサに関する感想や評価も載せているため、気になる人はぜひチェックしてみてください。

【黄泉のツガイ 】アサはかわいいユルの妹!能力や正体・偽物をネタバレ解説のイメージ

目次

  1. 黄泉のツガイのアサとは?
  2. 黄泉のツガイのアサはかわいいユルの妹!関係は?
  3. 黄泉のツガイのアサの能力や正体・偽物
  4. 黄泉のツガイのアサのかわいい魅力
  5. 黄泉のツガイのアサに関する感想や評価
  6. 黄泉のツガイのアサまとめ

黄泉のツガイのアサとは?

アサは「黄泉のツガイ」のメインキャラクターで、謎の多い人物です。物語の序盤で、主人公ユルのいる東村を襲撃しました。その際に、アサには偽物が存在すると発覚し、どうやら彼女は多くの秘密を持っているようです。そんなアサの正体が気になる人も多いでしょう。本記事では、黄泉のツガイのアサの正体や能力を、徹底解説していきます。

黄泉のツガイの作品情報

黄泉のツガイの概要

アサが登場する黄泉のツガイは、2022年1月号より「月刊少年ガンガン」にて連載された日本の漫画作品です。作者は荒川弘先生で、「鋼の錬金術師」以来11年ぶりのガンガン連載ということで、注目を集めました。幼い頃に離れ離れになった双子のユルとアサが主人公で、二人を巡って戦いが繰り広げられる伝奇バトルです。

また、黄泉のツガイは「ガンガンONLINE」でも連載されています。2023年4月時点で単行本が3巻まで刊行されており、「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」で第2位を獲得しました。

黄泉のツガイのあらすじ

朝と夜に分かれて生まれた双子のユルとアサは、「封」と「解」の力を秘めており、世界を二分するといわれています。ユルは山奥の小さな村で、ひっそりと暮らしていました。一方、双子の妹のアサは「おつとめ」を果たしており、村の牢の中に幽閉されています。ある日、何者かに村が襲撃され、そこには「ツガイ」という奇怪な化け物がいました。村には謎が隠されているようで、ユルとアサは自分たちの宿命を知ることになります。

アサのプロフィール

黄泉のツガイのアサは16歳の少女で、ユルの双子の妹です。赤い目をしており、右目に眼帯をしているのが特徴になります。幼い頃に母親と東村を脱出しており、財を築いた影森家に保護されて育ちました。アサは東村に強い憎悪を抱き、襲撃の際には容赦なく攻撃しています。

冷徹な性格ですが、兄のユルに対してだけは、異常なほどの強い愛情を抱いている様子です。かなりのブラコンといって良いでしょう。双子の能力を狙う勢力に何度も襲われており、本人曰く「やさぐれてしまった」そうです。

黄泉のツガイ - 月刊少年ガンガン | SQUARE ENIX

黄泉のツガイのアサはかわいいユルの妹!関係は?

ユルのプロフィール

黄泉のツガイのユルは本作の主人公で、山奥の村で狩猟をしている赤目の少年です。村の牢の中でおつとめをしている妹のアサを、大切にしています。身体能力が非常に高く、敵に対して恐ろしいほどの殺気を放ちます。銃火器を使う特殊部隊相手でも、弓矢で応戦しました。暗闇に隠れた敵を、正確に狙撃できるほどの腕前です。気配を消すことも得意で、自分のいる場所を悟られずに攻撃できます。

生まれ育った環境が影響しているようで、現代文明を理解できなくて、カルチャーショックを受けることもしばしばです。大雑把な性格で、妹のアサは彼のことを「ガチハンターメンタル」と言っていました。妹と再会できたことを機に、10年前に離れ離れとなった両親を探そうと決意します。

アサとユルの関係

黄泉のツガイのアサとユルは、双子の兄妹の関係です。本作は双子が生まれて物語が始まります。ある妊婦が赤ん坊を出産したあと、「おばぁ」は「お腹にもう一人いるよ、やっぱり双子だった!」と言いました。妊婦がもう一人の子を生もうといきむと、「もうすぐ夜明けだ!まだ生むんじゃないよ」と無茶なことを言うのです。

続けて、「この子らは、ツガイを統べる者になるんだよ!」とおばぁは声を掛けました。双子の出産が無事に終わり、赤ん坊の産声が辺りに響き渡る中、父親と思う男性は手で顔を覆っています。そして、「夜と昼を別つ子が生まれてしまった」とつぶやくのでした。

