【今際の国のアリス】ダイヤのキングをネタバレ解説!ジャックとクイーンはあった?

『今際の国のアリス』ではトランプのマークにちなんだ「げぇむ」が行われますが、そんな中、絵札の「げぇむ」として、ジャック・クイーン・キングの「げぇむ」が描かれます。ダイヤのキングの「げぇむ」は一体どのようなルールがあり、どんな結末を迎えたのでしょうか?そこで今回は、『今際の国のアリス』で描かれたダイヤのキングの「げぇむ」内容やルールをネタバレ解説していきます。また、ダイヤのジャックとクイーンの「げぇむ」は存在するのか、ダイヤのジャックとクイーンのルールなどについてもネタバレ解説します。

【今際の国のアリス】ダイヤのキングをネタバレ解説!ジャックとクイーンはあった?のイメージ

目次

  1. 今際の国のアリスのダイヤのゲームとは?
  2. 今際の国のアリスのダイヤのキングをネタバレ解説
  3. 今際の国のアリスのダイヤのジャックとクイーンはあった?
  4. 今際の国のアリスのダイヤの6と4のゲームをネタバレ解説
  5. 今際の国のアリスのダイヤのキングの実写ドラマキャスト
  6. 今際の国のアリスのダイヤのキングの登場人物
  7. 今際の国のアリスのダイヤのキングに関する感想や評価
  8. 今際の国のアリスのダイヤのキングまとめ

今際の国のアリスのダイヤのゲームとは?

『今際の国のアリス』では、ハート、クラブ、ダイヤ、スペードといったトランプのマークにちなんだ「げぇむ」が行われています。そんな『今際の国のアリス』の世界で、最も知識が試されるげぇむが、『ダイヤのげぇむ』です。閃きや知識が必要となってくる『ダイヤのげぇむ』とは一体どんなげぇむなのでしょうか?まずは、『今際の国のアリス』の作品情報とダイヤのげぇむについてチェックしてみましょう。

今際の国のアリスの作品情報

今際の国のアリスの概要

『今際の国のアリス』は、週刊少年サンデーSにて、2010年12月号から2015年5月号まで連載した後、週刊少年サンデーにて2015年19号から2016年8号まで月イチで連載され、2016年12号から2016年14号まで3号連続で連載された麻生羽呂による漫画です。

そんな『今際の国のアリス』を原作とした実写ドラマ化された『今際の国のアリス』が、配信登録制のストリーミングサービス・『Netflix』にて世界190か国に配信されました。『今際の国のアリス』の実写ドラマは、2020年12月10日よりシーズン1が配信され、2022年12月22日よりシーズン2が配信されています。『今際の国のアリス』の実写ドラマの主演を務めるのは、山﨑賢人と土屋太鳳です。

今際の国のアリスのあらすじ

落ちこぼれの青年・有栖良平(アリス)は優秀な弟と比べられ、自室にこもってゲームばかりする怠惰な暮らしをしていました。ある時、そんな実家に嫌気がさして家出をし、親友であり落ちこぼれ仲間のカルベ・チョータらと渋谷に繰り出し、複数の車を巻き込む交通事故を起こしてしまいました。その後、周囲と警察の目を逃れてハチ公前改札内のトイレの個室に逃げ込んだ3人は、突如停電に遭ってしまいます。

その後、東京の街は、人も消えてしまい、もぬけの殻に変わり果ててしまいました。そんな中、3人はシブキという女性に出会い、この世界で生きていくためには命を賭けた『げぇむ』に参加し、『げぇむ』をクリアしていかなければならないと知り、『げぇむ』の世界に巻き込まれていくことになりました。

ダイヤのゲームとは?

