【るろうに剣心】服部武雄は二刀流の御陵衛士！強さや新選組との戦いをネタバレ

大人気漫画『るろうに剣心』は2023年7月現在、｢ジャンプスクエア｣で北海道編の連載が行われています。この漫画『るろうに剣心』の北海道編には、服部武雄というキャラクターが登場しています。漫画『るろうに剣心』の服部武雄とは、｢御陵衛士｣のメンバーであり、北海道編の回想シーンで初登場しました。北海道編の回想シーンに登場する服部武雄は、二刀流の達人として知られており、過去の｢油小路事件｣で｢新選組｣と戦いました。

服部武雄の強さは斎藤一や永倉新八を圧倒するほどであり、漫画『るろうに剣心』の最強キャラと評価されています。しかし、服部武雄は｢油小路事件｣で｢新選組｣の原田左之助に破れ、命を落としてしまいました。本記事では、｢御陵衛士｣の二刀流使い・服部武雄について、最強と評される強さや｢新選組｣との戦い、関係者などを紹介します。まずは、漫画『るろうに剣心』の作品情報と物語のあらすじについて、簡単に紹介していきます。

服部武雄が登場する『るろうに剣心』とは、漫画家の和月伸宏が描く｢集英社｣の漫画作品です。漫画『るろうに剣心』は｢人斬り抜刀斎｣こと緋村剣心の生涯を描いた漫画作品であり、｢るろ剣｣という略称で呼ばれています。元々、漫画『るろうに剣心』は1994年に｢週刊少年ジャンプ｣で連載が始まり、1999年に最終回を迎えて完結しました。その後、漫画『るろうに剣心』は2017年に｢ジャンプスクエア｣で続編の北海道編が発表されました。

2023年7月現在、漫画『るろうに剣心』は北海道編の連載が続いており、これまで合計8巻（北海道編のみ）の単行本が刊行されています。漫画『るろうに剣心』は全世界で高い人気を博しており、シリーズの累計発行部数が7200万部を突破しています。この人気から、漫画『るろうに剣心』はアニメ化やOVA化、実写映画化などが行われています。また、2023年の7月から新作アニメが放送されており、本作は人気を伸ばし続けています。

時は幕末。主人公の緋村剣心は｢佐幕派｣や｢新選組｣相手に奮戦し、｢人斬り抜刀斎｣という異名で恐れられていました。しかし、緋村剣心は明治維新後に｢不殺（ころさず）｣の誓いを立て、人斬りから足を洗います。その後、緋村剣心は流浪人となり、全国行脚の旅に出ました。そして、緋村剣心は｢神谷道場｣という道場で神谷薫や明神弥彦と出会い、人生が大きく変わることになるのでした。

本記事で、最強と評される強さや｢新選組｣との戦い、関係者などを紹介する服部武雄（はっとりたけお）とは、漫画『るろうに剣心』の北海道編に登場するキャラクターの1人です。漫画『るろうに剣心』の北海道編に登場する服部武雄は、｢御陵衛士｣に所属している元｢新選組｣のキャラクターであり、逆立った黒髪と屈強な身体が特徴となっています。｢御陵衛士｣の服部武雄は｢油小路事件｣で原田左之助に殺され、壮絶な最後を遂げました。

そのため、服部武雄は北海道編の回想シーンにしか登場していません。しかし、服部武雄は二刀流の達人であり、漫画『るろうに剣心』ファンに作中最強キャラと評価されています。この最強クラスの強さから、服部武雄は｢新選組｣時代に剣術指南役を務めていました。また、服部武雄は性格がかっこよく、見た目のインパクトも凄まじいキャラクターとなっています。これらの魅力から、服部武雄は本作で高い人気を博し続けています。

大人気漫画の『るろうに剣心』には、実在の歴史人物が数多く登場しています。｢御陵衛士｣の服部武雄も同じであり、史実に実在していたことが分かっています。史実の服部武雄は天保3年（1832年）に生まれた｢新選組｣の隊士であり、｢三郎兵衛｣という名前で呼ばれています。元々、服部武雄は播磨の赤穂藩で生まれ、｢服部覚平｣と名付けられました。その後、服部武雄は｢新選組｣に入り、撃剣師範と諸士調役兼監察を務めました。

しかし、服部武雄は慶応3年に伊東甲子太郎と｢御陵衛士｣を結成し、｢新選組｣から離脱します。そして、服部武雄は｢油小路｣で｢新選組｣に襲われ、命を落としてしまいました（油小路事件）。史実の服部武雄は二刀流の達人だったらしく、｢新選組｣で最強隊士の1人に数えられています。また、服部武雄は高潔な精神の持ち主であり、小山正武が死に様を称賛しています。そのため、本作の服部武雄は史実通りのキャラクターといえるでしょう。