その後、アサとユルは離れ離れで生きていくことになります。彼女がユルのいる東村を襲撃した際に、久しぶりの兄妹の再会を果たすのでした。アサは離れて暮らしていた兄のことを、ずっと気にかけており無事を祈っていたのです。そして、彼女はユルのことが大好きで、「ブラコン」と思わせるような言動が多く見られます。

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黄泉のツガイのアサの能力や正体・偽物

黄泉のツガイのアサは、「夜と昼を分かつ双子」として東村で誕生しました。その後、双子の兄のユルは村を自由に出入りできて、妹のアサは村の洞窟に幽閉されています。なぜ兄妹で状況がまったく異なるのか謎が多いです。ここでは、黄泉のツガイのアサの正体と能力、偽物がいるというのは本当かなどを解説していきます。

考察①アサには本物と偽物がいる?

黄泉のツガイのアサは二人存在しており、本物と偽物がいたのです。東村の奥にある牢獄に幽閉されているアサの他に、村の外にも自身のことをアサと名乗る少女がいました。幽閉されているほうのアサは大人しいイメージで、長い黒髪に和服を身にまとっています。

一方、村の外にいるアサは、髪型は同じでワイシャツと黒パンツ、黒コートを身にまとっているスタイルです。少しきつめの目つきをしており、右目側に黒い眼帯をしています。アサの正体は、どちらが本物で、どちらが偽物なのでしょうか?村の外のアサは仲間たちを連れて、ユルがいる東村を襲撃しました。実は彼女がユルの本当の妹だったのです。したがって、幽閉されているアサは偽物ということになります。

襲撃した際、本物のアサは偽物を見つけると、「悪趣味だ」と言って彼女を殺しました。その後、本物のアサはユルに捕らえられ、弓矢を突き付けられて尋問を受けます。そして、幽閉されていたアサの正体は、村の一部の人が作り上げた偽物であると訴えました。村人が偽物を作った理由は、ユルまで村から脱出しないように繋ぎ止めておくためでした。

考察②アサは一度死亡している?

黄泉のツガイのアサは、一度死亡しています。双子のユルとアサは特殊能力を持っているため、幾度となく命を狙われていました。体調を崩して入院していたアサは、東村の刺客に殺されてしまったのです。命を奪われた彼女は、黄泉の国の手前といわれている、不思議な世界の光景を目にします。

アサはすぐにユルのことが頭に浮かび、気がかりな兄を残して死ねないと、生きる選択をしました。その際に、彼女はある能力を得て生き返ることができたのです。アサを殺した刺客たちは、生き返った彼女に命を奪われました。おそらく、刺客を始末しなければ、今後も生き延びられないと判断したのでしょう。

考察③アサの能力

黄泉のツガイのアサは、古くから村に伝わる「解」の能力を持っています。そして、兄のユルは「封」の能力を持っているため、二人は命を狙われていたのです。先述のように、アサは一度死亡しており、黄泉の国の手前で「解」の能力を得ました。世の中のすべてのものを、強制的に「解く」ことができる能力です。強力な結界やツガイの契約でさえも解くことができるため、かなり驚異的な能力といえるでしょう。

考察④アサには「おはぎ」と「だいふく」というツガイがいる

黄泉のツガイのアサは、「おはぎ」と「だいふく」というツガイを持っています。もともと屋敷を襲撃したツガイ使いのものでした。しかし、おはぎとだいふくの能力を知り、アサは解の力で契約を解除したのです。おはぎとだいふくの元のツガイ使いは、この2体を「家畜のようなもの」と言っていました。しかし、アサはしっかりと自分たちに向き合ってくれるため、非常に懐いている様子です。

ちなみに、おはぎとだいふくという名前を付けたのは、男性の元ツガイ使いでした。彼は甘いものが好物で、色味が似ていたためだと考察します。アサがこの2体の名前を知ったとき、優しい表情で彼を見ていました。おはぎとだいふくは、アサたちに「陰陽ちゃん」と呼ばれています。

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黄泉のツガイのアサのかわいい魅力

かわいい魅力①強気な性格なのにすぐに泣く

黄泉のツガイのアサの正体はルイの妹で、冷徹で強気な性格をしています。しかし、時おり見せる一面がかわいいと評判です。ユルがいる東村を襲撃した際に、兄が無事であったことを確認できます。ルイの前では気丈にしていましたが、安堵したのか目から涙が溢れ出ていました。ユルの安否を非常に心配していたことが考察できます。