まず、『今際の国のアリス』の世界では、トランプのマークごとの「げぇむ」が存在します。まず、ダイヤの「げぇむ」は知識や閃きを試される頭脳戦の『知能型』を表しており、ハートの「げぇむ」は、今際の国で一番厄介な「げぇむ」とされる、人の心を弄ぶ心理戦です。

クラブの「げぇむ」は、チームの絆が必要となるバランス型、スペードの「げぇむ」は体力勝負の肉体型で、身体能力が試されるげぇむとなっています。そんな中、『今際の国のアリス』・ダイヤのげぇむを統括しているのはクズリューこと九頭龍慧一です。

今際の国のアリス | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

今際の国のアリスのダイヤのキングをネタバレ解説

『今際の国のアリス』で、知識や閃きを試される頭脳戦の『知能型』・ダイヤの「げぇむ」の中でも最も難関レベルと言われているのが、ダイヤのキングです。そんなダイヤのキングのルールや結末は一体どのようなものだったのでしょうか?お次は、『今際の国のアリス』・ダイヤのキングのルールや結末などのネタバレ解説をチェックしていきましょう。

ネタバレ解説①ダイヤのキングのルール

『今際の国のアリス』のダイヤのキングをネタバレ解説1つめは、『ダイヤのキングのルール』です。ダイヤのキングの「げぇむ」はどんなものだったのかというと、『びじんとうひょう』というものでした。ダイヤのキングの「げぇむ」である「びじんとうひょう」は、有名な行動経済学の実験を基にしたゲームであり、裁判所が会場となっていました。

なぜ裁判所が会場だったのかというと、ダイヤのキングであるクズリューこと九頭龍慧一が元の世界で、国際弁護士だったためです。さて、そんなクズリューこと九頭龍慧一が統括しているダイヤのキングの「げぇむ」の「びじんとうひょう」ルールについてですが、まず、「ぷれいやぁ」それぞれにタブレットが与えられます。

「ぷれいやぁ」達は、1分の制限時間の間に0から100までの数字から1つ選び、全員の選んだ数字の平均値を出して、その平均値を0.8倍した数字に最も近い者が勝者となるルールです。この「びじんとうひょう」という「げぇむ」では、勝者以外の4人はその度に1ポイント減点となっていき、減点が10ポイントになると「げぇむおぉばぁ」として殺されてしまうというものです。

例として、全員が選んだ数字の合計の数字の平均値が50だとすると、50に0.8をかけた40に最も近い数字を選んだ人が勝者となり、他の4人は1ポイント減点となるものです。この、ダイヤのキングの「げぇむ」・「びじんとうひょう」についてのルールを聞き、「ぷれいやぁ」のダイモンこと大門妃納子は「心理戦じゃないの」「知能を競うダイヤのゲームにふさわしくない」とクレームをつけていました。

しかし、ダイモンこと大門妃納子のクレームを聞いたチシヤこと苣屋駿太はダイモンこと大門妃納子に、「あらゆる知能戦も相手の手を読み合う心理戦だよ」「ただし読むのは、相手の『心理』ではなく『合理』だけど」と告げました。なんとも言えない空気感の中、ダイヤのキングの「げぇむ」・「びじんとうひょう」がスタートしました。

ダイヤのキングの「げぇむ」・「びじんとうひょう」は0から100の中で好きな数字を選べることから、単純に計算すると、平均値は50となり、それに0.8を掛けた40が数字となります。しかし、「ぷれいやぁ」たちが全員、この計算を予想して40を選び、平均値が40になると、0.8倍した数字は32になります。また、この計算を予想して32を全員のぷれいやぁ達が選ぶと、さらに数字は小さくなっていってしまいます。

少々複雑なルールのように思えるダイヤのキングの「びじんとうひょう」ですが、チシヤこと苣屋駿太がダイモンこと大門妃納子に、「相手の『心理』ではなく『合理』を読むものだ」といった通り、どこまで他の「ぷれいやぁ」達の合理を読めるかを試す「げぇむ」です。「ぷれいやぁ」達は「びじんとうひょう」を繰り返していくと、そのうち全員が0を選ぶことに気づいてしまいました。

実際に、「げぇむ」4回戦になると数字は1.12となり、0に近づいていきました。しかし「ぷれいやぁ」全員が0を選んでしまうと全員が勝者となり、ポイントは動かないまま「げぇむ」は終息を見せず、どうするのかと「ぷれいやぁ」達が心配する中、チシヤこと苣屋駿太はクズリューこと九頭龍慧一に「アンタが計りたがっているものがわかってきたよ」と話しかけました。