｢御陵衛士｣の服部武雄は故人であるため、漫画『るろうに剣心』の本編に登場していません。しかし、服部武雄は最強の二刀流使いであり、漫画『るろうに剣心』の回想シーンで斎藤一と永倉新八を圧倒しています。そのため、服部武雄は2023年7月現在、漫画『るろうに剣心』で最強の強さを持つキャラクターと評価されています。ここからは、漫画『るろうに剣心』に登場する服部武雄の強さや装備について、詳しく紹介していきます。

上述で紹介した通り、漫画『るろうに剣心』に登場する服部武雄は二刀流使いのキャラクターです。二刀流使いの服部武雄は作中最強の強さを持っており、斎藤一や永倉新八でも勝つことが出来ません。この作中最強の強さから、二刀流の服部武雄は｢新選組｣で剣術指南役を務めていました。史実の服部武雄も同じであり、二刀流の達人として知られています。また、史実の服部武雄は槍術や柔術の実力も達人レベルだったそうです。

漫画『るろうに剣心』に登場する二刀流使いの服部武雄は、｢油小路事件｣で｢鎖帷子（くさりかたびら）｣という防具を装備していました。｢鎖帷子｣とは、細い鎖を衣服状にした防具であり、海外で｢チェインメイル｣と呼ばれています。｢鎖帷子｣は非常に重たいものの、防御力が高く、刃物による攻撃を無効化出来ます。

｢鎖帷子｣の性能を見ると、二刀流使いの服部武雄は攻守両方に優れたキャラクターだといえるでしょう。ちなみに、史実の服部武雄は｢鎖帷子｣を着用し、｢油小路｣で｢新選組｣と戦いました。史実の服部武雄が｢油小路事件｣で｢鎖帷子｣を着用していた理由は、敵を足止めして同志を逃がすためだったと考えられています。

漫画『るろうに剣心』に登場する服部武雄は二刀流の達人であり、作中最強のキャラクターだと評価されています。しかし、服部武雄は過去の｢油小路事件｣で｢新選組｣と戦い、史実と同じ最後を遂げてしまいました。そのため、服部武雄は漫画『るろうに剣心』の最強キャラであるものの、回想シーンにしか登場していません。ここからは、漫画『るろうに剣心』に登場する服部武雄の｢新選組｣との戦いや活躍について、紹介していきます。

播磨の赤穂藩で生まれた服部武雄は、｢新選組｣の隊士となり、京都の治安維持や剣術指南役を務めていました。しかし、｢新選組｣の伊東甲子太郎が幕府を見限り、服部武雄はそれに賛同します。これがきっかけで、服部武雄は伊東甲子太郎と｢御陵衛士｣を結成し、倒幕勢力に加担するようになりました。｢御陵衛士｣とは、｢新選組｣の離脱者で構成された組織であり、活動目的が穏やかな政権移譲だったといわれています。

穏やかな政権移譲を目指す｢御陵衛士｣は当初、｢新選組｣に敵対視されていませんでした。しかし、｢御陵衛士｣は倒幕のため、薩摩や長州と手を結ぼうとします。これが原因で、｢新選組｣は｢御陵衛士｣の殲滅を決め、密かに伊東甲子太郎を殺害しました。その後、｢新選組｣は伊東甲子太郎の遺体を｢油小路｣に放置し、｢御陵衛士｣を誘き出そうとします。この時、服部武雄は｢新選組｣の策を見抜き、｢鎖帷子｣を着込んで｢油小路｣に向かいました。

しかし、服部武雄の到着が遅れ、｢御陵衛士｣のメンバーは｢新選組｣に惨殺されてしまいます。仲間を殺された服部武雄は激怒し、1人で｢新選組｣に突撃します。そして、服部武雄は｢油小路通｣で斎藤一や永倉新八と互角の戦いを繰り広げ、生き残った仲間を逃しました。しかし、服部武雄は原田左之助に隙を突かれ、瀕死の重症を負ってしまいます。その後、服部武雄は自分達が滅ぼすに値する邪悪だったのか斎藤一に尋ね、死亡しました。

最初に紹介する服部武雄の関係者は、斎藤一です。漫画『るろうに剣心』に登場する斎藤一とは、元｢新選組｣のキャラクターであり、明治政府の警部補を務めています。斎藤一は正義感が非常に強く、｢悪・即・斬｣を信念としています。また、斎藤一は漫画『るろうに剣心』でトップクラスの実力者となっており、優れた観察力と洞察力も持っています。この強い正義感と強さから、斎藤一は｢新選組｣で三番隊組長を務めていました。