戦いがひと段落したあとに、屋敷にいた人々と食事をするシーンがありました。アサとユルの能力の話題や、これまでの彼女の生活のことを話します。その際に、ユルは「自分の命を顧みずに、全員返り討ちにしても情報を引き出す」と言いました。そんな彼に対して、アサは命が危うくなる前に逃げるべきだと説得します。

話を聞いていたカブが、「自分の苦労を半分持ってくれるから良いのでは?」と言いました。すると、アサは「兄様が優しいのは知ってる」と言いながら泣きます。意外にも涙もろく、かわいい一面が見れたアサのシーンでした。

かわいい魅力②優しさ

アサのかわいい魅力の一つに、「優しさ」があります。ユルの村を襲撃した際、彼女はカブちゃんと別々に行動していました。ユルと戦っている最中に、カブは左足と右肩に矢を受けてしまいます。その後、アサがやって来て、お互いに話し合うことでその場はどうにか収まりました。

ただ、ようやく会えた兄のユルが去って行くのを、アサは追いかけませんでした。カブは「なんで捕まえないの!」と言いますが、「ケガしているカブちゃんを放っておけない」と答えます。アサの仲間想いで優しい一面が垣間見れました。

他にも、アサが自分のいる屋敷に残らないかとルイに尋ね、拒否されたときのシーンです。彼を迎えに来た左右様とデラさんに、アサは深々と頭を下げながら「兄様のことをよろしくお願いします」と言いました。彼女の本心は、ユルと一緒に両親を探したかったと考察します。しかし、自分の気持ちを無理強いせずに、兄の立場と考えを尊重したことがわかります。そんなアサの優しさが、非常に魅力的でした。

かわいい魅力③礼儀正しさ

黄泉のツガイのアサは、屋敷でリラックスしたり力の修行をしているときも、常に星座をしています。また、自分より目上に人に対してはきちんとした敬語を使えるなど、礼儀正しさが身についていることが伺えました。彼女と敵対関係にあるデラさんとアザさんにも、敬語を使って会話しています。たとえ敵であっても目上であれば、ケジメをつけてしっかり敬語を使い礼儀をわきまえているところは、アサの魅力の一つといえるでしょう。

かわいい魅力④可愛いもの好き

黄泉のツガイのアサは、襲撃犯から陰陽のツガイを略奪しました。ただ、そのツガイは非常に大きかったため、すり寄ってくると彼女が潰れてしまいそうです。彼女はツガイに「もうちょっと小さくなれる?」とお願いしていました。ツガイは彼女の願いを快く受け入れて、身体を小さくしてくれます。その姿を見て、アサは「かわいい、かわいい」と笑顔で言いました。彼女の女の子らしくて、かわいい一面が見れたシーンです。

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黄泉のツガイのアサに関する感想や評価

黄泉のツガイのアサが、いい子過ぎてやばいという感想が上がっています。ユルとアサにしかわからない絆を感じて、ウルッときたという声もありました。また、黄泉のツガイの物語は、さまざまなツガイの戦い方があり、何度読み返しても飽きないという評価もあります。

黄泉のツガイのアサが見たいために、単行本を4巻まで購入したというファンもいました。黄泉のツガイの1巻では、ミステリアスなクールビューティで、サイコ、ブラコンというイメージでした。しかし、読み進めていくうちに温厚さやぽやぽやした一面も見られて、かわいいと感じたという声も上がっています。序盤は兄様にキレられたため、やさぐれた目つきだったかもしれないという考察もありました。

黄泉のツガイのアサは、兄様が大好きなところが大変かわいいという感想があります。兄のユルも同じくらい妹が大好きだけど、状況的にも素直にデレられないのだろういう考察も上がっていました。黄泉のツガイは、誰が敵で誰が味方なのか初期メンだけでも正体が謎だらけで、先が気になって仕方ないという声もあります。

黄泉のツガイのアサまとめ

黄泉のツガイのアサの正体は、主人公ユルの双子の妹です。アサは東村の内外に2人存在していました。しかし、東村を襲撃したほうが本物で、村内の牢に幽閉されていたほうが偽物でした。また、彼女の正体は「解」の能力者でもあり、一度死亡したときに黄泉の国の手前で、生き返ることを選択します。

冷徹で強気な性格をしていますが、かわいい一面もある女性です。兄を想う気持が健気で、すぐに泣いてしまうギャップも彼女の魅力です。黄泉のツガイのアサは、本作を読み進めるごとに魅力が増していくキャラのため、ぜひ注目してみてください。

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