そして続く5回戦にて、チシヤこと苣屋駿太は100を選び、0が最善の選択だとわかっていなかったダイモンこと大門妃納子が1を選んで勝者となりました。ちなみに、「びじんとうひょう」では、5人の「ぷれいやぁ」が100を選んだとしても、平均的なの数字は80になるので、80以上の数字を選ぶメリットは0です。それでいて、100を選んだチシヤこと苣屋駿太に、「ぷれいやぁ」達は驚きを隠せない様子でした。

しかし、己の命にさえ価値を見出せないチシヤこと苣屋駿太は「ブッ壊してみたくなっちゃった。これも1つの限定合理性ってヤツ?」と言い、笑いました。続く6回戦ではダイモンこと大門妃納子が100を選び、これまで順調に0に近づいていた数字は、段々と読みづらくなっていきました。クズリューこと九頭龍慧一箱のような展開に進むことを予想していたようです。

クズリューこと九頭龍慧一がダイヤのキングの「びじんとうひょう」を統括していたのは、この「げぇむ」では、自己犠牲でしか崩せないことや、それに応じる「ぷれいやぁ」がいなければ、最初の犠牲者も救われないことを理解していました。そして、命懸けの「げぇむ」でも利他心はあるのか、本当に命は尊いのかということを見出そうとしてたようです。

「ぷれいやぁ」達は命を落としていき、最終的にはクズリューこと九頭龍慧一とチシヤこと苣屋駿太のバトルとなりました。チシヤこと苣屋駿太はこれまでのクズリューこと九頭龍慧一の発言や行動から、クズリューこと九頭龍慧一はかつて「げぇむ」が行われた時の生き残った「元ぷれいやぁ」であり、元の世界に戻れる可能性を捨てて自ら今際の国の国民になったのではないかということまで予想していました。

このチシヤこと苣屋駿太の読みは当たっており、クズリューこと九頭龍慧一はかつて「げぇむ」が行われた時の生き残った「元ぷれいやぁ」であり、自分から今際の国の国民になることを望んでいました。そんなクズリューこと九頭龍慧一に対し、チシヤこと苣屋駿太は「なぜ今際の国の国民になったのか」聞き出しました。

そこでクズリューこと九頭龍慧一は、チシヤこと苣屋駿太に「世界の裏側を、自分の眼でみたことがあるか?」と問い詰めました。そして、クズリューこと九頭龍慧一は「弁護士として永い間、人命軽視のはびこる現実世界の裏側を見続けるうちに…わからなくなったんだ…命の価値が。」と、告白しました。このことから、クズリューこと九頭龍慧一は「びじんとうひょう」で命の価値を見出そうとしていたようです。

ネタバレ解説②ダイヤのキングの結末

『今際の国のアリス』のダイヤのキングをネタバレ解説2つめは、『ダイヤのキングの結末』です。ダイヤのキング・「びじんとうひょう」で命の価値を見出そうとしていたクズリューこと九頭龍慧一に対し、チシヤこと苣屋駿太は「人の命に興味が持てないオレと、自分の命にすら価値を見出せないアンタとで、底辺の決着をつけようか」と発言し、「げぇむ」を再開しました。

ここで「びじんとうひょう」にはルールが追加・変更され、0を選択した者がいる場合は100を選択した者が勝利するというルールと、制限時間が1分から5分に伸びました。公平さを求めようとするクズリューこと九頭龍慧一に対し、チシヤこと苣屋駿太は「何がアンタをそこまでさせるのかな?」と質問しました。

するとクズリューこと九頭龍慧一は、「1億円の手術で難病の我が子を助けたい両親の訴えを美談と称し、多額の寄付をする一方で100円の予防注射で地球の裏にいる子供を救えるキャンペーンには目もくれない…この命の差は?」「救うに値する命とそうでない命はメディア次第…ただ、それだけのことなのか?」と、ぽつりとつぶやきました。

この発言に対し、チシヤこと苣屋駿太は「仮にその1億円で100円の予防注射を100万本用意できたとして、どの100万人を救うの?1000万人がその注射を待ってたら、どの100万人を救うんだい?」「皆は救えない。やっぱり、平等にってのは無理なんじゃない?それとも、アンタには決められるってのかい?」と、逆に質問しかえしました。

