【るろうに剣心】土方歳三が北海道編で登場？新撰組副長としての強さや最期も解説

「るろうに剣心の北海道編で登場するのでは？」・「斎藤一や、永倉新八との関係性が知りたい」と話題を集めている土方歳三について詳しく深掘りしていく前に、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の作品情報を紹介しましょう。

• 作品名：るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-
• 原作者：和月伸宏（わづきのぶひろ）
• ジャンル：歴史剣劇少年漫画
• 掲載誌：ジャンプスクエア
• レーベル：ジャンプ・コミックス
• 発表号：2017年10月号〜

「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」は、1994年〜1999年に連載されていたるろうに剣心の続編です。るろうに剣心は、2020年10月にシリーズ累計発行部数が7200万部を突破しています。「るろうに剣心」は、1996年にアニメ化され、2023年にニューアルしてアニメ化されました。実写映画も2023年現在全5作品が公開されており、シリーズ累計興行収入が193億円を突破している人気作品です。

「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」は、るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-の人誅編が終了した後の世界を舞台にした物語です。るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-では、死んだとされていた薫の父親が生存していることが判明します。薫の父親は函館にいることが判明し、緋村剣心は薫と共に、北海道に薫の父親を迎えに行くことにするのでした。

「るろうに剣心の北海道編で、登場するのではないか？」と話題を集めている土方歳三について、どんな人物なのかや？北海道編で登場するのか？などを深掘りし、ネタバレしていきましょう。

土方歳三（ひじかたとしぞう）は、新撰組の副長として幕末時代に活躍していた剣士です。土方歳三は、近藤勇などと一緒に「壬生浪士組」を結成します。この壬生浪士組が、後の新撰組の母体です。壬生浪士組は、活動していくうちに実績を重ね、京都で大活躍を果たしていきました。土方歳三は、実在した歴史上の人物ですが、るろうに剣心で登場する土方歳三の詳細プロフィールは明かされておらず不明です。

次に、土方歳三がるろうに剣心の北海道編に登場するのか？についてもネタバレしていきましょう。土方歳三は、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」では、すでに死亡しています。そのため、土方歳三が、生存している姿はるろうに剣心の作中では登場していません。しかし、土方歳三は、緋村剣心らが北海道に訪れた時に、立ち寄った写真館に飾られている写真の人物として、登場しています。

るろうに剣心に登場する土方歳三の強さや、武器についてもネタバレしていきましょう。るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-の作中で、「土方歳三は、優れた剣術は持ち合わせていないものの、すこぶる戦巧者で、新撰組の中で一番厄介な相手だった」と緋村剣心が語っています。

土方歳三は、「和泉守兼定（いずみのかみかねさだ）」といった刀を武器に、相手と対峙しています。緋村剣心のようは優れた剣術は持ち合わせていないものの、常にこの刀を武器に戦場に立ち向かっていく強さの持ち主です。土方歳三は、敵陣に刀一つで乗り込んでいき、天性の素質を発揮し、戦況を変えてしまうといったとてつもない強さを発揮しています。

るろうに剣心の土方歳三のプロフィールや、強さをネタバレした上で、土方歳三の活躍や最期についても詳しく深掘りしていきましょう。まずは、土方歳三の生い立ちをネタバレします。土方歳三は、1835年に江戸のハズレにある村で生まれました。土方歳三は、農家出身の青年で、幼い頃から剣術道場に通っていました。剣術道場で、同じ農家出身の近藤勇たちなどと出会い、一緒に剣術の修行をしていきます。

そんな中、鎖国している日本では、「開国するように」と欧米などから迫られていました。開国を迫られた幕府は、「日本国内の戦力を増強しよう」と考え、全国で有志を募っていました。土方歳三は、現在の日本の状況を目にし、幕府の呼びかけに応じるかのように、近藤勇や地元の仲間たちと一緒に「壬生浪士組」を結成しています。

土方歳三たちは、壬生浪士組を結成し、仲間とともに活動をスタートさせていきます。土方歳三たちが結成した壬生浪士組は活躍し、徐々に周囲から認められていきました。幕府にも認められた壬生浪士組は、「新撰組」と名前を改めて、今まで以上に活動を強化しながら歩んでいくことになりました。壬生浪士組の主要メンバーとして活躍していた土方歳三や、近藤勇は、新撰組の武士として活動していきます。

新撰組として活動する土方歳三たちは、幕末の京都を舞台に、犯罪を行う不逞浪士を取り締まります。加えて、倒幕を掲げている長州派維新志士達も取締り、新撰組といった名前を、一気に世に広めていきました。こうした中、新撰組の土方歳三は、長州派維新志士だった緋村剣心と対峙しています。土方歳三は、緋村剣心の高い剣術に圧倒されながらも、殺害されることなく切り抜け続けました。

るろうに剣心の土方歳三の最期についても、ネタバレしていきましょう。土方歳三は、新撰組の隊員に厳しいルールを徹底させていくことで、新撰組の強さを維持してきました。しかし、厳しすぎるルールが仇となり、新撰組は弱体化してしまいます。土方歳三は、弱体化した新撰組を見放すことはせず、新撰組の一員として活動し続けます。しかし、徳川幕府が滅亡してしまい、新撰組の局長だった近藤勇が処刑されます。

その後、新撰組の仲間として活動していた斎藤一や永倉新八が、新撰組から脱隊してしまいます。そんな中、土方歳三は新撰組としての活動を続け、戊辰戦争にも参加。土方歳三は、自身のもつ頭脳を武器にして、戦いを続けます。そこで、土方歳三は戦への才覚を発揮し、連戦連勝を重ねていきました。一方で、旧幕府軍が敗北し続けていたため、土方歳三たちは、北海道にまで追い詰められていくのでした。