斎藤一は｢新選組｣時代、｢油小路事件｣の｢御陵衛士｣殲滅に参加していました。この時、斎藤一は永倉新八と協力し、服部武雄に戦いを挑みます。しかし、斎藤一は服部武雄の圧倒的な強さにより、勝つことが出来ませんでした。その後、服部武雄は原田左之助の不意打ちで重症を負い、｢御陵衛士｣が滅ぼすに値する邪悪だったのか斎藤一に問いました。この服部武雄の問いは、斎藤一の心の中に残っており、未だ答えを出せていません。

2人目に紹介する関係者は、永倉新八です。漫画『るろうに剣心』に登場する永倉新八とは、斎藤一と同じ元｢新選組｣のキャラクターであり、北海道の樺戸集治監で剣術師範を務めています。元｢新選組｣の永倉新八は、非常にフレンドリーで大味な性格をしており、斎藤一や緋村剣心に呆れられています。しかし、永倉新八は｢新選組｣で最強剣士の1人に数えられており、｢人斬り抜刀斎｣の主人公・緋村剣心から高く評価されています。

この強さから、永倉新八は昔、｢新選組｣で二番隊組長を務めていました。しかし、現在の永倉新八は幕末の動乱に絶望し、自身を｢明治の死に損ない｣と評しています。上述で紹介した通り、永倉新八と斎藤一は｢新選組｣の組長時代、｢油小路事件｣で服部武雄と戦いました。しかし、永倉新八と斎藤一は攻撃を全て防がれ、服部武雄を殺すことが出来ませんでした。そのため、服部武雄は永倉新八に｢バケモノが過ぎる｣と評価されています。

3人目に紹介する関係者は、阿部十郎です。漫画『るろうに剣心』に登場する阿部十郎とは、元｢新選組｣のキャラクターであり、農商務省の役人を務めています。阿部十郎は射撃の達人として知られており、｢新選組｣で砲術師範をしていました。しかし、阿部十郎は服部武雄や伊東甲子太郎と結託し、｢新選組｣から離脱してしまいました。その後、阿部十郎は伊東甲子太郎の｢御陵衛士｣に入り、倒幕派として活動を始めます。

しかし、阿部十郎は｢油小路事件｣で仲間を惨殺され、自身も窮地に立たされてしまいます。すると、服部武雄が救援に駆けつけ、阿部十郎は｢油小路事件｣を生き残りました。この時、阿部十郎は新時代に各々の意思と人生を繋いで欲しいと服部武雄に言われます。その後、阿部十郎は服部武雄の言葉を人生の指針とし、最終的に北海道でリンゴ栽培を始めました。

漫画『るろうに剣心』に登場する服部武雄には、服部武雄が強すぎるといった感想が多数寄せられていました。漫画『るろうに剣心』に登場する服部武雄は、｢油小路事件｣で｢新選組｣に殺され、壮絶な最後を遂げました。しかし、服部武雄は最強の二刀流使いであり、斎藤一と永倉新八の2人を追い詰めています。この強さから、服部武雄は漫画『るろうに剣心』の最強キャラクターだと評されています。

漫画『るろうに剣心』に登場する服部武雄には、服部武雄の強さに驚く感想も寄せられていました。元｢新選組｣の最強剣士・斎藤一は、｢油小路事件｣で服部武雄と戦うものの、勝つことが出来ませんでした。また、服部武雄は永倉新八も圧倒しており、彼から｢バケモノが過ぎる｣と評されています。この服部武雄の圧倒的な強さは、多数の漫画『るろうに剣心』ファンに衝撃を与えました。

漫画『るろうに剣心』に登場する服部武雄には、服部武雄の登場に喜ぶ感想も寄せられていました。史実の服部武雄は二刀流の達人だったらしく、｢新選組｣で撃剣師範や諸士調役兼監察を務めていました。しかし、服部武雄は非常にマイナーな歴史人物であり、あまり名前が知られていません。そのため、服部武雄の登場は、数多くの日本史ファンを歓喜させています。

本記事では、二刀流使いの服部武雄について、最強と評される強さや｢新選組｣との戦い、関係者などを紹介しました。確かに、服部武雄は｢油小路事件｣で死亡した故人のキャラクターです。しかし、服部武雄は｢油小路事件｣で最強剣士の斎藤一と永倉新八を圧倒し、永倉新八に｢バケモノが過ぎる｣と評価されています。そのため、｢御陵衛士｣の服部武雄は漫画『るろうに剣心』の最強キャラクターだといえるでしょう。