「びじんとうひょう」で命の価値を見出そうとしていたクズリューこと九頭龍慧一は、チシヤこと苣屋駿太からの質問でますます命の価値がわからなくなってしまい、「私にはもう、何を決めればいいのかもわからない」と力なく吐きました。すると、チシヤこと苣屋駿太は「つまりアンタは…命の価値がわからないんじゃなく、命の価値を自分で決められない」と、痛いところをつきました。

さらに「平等だなんだと拘って本当はアンタが一番人の命に優劣をつけたがってるんじゃないのか?」とクズリューこと九頭龍慧一に問いかけましたが、図星だったのか、クズリューこと九頭龍慧一は黙り込んでしまいました。そんなクズリューこと九頭龍慧一を見かねたチシヤこと苣屋駿太は、自分が100を選択したタブレットをクズリューこと九頭龍慧一に見せました。

そして、「ここに死に向かって突き進む命がある。この命に価値があるのか、ないのか?アンタが自分で決めてみなよ」と発言しました。この時点でチシヤこと苣屋駿太は9ポイントの減点だったため、クズリューこと九頭龍慧一が0以外を選ぶと、チシヤこと苣屋駿太が死亡してしまいます。クズリューこと九頭龍慧一は公平に決着をつけようとし、0を選択して勝者となりました。

その後もチシヤこと苣屋駿太は同じことを繰り返し、クズリューこと九頭龍慧一とチシヤこと苣屋駿太は同点の9ポイント減点になりました。自分の命にすら関心を持てないチシヤこと苣屋駿太と、命に関心を持ちすぎたクズリューこと九頭龍慧一のバトルとして、チシヤこと苣屋駿太は、クズリューこと九頭龍慧一が最後に押す数字を知りたいが故に、自分が100を選択したタブレットを再度見せました。

そこで、クズリューこと九頭龍慧は、自分自身が決めるべきことは命の価値ではなく、どのようにいきてどのように死にたいのかという自分の理想を持つことだと考え、制限時間ギリギリに、0と1両方を同時に押しました。チシヤこと苣屋駿太は、クズリューこと九頭龍慧一が『命の価値を自分では決めない』選択をしたことに気づきました。

結果、クズリューこと九頭龍慧一は0を選んだこととなりました。全く命に関心が持てないチシヤこと苣屋駿太と、命に関心を持ちすぎたクズリューこと九頭龍慧一の対決は、チシヤこと苣屋駿太の勝利で結末を迎えました。

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今際の国のアリスのダイヤのジャックとクイーンはあった?

『今際の国のアリス』・ダイヤのキングのルールや結末などのネタバレ解説についてチェックできたところで、次に気になるのが、知識や閃きを試される頭脳戦の『知能型』・ダイヤの「げぇむ」として、ジャックやクイーンは存在したのかということです。

ダイヤのジャックとクイーンの「げぇむ」は存在したのでしょうか?また、ダイヤのジャックとクイーンが存在した場合、一体どのようなルールや結末は一体どのようなものだったのでしょうか?お次は、『今際の国のアリス』・ダイヤのジャックやクイーンの有無や、ルールや結末などのネタバレ解説をチェックしていきましょう。

ダイヤのジャックはあった?

まずは、『今際の国のアリス』・ダイヤのジャックは存在しており、チシヤがダイヤのキングの「げぇむ」に参加する前に行った「げぇむ」です。そんなダイヤのジャックのルールや結末などのネタバレ解説をチェックしていきましょう。ダイヤのジャックの「げぇむ」は、「まぁじゃん」というものでした。そんなダイヤのジャックのルールは、4人で麻雀を行い、1着のみがクリアし、2着以下は「げぇむおぉばぁ」となります。

ダイヤのジャックの「げぇむ」は、上記のシンプルなルールに加え、暴力団代打ちであった経験を持つダイヤのジャックに有利となる関西ローカルの特殊ルールが混ぜられていました。「ぷれいやぁ」たちが苦戦しながらも、頭脳戦が得意なチシヤは1着につけながら最終局面を迎えました。

そして、チシヤが親の巡で、ダイヤのジャックがリーチをする展開となり、役によってはダイヤのジャックが逆転できるという状況へと展開していきました。その際、ダイヤのジャックもチシヤも1着を目指し、策略を立てていきました。

ダイヤのジャックは自身が有利となる関西ローカルの特殊ルールによって思うような牌が来ず、この場を流して次に持ち越そうとしましたが、他の「ぷれいやぁ」がダイヤのジャックから国士無双という高得点高難度の役を直撃され、ダイヤのジャックはチシヤを上回れず、ダイヤのジャック戦・「まぁじゃん」ではチシヤの勝利となりました。

ダイヤのクイーンはあった?