その後に起こった、函館の五稜郭での戦いが土方歳三の最期の戦いになったといわれています。「土方歳三は、五稜郭の戦いで戦死した」と考えられていますが、死体が上がっておらず正式な最期は不明のままです。るろうに剣心の北海道編でも、土方歳三は、最期になったといわれている五稜郭の戦いに参加する直前の写真のみが作中で登場しています。

しかし、最期の戦いといわれた五稜郭での戦いのあと、土方歳三の死体は見つかっていません。そのため、るろうに剣心のファンからは、「土方歳三は実は死亡していないのではないか？」といった声や、「今後、るろうに剣心の北海道編では、生存している土方歳三が登場するのではないか？」といった考察があがっています。

土方歳三のプロフィールや、最期についてネタバレした上で、斎藤一や、永倉新八などといった、土方歳三と関わりが深いキャラクターとの関係性についても、プロフィールと共に深掘りしていきましょう。

土方歳三と緋村剣心との関係は、「敵対する関係性」です。土方歳三は、幕末時代に新撰組として活動していました。そのため、長州派維新志士で倒幕を考えていた緋村剣心は、取り締まる対象の相手でした。土方歳三は、幕末の京都で緋村剣心と何度か対峙し、交戦しています。しかし、2人は互角の戦いを繰り広げており、決着がついていません。

緋村剣心（ひむらけんしん）は、不殺（ころさず）を誓っている流浪人であり、るろうに剣心の主人公です。緋村剣心は、赤の長髪の男性で、頬には十字の傷があります。緋村剣心は、幕末には、「人斬り抜刀斎」として恐れられていた長州派維新志士です。

緋村剣心は、飛天御剣流の使い手であり、とてつもない剣術の持ち主です。緋村剣心は、明治に入りとても優しく温厚な性格になりましたが、戦闘時には人斬り抜刀斎のような姿に戻ってしまうキャラクターです。

土方歳三と斎藤一との関係は、「新撰組時代の同僚」です。斎藤一は、土方歳三の新撰組時代の同僚であり、一緒に戦ってきた仲間です。徳川幕府の滅亡後も、新撰組の同志として、戊辰戦争にも一緒に参加しています。しかし、戊辰戦争の最中に、斎藤一は新撰組から抜けてしまいました。その後、斎藤一は、東京で警官をしながら、明治政府の密偵として暗躍しています。

斎藤一（さいとうはじめ）は、新撰組の三番隊組長を務めていた人物で、緋村剣心の宿敵の一人です。斎藤一は、常にクールで、表情を出さないため、とても怖い外見をしています。「悪・即・斬」を信念にしており、正義に反する者は容赦なく斬り裂いてしまうまっすぐな性格のキャラクターです。

そのため、人斬り抜刀斎ではなくなった緋村剣心のことは相手にせず、「戦う価値が無い」と判断し対峙しませんでした。るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-では、劍客兵器の調査を命じられていて、永倉新八らと一緒に行動をしています。

土方歳三と永倉新八との関係は、斎藤一と同じく「新撰組時代の同僚」です。永倉新八（ながくらしんぱち）は、土方歳三の新撰組時代の同僚であり、新撰組二番隊の隊長を務めていた人物です。新撰組の立ち上げ当初から参加していた古参メンバーでしたが、土方と仲違いしてしまい、新撰組を離脱しています。

永倉新八は、新撰組の中でも高い実力を持った剣士で、「新撰組最強の剣客」と称されていました。永倉新八は、新撰組を離脱後、北海道の樺太集治監で、剣術藩士を務めています。永倉新八は、明るくお調子者な性格の持ち主で、とても態度が大きな人物です。るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-では、劍客兵器を討伐するために、斎藤一と一緒に行動しています。

漫画「るろうに剣心」を見て、「斎藤一や、永倉甚八、土方歳三を知った」といった声も少なくありません。「るろうに剣心を見て、新撰組が好きになった」といった意見も上がる中、「もとから新撰組が好きだったが、るろうに剣心を見てより新撰組のメンバーを好きになれた」といった感想も上がっている人気作品です。

「るろうに剣心」は、週刊少年ジャンプで連載されている時から人気を集めていた人気作品です。その後、続編である「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」が連載開始されるやいなや、「るろうに剣心に出てきたキャラはどこまで登場するのか？」といった声が多く上がりました。そんな中、「るろうに剣心の新撰組メンバーのストーリーを深掘りしてほしい」といった声も多くあがっています。

土方歳三は、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」では登場しておらず、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」でも回想シーンとして取り上げられたキャラクターです。五稜郭の戦いで最期を迎えたとされていますが、「実は、土方歳三は生きているのではないか？」・「土方歳三は最期を迎えていない」といった推測もあがっています。

「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」で、土方歳三は五稜郭での戦いで最期を迎えたと語られています。しかし、「死体が出ていないので、土方歳三は生存している」といった声が根強いです。一方で、「土方歳三は生存していたとしても、安易に登場せず、ゾンビのような感じで登場するのでは？」といった考察もあがっています。

「るろうに剣心」に倒叙すうる土方歳三は、新撰組の副長を務めており、五稜郭で最期を迎えたとされている故人キャラクターです。土方歳三の強さや武器はもちろんのこと、新撰組の結成や、最期のシーン、土方歳三と斎藤一歩や永倉新八との関係性を見て気になった方は、一度「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」を見てみてはいかがでしょうか？