『今際の国のアリス』・ダイヤのクイーンの有無についてですが、ダイヤのクイーンは「げぇむ」として存在しており、初日に他の「ぷれいやぁ」達がクリアしていたことが後に明かされました。そんなダイヤのクイーンの「げぇむ」をクリアしていたのはアン達だったことがのちにわかりました。アンたちは、「ねくすとすてぇじ」開催してすぐに、スペードのキングの襲撃にあったことでアリス達とはぐれてしまいました。

その後、アン達はダイヤのクイーンの「げぇむ」をクリアしていたようです。しかし、ダイヤのクイーンのルールや「げぇむ」の内容は詳しく明かされていません。そのため、ダイヤのクイーンの「げぇむ」内容がどのようなものだったのか、ダイヤのクイーンの「げぇむ」についてサイドストーリーなどで描かれることを期待する読者も多いようです。

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今際の国のアリスのダイヤの6と4のゲームをネタバレ解説

ダイヤのジャックとクイーンの「げぇむ」についてのネタバレ解説がチェックできたところで、続いてダイヤの6と4の「げぇむ」はどんなルールや結末だったのだったのでしょうか?お次は、『今際の国のアリス』・ダイヤの6と4のルールや結末などのネタバレ解説をチェックしていきましょう。

ネタバレ解説①ダイヤの4のゲーム

『今際の国のアリス』のダイヤの6と4のゲームをネタバレ解説1つめは、『ダイヤの4のゲーム』です。ダイヤの4の「げぇむ」は、『でんきゅう』という「げぇむ」でした。「でんきゅう」は、部屋には電球が1つ、ドアを挟んだもう1つの部屋にスイッチが3つあり電球がつくスイッチは1つだけがおかれています。

そんな中、ドアが閉じている状態では何度でもスイッチを押せるものの、ドアが開いている状態でスイッチを押せるのは1度だけしかできないというルールが定められていました。また、解答権は1度のみとなっており、部屋には時間が進むにつれ、水が溜められていき、水面が高圧電線に触れると全員が感電死してしまうという恐怖が待ち受けていました。

水位が増していく焦りと、このまま正解しなければ全員が感電死してしまうという恐怖から、「ぷれいやぁ」達は焦っていましたが、参加者であるアンは冷静に他「ぷれいやぁ」達を見つめていました。「ぷれいやぁ」達はまず、ドアを閉めた状態でAのスイッチを押してしばらく待ちました。その途中、アンはドアを開けた状態でBのスイッチを押してしまいました。

しかしBの電球はつかず、AかCを運任せで選ぶ展開になってしまい、「ぷれいやぁ」達は絶望していました。しかし、アンは「Aの電球を手で触って熱くなっていればさっきまでついていたAが正解、冷たければCが正解」と正解を導き、見事全員で生き残ることができました。

ネタバレ解説②ダイヤの6のゲーム

『今際の国のアリス』のダイヤの6と4のゲームをネタバレ解説2つめは、『ダイヤの6のゲーム』です。ダイヤの6の「げぇむ」は、『ぶらっくじゃっく』という「げぇむ」でした。「ぶらっくじゃっく」は、チシヤが今際の国にやってきて初めて参加した「げぇむ」として描かれました。

「ぶらっくじゃっく」のルールは、トランプゲーム・ブラックジャックと同じルールであり、チップを賭けてトランプの数字で21以内で最も近い数字を作った人の勝利というものです。また、制限時間は1時間であり、参加者5人の中で最後まで勝ち残ることがクリア条件というものでした。ちなみに、不正なチップのやり取りと不正な制裁は禁止されています。

チップの数は今際の国における滞在可能日数とされている『びざ』によって決められています。「びざ」は1時間1枚で、今際の国にきたばかりのチシヤはチップが5枚しかない状態で「げぇむ」がスタートしました。ブラックジャックのルールもよくわかっていないチシヤでしたが、頭脳戦が得意であることを生かし、どんどんチップを増やしていきました。

そんな中、「ぷれいやぁ」達の不正な制裁や明らかなイカサマなどが相次ぎ、どんどん殺されていってしまいました。そして最後はチシヤとおばあさんの一騎打ちとなりましたが、運任せの勝負で最終的にはチシヤが勝利しました。

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今際の国のアリスのダイヤのキングの実写ドラマキャスト

『Netflix』にて2020年12月10日よりシーズン1が配信され、2022年12月22日よりシーズン2が配信された『今際の国のアリス』の実写ドラマですが、そんな実写ドラマ版の『今際の国のアリス』にて、ダイヤのキング役を演じたキャストはどんな方だったのでしょうか?お次は、実写ドラマ版の『今際の国のアリス』にて、ダイヤのキング役を演じたキャストのプロフィールや主な出演作品などについてチェックしてみましょう。

阿部力のプロフィール

  • 別名義:李振冬(リー ジェンドン / Lǐ Zhèndōng)
  • 生年月日:1982年2月13日(41歳)
  • 出生地:中国・黒竜江省
  • 国籍:日本
  • 民族:中国系日本人
  • 身長:175cm
  • 血液型:A型
  • ジャンル:映画、テレビドラマ
  • 活動期間:2000年〜
  • 事務所:ホリプロ

『今際の国のアリス』・ダイヤのキングの実写ドラマキャストを演じた阿部力は、中国人の父と日中ハーフの母親のもとに中国黒竜江省で生まれました。1991年、9歳で日本に移住し、その後日本に帰化しています。2000年、18歳で北京電影学院にて1年研修し、在学中に映画『人民公廁(PUBLIC TOILET)』の主演に抜擢されました。

阿部力の主な出演作品

『今際の国のアリス』・ダイヤのキングの実写ドラマキャストを演じた阿部力の主な出演作品は、テレビドラマ・『花より男子』シリーズの美作あきらや、『記憶の証明』の蕭憶、『恋空』の福原優、映画・『暗殺教室〜卒業編〜』のレッドアイ、『仮面ライダー1号』のウルガなどが挙げられます。

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今際の国のアリスのダイヤのキングの登場人物

『今際の国のアリス』の世界で、知識や閃きを試されるダイヤの「げぇむ」。そんなダイヤのキングに登場するキャラクターたちとは一体どのような人物なのでしょうか?お次は、『今際の国のアリス』・ダイヤのキングに登場するキャラクターたちについて一覧でネタバレ解説していきます。

登場人物①九頭龍慧一

『今際の国のアリス』のダイヤのキングの登場人物1人目は、『九頭龍慧一』です。クズリューこと九頭龍慧一は、ダイヤのキングを名乗る国民です。そんな九頭龍慧一は国際弁護士で、「ふぁあすとすてぇじ」を乗り越えた猛者「ぷれいやぁ」達の思考や不測の事態でさえ容易に計算に組み込む驚異的な頭脳の持ち主でもあります。

九頭龍慧一は、かつては『命の価値は平等』という理想に燃えて弱者救済に尽力していましたが、あることによって無力感に包まれてしまいました。そんな九頭龍慧一の得意ジャンルはダイヤで、企画する「げぇむ」では、九頭龍慧一自身の信念を反映してか偏執的な程に公平さが重視されています。

登場人物②苣屋駿太郎

『今際の国のアリス』のダイヤのキングの登場人物2人目は、『苣屋駿太郎』です。チシヤこと苣屋駿太郎は、医大生であり、特別編「ダイヤの6」及び「ダイヤのキング」の主人公です。そんな苣屋駿太郎は、他人の命はもちろんのこと、己の命にさえ価値を見出せず、他人を利用したり死に至らしめることに全く罪悪感を感じない人物です。

頭脳が優れている苣屋駿太郎は、今際の国を皆がよく知る童話の世界と称し、著者のニーズに答えられる人物こそが、この世界を生き抜くことができると考えています。苣屋駿太郎は「おにごっこ」でアリスたちに目をつけ、「まじょがり」開催前後に、アリスを自分の目的のために利用して裏切りましたが、歪な環境でも思考を失わないアリスに興味を抱くようになりました。

登場人物③飛鳥馬尚

『今際の国のアリス』のダイヤのキングの登場人物3人目は、『飛鳥馬尚』です。アスマこと飛鳥馬尚は、特別編「ダイヤの6」登場した、証券マンの男性であり、「びじんとうひょう」に参加した「ぷれいやぁ」です。経済学に精通しています。

そんな飛鳥馬尚は、クズリューこと九頭龍慧一の正確な読みや、チシヤこと苣屋駿太郎・ダイモンこと大門妃納子のイレギュラーな行動に翻弄されてしまい、結局何もできないまま「げぇむおおばぁ」となってしまいました。

登場人物④弥重勉三

『今際の国のアリス』のダイヤのキングの登場人物4人目は、『弥重勉三』です。ベンゾーこと弥重勉三は、特別編「ダイヤのキング」に登場した数学者の老人男性であり、「びじんとうひょう」に参加した「ぷれいやぁ」です。弥重勉三は「ダイヤのキング」退治は自分の頭脳一つで充分だと豪語していましたが、チシヤこと苣屋駿太郎からは「頭がよすぎるから、バカの合理性はわからない」と発言されていました。

アスマこと飛鳥馬尚と同様にベンゾーこと弥重勉三は、クズリューこと九頭龍慧一の正確な読みや、チシヤこと苣屋駿太郎・ダイモンこと大門妃納子のイレギュラーな行動に翻弄されてしまい、結局何もできないまま「げぇむおおばぁ」となってしまいました。

登場人物⑤大門妃納子

『今際の国のアリス』のダイヤのキングの登場人物5人目は、『大門妃納子』です。ダイモンこと大門妃納子は、特別編「ダイヤのキング」に登場した闇金業者の女性であり、「びじんとうひょう」に参加した「ぷれいやぁ」です。ダイモンこと大門妃納子は、アスマこと飛鳥馬尚やベンゾーこと弥重勉三とは違って計算能力や知識には乏しいが頭の回転の速さを武器としています。

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今際の国のアリスのダイヤのキングに関する感想や評価

『今際の国のアリス』・ダイヤのキングでは、知識や閃きが重要となる「げぇむ」が行われましたが、そんなダイヤのキングに対して世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか?最後に、『今際の国のアリス』・ダイヤのキングに対する世間の方々の感想や評価をチェックしてみましょう。

『今際の国のアリス』・ダイヤのキングは、原作漫画はもちろんのこと、実写ドラマ版でも最高の出来だと絶賛されていました。その理由は、ひらめきや知識が必要となるダイヤ戦で命についての討論や殺害方法もしっかりと描かれていたことが大きい様でした。

『今際の国のアリス』・ダイヤのキングといえば、知識や閃きを試される頭脳戦の『知能型』最上級の難易度とされていることから、読者の中にはそのルールが難しすぎて、自身が参加しているわけではないのに泣きそうになったという方もいました。

『今際の国のアリス』・ダイヤのキングでは、知識や閃きを試される頭脳戦の『知能型』最上級の難易度ということもあり、多くの読者がその結末に興味や関心を寄せていました。しかし、最終的には『命の価値を自分では決めない』選択でクズリューこと九頭龍慧一が負けたという結末に少しモヤモヤしてしまった方もいるようでした。

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今際の国のアリスのダイヤのキングまとめ

『今際の国のアリス』・ダイヤのキングについてのネタバレ解説まとめを今回はご紹介しました。まず、ダイヤのジャックとクイーンの「げぇむ」も存在はするものの、しっかりと描かれたのはジャックのみで、クイーンはアン達がクリアしたという結末のみしか明かされていませんでした。

気になるダイヤのキング戦については、「びじんとうひょう」という「げぇむ」で、最終的には統括しているクズリューこと九頭龍慧一とチシヤこと苣屋駿太の一騎打ちとなり、チシヤこと苣屋駿太が勝利しました。そんなダイヤのキング戦は、『今際の国のアリス』の中でも特に設定が寝られているバトルであることから、読者からの評価が高いので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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